一ノ倉沢トレッキング


- GPS
- 02:37
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 254m
- 下り
- 231m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:54
天候 | 快晴、猛暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
感想
新潟県と群馬県の県境にある三国山脈の一山である谷川岳(オキノ耳1977m)。 周囲の一ノ倉岳、茂倉岳、朝日岳、万太郎山、仙ノ倉山、平標山(たいらっぴょうやま)などを総じて谷川連峰と呼ばれている。 登山ガイドブックには、「いずれも2000mに満たない山域だが、冬季に日本海側からの湿気の多い季節風が直接吹き付ける国内有数の豪雪地帯であり、季節変化の激しい山域として知られている。」と紹介されている。
また、「一ノ倉沢(いちのくらさわ)などの谷川岳の岩場は、その険しさから剱岳(つるぎだけ)や穂高岳と共に、日本三大岩場のひとつに数えられ、ロッククライミングの聖地として、クライマーのあこがれの山である。」とも紹介されている。
8月終盤の異例の酷暑で、東海や関東を中心に危険な暑さとの天気予報のなか、JR上越線土合駅に仲間と集合。 土合駅下り線ホームは、日本一のモグラ駅で、地上まで462段の有名な階段を、写真を撮りながら、ゆっくり登ること約10分。
本日は、京浜東北線の事故発生に伴い、高崎までの電車遅延等も重なり本日の参加者は、それぞれ迂回ルートを検索しながら、集合時間ギリギリで土合駅に到着となった。 その後、本日の宿舎「土合山の家」に立ち寄り、不要な荷物をデポ後、谷川岳一ノ倉沢出合までのトレッキングに出発。
宿舎から歩き始めて数分で、1941年(昭和16年)に湯檜曽川(ゆびそがわ)の下流への災害防止のために、群馬県で初めて建設されたアーチ式の「土合砂防堰堤(提高11m)」から落ちるダイナミックな水流を見ながら川沿いの樹林に囲まれた山道を歩いて、約2時間余りで一ノ倉沢出合に到着。
一ノ倉沢出合は、谷川岳東面にある「一ノ倉沢」の大岩壁の沢の入口部分のことを指しており、登山者や観光客が、一ノ倉沢を間近に見られる展望スポットになっていた。
ここから谷を見上げると、高さ約1000m級の断崖絶壁を真正面に望むことができ、参加者全員でその凄まじい迫力で圧倒される岩壁をしばらく展望した後に、集合写真を撮って宿舎への帰路についた。
おって、今回、山行に当たって谷川岳について調べてみると、谷川岳が「魔の山」、「墓標の山」と呼ばれるようになってから、一番多くの人命をのみこんでいるのが一ノ倉沢の岩壁と多くの書籍に紹介されており、さらにAIアプリで検索してみると、1931年(昭和6年)から今年までに、既に八百数十名以上の方々が、命をおとして遭難されていると回答が返って来た。 本当に、一ノ倉沢は、優秀なクライマーを吸い寄せる垂直の岩壁の魅力と魔性を感じさせる何かがあると感じたトレッキングであった。
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