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Yamareco

記録ID: 855851
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

アカヤシオを見に西上州の毛無岩へ

2016年04月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:23
距離
7.3km
登り
827m
下り
811m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:06
休憩
0:15
合計
4:21
7:27
102
9:09
9:12
39
相沢越
9:51
10:03
102
11:45
11:45
3
11:48
駐車地
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
沢コースは途中で崩落個所があり、不明瞭な箇所があるとあったので、地形図を眺めながら、少し気を使って歩いてみました。途中で沢を何度か渡渉する箇所があります。それでも沢以外では踏み跡があり、古いテープが終始貼られていたので、それほど分りづらいということはありませんでした。それでも崩落個所はやはり荒れていて歩きづらい部分もありました。
相沢越から毛無岩の東側のコルまでは、高所で怖さを感じないのであれば問題ないと思いますが、一歩足でも踏み外したら、大けがでは済まない箇所もありますから、慎重に。
コルから尾根コースは、技術的には特に難しいと思われるところはありませんでしたが、尾根から外れる箇所と、沢に出てから少しまちがえてしまいました。

今回の周回コースは山と高原地図では全て破線ルートとなっており、特に沢コースでは山と高原地図は、地図として役に立たないと思われますので、いずれにしても地形図を見て現在地を確かめながら歩いたほうがよいと思います。
駐車場がよく分からなかったので、バス停の手前の広いスペースに停めて出発
駐車場がよく分からなかったので、バス停の手前の広いスペースに停めて出発
しばらく進むと鉄橋を渡る男女のハイカーが見えた。私が進む沢コースではなく尾根コースを進まれるようだ。じきに道馬神社を通過する。
しばらく進むと鉄橋を渡る男女のハイカーが見えた。私が進む沢コースではなく尾根コースを進まれるようだ。じきに道馬神社を通過する。
道場川の右岸を進み取水場のような施設の横を抜ける。この時には沢沿いを歩くものと思い込んでおり、道に間違っているのではと疑心暗鬼に歩いていた。
道場川の右岸を進み取水場のような施設の横を抜ける。この時には沢沿いを歩くものと思い込んでおり、道に間違っているのではと疑心暗鬼に歩いていた。
前橋山遊会の登山口を示す標識を見て安心する。この後も4〜5回ほどこの標識が登場する。
前橋山遊会の登山口を示す標識を見て安心する。この後も4〜5回ほどこの標識が登場する。
道場川の砂防ダムを高巻ながら進むと、じきに沢へ下りて左岸へ渡渉する。沢を何度か渡る。古い赤テープが所々で見られる。それなりに踏み跡もあり、それに従う。
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道場川の砂防ダムを高巻ながら進むと、じきに沢へ下りて左岸へ渡渉する。沢を何度か渡る。古い赤テープが所々で見られる。それなりに踏み跡もあり、それに従う。
この滝は。。。
どちらの斜面を巻いたのか忘れた。。。
2
この滝は。。。
どちらの斜面を巻いたのか忘れた。。。
沢から離れて新緑の中を進みます。この辺りから山ツツジが見られるようになる。
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沢から離れて新緑の中を進みます。この辺りから山ツツジが見られるようになる。
植林の中でヒトリシズカの群生地があった。
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植林の中でヒトリシズカの群生地があった。
中身のない看板。何が記載されていたのか気になるなぁ(笑)
中身のない看板。何が記載されていたのか気になるなぁ(笑)
また沢へ出た。
お!山遊会の標識を見つけた。
お!山遊会の標識を見つけた。
矢印の向きが逆かと思った。2つ目だったか、この標識のところの先が二股になっています。
矢印の向きが逆かと思った。2つ目だったか、この標識のところの先が二股になっています。
右側の沢へ進む。見上げると造林小屋が見えた。
右側の沢へ進む。見上げると造林小屋が見えた。
台風で崩落したという現場はこの辺りのようだ。強引に斜面に登って巻こうかとも思ったけど巻かないで沢をそのまま登り進む。
台風で崩落したという現場はこの辺りのようだ。強引に斜面に登って巻こうかとも思ったけど巻かないで沢をそのまま登り進む。
お!また標識を発見。
お!また標識を発見。
この先は巨大な岸壁が立ち塞がっており、それを右に高巻くための案内でした。
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この先は巨大な岸壁が立ち塞がっており、それを右に高巻くための案内でした。
沢以外は踏み跡があり、テープも続きます。
沢以外は踏み跡があり、テープも続きます。
沢を離れ幅広い斜面を進むようになると、ハシリドコロが見られるようになる。
沢を離れ幅広い斜面を進むようになると、ハシリドコロが見られるようになる。
すごい年代物の十六茶の空き缶。賞味期限は1996年でした。。
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すごい年代物の十六茶の空き缶。賞味期限は1996年でした。。
植林を離れ明るい樹林帯にでると相沢越の稜線が見えた。
植林を離れ明るい樹林帯にでると相沢越の稜線が見えた。
左には聳え立つイデミ峰の全貌が見える。
左には聳え立つイデミ峰の全貌が見える。
相沢越に到着。ここで少し休憩。この稜線上は風が吹き荒れていました。
帽子が飛ばされないように紐で縛ります。
相沢越に到着。ここで少し休憩。この稜線上は風が吹き荒れていました。
帽子が飛ばされないように紐で縛ります。
ここは毛無岩の巻き道との分岐。ここはもちろん直進し、毛無岩を目指します。
ここは毛無岩の巻き道との分岐。ここはもちろん直進し、毛無岩を目指します。
おお!今シーズン初めてのアカヤシオ!
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おお!今シーズン初めてのアカヤシオ!
やはり素晴らしい!
2
やはり素晴らしい!
ちょうど見ごろではなかろうか。ここまで登ってきた甲斐があります。
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ちょうど見ごろではなかろうか。ここまで登ってきた甲斐があります。
日陰になった足元には霜が降りてました。
風に気を付けながら、さらに上を目指します。
日陰になった足元には霜が降りてました。
風に気を付けながら、さらに上を目指します。
お!毛無岩のお出ましです。
2
お!毛無岩のお出ましです。
写真では伝わりませんが、すごい迫力!あの縁を登るのか!!
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写真では伝わりませんが、すごい迫力!あの縁を登るのか!!
あんなところにハイカーが立っているぞ!怖っ!
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あんなところにハイカーが立っているぞ!怖っ!
だんだんと近づいてきましたよ。
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だんだんと近づいてきましたよ。
さぁ、本日のハイライト。風が強くてプレッシャーが掛かります。高所恐怖症の私は、左右を眺める余裕はありませんでした(^_^;)
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さぁ、本日のハイライト。風が強くてプレッシャーが掛かります。高所恐怖症の私は、左右を眺める余裕はありませんでした(^_^;)
とうとう付きましたよ!360度の展望が広がります。しかし、埼玉方面の山しか分らない。。。
とうとう付きましたよ!360度の展望が広がります。しかし、埼玉方面の山しか分らない。。。
先ほど通過したピークとその奥には浅間山が見えます。
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先ほど通過したピークとその奥には浅間山が見えます。
西の奥に見えるのは八ヶ岳か?よく分からないが、左端は赤岳のような気がします。
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西の奥に見えるのは八ヶ岳か?よく分からないが、左端は赤岳のような気がします。
こちらは北方面。見える山の名前はさっぱり分りません(^_^;)
奥に雪の掛かった山が見えるが、谷川岳あたりでしょうか。
こちらは北方面。見える山の名前はさっぱり分りません(^_^;)
奥に雪の掛かった山が見えるが、谷川岳あたりでしょうか。
あ!あの真っ平らの台地はテーブルマウンテンの異名をもつ荒船山。
あ!あの真っ平らの台地はテーブルマウンテンの異名をもつ荒船山。
山頂部は風が強くて足がすくみ、移動するのもままなりません。
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山頂部は風が強くて足がすくみ、移動するのもままなりません。
岩に留めてある山名板。
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岩に留めてある山名板。
お!あのゴツゴツした山は分かりますねぇ。
右側が表妙義で左側が裏妙義の山並みでしょう。本当は今日は裏妙義も候補になっていましたが、毛無岩も大満足です。
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お!あのゴツゴツした山は分かりますねぇ。
右側が表妙義で左側が裏妙義の山並みでしょう。本当は今日は裏妙義も候補になっていましたが、毛無岩も大満足です。
表妙義だと思いますが、山の見当が付きません。、
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表妙義だと思いますが、山の見当が付きません。、
こちらは裏妙義でしょう。
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こちらは裏妙義でしょう。
そして、南側には地元埼玉の山並みが見渡せる。左のギザギザは両神山でしょう。それに三宝山も遠望できます。
山頂にはハーネスを付けた男女のハイカーさんが休まれていました。
そして、南側には地元埼玉の山並みが見渡せる。左のギザギザは両神山でしょう。それに三宝山も遠望できます。
山頂にはハーネスを付けた男女のハイカーさんが休まれていました。
中央左寄りに道場の集落が見える。画像中央の谷が登ってきた沢コースのようです。
中央左寄りに道場の集落が見える。画像中央の谷が登ってきた沢コースのようです。
山頂で展望を楽しみ、風も強いので早々に立ち去ります。山頂直下の下りは急すぎで注意が必要です。途中で足を滑らせてこけたのは想定の範囲内でしたが、こけた拍子に飲料用のボトルを落とした計算外。滑落を注意して回収するのが大変でした(^_^;)
山頂で展望を楽しみ、風も強いので早々に立ち去ります。山頂直下の下りは急すぎで注意が必要です。途中で足を滑らせてこけたのは想定の範囲内でしたが、こけた拍子に飲料用のボトルを落とした計算外。滑落を注意して回収するのが大変でした(^_^;)
毛無岩の東側のコルに出ました。ここから斜面を下って行きます。
毛無岩の東側のコルに出ました。ここから斜面を下って行きます。
しばらくは巻きながら下ります。
しばらくは巻きながら下ります。
この辺りが山と高原地図で危険なハシゴ、岩場となっている場所のようですが、ハシゴがない代わりにトラロープがあった。
この辺りが山と高原地図で危険なハシゴ、岩場となっている場所のようですが、ハシゴがない代わりにトラロープがあった。
いつのまにか周囲にはミツバツツジが目立つようになる。
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いつのまにか周囲にはミツバツツジが目立つようになる。
桜も咲いており、山に彩りを与えている。
桜も咲いており、山に彩りを与えている。
ツツジには癒されます。
ツツジには癒されます。
ふと横を見るとこんな斜面が。。
ふと横を見るとこんな斜面が。。
ここがナイフエッジと記載されている場所のようです。両サイドは切れ落ち、意外と怖かった。
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ここがナイフエッジと記載されている場所のようです。両サイドは切れ落ち、意外と怖かった。
ミツバツツジが見られなくなると、次は山ツツジが現れますが、まだ蕾が多い。
ミツバツツジが見られなくなると、次は山ツツジが現れますが、まだ蕾が多い。
新緑の尾根歩きは楽しいですねぇ。
新緑の尾根歩きは楽しいですねぇ。
ここで尾根から離れます。画像中央にある境界杭まで行ってはいけません。
ここで尾根から離れます。画像中央にある境界杭まで行ってはいけません。
九十九折に下ると次第に周囲は植林に覆われるようになります。
九十九折に下ると次第に周囲は植林に覆われるようになります。
しばらく下ると沢の音が聞こえ、やがて沢に出ます。
しばらく下ると沢の音が聞こえ、やがて沢に出ます。
部分的に沢を下ります。ここでちょっと考えてしまいました。
部分的に沢を下ります。ここでちょっと考えてしまいました。
砂防ダムが見えてきました。ここまでくればあと僅か。
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砂防ダムが見えてきました。ここまでくればあと僅か。
舗装路に出ると、犬が吠えながら、私の所へやって来た。ちょっとビビったが、飼い主曰く、鈴の音に反応するということだったので、鈴を外したけど、それでも吠えられた(^_^;)
舗装路に出ると、犬が吠えながら、私の所へやって来た。ちょっとビビったが、飼い主曰く、鈴の音に反応するということだったので、鈴を外したけど、それでも吠えられた(^_^;)
そして、下山後は、藪岩魂に紹介されていた南牧村の井上うどんさんの鍋焼きうどんをいただいた。美味しかった。最高です。しかし、これで550円ですよ(^_^)
2016年04月30日 12:31撮影 by  iPhone 6, Apple
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4/30 12:31
そして、下山後は、藪岩魂に紹介されていた南牧村の井上うどんさんの鍋焼きうどんをいただいた。美味しかった。最高です。しかし、これで550円ですよ(^_^)
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

感想

今日は裏妙義にするか、毛無岩にするか前日の夜中まで迷ったが、毛無岩にして正解だったかもしれない。
何しろ、楽しみにしていたアカヤシオがまさに見頃を迎えていたから。今シーズン初のアカヤシオにはテンションが上がった。それ以外にも標高の違いでミツバツツジ、山ツツジ、新緑も楽しめた。
毛無岩の稜線は風が強かったが、雲もなく360度広がる展望に、西上州独特の岩峰は目をみはるものがある。表妙義や裏妙義、それに荒船山は分かったが、それ以外はさっぱりだった。以前登った碧岩や大岩も分からず。
しかし、ここならでの景観は最高だった。
滝を楽しみながらの沢コース、そしてアカヤシオが咲き誇る景観抜群の毛無岩の稜線歩き、それからツツジや桜咲く尾根道と、おいしい要素が詰まった面白いルートだった。
毛無岩は藪岩魂で中級の山と紹介されてから気になっていたが、GWにしては人も少なく静かな山歩きが楽しめたのもなおよかった。

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