新緑の三頭山〜都民の森から笹尾根ルート縦走、山麓酒場でまったり
- GPS
- 07:33
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,398m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 9:11
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
行き:8:22急行都民の森行きにて終点下車 途中:16:10仲平発、浅間尾根登山口下車 帰り:18:50浅間尾根登山口発 武蔵五日市行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
○都民の森エリア内はよく整備されていて、心配なし ○笹尾根コースは一般登山道、ハチザス沢ノ頭(左三頭大滝、右至西原峠;これより都民の先は都民の森ではありませんとある)から先しばらく急傾斜の道となる。 そこを抜ければ緩やかな尾根道となり、アップダウンを繰り返して槇寄山。 西原峠からの下りは山腹をトラバース気味にゆるゆる下る道で疲れた足に優しい。 |
その他周辺情報 | ○売店 都民の森駐車場にあり。カレーパンやまんじゅうなどあった。店内でそば・うどんなど軽食も可能 ○トイレ ・都民の森駐車場 ・三頭山避難小屋 ○入浴 一馬には蛇の湯温泉、数馬の湯が有名だが、 今回は浅間尾根登山口近くの民宿 浅間坂(木庵)を利用 東京都西多摩郡檜原村2315 みんしゅくせんげんざか もくあん 電話042・598・6201 火曜休 バス停から急な坂道を上ること約15分、標高680mにある 笹尾根を眺めながら入れる眺望の良いお風呂がお薦め 併設の木庵は屋外の広いテラスがあり、夕涼み一杯やるには最高のロケーション 宿泊はやってないので日帰り利用のみ |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
GPS
アマチュア無線機
カメラ
スマホ
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感想
JAZZライブの縁でご一緒した山好きな音楽家さんたちと3回目の山歩き。
前回から2回も鍋割山で鍛えてきたというkamiyakさんと、今回山頂でのサプライズを用意していた(仮名)AKRさんとで、新緑の山旅と”山麓酒場”を楽しんできた。
メンバーが多忙なため、3ヶ月前から計画、しかもピンポイントの5月2日で確定。
正直天気がどうなるか心配だったが、前日の予報がずれて、日中少し日がさす程度で暑すぎずちょうど良かった。
平日とはいえ都民の森行きの直行一番バスは登山客でほぼ満員だった。
運よく着席できで、ゆっくり景色を眺めることができた。
終点の都民の森駐車場売店には木工加工品や地元の名産品などが置いてあり、ゆっくり見物してたら後発組のスタートになってしまった。その分あせらずゆっくり登ることができラッキー。
見渡せば新緑、足元にはかわいいスミレなどカメラに納めながらいいペースで登ることができた。
ところにより、下からガスがわいてきて、幻想的な風景になることも。
山頂からの展望はあいにくなにも見えなかったが、ランチタイムのサプライズがあった。 AKRさんが取り出したバッグからは自家焙煎したコーヒー豆と手回しの携帯ミル、折り畳み式のドリッパーが。 ほどなく良い香りが漂い、入れたてを少しいただくと、なんともマイルドな味わいのコーヒーだった!
下山は少し欲張って笹尾根コースから数馬へ下るルートで山麓酒場を目指す。
ムシカリ峠のすぐ先に立派な避難小屋があり、トイレも利用可能。
ここで一泊して山頂から日の出を眺めるのも良いかなぁ。
都民の森を外れると道の様子ががらっと変わる。いきなり急坂でkamiyakさんには辛そうだったが、鍋割山で鍛えた成果が現れてた。
笹尾根は全般にゆるやかな下りのコースで歩きやすかった。
槇寄山にはテーブルベンチが2箇所あり、大休止
南西側が広く開けていたので、晴れれば眺めは良いだろう。
ここで横須賀市の局長さんと無線で交信。(帰って調べたら2回目の交信だった)
仲の平のバス停に着くと、次のバスが5分後とわかり、迷わず浅間尾根登山口まで乗ることにした。バスを降りると左手の山腹に目指す”山麓酒場”浅間坂の建物が見えた。 舗装された急坂を登ること13分、ほんのり汗かいたところで浅間坂に到着。
水槽の岩魚が出迎えてくれた。
おかみさんに案内されて敷地奥のお風呂へ案内された。
手前が女湯、奥が男湯。 湯船は3人で一杯になる広さだ。向かいの笹尾根を眺めつつゆったり湯につかる。温泉ではないもののこの景色がたまらなく良い。
シャンプー、リンス、洗顔クリームも置いてあるのは親切。
湯上がり後、癒し所の提灯がかかる木庵のテラスで夕涼み。(屋内には座敷とテーブル席もあった)
おかみさんがどうぞと、熱いお茶と菜の花のお浸しを運んできた、季節の味だ。
帰りのバスまで一時間以上あったので、まずは地ビール。琥珀色のエールですっきり味。 おかみさんがこれもどうぞと出てきたのが取れたてのたけのこ煮とふきの煮物
そのあと頼んだそばがきが地酒のつまみにベストマッチ! 夕涼みのテラスでまったり寛ぐことができた。
お風呂台600円と飲食費をまとめて最後に会計するシステムで一人2000円でお釣りがきた。 こんなに美味しいものをいろいろいただいてなんか申し訳ない気持ちだった。
帰りのバス停まで急坂をほろ酔い気分でふらふら降りたので、通過予定時刻ぎりぎりでバス停に到着、間に合って良かった(ほっ!)
=>夜は真っ暗になるので、ライト必携、飲み過ぎには注意しようっと!
気の合う仲間と一日楽しく山旅ができ、旨い酒と肴に出会えて充実した一日だった。
参考)
「山を降りたら山麓酒場」清野明著 交通新聞社 1200円
オビには、「飲むために登るのか、登ったから飲むのか。 下山後に寄りたい東京近郊珠玉の38軒+α」と書いてある。 浅間坂はそのトップに紹介されている。
いつもいろいろ教えてくださってありがとうございます!「山を下りたら山麓酒場」早速注文しましたよ!今回、わたしでも槍ヶ岳登れる(実力?がついてきた)って言ってくださって嬉しかったです〜〜。またよろしくお願いします。
kamiyakさん、こちらこそ。徐々にレベルアップして来てるので、先々楽しみですね。
本が届いたら、次の山麓酒場 を選んでおいて下さいネ
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