大パノラマの金峰山(大弛峠からピストン)


- GPS
- 04:10
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 474m
- 下り
- 474m
コースタイム
天候 | 快晴!でも寒い。 大弛峠は7時半で零下4度、12時半で1度でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
路上にも車が溢れていました。登山道入り口まで、2百メートル以上長野側にはいった、谷側に駐車しました。12時過ぎに戻ってくると、さらに駐車の列が伸びていました! |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険個所は特にありません。 ・6〜7センチくらいの霜柱があちこちにありました。 帰りには、所々ぬかるんでいました。 |
写真
感想
今日は久々のファミリー登山です。長男は学校のクラブ活動の方が楽しいらしく、妻、小学生2人の4人です。二人は母親好きで、母親が行くのなら一緒に山登りするとのこと。なんだか疵つくなぁ。
紅葉シーズなので渋滞を避けるため4時半に千葉を出発。3人は車のなかでスヤスヤ。愛車にはナビがないので、勝沼ICから先は、昨日ネットで調べた地図を横目にタラタラ走ります。途中セブンで朝食と昼食を購入。金峰山までで最後のコンビニになるのか、登山者で結構賑わっています。駐車場からは朝やけに染まる富士山が綺麗に見えます。コンビニの店員さんから、通行止めの道路情報を教えてもらいました。ネットから印刷した地図だけでは不安になり、急遽山梨の道路地図を購入しました。
大弛峠に到着したのは7時半でしたが、既に駐車場は満車です。駐車場を越えて200メートル以上離れた道路脇まで車が溢れています。車の外に出ると、寒さが肌に差し込んできます。気温はなんとマイナス4度。秋の山でも2000メートルを越えると真冬なんですね。事前に調べて寒いとは知っていましたが、本当に寒い!手袋は持ってきましたが、ネックウォーマーも持ってきたら良かった。
午前8時に出発。登山道にはいると、霜柱がいくつもできています。真っ白で6〜7センチくらいあるでしょうか。子ども達が驚きます。大きな水たまりにも凍りが張っています。次男がその上を恐る恐る歩くと、「バシャ」と割れます。楽しい出だしとなりましたが、気温は零下で、冷たい風の音が鳴り響きます。小学1年生の娘は風が大嫌いで、半泣き顔になっています。こういう時はおやつで気をそらすのが一番と、妻がメントスをあげますが、「メントスが凍っている」、とますます悲しげな表情に。結局長女は40分くらい歩いたところで「車に帰る」と言いだしました。妻と二人で退却。残念。
そこから先は、小5の次男と二人で頂上を目指します。毎週サッカーで走りまわっているだけあって、まさに「スイスイ」登っていきます。そう言えば「シャトルラン」とかいう体力テストで結果が良かったと自慢していたっけ。おデブな私はその速さについていけず、何度もペースを落とすように言います。それでも結構速く、抜かれたのは二人だけで、後は登山者を追い抜いていきます。
朝日岳手前の岩場にでると、大パノラマが広がっています。南には富士山が、南西(?)には南アルプスが、とにかくすごく良い景色です。雲取山、鷹ノ巣山では視界不良に泣かされましたが、この景色で出会えるなんて山はやめられませんね。去年からはじめた山ですが、今日の景色が最高です。
せっかく登った朝日岳を下り、金峰山に向かいます。下りは登りほどのスピードが出せないらしく、少し息子も慎重になっているようす。ここで父親の威厳をみせようと、私が先行して下ります。「お父さん、下りは割と速いね」と誉められ(?)嬉しくなります。が、すぐにまた登りとなり、攻守逆転。「ちょっと、ペースをおとしてくれ」と泣きをいれます。
金峰山の稜線に出ると、これまた幻想的な世界が。雪は降っていないのに、樹木の枝に吹きつけられた雪が1〜2センチほどへばりついて、凍っています。稜線を数百メートル歩き、頂上手前の岩場につきます。「アスレチックみたい」と喜んで身軽な息子が登っていきます。重い体を押し上げるとやっと頂上です。その奥には有名な五丈石が見えています。「登りたい」という気持ちはありますが、流石に無理とあきらめます。その横を身軽なお兄さんが、スイスイと登っていきます。格好いい。
頂上でおにぎりを食べ、帰りの道につくと、次々と登山者が登ってきます。その数の多いこと。登山口まで帰ってくると、朝の倍近い(大げさ?)車が止まっています。私たちが落石を恐れてとめなかった場所にも、またガケ側のところにも車が。人気の山ですね。
妻と娘は車のなかで、「まったり」としていました。娘はお腹も少し痛かったようですが、温泉に行き元気が復活。よかった。温泉は金峰泉に行きました。大人700円、小学生400円です。風呂場は小じんまりとしており、浴槽はひとつだけです。お湯はヌルメですが、ゆっくりつかれます。鄙びた山奥の温泉という感じがして、私的には満足できました。(泊まり客用の浴室があるのもしれません)
来る時にはわかりませんでしたが、帰りの車中からみる紅葉は素晴らしく、本当にキレイでした。4人で頂上を踏めなかったのは残念でしたが、すばらしい景色に出会え、ともて楽しい山行となりました。おしまい。
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