【帝釈山地】田代山〜帝釈山【猿倉登山口より】
福島県
栃木県
MO-85
体力度について
- GPS
- 05:12
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 859m
- 下り
- 858m
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| 天候 | はれ時々くもり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
大変よく整備されています。土留めの木段、泥濘避けの木道が整備されていて大変歩きやすいです。コースの中盤に避難小屋とトイレがあるのもありがたい。 |
| その他周辺情報 | 下山後、湯ノ花温泉の公衆浴場、天神湯に立ち寄る。300円 |
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感想
【目的地変更 会津駒から田代・帝釈山へ】
2泊3日の旅の最終日。当初は会津駒ヶ岳登山を考えていたものの、前日の燧ヶ岳登山が思いのほか大変で、それ以上の高低差、コースタイムがある会駒はきつかろうと思い、目的地を変更。宿泊地である たかつえ高原からも近い田代山〜帝釈山に登ることにしました。
８時前に宿をチェックアウトし、まずは湯ノ花温泉へ。そこから長いダートの林道を通って猿倉登山口に向かいます。路面状況が悪いので時速10〜20�劼�らいの速度での低速走行を強いられ、登山口についた頃には９時を回っていました。
【猿倉登山口〜小田代】
まずは沢沿いの道に入り、水場への分岐を見送るとすぐに急な登りが始まりますが、登山道はよく整備されているので歩きやすいです。もくもくと高度を上げていくと、路傍には紫色のリンドウがつぼみを付けており、中には咲き始めている株もありました。
一度樹林帯を抜けて、開けた場所に出るとそこが小田代です。気持ちの良い小湿原で息を整えていくと、ふたたび登り坂がはじまります。花に癒されながらもうひと登りすれば、広大な田代山湿原に到着です。
【田代山湿原〜弘法大師堂〜帝釈山】
田代山の山頂部には尾瀬にも似た雰囲気の湿原が広がっていますが、周囲を山に囲まれた尾瀬とは違い、台地状の山頂に広がっているだけに、開放感という点ではこちらの方が上かもしれません。広大な空間を木道に沿って反時計回りに回ると、森の中にある弘法大師堂（避難小屋）に到着です。小屋の横にはきれいなトイレもあり、ベンチも設置された休憩適地ですが、まずは帝釈山に向かうことにします。田代山の山頂から一度大きく下ると、しばらくは樹林帯の中の平坦路が続きます。こちらも木道や丸太を横に敷いた道が整備されており、大変に歩きやすいです。帝釈山の手前でふたたび登り坂となり、時たま補助のハシゴのかけられた道を頑張れば、帝釈山の山頂に到着です。田代山からは１時間くらいの道のりでした。
帝釈山の山頂は文字通り360°の展望に恵まれていますが、驚くべきことに四方八方を見渡してみても、どこにも人造物が見えません。幾重にも山並みが重なっているせいで、南会津や檜枝岐の町並みはすべて隠れてしまっているのです。西には前日に登った燧ヶ岳、南には日光連山などがよく見えました。
【往路を下山】
ひとしきり展望を楽しんだところで下山を開始します。途中、弘法大師堂前の広場で小休止として、カップそばとコーヒーを楽しんでいきました。とにかく登山道がよく整備された山なので、下山も大変スムーズでした。登山口までの林道のアプローチが大変な山ですが、全体的な歩きやすさは燧ヶ岳以上です。下山後には湯ノ花温泉で公衆浴場 天神湯に立ち寄り、帰路につきました。
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