三ツ峠山〜河口湖


- GPS
- 06:24
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,381m
- 下り
- 1,145m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
その他周辺情報 | ・三ツ峠駅周辺の宮の前遺跡(縄文中期) ・三ツ峠山山頂遺跡(山頂で土器が発見されている) |
予約できる山小屋 |
三つ峠山荘
|
写真
感想
縄文の遺跡が見つかっている山を巡る山行記録。
三ッ峠駅から三ッ峠山を経由して河口湖へ降りるルートを計画して朝5時起きで三ッ峠山へ電車で向かう。8時半頃に駅に到着、南麓で日当たりがよく水も豊富なこの辺りは暮らしやすい環境だったようで、縄文の遺跡もたくさんあり、縄文時代のランプと言われている釣手土器が見つかった宮の前遺跡もある。三ッ峠山の形は独特で信仰の対象になるのも頷ける。山から流れている柄杓流川(しゃくしながしがわ)を横目に縄文時代の景観を想像しながら登山道へ。
達磨石あたりまでは車が入ってこれる舗装道路。途中の山祇神社の説明看板によると、毎月17日は山の神の日として山に入ってはいけない掟があったようだ。
山の中は湿気も日差しも少なく、スタート地点が標高600mなので気温も高くなくて快適だった。(あと虫が少ない)ひたすら空が見えない林の中を上り、股のぞきという開けた場所につくと富士山が見えた。
馬返しという場所からは岩場になり、それなりの急登。地名の意味は馬はここから先は通れないということなのかな。八十八大師という石像が祀られている場所で小休憩。なんとなくそろそろ山頂に着く頃合いかと思うけどなかなか着かない。
しばらく進むと巨大な岩壁が。屏風岩と言われていてロッククライミングのメッカらしい。登っている人もいて凄いなと思うけど自分は一生やらない。
それにしてもこの絶壁沿いの道沿いはずっと眺望があって楽しい。
ほどなくして四季楽園という山小屋を経由(山バッジゲット!)して三ツ峠山山頂に到着。山頂は広くはなく、富士山の頭は雲に隠れてしまったが、それなりの眺望を楽しめた。
実はここも三ツ峠山山頂遺跡として、縄文土器が発見されたという記録があるそうだ。詳細は不明だが、生活や狩猟や採集目的でここには来ないだろうし、やっぱりあの巨大な岩の塊と形、山麓の集落に水や恵みをもたらす存在として当時から信仰の対象だったのかもしれない。ちなみに現代は土器の代わりに電波塔が鎮座している。
もうひとつの三ツ峠山荘でもバッジをゲットし、他の御巣鷹山と木無山も経由して河口湖へ降る。三ツ峠山荘と四季楽園の中間が広場になっているけど、ここがテン場だったらいいのになと思った(テント禁止の看板あり)
下山ルートはなだらかな尾根で歩きやすい。ほとんど人ともすれ違わず静か。途中の送電線の真下からは南側の開けた眺望が良かった。やがて河口湖が見えてきて、標高1000mくらいまで降るとセミの鳴き声が聞こえてきた。
さらにくだっていくとなんかカーニバル的な音楽が聞こえてきて突然観光地に合流。さっきまでの静寂とのギャップが凄まじいなと思いながら下山。
河口湖駅の前にある昭和な雰囲気のレストランでカツカレーとビールで締めて、
帰りはたまプラや町田方面行き高速バスがいくつか出ていたのでそれを利用。
中央道の渋滞で1時間くらい遅れたが楽に帰れて良かった。
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