ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8562686
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

旅のシメはプチ沢登り! 斜里岳

2025年08月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:04
距離
10.3km
登り
1,048m
下り
1,039m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:57
休憩
1:08
合計
7:05
距離 10.3km 登り 1,048m 下り 1,039m
5:38
20
清岳荘 登山口
6:35
88
8:03
28
8:31
8:32
18
8:50
9:44
14
9:58
10:00
23
10:23
10:24
7
10:31
10:36
37
11:13
37
11:50
11:55
31
12:43
清岳荘 登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
砂利道走行区間あります。でも道道なので整備行き届いてます。
登山口の清岳荘ではトイレ借りられます。各種飲み物、登山バッチなど購入可能。駐車場協力金必要100円。登山届ポストあり。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所はとくにありませんが、普通の登山道とは少々趣が違うことは念頭に置いて歩く必要ありかと。
その他周辺情報 パパスランド温泉利用。道の駅パパスランドさっつる内にあります。480円。熱湯、温湯が分かれているのが嬉しい。
清岳荘は近代的な建物
清岳荘は近代的な建物
では、行ってきます! 12日のヒグマ目撃情報にビビり散らかす。
5
では、行ってきます! 12日のヒグマ目撃情報にビビり散らかす。
最初は林道歩き。
最初は林道歩き。
林道終点。今度こそ入山!
林道終点。今度こそ入山!
いきなり渡渉
この後、何度も渡渉を繰り返す。
1
この後、何度も渡渉を繰り返す。
渡渉あり、ヘツリあり、沢登りの様相を呈してきた。沢登り、したことないけどね
2
渡渉あり、ヘツリあり、沢登りの様相を呈してきた。沢登り、したことないけどね
仙人洞。雨宿りに使えそう。いや、増水が怖いか?
1
仙人洞。雨宿りに使えそう。いや、増水が怖いか?
新道分岐。新道の往復を強く推奨…とあるな。
新道分岐。新道の往復を強く推奨…とあるな。
まあでも…旧道だよね。斜里岳の醍醐味なわけだし。
まあでも…旧道だよね。斜里岳の醍醐味なわけだし。
三重の滝。
え、こんな狭いとこいくの???
え、こんな狭いとこいくの???
流石にそれは無理。ここは岩をよじ登り高巻きする
流石にそれは無理。ここは岩をよじ登り高巻きする
いきなり景色がかわった。
1
いきなり景色がかわった。
大きな滑滝! これは圧巻!
4
大きな滑滝! これは圧巻!
滝の横を高巻き。滑りそうな見た目でビビったが、実際はそれほどでもなかった。
滝の横を高巻き。滑りそうな見た目でビビったが、実際はそれほどでもなかった。
でも油断して落ちるとウォータースライダーなのです。こわ。
3
でも油断して落ちるとウォータースライダーなのです。こわ。
ここから里が見えるから里見滝
3
ここから里が見えるから里見滝
右に行くか左に行くか? 常に先々のルートを考えながら歩く。
右に行くか左に行くか? 常に先々のルートを考えながら歩く。
次々に変わる景色。飽きないな。
3
次々に変わる景色。飽きないな。
最初はとにかく緊張した沢沿いの道だが、慣れてきて楽しくなってきた。
4
最初はとにかく緊張した沢沿いの道だが、慣れてきて楽しくなってきた。
遡るにつれ細くなる水流。
遡るにつれ細くなる水流。
そのかわり傾斜はきつくなる。油断できない場面。
1
そのかわり傾斜はきつくなる。油断できない場面。
こんなとこ行くの?
1
こんなとこ行くの?
ちゃんと足場はある。そりゃそうか、百名山だもんな。
2
ちゃんと足場はある。そりゃそうか、百名山だもんな。
滝行。
ツ「人で遊ぶなだっぺ」
1
滝行。
ツ「人で遊ぶなだっぺ」
薄暗かった谷底から、少しずつ明るい場所へ。
薄暗かった谷底から、少しずつ明るい場所へ。
稜線が見えてきた。沢登りもそろそろ終わりかな。
稜線が見えてきた。沢登りもそろそろ終わりかな。
ついに新道と合流!
ついに新道と合流!
あとは普通の登山道を山頂めがけて詰めあげるだけ。
あとは普通の登山道を山頂めがけて詰めあげるだけ。
ボチボチ森林限界。強い日差しが照りつける。
2
ボチボチ森林限界。強い日差しが照りつける。
岩ガレの急斜面を登っていくと…
1
岩ガレの急斜面を登っていくと…
着いた!馬の背だ。
3
着いた!馬の背だ。
ここまできたら山頂は目と鼻の先。青空に向かって最後のひと頑張りだ。
3
ここまできたら山頂は目と鼻の先。青空に向かって最後のひと頑張りだ。
神様、お邪魔します!
4
神様、お邪魔します!
ぬおお、最後が意外にきついぞ。
1
ぬおお、最後が意外にきついぞ。
よっしゃ! 斜里岳、登ったどー!
7
よっしゃ! 斜里岳、登ったどー!
山頂からは全方位に展望が開けている。あれは羅臼岳だそうだ。
4
山頂からは全方位に展望が開けている。あれは羅臼岳だそうだ。
例の熊による人身事故で羅臼岳の登山道は閉鎖されたまま。今回の攻略はあきらめざるを得ない。…行く気もしないけど…。
3
例の熊による人身事故で羅臼岳の登山道は閉鎖されたまま。今回の攻略はあきらめざるを得ない。…行く気もしないけど…。
とにかく人工物がほとんどない景色を見ることができるのが北海道。摩周湖・屈斜路湖なども視界に収めることができた。
1
とにかく人工物がほとんどない景色を見ることができるのが北海道。摩周湖・屈斜路湖なども視界に収めることができた。
さて、下山しますか。
山肌に刻まれたラインが、下山路の新道かな?
1
さて、下山しますか。
山肌に刻まれたラインが、下山路の新道かな?
名残惜しいなぁ。
1
名残惜しいなぁ。
分岐から新道へ。「熊見峠」…か。今は熊なんか見たくないぞ。
1
分岐から新道へ。「熊見峠」…か。今は熊なんか見たくないぞ。
竜神の池だって。寄ってみる?
ツ「せっかくだから」
竜神の池だって。寄ってみる?
ツ「せっかくだから」
すんごい透明な池!
4
すんごい透明な池!
こんこんと湧き出ている。これなら飲めるんじゃね? 湧いたばかりならエキノコックスもいないはず。
2
こんこんと湧き出ている。これなら飲めるんじゃね? 湧いたばかりならエキノコックスもいないはず。
振り返ると、さっきまで居た斜里岳山頂付近が。麓から見るより優しい印象。下からだともっとシャープに見えるよね。
1
振り返ると、さっきまで居た斜里岳山頂付近が。麓から見るより優しい印象。下からだともっとシャープに見えるよね。
ぶ〜ん
オホーツク海に向かって翔び立て!
3
ぶ〜ん
オホーツク海に向かって翔び立て!
美しい稜線。
新道もなかなかいいじゃないの。
2
美しい稜線。
新道もなかなかいいじゃないの。
熊見峠。
なんてことないハイマツ帯の中の空間だが…
1
熊見峠。
なんてことないハイマツ帯の中の空間だが…
峠の前後が斜里岳を眺められる最後のポイント。
よく目に焼き付けておこう。
3
峠の前後が斜里岳を眺められる最後のポイント。
よく目に焼き付けておこう。
あとは一気に下っていくだけ。
あとは一気に下っていくだけ。
それなりに急な坂だが普通の登山道だ。危険な場所もなく歩きやすかった。
それなりに急な坂だが普通の登山道だ。危険な場所もなく歩きやすかった。
どんどん谷底へ。
どんどん谷底へ。
旧道と合流。
清岳荘が見えた。
いきなり写真が飛んだのには理由がある。
2
清岳荘が見えた。
いきなり写真が飛んだのには理由がある。
最後の渡渉で転んで怪我しました…。
茶「…お疲れ様…でした」
ツ「大丈夫? なんか顔色悪いっぺ」
最後の渡渉で転んで怪我しました…。
茶「…お疲れ様…でした」
ツ「大丈夫? なんか顔色悪いっぺ」
見たことないくらい腫れてるんですけど…
4
見たことないくらい腫れてるんですけど…

感想

2025年、夏の北海道遠征の最後を飾るのは斜里岳。道東にある日本百名山の一座です。
本当は羅臼岳で〆の予定だったんですが、2日前に熊による人身事故が発生しており、登山道が閉鎖されたので斜里岳が最後となりました。たとえ閉鎖されていなくても、あんなことがあった直後ですから行く気になれたかどうか分かりませんけどね。
その影響もあり、単独登山者が申し合わせて即席のパーティを作っていたのが印象的でした。
さて斜里岳ですが、主要な登山道は途中で沢登りの旧道と普通の山道の新道の2つにわかれています。一般的には登り旧道、下り新道というように歩く人が多いみたいですし、多くのガイドブックにもそのような記載があります。ただ、現地に行くと「新道で往復することを強く推奨」という看板があちこちにあります。事故でもあったんですかね。実は私、沢歩きどころか沢沿いの道すら苦手であります。理由はよくわからないんですが、それはもう生理的に苦手と言っていいレベルで、前世で何かあったのか?と思うほど(笑
なので看板を見て激しく迷いました。でも結局当初の予定通り↑旧道↓新道で登りました。結果的には旧道の沢歩きもそれほど難易度は高くなく、ひりつかない程度にスリリングで楽しかったです。気象条件にもよるでしょうが、斜里岳の特徴を形作っている部分でもあるので、やはり登りだけは旧道を使ったほうがいい気がします。
遠征最後を飾るにふさわしく、山頂からは全方位の大絶景を拝むこともできました。斜里ブルーっていうんですかね。同じ青空でも、本州のそれとは少し違った「青」に見えるような気もします。いい山でした。めでたしめでたし。
…で終われば良かったんですが、本当に最後の最後の渡渉で足を滑らせスネを強打。全治一ヶ月の怪我をしました。ここの沢の石は滑らないので油断していました。というか、最後の石、つまり登りの場合最初に踏む石なんですが、これが曲者。渡渉直前の土道の泥が付着していたんですね。この泥が着いた石を不用意に踏んだものですから、ものの見事に転んでドボンです。まさか滑ると思っていなかったので、受け身を取る間もなく…。いやはや、自力下山できたのが不幸中の幸いでした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:39人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 道東・知床 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら