飯豊山（御沢野営場往復）

2025年08月15日(金) 〜 2025年08月16日(土)

• GPS: 14:03
• 距離: 24.6km
• 登り: 2,246m
• 下り: 2,247m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:26

距離 8.3km 登り 1,372m 下り 167m

5:58 御沢野営場
6:07 6:10 御沢登山口
6:45 6:54 下十五里
7:10 7:16 中十五里
7:57 7:58 上十五里
8:26 8:32 笹平
8:50 横峰
9:12 9:17 峰秀水
9:29 9:31 地蔵山西分岐
10:07 剣ヶ峰
10:20 10:26 剣ヶ峰の水場
10:52 10:58 三国岳避難小屋(三国小屋)
11:40 11:41 七森
12:04 種蒔山
12:14 種蒔雪渓
12:20 切合・種蒔山分れ
12:24 切合小屋

2日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 1:23
• 合計: 8:00

距離 16.2km 登り 880m 下り 2,088m

4:20 切合小屋
4:50 4:51 草履塚
5:04 姥権現
5:10 御秘所
5:23 御前坂下
5:45 一ノ王子
5:51 5:53 本山小屋
6:06 6:16 飯豊山
6:27 6:33 本山小屋
6:41 一ノ王子
7:02 御前坂下
7:13 7:14 御秘所
7:17 姥権現
7:32 7:36 草履塚
7:54 8:18 切合小屋
8:24 切合・種蒔山分れ
8:32 種蒔雪渓
8:42 種蒔山
8:57 8:58 七森
9:33 9:49 三国岳避難小屋(三国小屋)
9:52 9:56 剣ヶ峰の水場
10:04 剣ヶ峰
10:30 10:31 地蔵山西分岐
10:39 10:43 峰秀水
10:57 10:58 横峰
11:10 笹平
11:25 11:30 上十五里
11:42 11:45 中十五里
11:52 下十五里
12:12 御沢登山口
12:20 御沢野営場
12:20 ゴール地点

天候

15日：スタートして1時間で雨が降り出し夕方まで雨
16日：夜中から朝は快晴。9時過ぎからガスがかかって眺望なし
両日とも下の方は蒸し暑く、下山時は汗だく…

アクセス

利用交通機関：

自家用車

喜多方市街から御沢野営場まで約30分。御沢野営場は夜間の出入りは禁止されていました。満車の場合は川入に駐車ですが、14日、15日とも駐車場は余裕ありでした

コース状況／危険箇所等

核心部は剣が峰でしょうか。岩場の急登は緊張感がありました（しかも登りは雨でしたので…）。また三国小屋から切合小屋の稜線も梯子があったり傾斜地があったりで緊張感がありました。
※関東や中部と違って岩場でもロープや鎖が少ないのは東北クオリティって、近くにいた登山者と笑っていました

その他周辺情報

一番近い飯豊の湯で汗を流し、会津のそばを堪能、休憩所で小一時間仮眠。
その後、喜多方市街に移動してお土産を購入、ソースかつで締めました。
帰りは渋滞もあって約6時間。さすがに飯豊山は遠かった…。

写真

8/15 5:49

御沢野営場。夜間は入退場禁止です

8/15 5:58

飯豊山とは

8/15 6:02

まずは林道

8/15 6:06

5分で沢を越えると

8/15 6:07

登山口です

8/15 6:14

ずっとダラダラと登る道

8/15 6:49

ところどころに標識あり

8/15 6:54

このあたりで第一の洗礼。長袖の上からぶよに噛まれる

8/15 7:15

中十五里までブヨと格闘。そして雨が降りだす

8/15 7:45

上十五里で本降りになりレインウェア装着。ここからは苦行だった

8/15 8:47

雨が強くなったのでカメラは仕舞、ここからは最低限の写真です

8/15 9:13

水場、キンキンに冷えていた

8/15 9:30

分岐。ここまで3時間30分、もう早いのか遅いのかよくわからない

8/15 9:34

足元もだんだん水量が増してくる

8/15 9:46

そして雨の中、岩場に到着。慎重に登ります

8/15 10:08

剣が峰。ここから三国岳まで200m、という距離感ではなかった

8/15 10:09

雨の中の岩登り。鎖やロープが関東に比べると圧倒的に少ない

8/15 10:29

三国岳到着。小屋の中で昼ご飯を食べさせていただきました

8/15 10:30

切合小屋まであと1時間30分

8/15 10:55

行く道は…険しい雰囲気しかない

8/15 12:06

足元はもう川です。久しぶりにびしょ濡れ

8/15 16:20

切合小屋。写真は荷物整理して少し休憩、落ち着いてからの撮影です。

8/15 16:20

夕方に雨が止んだので小屋の周りで高山植物撮影

8/15 16:20

イイデリンドウ？

8/15 16:22

通ってきたのはこんな道でした

8/15 16:22

行く道

8/15 16:26

コゴメグサ？

8/15 16:33

マツムシソウ

8/15 16:35

ウメバチソウ

8/15 16:37

マツムシソウ

8/15 16:37

アキノキリンソウ
小屋の周りでも十分楽しめました

8/15 16:48

飯豊山の本山小屋が見えてきた

8/15 17:53

18時前、ようやく太陽が出てきた

8/15 17:54

そして飯豊の絶景

8/15 17:56

東側には雲海が広がっていた

8/15 18:07

夕暮れの飯豊山

8/15 18:14

夕景タイム

8/15 18:28

明日は晴れそう

8/16 1:31

夜中にトイレで起きたら満天の星空だった

8/16 1:40

小屋の上に満天の星空

8/16 1:46

飯豊山と星空

8/16 1:53

翌朝は晴れそう

8/16 4:21

翌朝、快晴のスタートです

8/16 4:27

快晴に誘われてスタートを早めます

8/16 4:31

雪渓の脇を越えていく

8/16 4:43

一つ目のピークを越えると

8/16 4:52

山形方面に雲海が広がっていた

8/16 4:53

ピークから飯豊山への道

8/16 4:54

夜明けを迎えました

8/16 5:05

ここからは信仰の道ですか

8/16 5:05

モルゲンロード

8/16 5:11

まだまだ超える岩場があった

8/16 5:24

最後の登り

8/16 5:35

登ってきた道

8/16 5:45

山頂部は意外にも平坦地

8/16 5:50

切合小屋から1時間30分で本山小屋

8/16 5:53

神社で無事到着を感謝

8/16 5:57

山頂まであと15分です

8/16 6:05

本日のビクトリーロード

8/16 6:09

快晴の山頂。信じて来た甲斐がありました

8/16 6:14

飯豊山のさらに奥。ここからの縦走は、しんどそうだ

8/16 6:15

山頂からは360°の絶景でした

8/16 6:15

絶景にシャッターが止まらない

8/16 6:16

北側。写真では写らないけどうっすら日本海も見えていました

8/16 6:45

そして来た道を戻る

8/16 6:54

最低限の荷物で来たので植物撮影タイム
ミヤマシャジン？

8/16 6:54

8/16 6:58

遠くから見るとよくわからない高山植物の群落

8/16 6:58

マツムシソウ

8/16 7:00

ヤマハハコ

8/16 7:06

ハクサンフウロかな？

8/16 7:06

アキノキリンソウ

8/16 7:06

ミヤマトリカブトかな

8/16 7:07

ハクサンボウフウ？

8/16 7:36

雲海が上がってきた

8/16 7:36

飯豊山、遠いけど良き山でした

8/16 7:43

チングルマの花穂

8/16 8:24

小屋で朝食弁当を食べたあと長い下り坂が始まります

8/16 8:33

登りで撮影できなかったニッコウキスゲ

8/16 8:35

モミジカラマツ

8/16 8:36

ニッコウキスゲの群落

8/16 8:38

ミヤマキンボウケの群落

8/16 8:43

ガスがかかってきた飯豊山。さぁここからが長かった

8/16 9:58

三国小屋で汗だく、水とソルティライチ、塩分タブレットを補給

8/16 10:03

剣が峰を無事に越えました。ここからは特に撮影ポイントもない。さすが難関の飯豊山

8/16 12:12

もくもくと下って12時過ぎに下山

8/16 12:19

無事に戻りました

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Mark II Canon

E-M10MarkIV OLYMPUS CORPORATION

感想

tomkim

東北最難関といわれる飯豊山。その過酷さと関東からの遠さは難関でした。登り始めてすぐに長袖シャツの上からブユに噛まれ、登りはずっと雨など、プラスアルファの難関も加わりましたが、翌朝は晴れると信じて来た道は決して間違いではなかったことを山頂からの景色が証明してくれました。下山ももちろん長く、全身水まみれ、汗まみれになったのは久しぶりのような気がします。
帰りの運転は白河→宇都宮までところどころで土砂降りで、全体的に水に打たれた飯豊山でした