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Yamareco

記録ID: 8605296
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

アグン山(3,142m )バリ島

2025年08月24日(日) 〜 2025年08月25日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:52
距離
13.8km
登り
1,963m
下り
1,970m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:46
休憩
0:00
合計
0:46
距離 2.2km 登り 371m 下り 0m
23:01
46
スタート地点
23:47
宿泊地
2日目
山行
8:54
休憩
0:00
合計
8:54
距離 11.6km 登り 1,578m 下り 1,963m
534
宿泊地
8:54
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー
自力では行けません、無理。ガイド手配に交通も含まれていて、クタのホテルにて20時にピックアップ。約2時間30分で登山口に到着。復路は日中なので移動時間は3時間。
コース状況/
危険箇所等
ガイド同行必須なので安心です。ただ、林内でもザレ場が多く、乾季のためか路面が乾燥していて下りは滑ります。砂埃も酷い。雰囲気が1番近いのは富士山。御殿場コースの大砂走りの下部みたいな路面イメージです。

登山口は標高が高いので、短パン半袖だと寒いです。登り始めたら半袖でも良いですが、強制休憩中はかなり寒いので、ジャケットがあったほうがいいでしょう。まあ、ここでも例外なくずっとタンクトップ、短パン姿の欧米人がいますが。

標高は3,014mと聞いてたけど、山頂標識は3,142mと書いてある。噴火によって変わったのでしょうか?

ボリューム的には芦別岳新道に近いと思いました。
その他周辺情報 ログタイムに休憩時間が反映されていませんが、2時間半くらい休憩時間が含まれています。往路のドライバーが駐車場で帰りを待ってます。下山後はすぐに帰れます。
荷物。たぶん上着と手袋、帽子だけあれば十分だろう
2025年08月24日 20:42撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
1
8/24 20:42
荷物。たぶん上着と手袋、帽子だけあれば十分だろう
2時間以上かけての移動。語学学校スタート。
2025年08月24日 21:19撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
1
8/24 21:19
2時間以上かけての移動。語学学校スタート。
登山口の売店前でガイド氏の到着を待つ。温かいコーヒーをごちそうになる。
2025年08月24日 23:26撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/24 23:26
登山口の売店前でガイド氏の到着を待つ。温かいコーヒーをごちそうになる。
深夜の写真はほとんどない。深夜3時、早く登り過ぎたから登山道沿いの広場で焚火をして暖を取る。同じ時間帯に登り始めたドイツ人カップルのガイドも近くで火を起こす。これが彼らの標準なのだろうか?そして1時間半の仮眠。ノコギリで木の枝を切って、山中で焚火してゴミを燃やす。標高2,500mだから確かに寒い。
2025年08月25日 03:55撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/25 3:55
深夜の写真はほとんどない。深夜3時、早く登り過ぎたから登山道沿いの広場で焚火をして暖を取る。同じ時間帯に登り始めたドイツ人カップルのガイドも近くで火を起こす。これが彼らの標準なのだろうか?そして1時間半の仮眠。ノコギリで木の枝を切って、山中で焚火してゴミを燃やす。標高2,500mだから確かに寒い。
バリ島の夜景を観ながら夜明けを待つ。空は満天の星空。どれが南十字星なのかは分からない。
2025年08月25日 06:41撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/25 6:41
バリ島の夜景を観ながら夜明けを待つ。空は満天の星空。どれが南十字星なのかは分からない。
空が明るくなるのは5時30分を過ぎてから
2025年08月25日 06:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
1
8/25 6:47
空が明るくなるのは5時30分を過ぎてから
稜線はもうすぐそこだ
2025年08月25日 06:53撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/25 6:53
稜線はもうすぐそこだ
稜線を火口縁まで歩く
2025年08月25日 06:56撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/25 6:56
稜線を火口縁まで歩く
到達できる最高地点だと思う。実は私もよく分かっていない。何と言っても下調べゼロに近いので。
2025年08月25日 07:11撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/25 7:11
到達できる最高地点だと思う。実は私もよく分かっていない。何と言っても下調べゼロに近いので。
ロンボク島のリンジャニ山が見える。興奮しているのはたぶん私だけ。知床から国後島の爺爺岳を眺めるイメージ
2025年08月25日 07:14撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/25 7:14
ロンボク島のリンジャニ山が見える。興奮しているのはたぶん私だけ。知床から国後島の爺爺岳を眺めるイメージ
山頂は渋滞。確かに狭い。こういう場所で日本人は遠慮したり、順番を待ったりするが、世界標準はたいてい自己主張した者勝ちとなる。と言うか、言葉でしっかりとコミュニケーションを取るのが一般的
2025年08月25日 07:15撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/25 7:15
山頂は渋滞。確かに狭い。こういう場所で日本人は遠慮したり、順番を待ったりするが、世界標準はたいてい自己主張した者勝ちとなる。と言うか、言葉でしっかりとコミュニケーションを取るのが一般的
今日はガイド氏に遊んでもらった。ズルいな、自分だけ場面に応じて少しずつ装備を変更している。キナバルもそうだったが、同行はしても、余計なアドバイス等は一切しない。コーヒーは淹れてくれたけど。
2025年08月25日 06:10撮影 by  OPPO Reno9 A, OPPO
6
8/25 6:10
今日はガイド氏に遊んでもらった。ズルいな、自分だけ場面に応じて少しずつ装備を変更している。キナバルもそうだったが、同行はしても、余計なアドバイス等は一切しない。コーヒーは淹れてくれたけど。
下山開始
2025年08月25日 07:16撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
2
8/25 7:16
下山開始
キンタマーニ高原付近の眺め。手前がアバン山(2,151m)、奥の雲海に浮かぶのがバトゥール山(1,717m)だと思う。雲の下はバトゥール湖だろう。
2025年08月25日 07:20撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/25 7:20
キンタマーニ高原付近の眺め。手前がアバン山(2,151m)、奥の雲海に浮かぶのがバトゥール山(1,717m)だと思う。雲の下はバトゥール湖だろう。
アップ。素晴らしい。
2025年08月25日 07:23撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/25 7:23
アップ。素晴らしい。
ルンルン気分で帰る
2025年08月25日 07:23撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/25 7:23
ルンルン気分で帰る
ガイド氏。口数も少なく、笑顔も見せなかったが、最後にチップを渡したときはかなり笑顔になった。現金なものだ。
2025年08月25日 07:24撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
2
8/25 7:24
ガイド氏。口数も少なく、笑顔も見せなかったが、最後にチップを渡したときはかなり笑顔になった。現金なものだ。
ハイライトシーンは森林限界を越えたこの辺りだけ。まあ日本の山々もそうだけど。
2025年08月25日 07:24撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
1
8/25 7:24
ハイライトシーンは森林限界を越えたこの辺りだけ。まあ日本の山々もそうだけど。
海の向こうのリンジャニ山に後ろ髪を引かれる。ないけど。
2025年08月25日 07:30撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/25 7:30
海の向こうのリンジャニ山に後ろ髪を引かれる。ないけど。
サンライズ
2025年08月25日 07:36撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/25 7:36
サンライズ
ここから見たから、あっちは行かなくてもいいだろう。
2025年08月25日 07:43撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/25 7:43
ここから見たから、あっちは行かなくてもいいだろう。
逆さ富士。いや影富士か。
2025年08月25日 07:43撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/25 7:43
逆さ富士。いや影富士か。
何度も転倒して手のひら傷だらけ。膝も。きっと疲れてるんだね、私。それと加齢か。
2025年08月25日 09:30撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/25 9:30
何度も転倒して手のひら傷だらけ。膝も。きっと疲れてるんだね、私。それと加齢か。
下から振り返る。往復12時間のデイタイムツアーもあるそうだ。
2025年08月25日 09:53撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/25 9:53
下から振り返る。往復12時間のデイタイムツアーもあるそうだ。
登山開始時はここで記入と支払いを済ませる。支払いはガイド氏がしてくれる。
2025年08月25日 10:01撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/25 10:01
登山開始時はここで記入と支払いを済ませる。支払いはガイド氏がしてくれる。
富士山と違い、乾季は天気が確約されているようなものだから、わざわざ来てもハズレは少ないだろう。何度も来たい山だ。
2025年08月25日 10:12撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/25 10:12
富士山と違い、乾季は天気が確約されているようなものだから、わざわざ来てもハズレは少ないだろう。何度も来たい山だ。
登山口より下がったところに有名なブサキ寺院もある。余裕があればドライバーに寄ってもらうことも可能。また来るような気がするので今回はパス
2025年08月25日 10:12撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/25 10:12
登山口より下がったところに有名なブサキ寺院もある。余裕があればドライバーに寄ってもらうことも可能。また来るような気がするので今回はパス
帰国10時間前の就寝中に34時間も遅延するお知らせが届く。どうしても帰らないとならないので、7万円出してホーチミン経由で帰ることにした。必ずトラブルが起こる(泣)
帰国10時間前の就寝中に34時間も遅延するお知らせが届く。どうしても帰らないとならないので、7万円出してホーチミン経由で帰ることにした。必ずトラブルが起こる(泣)

装備

備考 ヘッドライト、ストックは貸してくれます。私はヘッドライトを日本から持参、ストックはノーサンキューでした。雨は降らないけれど、レインウェアの上衣だけを携行(兼防寒)

水、食料も用意してくれます。ただし自分で背負いますので、20リットルくらいのデイバッグがあればいいでしょう。

感想

渡航の3日前になって急きょアグン山に登ることにした。KKdayやklookでは2名以上からの申し込みになるので、KKdayに登録されている現地業者に直接WhatsAppからDMを送る。プライベートガイドの問い合わせをしたらすぐに返事が来て、当日中にPaypalで支払いを完了。決済金額は23,575円だった。

早朝2時起床でメイバンクマラソンのハーフに参加し、昼食を取って16時から仮眠。20時にホテルへ迎えが来て、22時半くらいに現地到着。ガイド氏と合流してナイトハイク開始である。

ガイド氏のペースが速く、心拍数最大で頑張ってついて行ったら、時間を余したので山中で焚火をして1時間半仮眠をする。さすがに週に3回も登っているから、同行者のペースや体力レベルをしっかり見極め、正確な時間見積をしてくれる。

サンライズツアーなので他の多くの参加者達はいわゆる山屋さんではない。富士山に登る訪日外国人旅行者に近い雰囲気だ。

山頂から隣のロンボク島に見えるリンジャニ山を見てひとりテンションが上がっていたのはきっと自分だけだっただろう。知床から見る国後島の爺爺岳のようで、とってもそそられる。来年登りに行こう。

下りは私が先を行き、後ろをピッタリとマークされる。何度もザレ場で転倒して手のひらも膝も傷だらけ、その都度Are you Okey?と後ろの高い場所から見下したかのように言う。しかも無表情である。これは修行か訓練か?

靴の靴下、足もも大砂走りを駆けたかのように火山灰で真っ黒。ズボンも膝に穴が空いて終了。

ひとり参加だったので、ガイド氏にもドライバー氏にもちょっと多めの20万ルピーずつのチップを渡す。次の日本人客に対してより良い仕事をしてくれるだろう。国民一人ひとりの振る舞いが海外での日本人、そして日本という国の評価に繋がると私は思う。

料金が安くてこれだけの内容であれば、キナバル山に登るよりずっと費用対効果も満足度も高く、しかも、わりとイージーな海外登山なので入門編としてオススメしたい。

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コメント

peterpan さんへ
こんにちは〜
バリ島でご来光登山🗻、サイコーですね!とても気持ちが良さそう😊
ガイドさんも、とてもお手頃価格なのですね。
but遅延のための出費は手痛い😭
お気をつけてお戻り下さい♪
2025/8/26 11:38
いいねいいね
1
minaさんなら余裕です。むしろ物足りないかもです☆
2025/8/26 12:42
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1
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