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Yamareco

記録ID: 86240
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
丹沢

宮ヶ瀬-丹沢三峰-丹沢山-塔ノ岳-大倉△

1981年01月01日(木) 〜 1981年01月02日(金)
 - 拍手
GPS
26:25
距離
19.8km
登り
1,841m
下り
1,839m

コースタイム

1981年1月1日

08:30 宮ヶ瀬バス停 
09:20 休憩 09:29
11:01 休憩 11:04
11:15 昼食 11:30 食パン2枚?、みかん1?(スパッツつける)
12:26 休憩 12:30
13:02 休憩
16:15 丹沢山   夕食 ボンカレー、米1.2合

1月2日

02:40 起床
04:30 停滞 07:30
07:30 出発
08:30 塔ノ岳
10:55 大倉
天候 晴れ、曇り、雪、曇り、晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 1981年(昭和56年)01月01日(木)
06:00 自宅 徒歩
06:25 橋本 06:30 神奈中バス 三ヶ木行 260円
07:10 三ヶ木 07:20 神奈中バス 宮ヶ瀬行
08:25 宮ヶ瀬 08:30 ※宮ヶ瀬からの逆算推定時間

復路 01月02日(金) ※推定時間
10:55 大倉 11:15 神奈中バス 渋沢駅行 100円
11:30 渋沢 11:42 小田急小田原線 新宿行 180円
12:22 町田 徒歩
12:27 町田 12:37 国鉄 横浜線 橋本行 160円
12:50 橋本 13:20 神奈バス 上大島行 130円
13:40 内出 徒歩
13:45 自宅
コース状況/
危険箇所等
宮ヶ瀬ダムができる前、宮ヶ瀬のバス停は落合という集落付近にあった。いまは
水没してしまっているので、二度と行くことはできない。

したがって、ルート図のスタート地点が湖の中になっていること、察しください。

昔の国土地理院の地図、昭文社の地図参照
このツェルトを使用しました。写真は最近写したもの、新宿のアイガースポーツ製(すでに廃業の模様)
このツェルトを使用しました。写真は最近写したもの、新宿のアイガースポーツ製(すでに廃業の模様)
メモ帳画像、このメモは後日書き写したもの
1
メモ帳画像、このメモは後日書き写したもの
5万分の1、地形図、上野原と秦野
宮ヶ瀬ダムもありません
5万分の1、地形図、上野原と秦野
宮ヶ瀬ダムもありません
昭文社、山と高原地図、丹沢、昭和57年発行
昭文社、山と高原地図、丹沢、昭和57年発行
宮ヶ瀬付近のクローズアップ
宮ヶ瀬付近のクローズアップ
ワンダーフォーゲル部文集、頂4集
ワンダーフォーゲル部文集、頂4集
25ページ、名前が出ていたので、消しました(汗)
感想文と同じ内容ですが、暇な方は読んでください。尚内容に不適切な表現がある場合がありますが、若気に至り?お許しください・・・
1
25ページ、名前が出ていたので、消しました(汗)
感想文と同じ内容ですが、暇な方は読んでください。尚内容に不適切な表現がある場合がありますが、若気に至り?お許しください・・・
26ページ
27ページ
28ページ
以下4枚の写真はイメージです。先日三峰へ行った時に撮影(2011年2月12日)この道標は古そうな感じです。
以下4枚の写真はイメージです。先日三峰へ行った時に撮影(2011年2月12日)この道標は古そうな感じです。
先行者、たぶん前日の足跡は消えかかっています。
先行者、たぶん前日の足跡は消えかかっています。
トラバース道では消えています
トラバース道では消えています
この看板はたぶん植林の状態を表していたのだと思いますが、消えていてわかりません。訂正:この看板は丹沢特別保護地区を示した地図でした。今はもう少し上の方に、同じ図が新たに設置されています
この看板はたぶん植林の状態を表していたのだと思いますが、消えていてわかりません。訂正:この看板は丹沢特別保護地区を示した地図でした。今はもう少し上の方に、同じ図が新たに設置されています
この写真と次のは下記ページにて見つけました
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0703
これは石小屋橋
この写真と次のは下記ページにて見つけました
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0703
これは石小屋橋
こちらは宮ヶ瀬橋の説明がありました。路線バスは神奈川中央交通の特徴的なカラーリングが見えます(上部が黄色の濃いクリーム色とタイヤ回りに赤い楕円形の塗り分け!)
こちらは宮ヶ瀬橋の説明がありました。路線バスは神奈川中央交通の特徴的なカラーリングが見えます(上部が黄色の濃いクリーム色とタイヤ回りに赤い楕円形の塗り分け!)
モリタの水筒に、学生の分際でワインを入れて持って行ったのだ。雪だったので、身体が温まると半端な知識でカッコつけたのだろうか
モリタの水筒に、学生の分際でワインを入れて持って行ったのだ。雪だったので、身体が温まると半端な知識でカッコつけたのだろうか
ボンカレーと言えば、こんなパッケージだが、これは当時の物ではない
ボンカレーと言えば、こんなパッケージだが、これは当時の物ではない
この時、使っていたコッフェルだが、あと少しで40年目になるが、まだ使える。使ってる
この時、使っていたコッフェルだが、あと少しで40年目になるが、まだ使える。使ってる
ヤフオクで同じもので状態が良い物が出てたので入手。小鍋のハンドルの材質がちょっと違って、旧いのは鉄であまり熱くなりにくいのだが、これはアルミでたぶんすぐ熱くなって素手では持てないだろう
ヤフオクで同じもので状態が良い物が出てたので入手。小鍋のハンドルの材質がちょっと違って、旧いのは鉄であまり熱くなりにくいのだが、これはアルミでたぶんすぐ熱くなって素手では持てないだろう

感想

1981年1月1日 丹沢三峰登山記

相模原工業技術高等学校、ワンダーフォーゲル部

文集『頂』4集より私の記事を抜粋、原文のまま

単独行とその実態
     3M1 ○○○○○   3M1は三年機械科1組という意味です。○は私の名前

 僕は昭和五十四年一月一日朝一番のバスで丹沢山を目指
した。橋本駅で二人のパーティーに会い三ケ木までいっしょ
だった。一人が声をかけてくれたがも一人の方は長靴なん
ぞをはいていまいちいやな感じの奴だった。彼らは焼山か
ら主脈縦走をやると言うのである。塔から入った方がずっ
と楽なのにおかしな奴らだ。宮ヶ瀬に着き入山。ところ
が道がぜんぜんわからない 適当に行くと発電所らしきも
のがあり、どうやら道はあっていた。だがしばらく登って
行くと道がなくなり山の斜面の木を切った所にでてしまっ
た。僕は少しもあわてず地図を出した。・・・・・・しかし現在位
置がわからなかった。それでも僕はあわてず山の高い位置
を目指し、とげだらけの草を押しのけながら登った。どう
やら道らしいものがありさらに標石を確認し道は、分岐に着
きますます良くなった。べんとうを作ってもらうのをわすれ出
発間際にみかんと食パンだけを取ってきて昼食とした。
ここからスパッツを着けた。道はいよいよ急になってさら
に三つ峰が待っていた。下山者は5、6人いた。初日の出の
客らしい。2、3日前ぐらいの足跡があるだけで登山者は僕
一人であった。僕の前には強い風と真白な山肌の三ツ峰越
えという難路が待ちかまえていた。一歩一歩がとても重い。
スパッツの半分ぐらいの積雪がある。一ツ目の峰
は素通りして二ツ目の峰で少し休んだ。水を飲んでからミ
ルキーを食べたような気がした。三ツ目の峰、四ツ目の峰
もものすごい急登ってほどでもないが足が寒さと疲労でつっ
さすりながら歩いたり、立ち止まってさすったりしながら
登った。足がつるとゆうのは練習不足も一部あるが無理な
姿勢で足をあげるとなりやすいようである。最後の丹沢の
登りもこんな調子でかなりペースが落ちてしまった。頂上
は近いがなかなか丹沢山頂は見ず精神疲労が激しい。かす
かに左の方に小屋が見えてきた。煙突から煙が出ている。
どうにか頂上に着いた。もう16:00であった。三角点ピーク
を踏み、道標の前にテントをひろげていたら同じ単独らし
い人が写真をとってくれと言ったのでとってやった。
またテントを立てようとしていると小屋の人が出てきてそ
こじゃまずいからもっとはじの方で張ってくれと言われた。
言ったとうりにしてテント(世間ではツェルトと言う)を
張った。夕食はボンカレーとめしである めしをたいて
いるとコンロがこんろんでしまった。下の雪がとけだした
のであった

めしをぶちまけてしまったが雪の上だったのでそのままも
とにもどしまた炊いた。その瞬間コンロはOPTIMUS96であっ
た。めしを食い終り朝食のよういをしながら寝袋に入った。
あまりの寒さに雨具のズボンをはいて果実酒を飲み寝たが
むれてしょうがなかった。朝は3:00前ごろに起きた。登山
靴やポリタンの水が氷ってしまった。なんてこった!!・・・・
生まれて初めてです、こんな気持ち。雪が降っていて風が
少しあった。きのうの足跡も消えてしまった。めしを食っ
てテントの中で雪がやむまで停滞していた。2、3時間たっ
て塔からの人が来たので僕もテントをたたんで出発した。
雪はどうやらやんで塔に着いた。ものすごい風である。姿
勢をくずすと飛ばされそうだ、日の出山荘のかげで果実酒
をのみここはすぐ出発した。花立ぐらい降りると雪は既に
なく、もうぐちゃぐちゃです。すべってまっ黒になってしま
った。さらにくだると、うそのように晴れていた。大倉に
はバスがすぐ来たが見すててゆっくり着替をして次のバス
でのんびり帰った。と言うわけである。このように僕は三
年間いろいろな山へ行った。そしていろいろな山を知った。
でも山に登ると言うことはどうゆうことだろう。登山とは
何だろう。この答は世界中の山、日本中のすべての山に登
ってもでないだろう そして世界中のすべての山を登って
しまっても僕は山へ行くだろう。 ワンダーフォーゲル部
の三年間が僕を山からはなさなくしてしまったのである。
この三年の経験を生かしこれからもずっとすべての困難に
ぶつかっていきたいと思う。
 
冬期丹沢北東稜無酸素登頂記録の全貌

※上記、文章中に不自然な文や言葉があるのだが、当時、テレビで流れていたセリフなどを盛り込んで面白くしようとしていたのでした。

かとうかずこ コーヒーゼリーCMより 『もうぐちゃぐちゃです』とか

なんとなく、思い出したので追記

朝出発する前、食料が足りないと思い、家にあったみかんをいくつか詰め込んだ。宮ヶ瀬バス停に着くとバスの終点だけあって、バスの転回するスペースがあるが、登山道を示す道標のようなものは見当たらず、車道を右に行ったものか、左に行ったものか迷う。地図をよ〜く見直した事だろうか・・・たぶん集落の上の方に行く道を登って行くと、登山道のようなものになったのだろう。途中、発電施設なのか?導水管のコンクリートの上を横切るところがあり、ここが地図の場所であることを確認したような気がする。高畑山の手前だったか、送電線の付け根のコンクリートの所で少し休んで、みかんか、食パンか?食べた。本当は送電線の根元の所は通らないのだが、尾根を外して巻くのが嫌だったのだ。この時すでに雪がちらちらしていたように思う。




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