九頭竜山 ズル戸隠山を計画したがタイムアウトで撤退


- GPS
- 10:41
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,160m
- 下り
- 1,160m
コースタイム
- 山行
- 9:36
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:41
天候 | 晴れ時々曇り 気温高し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | むれ温泉「天狗の館」 |
写真
感想
aideiei氏はズルいことを考えた。「戸隠山に行きたいけれど、蟻の塔渡を通過するのは怖い、そうだ、反対側からこっそり登ってしまえばいいんだ。」
つまり、氷清水を通過するコースをピストンで使い、戸隠山まで行って戻ってこようというのだ。かつて高妻山には登ったことがある。一不動避難小屋から戸隠山までのコースは未踏だが、氷清水を通過するコースは登ったことがあるのだ、その時に鎖場などで特に苦労したことはない。
前日から高速道路を飛ばしてやってきたのだが、結局はこうなったのである。
靴の選択を間違えた、車にはハイカット2足とローカット1足を積んであった。水に乗れる道を通るという記憶から、今回はハイカットの靴を選択した。それは、2019年に高妻山を登った時の靴だ、その年の1ヶ月前に買ったばかりであった。その靴はもう6年目・・・。
そう、水に濡れた岩ではグリップを失うのだ。岩だけではない、乾いた木でもつま先と踵はグリップを失う。最初の鎖場でそれを思い知ってしまったのです。私は最初の鎖場で、3回ほどチャレンジしてやっと登った。それ以外の鎖場でも、足を乗せては滑らせ「これはもう帰るか?」とかぶつぶつ言いながら時間をかけて登ったのだった。一不動に着くまでに3時間弱、ここから戸隠山までは2時間、往復で4時間を見ていた。戻ってきて一不動12:30、そこから来た道を降りる予定だった。下山は14:30から15:00。
駄菓子菓子!この靴で来た道の鎖場を下れるか?その命題に自分なりに答えを出さなければならない。下れなければ、弥勒尾根まで移動して下ることとなり2時間ほど余計に時間がかかってしまう。
色々考えながら九頭竜山へ・・・この尾根道も結構滑る。また、長い鎖場が2箇所。九頭竜山で決めた、「今日はここで引き返す、みろくおねをくだりとにかく明るい顔で帰るのだ。」と。自分の決心が覆らないように、九頭竜山で10時を待って来た道を戻り始めた。
戸隠山に来る方法は2つある。新しい靴を買ってグリップがあることに安心して、今回の道を行くのか。それとも、正直に蟻の塔渡りを登ってくるのか・・・。
今回、戸隠山はとりあえず来年までは取り置きである。どうすれば私がその頂に立つことができるのか、考えておきたいと思う。
そして、結局弥勒尾根を使って下ってきた。これはこれでいい感じのトレーニングはなったと思う。
温泉にじっくり浸かり、ざるそばを食べ、ビール1本で沈殿・・・。
次の日は全身筋肉痛で目覚めました。
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