赤牛岳（新穂高温泉から黒部ダム）

2025年08月13日(水) 〜 2025年08月15日(金)

• GPS: 33:41
• 距離: 48.4km
• 登り: 4,089m
• 下り: 3,678m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:13
• 休憩: 1:47
• 合計: 12:00

距離 15.7km 登り 2,174m 下り 675m

4:18 新穂高温泉無料駐車場
4:25 4:29 新穂高温泉バス停
4:29 4:32 新穂高登山指導センター
4:35 4:40 新穂高温泉バス停
4:52 4:57 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:14 5:15 お助け風穴
5:30 中崎橋
5:42 5:49 笠新道登山口
7:23 ブリキベンチ
7:44 8:11 天然クーラー(木の根)
8:21 8:29 天然クーラー(岩間)
9:53 10:05 杓子平
11:47 笠新道抜戸岳分岐
11:52 笠新道分岐
12:05 分岐指導標（仮称）
12:10 12:11 抜戸岳
12:55 秩父平下降点
13:10 秩父平
13:47 13:58 大ノマ岳の肩
14:04 大ノマ岳
14:29 14:40 大ノマ乗越
15:03 弓折岳(分岐)
15:05 弓折岳
15:10 15:21 弓折乗越
15:33 花見平
15:48 くろゆりベンチ
16:14 16:15 双六池
16:18 双六小屋

2日目

• 山行: 12:56
• 休憩: 1:48
• 合計: 14:44

距離 19.1km 登り 1,173m 下り 2,232m

3:04 双六小屋
3:28 双六岳巻道分岐
4:47 4:48 三俣峠
5:12 5:38 三俣山荘
6:01 黒部川水源地標
7:10 7:19 ワリモ水場
7:22 7:24 岩苔乗越
7:34 7:35 ワリモ北分岐
8:07 8:19 赤岳
8:19 8:20 水晶小屋
8:58 水晶岳
9:05 9:20 水晶岳北峰
10:05 10:35 温泉沢ノ頭
11:55 南赤牛岳
13:04 13:05 赤牛岳
17:33 17:43 奥黒部ヒュッテ
17:48 宿泊地

3日目

• 山行: 5:36
• 休憩: 1:05
• 合計: 6:41

距離 13.6km 登り 742m 下り 771m

3:51 宿泊地
5:32 6:13 平ノ渡場・仮設
6:16 平乃小屋
9:30 9:54 ロッジくろよん
10:14 黒部湖駅
10:21 黒部ダム
10:32 黒部ダム駅

天候

1日目：曇り時々雨、2日目：曇りのち晴れ、3日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

新穂高第3駐車場（無料）
＜帰り＞
関電トンネル電気バス　黒部ダム 11:05 → 11:21 扇沢（1,800円）
アルピコ交通　扇沢駅前 11:25 → 12:00 信濃大町駅前（1,650円）
JR　信濃大町 12:54 → 13:51 松本（680円）※交通系ICカードは使えません
濃飛バス　松本バスターミナル 14:55 → 17:02 新穂高温泉（3,710円）※要予約

コース状況／危険箇所等

赤牛岳から奥黒部ヒュッテに向かう途中、樹林帯に入ってからは苔のついた岩が多く、とてもよく滑ります。
奥黒部ヒュッテから黒部ダムの間は、梯子が折れていたり傾いているところがあります。

その他周辺情報

＜宿泊＞
双六小屋 テント場（2,000円）※特定日予約制
奥黒部ヒュッテ テント場（2,000円）
＜下山メシ＞
駅そば榑木川 信濃大町駅店　7:30-18:10
お食事処 あんき屋　11:00-20:00
＜温泉>
深山荘（500円）12:00-20:00　※石けん類は使用できません

写真

8/13 4:17

悪天候の影響か、4時到着時点で10台程度の空きがありました。

8/13 4:41

新穂高センターで準備を整え、出発します。

8/13 4:48

激流の蒲田川。

8/13 5:40

秩父沢の橋が流失し復旧がまだの為、笠新道へ進みます。

8/13 5:48

水は出ていませんでした！

8/13 6:05

倒木があり、ザックを降ろしてくぐります。

8/13 7:06

標高1800m地点にあるレスキューボックス。

8/13 7:49

穂高の山々がカッコいい。

8/13 9:24

ベニバナイチゴ

8/13 9:47

杓子平に到着。

8/13 10:22

もうひと登り！

8/13 11:50

笠新道登り切ったぁ〜。でもまだ先は長いです。

8/13 12:36

秩父岩はあれなのかな？

8/13 13:08

登山道が川になっています！

8/13 14:16

双六小屋が遠くに見えました。

8/13 15:17

弓折乗越に着くと、鏡平から登って来られる人もいたので秩父沢が通れるようになったのかもしれません。

8/13 16:06

双六小屋までもう少し。

8/13 16:19

双六小屋に到着。受付をしてテントを張ります。

8/13 17:56

空いているテント場。

8/13 18:08

夜ごはんは無印のご飯にかけるシリーズ。2日目の夜もほぼ同じ。

8/14 1:52

2日目
深夜ですが、朝ごはん。3日目の朝も一緒。

8/14 3:28

体力を温存するために巻道で。

8/14 4:53

明るくなってきました。

8/14 5:13

三俣山荘に到着。

8/14 5:48

トリカブト

8/14 5:54

鷲羽岳も巻いていきますが、水が多いです！

8/14 5:57

鷲羽岳

8/14 6:02

黒部川水源地標

8/14 6:29

プチ沢登りのようです。

8/14 6:35

水が多いため、何度も渡渉します。

8/14 7:08

黒部川最初の一滴（本当の場所はもう少し上にあるようです）も、川になっています！

8/14 7:13

読売新道に備えて、水を補給します。

8/14 7:23

岩苔乗越までも、地味に長かったです。

8/14 7:53

写真では分かりにくいですが、雷鳥がいました。

8/14 8:08

水晶小屋に到着。赤牛岳のバッジが売っていましたが、登頂前なので買いませんでした。

8/14 8:57

水晶岳に到着。ガスガスで何も見えません。

8/14 9:05

北峰にある三等三角点「水昌山」。

8/14 9:19

さぁ、読売新道に進みますよ！

8/14 9:37

けっこう岩々しています。

8/14 9:50

ミヤマコゴメグサ

8/14 10:05

温泉沢ノ頭

8/14 10:08

ガスが少しづつ晴れてきました。

8/14 10:11

ここでお昼ごはん。初日も同じでした。

8/14 10:43

ほぼ稜線が見えるようになりました。

8/14 10:57

トウヤクリンドウ

8/14 11:06

裏銀座の稜線。

8/14 11:54

南赤牛岳は巻いています。

8/14 12:10

以前歩いた薬師岳の稜線。

8/14 12:39

赤牛岳山頂に到着。

8/14 12:39

三等三角点「赤手岳」もあります。

8/14 12:43

水晶岳方面の眺め。

8/14 12:43

薬師岳方面の眺め。

8/14 13:11

イワギキョウ

8/14 13:14

崩落地

8/14 13:18

ロープに沿って崩落地を進みます。

8/14 13:23

黒部湖が見えました。

8/14 13:38

ミヤマリンドウ

8/14 13:39

大きな岩がゴロゴロしているところもあります。

8/14 14:23

赤牛岳から先は距離の目安があります。

8/14 14:42

樹林帯に入ります。

8/14 15:04

この石がよく滑ります。

8/14 15:57

巨木もいくつかあります。

8/14 16:51

黒部川が見えてきました。

8/14 17:33

奥黒部ヒュッテに到着。赤牛岳のバッジは売り切れでした！

8/14 18:41

テント場は小屋から少し離れています。

8/15 4:53

3日目
6:20の渡し船に乗るために暗いうちから歩き出し、明るくなってきたところ。

8/15 4:55

足元をしっかりみながら進みます。

8/15 5:22

たまに折れているところもあるので、慎重に。

8/15 5:24

芸術的な梯子。

8/15 5:28

このタイプは安心感があります。

8/15 6:11

平ノ渡場から船に乗ります。10人を超える場合は往復してくれるようです。

8/15 6:15

乗船は無料ですが、ライフジャケットを着用し、乗船名簿へ記入もします。

8/15 6:20

10分弱で反対側に到着します。

8/15 6:56

崩落地などにはロープが張ってあるので、片手を添えると安心です。

8/15 6:57

展望スポット

8/15 7:10

スリル満点のハシゴです。

8/15 7:13

傾いていたり、折れていたり要注意です。

8/15 7:18

木のトンネル。

8/15 7:51

滝もあります。

8/15 8:42

ロッジくろよんが見えました。近そうに見えますが、大きく回っているため遠いです。

8/15 9:25

針ノ木岳かな？

8/15 9:28

登山道の注意書き。

8/15 9:34

ロッジくろよんに到着。ここから先は一般観光客でも歩ける舗装路なので、居合わせた人達としばし談笑。

8/15 9:47

ロッジの自販機で懐かしのライフガード（250円）。

8/15 10:00

黒部ダムが見えました。

8/15 10:06

かんぱ谷橋

8/15 10:17

黒部ダムに着いた！

8/15 10:26

破砕帯の湧水を汲んで帰ります。

8/15 10:32

黒部ダム駅

8/15 10:59

関電トンネル電気バスに乗って扇沢へ。

8/15 11:54

扇沢駅からバスに乗って信濃大町駅へ。電気バスとの乗り継ぎはいいです。

8/15 12:00

信濃大町駅の駅そば榑木川で、かき揚げきのこ玉子そば大盛り（980円）。

8/15 12:24

「美味しいよ」と教えてもらった、竹風堂の栗ようかん。

8/15 12:45

松本行きの電車は階段を登って向かい側のホームへ。

8/15 14:48

松本駅前のバスターミナルから、新穂高行きのバスに乗ります。

8/15 17:20

松本市内や上高地周辺の渋滞により、少し遅れて新穂高温泉に到着。

8/15 17:42

下山後の温泉、深山荘。

8/15 18:49

あんき屋で、とんかつ朴葉みそ焼定食（1,850円）。

撮影機器：

NIKON Z f NIKON CORPORATION

iPhone SE (3rd generation) Apple

装備

個人装備

Tシャツ ウインドシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

muraokoji

過去に2回計画したものの、天気に恵まれず（うち1回は高天原山荘で敗退）に登れていなかった赤牛岳へ今回登ることが出来ました。
当初は8/11に高瀬ダムから入って黒部ダムに抜ける3泊4日の計画でしたが、悪天候に加え、濁沢や秩父沢の橋流失などもあり日程変更とルート変更を直前まで検討しました。
テント泊装備で笠新道を登って双六小屋まで歩いたのが応えたのと、距離が長くて水場が無い読売新道対策で水を多めに持った為に、2日目がとても長かったです。
奥黒部ヒュッテに到着すると、気持ち的には下山したような感覚になりましたが、3日目は緊張を強いられる行程でした。
しかしながら北アルプスの最奥とも言える赤牛岳を登ることができ、そこからの景色を見ることができたことはとても満足のいくものでした。