笠ヶ岳


- GPS
- 24:11
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,845m
- 下り
- 2,144m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 11:14
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:38
天候 | 1日目 晴れ雲量4 2日目 晴れ雲量5〜8 くもり雲量9〜10 3日目 くもり雲量10 晴れ雲量4 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 新穂高ロープウェイ山麓駅〜わさび平キャンプ場 2日目 わさび平キャンプ場〜笠新道〜(杓子平〜抜戸岳)〜笠ヶ岳キャンプ場〜笠ヶ岳山荘〜笠ヶ岳 3日目 笠ヶ岳キャンプ場〜抜戸岩〜笠新道分岐〜(杓子平)〜笠新道出口〜新穂高ロープウェイ山麓駅 |
その他周辺情報 | 登山後、中崎山荘にて入浴、食事 |
写真
装備
共同装備 |
六人用テント
ペグ20本
ハンマー
グランドシート
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感想
今回は、兵庫県下の高校4校での合同夏山合宿という形になりました。1日目は、目の前に広がる自然の規模の大きさに圧倒されていました。笠新道入口を通過した時、この道を通るのかと絶句するほどの急登が続いていました。わさび平キャンプ場についてテントを立てた後、炊事をしました。メニューは、白米と部員が仕込んできてくれたタンドリーチキン。山での肉はやっぱり格別ですね。😭夜は2回ほど目が覚めましたが、まあまあ寝ることができました。
7:30就寝3:00起床
2日目は起きてテントを撤収した後、炊事をしました。メニューは白米と味噌汁。その後、パッキングをして、4:41にわさび平キャンプ場に別れを告げ、4:52にあの地獄の門笠新道入口に到着し、笠新道に入りました。標高1700mくらいまでは、地元の山氷ノ山の小豆転がしのような、急登を、ジグザグに進むような登山道でした。5:26第一ポイント到着17分休憩。標高1700mを過ぎると、植生が、変わり始め、笹が優先種となり、登山道の山麓側の斜面も急になってきました。6:47第二ポイント到着8分休憩。標高2000m近くになると、見えていた穂高連峰をはじめとする雄大な景色を霧に隠されてしまいました。また植生は、笹原から、低木林へと変化しました。峠を抜けると、杓子平が広がっており、地上からは見えなかった、笠ヶ岳連峰がそこに鎮座していました。9:11杓子平到着19分休憩。先生が「もうしんどいとこは終わったぞー」と言われたので、油断していましたが、その後の、抜戸岳まで登るところはとても急登であり、尚且つガレ場でもあったので、本当に大変でした。11:08笠新道分岐到着43分休憩(元気のある自分含め6名は先生とともに、抜戸岳のピークを踏みに行った)その後は、ひたすら稜線歩きで途中ライチョウを見ることができたので、とても良かったです。13:08笠ヶ岳キャンプ場到着テントを張って、サブザックで、笠ヶ岳のピークを目指します。14:22笠ヶ岳山頂到着行動開始から約10時間登り続けて到着した山頂の景色は、…全く見えませんでした!なのでその後、笠ヶ岳山荘で泣きのラーメンを食べたら、めちゃくちゃ美味かったのでまあ良かったです。笠ヶ岳バッチが欲しかったのですが、値が張っていたので断念しました。その後、炊事をしました。メニューは白米とオニオンスープ。3日目の朝の星空に期待して就寝しました。
7:00就寝3:00起床
とてもよく眠れました!しかし、「テントから出た途端にすばらしい星空が現れる」というシチュエーションは、霧のため全く叶いませんでした。炊事当番だったので、つけておいた米を日にかけて、米を炊いていました。パッキングをして、5:03笠ヶ岳キャンプ場出発目指すは温泉のみ。あいにくの曇り空の天気で、せっかくの稜線歩きも景色が見れず、とても残念でした。6:00笠新道分岐到着15分休憩。こんな道をよく登ったなと思えるほど、笠新道の下りは急でした。杓子平に着くと少し霧が晴れて、いままで自分たちがいた笠ヶ岳の尾根が顔を出したので、見納めだと思って、たくさん写真を撮りました。7:15杓子平到着10分休憩。その後の下りは、まさにメンタルとの戦いでした。足の裏が痺れてきて、絶望しかけていたその時、やっと出口が見えました。(実際はこの文面の日じゃないくらいの長さと辛さでした…)11:58笠新道出口到着2分休憩。急に元気が出てきたので、先輩一名と後輩一名とともに新穂高ロープウェイ山麓駅まで、走っていきました。下界は暑かったですが、風がとても心地よかったです。12:21新穂高ロープウェイ山麓駅到着。すぐさまバスに置いていた温泉セットを持って中崎山荘の温泉に行きました。めっちゃ気持ちよかったです。めっちゃお腹も空いていたので、ざるそば大盛りとラムネも買って食べました。お土産には、昔、長野県に行ったときに家族や親戚が買っていた「雷鳥の里」というお菓子を覚えていて、それは家族用に買ったのと、上の山荘では900円していた笠ヶ岳バッチがなんと500円で売られていて、しかも、昨年の夏山合宿で、くじゅう連山に行ったときに買った、中岳(九州本土最高峰)のバッチと同じ書体のものがあったので、それを購入し、あとは、バスの出発時間まで、先輩と2人で、ラムネ味のアイスを食べながら、自分たちがいた笠ヶ岳連峰を眺めていました。15:30バス出発。バスの旅はなかなか長かったのですが、先輩が、「ずっと起きとったやつには牛丼を奢る」と言ってくれたので、姫路駅に着いた22:30まで頑張って起きていました。
今回の合宿では、新たな読図の仕方を習得しました。今回登った笠新道からは、川を挟んで向かいの中崎山が見えていたのですが、標高が約1720mだったので、それを物差しにして標高を概算していました。今回の合宿にあたり、自分のことを支えてくださった皆様本当にありがとうございました。これを読んでくれた皆さんも、笠ヶ岳に登る機会があれば、ぜひ笠新道から登ってみてください!(覚悟はしておいてくださいね)
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