笠ヶ岳（笠新道往復、岐阜県）

2025年08月31日(日) 〜 2025年09月01日(月)

• GPS: 20:11
• 距離: 22.3km
• 登り: 2,195m
• 下り: 2,195m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:08
• 休憩: 1:55
• 合計: 11:03

4:38 新穂高温泉無料駐車場
4:48 4:56 新穂高温泉バス停
4:54 4:58 新穂高登山指導センター
5:08 5:12 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:28 お助け風穴
5:43 中崎橋
5:54 6:07 笠新道登山口
7:57 ブリキベンチ
8:45 9:06 天然クーラー(木の根)
9:25 10:01 天然クーラー(岩間)
11:28 11:51 杓子平
14:05 14:09 笠新道抜戸岳分岐
14:13 14:14 笠新道分岐
15:01 抜戸岩
15:22 15:23 笠ヶ岳テント場
15:39 笠ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 5:18
• 休憩: 3:52
• 合計: 9:10

4:49 笠ヶ岳山荘
5:07 5:42 笠ヶ岳
5:49 6:57 笠ヶ岳山荘
7:03 笠ヶ岳テント場
7:26 抜戸岩
8:01 8:04 笠新道分岐
8:04 8:05 分岐指導標（仮称）
8:16 8:40 抜戸岳
8:50 8:51 笠新道抜戸岳分岐
9:32 10:21 杓子平
10:58 11:09 天然クーラー(岩間)
11:16 11:18 天然クーラー(木の根)
11:25 11:35 ブリキベンチ
12:28 12:33 笠新道登山口
12:43 中崎橋
12:55 お助け風穴
13:08 13:12 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:18 中崎山荘 奥飛騨の湯
13:25 13:31 新穂高登山指導センター
13:32 新穂高温泉バス停
13:45 13:58 新穂高温泉無料駐車場
13:59 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高の深山荘近くの無料の第3駐車場に車を止めました
土曜の夜12時ぐらいに着きましたが、係の方がおられて、後1台だけ空いてると言われて、ギリギリ間に合いました。
その他にもいくつか駐車場がありました
・ビジターセンター向かいの第2駐車場（有料、1200円/24時間、予約不可）
・ビジターセンターから橋を渡った先の深山登山者用駐車場（有料、2600円/一日、ネット予約必要）
・後は坂を上がった鍋平に有料・無料の駐車場がいくつかあります。
詳細は以下を参照
https://www.okuhida.or.jp/archives/5001

コース状況／危険箇所等

新穂高ビジターセンターから笠新道入口まで、林道を約4km歩きます。
標高差は300m弱

そこからの笠新道は、展望が開ける杓子平入口まで、標高差1000m強の登り
ずっと急登というわけではないですが、たまに手を使うような岩がありました
道は悪くなかったですが、寝不足とひたすら登りでバテました

杓子平から抜戸岳までは、約350mほどの登り
展望が開けるので、今までよりは気分が違いましたが、それまでの疲れで稜線まで時間がかかってしまいました。

抜戸岳から笠ヶ岳山荘までの稜線は、ゆるやかな登降
最後の山荘手前の50mほどの登りがこたえました

笠ヶ岳の南側のクリヤ谷コースは、整備するのを止めたとのことで、山荘HPでは通行禁止となっています。

その他周辺情報

中尾温泉の民宿たきざわさんの温泉に入らせていただきました
料金は￥500
熱い湯を水でうめて入りました
他にも入浴できる宿・施設は多数あります

写真

8/31 4:34

駐車場から登山開始
夜中12時に着いて仮眠、でもほとんど寝れなかった・・

8/31 4:39

駐車場をぬける道は、一番奥の突き当たりでした
ここからの登りは久しぶりなんで、忘れてました
ちょっとだけ森の中を歩く

8/31 4:45

新穂高温泉バス停
ビジターセンターでトイレ利用

8/31 4:57

蒲田川を越える
奥に目的地の笠ヶ岳
最近緩い山登りが多かったので、あそこまで登れるのか？
あまり考えないようにする・・

8/31 4:59

橋を渡った先、一番奥の有料駐車場
ネット予約が必要で、一日2600円也
すぐ隣でも駐車場の造成工事をしていました

8/31 5:06

林道を歩いて、ゲートを通過

8/31 5:13

林道から笠ヶ岳

8/31 5:14

望遠

8/31 5:26

風穴横を通過
前はもっと冷たい風が出ていた気がするのですが…

8/31 5:30

振り返ると錫杖岳
素晴らしい

8/31 5:39

初夏のころ、土砂崩れで通行止めになってました
どの部分かわかりませんでしたが、道はきれいにしてくれてます
ありがたい
今にも崩れてきそうな斜面がたくさんありますが…

8/31 5:50

ぶなかな？

8/31 5:51

笠新道登山口に到着
気付かないうちに、300mほど登ってます

8/31 6:00

ありがたい水場
山荘までは水場も無し
笠ヶ岳山荘も天水頼みで、水の購入制限ありと書いてました
山荘に電話で確認した時、ビールは問題無いと言われてホッとしました

8/31 6:14

急坂開始か？と思ってましたが、ジグザグ道でずっと急登というわけではありません

8/31 6:20

ぶな

8/31 7:20

穂高のシルエット

8/31 7:29

焼岳と右奥に乗鞍が見えてきました

8/31 7:57

ちょっと暑い

8/31 8:00

8/31 8:23

たまに少し急な登り

8/31 8:30

槍ヶ岳の雄姿！

8/31 8:41

森を抜けて草地が増えてきました

8/31 8:47

槍ヶ岳方向

8/31 9:11

まだまだ上がります

8/31 9:44

風穴あり
冷気が出ている天然クーラー
汗だくの体を冷やす

8/31 10:50

穂高に雲がかかってきました

8/31 11:11

大きめの岩場通過

8/31 11:36

標高2450mの尾根を越えると、
目の前に突然、抜戸岳から笠ヶ岳への稜線が見えてきました
絶景です

パノラマ
笠ヶ岳は左の雲の中

8/31 11:37

笠ヶ岳東側の沢を望遠
雪が残ってたのは、ここだけでした

8/31 12:01

杓子平を上へ

8/31 12:06

笠ヶ岳が見えてきました

8/31 12:13

歩いてきた方向

8/31 12:40

8/31 13:00

8/31 13:22

稜線はもうすぐなのに、しんどくてなかなか進みません

やっと稜線に出ました

8/31 14:12

双六岳方向の分岐通過

8/31 14:17

杓子平カールを見下ろす

抜戸岳から北側のパノラマ

8/31 14:31

霧が晴れてきました

笠ヶ岳方向へ
左下に播隆平カール

8/31 14:31

笠ヶ岳山荘が見えた

8/31 14:34

新穂高への谷
いつも見上げるところまで来ました

8/31 14:58

抜戸岩通過
山荘を予約したとき、15時半を過ぎるなら連絡してと言われてました。
ギリギリになりそうなので、電話しましたが、快く対応していただきました

8/31 14:59

ちょっと急いで歩いてたら、雷鳥の子供が飛び出してきました
ちょっとあわてている様子でしたが、こっちもビックリ
親鳥はハイマツの中で呼んでいるようでした

8/31 15:20

笠ヶ岳山荘下のテント場通過
このあたり、最後の登り
疲れます

8/31 15:34

やっと山荘に到着！
夕食時間は早めで16時台
カレーライスとビールでおいしくいただきました

8/31 17:01

夕食が早いので、夕焼けまでの時間をのんびり過ごせます
天気が良くなって、雲もなくなってきました

8/31 17:02

霞沢岳望遠

8/31 17:04

正面に穂高

8/31 17:06

奥穂高望遠

8/31 17:06

穂高岳山荘

8/31 17:06

槍ヶ岳望遠

8/31 17:08

笠ヶ岳山頂
ビールも飲んでしまったので山頂はまた明日
明日も晴れそうやし

8/31 17:35

こじんまりした山荘

8/31 17:42

抜戸岳と槍ヶ岳

8/31 18:01

夕焼け時間でしたが、この後、急に霧が出てきて何も見えなくなりました

9/1 4:00

3時半起床
外に出ると満点の星空でした
写真は失敗

9/1 4:33

笠ヶ岳山頂へ
山荘外の温度計は12度でした

9/1 4:58

山頂に到着
登れたことを感謝

9/1 5:02

9/1 5:07

笠ヶ岳三角点
標高2988m

9/1 5:14

望遠
山がよくわかりませんでしたが、調べたら富士山と甲斐駒ヶ岳でした

9/1 5:22

乗鞍

9/1 5:22

御嶽

9/1 5:26

槍ヶ岳の南、中岳？からの日の出

9/1 5:27

北東方向、妙高山・高妻山あたり？

9/1 5:29

南側

9/1 5:30

クリヤ谷コース方向

9/1 5:31

下からは標高差、約2000mの登り
7年前、かなりしんどいけど、いい道だった記憶あり
今はもう整備してないので通行禁止と書いてました

9/1 5:34

西側、笠ヶ岳のきれいな形の影
白山とかは見えませんでした

9/1 5:35

山荘に戻る

9/1 6:28

荷物をまとめて軽い朝食のあと、山荘でコーヒーを注文
槍ヶ岳・穂高を眺めながら、おいしくいただきました

9/1 6:54

お世話になりました
久しぶり（十数年ぶりくらい）の山小屋泊まりでしたが、快適でした。

9/1 6:56

下山

9/1 7:21

薬師岳望遠
陽があたって白く見えてきた

9/1 7:22

黒部五郎岳

9/1 7:22

北ノ俣岳
昨年歩いたコース

9/1 7:22

奥に剱岳と立山

9/1 7:52

抜戸岳へ緩やかな登り
笠ヶ岳に行く途中に通過してしまう山ですが、下の杓子平からもきれいやし、稜線上でもどっしりしていていい山です

9/1 8:08

抜戸岳山頂に寄ってみました

9/1 8:23

山頂より
水晶岳望遠

9/1 8:23

鷲羽岳かな

9/1 8:24

薬師岳

9/1 8:25

9/1 8:26

双六小屋も見えました

9/1 8:42

9/1 8:58

下り開始
ここから笠新道登山口まで、約1400mの下り

9/1 9:05

下り途中、また雷鳥の親子に出会いました

9/1 9:16

杓子平の途中より
左奥、笠ヶ岳

9/1 10:41

登山口まで一気の下りスタート
所々、急な下り

一度、派手にコケてしまいました
緩く傾斜した岩に、枯れた笹が積もっていて、気にせず踏んだら滑ってしまいました
ちょっと危なかったです
大したケガもなく良かったですが

9/1 11:06

霧が出てきてましたが、また晴れてきました

9/1 11:06

槍ヶ岳

9/1 11:39

歩きやすくしていただいてます
ありがたい

9/1 12:02

樹林帯に入りました
見納めかな

9/1 12:15

9/1 12:30

笠新道入口に到着！
ここから林道歩き

9/1 12:50

錫杖岳

9/1 13:03

林道歩きも最初は快調に飛ばしてましたが、最後の方はさすがに疲れてきました

9/1 13:19

新穂高に到着
無事？下山
温泉に入って大阪へ帰宅
明日は仕事・・

撮影機器：

NIKON D7500 NIKON CORPORATION

感想

めいろー

7年ぶりに笠ヶ岳へ
前回はクリヤ谷コースで、笠ヶ岳山荘下でテント泊
その時は9月末で秋の景色だったので、今回は夏のアルプスを楽しみに来ました。
コースも歩いたことの無い笠新道から、笠ヶ岳山荘宿泊付きで。

前日、夜中の12時に駐車場に着いて、仮眠しようとしましたが、ほとんど寝られず。
朝4時半ごろに登山開始して、林道歩きのあと、笠新道に取り付きました。
急な登りを覚悟していましたが、思ったほどではありませんでした。
でも途中から、疲れが出てきてペースダウン。
ちょっと登っては休憩の繰り返し。
穂高や槍ヶ岳が所々で見えて、救いにはなりました。

なんとか杓子平入口に到着すると、急に目の前に抜戸岳や杓子平の見たことの無い素晴らしい展望
これを見ただけで、この道を登ってきてよかったと思いました。

杓子平から抜戸岳への登りも、疲れが出てきて、休んでばかり。
なんとか抜戸岳に着くことができました。

そこからは、天気も良かったので、最高の稜線歩きでした。
休憩多すぎでコースタイムはかなりオーバーしましたが・・

登っているときは、ひたすら登りのコースに、もう来たくないと思ってましたが、
下ってみると、また違う季節に登ってみたいと思いました。
今度は雪の残る初夏に来てみたいです。

コメント

Screen

笠新道ピストンで登りましたが、修行でしたね〜。もう今じゃあの1000強の登りは回避したい所です。笑
写真が綺麗ですね。

めいろー

Screenさんこんにちは。コメントありがとうございます。
確かに修行でしたね
でも登って見えた景色で報われた気がします！
今では、もうしんどかったことは忘れて、また違う季節に登ってみたいと思い始めてます。
何年も後になりそうですが（笑）