GW山行その1 倶留尊山(くろそやま)でイワカガミを観察する
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 467m
- 下り
- 452m
コースタイム
天候 | 曇り 風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二本ボソから先に行くためには入山料金500円がかかる。 |
その他周辺情報 | お亀の湯 ナトリウムー炭酸水素塩泉 けっこう濃い、体全体ぬるぬるになる。湧泉量やpHなどの表示はなかったが、結構高いと思われる。 |
写真
感想
GWは基本遠征である。で、今回のGWは山行予定日が少ない。4月29日と30日。5月3・4・5日のみだ。それ以外は別の予定が入っている。そして、どうやら後半の三連休には低気圧がやってきて大荒れになるらしいので、ますます山行予定日が少なくなる・・・とぼやいても仕方がない。行ける日に、楽しめる山行をするのみだ。
というわけで、前半は西の方に出没してきた。前日が雨で止むのは西の方が早いと踏んだことからである。最初は藤原岳を考えていたが、雨の後はヒルが出るという情報を得て、この山に急きょ変えた(この山のヒル情報を検索したがヒットしなかった)。また、この山にはもうイワカガミが咲いているという情報もあって、それを楽しみに前日から車を走らせた。
新しい新東名(浜松いなさ〜豊田)へ、結構路肩が狭いところがあり少々スピードをおさえ目にして走行し、岡崎SAで車中泊、朝から伊勢湾岸、東名阪、名阪国道を走りここにたどり着いた。10時近かった、しかしコースタイムは短めなので午前中にたどり着ければよいと思っていたので許容範囲内である。
いそいそと準備をして登り始める。ここは、第三期に活動した火山の跡で、独特の地形がみられるところだ。そして秋はススキがきれいである。まだ早春のようなお亀池、カエルの鳴き声がひっきりなしに聞こえてきていた。家族連れ、山菜取りの人たちが結構多いが尾根に向けて登っている人たちもそこそこいた。関西の人たちにとっては気軽に登りに来ることができる山なのであろう、スミレを撮りながら稜線にたどり着く。
稜線は暴風が吹いていた、低気圧通過後の寒気である。北海道などは雪の予報が出ていた。耐風姿勢をとるとまでは行かないが、稜線を着実と登っていく。
林の中に入るとすぐに小屋にたどり着く。倶留尊山は私有地なのだ。よって、入山料金500円を支払う。そうするともうすぐに二本ボソというピークである。
ここからは急降下・急上昇で倶留尊山であるが、イワカガミが結構咲いているので、写真撮影をしながらゆっくり移動する。急坂にはロープがあるので安全だ。土は濡れているがグリップは効く。
鞍部に降りたところで山頂からやってきた人に「これから先、イワカガミとシャクナゲがきれいですから楽しみに登ってね?」と話しかけられる、しかしイワカガミはむしろ二本ボソから鞍部までの区間の方が多かった。急坂をロープを頼りにして絶頂に達する。ああ、倶留尊山だ。おにぎりとお茶、そして風景を眺めるが知っている山はほとんどなかった、遠くに御在所らしきものが見えたような気がするがそれもはっきりしない。まあ、いいや、知らない山域に来たのだもの・・・。
あとは、戻るだけだ。二本ボソにある小屋の人にはなぜか「あんた、速いねえ」と言われ「そんなに速いかなあ?」と思うが、その後もこの地のことについて結構話した。
イワカガミを撮影し満足となった私は、最初反対側の道も行こうかと思ったが、その場合急坂を降りることになるかもと思い断念し、お亀池に戻ってきた。駐車場までカエルの鳴き声を聞きながらてくてく戻ってきた、なかなか良い1日だった。
その後、お風呂に入り、車を走らす。次の日の山行候補を絞り切れずに途中途中のPAで携帯片手に検索し、徐々に絞り結局飛騨高山の道の駅にたどり着いた。
結局、次の日にはこうなりました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-856240.html
(GW山行その2 位山⇔川上岳(かおれだけ)ピストン 樹氷の縦走路をゆく。)
コメント
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すいません・・・
まず山名の読み方から・・・「ぐるそんやま」ですか?
51番 の稜線、優雅ですね。
日本全国、色んな魅力にあふれてますね。
イワカガミもきれいですね。
今年は未だ見てません、拙者は。
最後は飛騨高山まで移動ですか
〆は下呂温泉でしょうか
隊長
yamabeeryuさん、コメントありがとうございます。
山名は「くろそやま」です。一応、日本三百名山に入っています。難読山名ですよね。春のイワカガミ、秋のススキが有名で関西圏の奥座敷という感じでしょうか。最初、飲み会でも話した通り藤原岳に行こうと思っていたのですが、ヒルの関係と、フクジュソウがもう終わっているので来年の3月に持ち越しになりました。
イワカガミ、とても素敵でした。また、色の濃さが異なる数種類が咲くのは鮮やかでした。これからもっと咲くのではないかと推測します。
その後、飛騨高山まで走りました。次の日の気温は0℃スタートでした。飛騨高山、寒かったです。(それでも半袖で歩いていましたが・・・)
夕刻までにレコを作ります、よろしかったら見てやってください。
aideieiでした。
aideieiさん お疲れ様でした、、三重県まで、、
美杉村って、結構好きな村で、山ばかりですが、南朝の拠点、北畠氏の本拠があったような、歴史感じさせる山村だったような
いいレコで、、イワカガミは、是非見たいです
昨日、イワカガミの蕾は見れましたが、、、
次の日も拝見させていただきます
でわ、、また むっ
muttyannさん、コメントありがとうございました。
なかなか遠かったですね。でも、個人的にはなかなか良いレコに仕上がったと思っています。この時期、イワカガミが咲いているのはどれだけの山域あるのでしょうか。その中からここを選び歩けた選択を、自分で自分を褒めてあげたいと思っています。そして、同じイワカガミでも色や形が違うんいいろいろ出会えたことがうれしかったです。
イワカガミ、本当に好きな花です。また、違う山で出会えるのではないかとおんぽっています。muttyannさんも、出会ってあげてください。
今回の山は、三重県・奈良県の県境で登山口は奈良県側であることを申し添えておきます。
aideieiでした!!
aiさん こんにちは
トンデモナイレコを作っていてコメント遅くなりました。
イワカガミ可愛いですね
40の子がaiさんの好みかぁ
500円払って気持ちが良い登山が出来ると思えば、私は安いと思います。
国有地の山も有料にすればいいと思うのは私だけでしょうか
hamburg
渋描き隊長様、コメントありがとうございます。
今回一番のイワカガミは、写真26番でしょうか。紅色への染まり具合といい、心をとらえられてしまいました。基本的に、大き目で鮮やかな個体が好きです。イワカガミが咲き始めている場所、結構あると思いますが、ここも有力です。
倶留尊山は私有地ということで地主さんが入山料金を取っています、まあ、保全ということを考えればありですね。ロープなども設置してあり気持ちよく登山ができました。
aideieiでした〜!!
aiさん、こん○×は(^o^)/ 遅コメ失礼です_(._.)_
GW前半の遠征は西に行かれたんですね。自分にとっては箱根以西のは全くといっていいほど知らないので、位置関係がです。
レコで景色を見ると、もステキですが、秋も綺麗なんだろうなぁ…と感じられますね
aiさんにとっては短いなので、2日目のウォーミングになりましたでしょうか といっては倶留尊山に失礼か
mamepapa
mamepapaさん、コメとありがとうございます。
そう、短めなので2日目のウォーミングアップかなと思っていたのですが、どうも右足首を知らず知らずにひねっていたようで・・・。
そして、このシリーズ、GW山行その6で完結するつもりですが、最後まで不安要素になりました。
この山、春のイワカガミ、秋のススキ両方楽しめるいい山だと思いました。
三重・奈良のあたりは三百名山がたくさんあります。来年のこの時期は何処に行こうか、もう迷っています。
aideieiでした。
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