奥大日岳＊秋の始まりの景色と剱岳を望む縦走路

2025年09月01日(月) [日帰り]

• GPS: 06:52
• 距離: 10.8km
• 登り: 738m
• 下り: 709m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:32
• 休憩: 0:15
• 合計: 6:47

距離 10.8km 登り 738m 下り 709m

8:58 スタート地点
9:00 血の池
9:07 雷鳥荘
9:21 雷鳥沢キャンプ場
9:50 9:51 新室堂乗越
10:08 10:09 室堂乗越
10:45 10:47 ２５１１ｍピーク
10:54 カガミ谷乗越
11:15 11:16 奥大日岳
11:21 11:22 奥大日岳最高点分岐
12:16 12:17 奥大日岳三角点
12:22 12:23 奥大日岳最高点分岐
12:27 12:36 奥大日岳
12:58 カガミ谷乗越
13:06 13:07 ２５１１ｍピーク
13:31 13:32 室堂乗越
13:46 新室堂乗越
14:07 浄土橋
14:20 14:22 雷鳥沢ヒュッテ
14:31 14:32 雷鳥荘
14:43 14:44 血の池
14:49 エンマ台
15:32 みくりが池温泉
15:36 15:37 みくりが池
15:50 ホテル立山
15:50 ゴール地点

天候

◾️晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◾️立山駅前🅿︎
9月に入ったばかりの平日だからか第一🅿︎に余裕で停められました
手前ら辺から各🅿︎が満車か空車か分かるような表示があります

コース状況／危険箇所等

◾️GPSをスタートするのを忘れており10分ほど経過した地点からログが始まっています
◾️危険箇所はありませんが、途中で岩場を越えたりする箇所があります

写真

9/1 6:59

7時ごろweb予約していたチケットを発券
立山駅の壁ってこんなポップな感じだったかな

9/1 7:07

定刻まで待機していたところ、かぼちゃが到着
立山線の一部の存続危ういとかニュースで見た

9/1 7:34

定刻になったので立山ケーブルカーに乗車します
車内では相変わらず材木石と大きな貨車と最高勾配29%のお話が展開

9/1 7:57

お次は高原バスですが、流れですぐに乗車
今回も進行方向左を確保し見所網羅に成功
まずは屋久杉に匹敵するという立山杉（仙洞杉）見学（バスは少し停車する）

9/1 8:01

称名滝（逆光）（バスは少しずつ移動しながら停車してくれる）

9/1 8:17

左手に見えます大日連山は今回の目的地

9/1 8:27

左手に薬師岳と鍬崎山
我がふるさとの霊峰は見えず

9/1 8:31

左手のピンポイント三角剱が気に入っています

9/1 8:33

ガキ田などを経て高原バスのゴール地点、室堂付近が見えてきました

9/1 8:44

玉殿の湧水を汲んで速やかに出発します
室堂はすでに秋色になっています

9/1 8:46

ブルーなみくりが池

9/1 8:50

みくりが池温泉と剱岳

9/1 8:55

地獄谷と大日連山

9/1 8:56

ここでハイカーのみなさんを撮るのが好きなので、また今回もいただきました

9/1 8:59

血の池と浄土山

9/1 9:01

地獄のリンドウ池と5年ほど前にお世話になった雷鳥荘

9/1 9:07

良かったなーここ

9/1 9:11

そして雷鳥沢キャンプ場を見下ろす場所へ
みんなも好きでしょう

9/1 9:15

戻りでは地獄の階段と化しますが、行きは天国の階段
スキップしちゃう勢い

9/1 9:21

らいじぃおひさです

9/1 9:24

称名川を渡る

9/1 9:24

さらさら称名川と大日

9/1 9:26

雷鳥坂分岐
大日方面は直進です

9/1 9:33

ひと登りで癒しの木道区間
雷鳥沢キャンプ場を過ぎると一気に過疎り、貸切最高です

9/1 9:44

かわいいのいた

9/1 9:49

振り返ると、ザ・世界の立山

9/1 9:51

新室堂乗越が剱御前小舎と大日の分岐

9/1 9:52

ここからしばし平坦路で最高です

9/1 9:52

ちまちま振り返る

9/1 9:57

ミヤマホツツジ

9/1 9:59

いくつかのピークが確認できます

9/1 10:00

称名川

9/1 10:02

忠実にピークを越えるのではなく、トラバース気味に通過します

9/1 10:03

本日の主役

9/1 10:05

シラタマノキにしてはピンクですが
撮らなかったのですが、クロマメノキの青黒い実もたくさんありました

9/1 10:07

ナナカマド

9/1 10:07

この辺りからは紅葉の時期がたいへん美しいです

9/1 10:07

ギザギザね

9/1 10:09

室堂乗越

9/1 10:11

夏の終わりのグラデーションカラー

9/1 10:11

結構遠ざかった感

9/1 10:29

ギリ夏山JOYです

9/1 10:31

奥能登しおサイダー飴補給

9/1 10:32

セリ科なんですけど、今シーズンなら攻略できるんじゃないかと期待しています

9/1 10:33

剱岳の存在感がましましになってきました

9/1 10:36

天狗平の奥には薬師の三角

9/1 10:38

がんばれがんばれ…

9/1 10:41

アキノキリンソウ

9/1 10:45

P2511

9/1 10:46

奥大日最高点を巻くように登山道がついています
そしてカッコ良い角度

9/1 10:46

剱岳展望台の名を欲しいままに

9/1 10:48

この残骸？が気になります

9/1 10:49

ミヤマコゴメグサ

9/1 10:49

ハクサンフウロ
間に合って良かった

9/1 10:52

乗り越すたびに終わりかと思いきや毎回次なるピークがいる…

9/1 10:54

謎植物

9/1 10:55

カライトソウはお疲れ気味

9/1 11:00

いよいよ大日が見えてきました

9/1 11:02

鞍部にはみんな大好き大日小屋
気持ちはあるのになかなか縁遠い小屋ですが、そろそろ実現できますよう

9/1 11:04

オオヒョウタンボクの実
イクラのようだねえとはすれ違ったおいちゃん談
いや、もう実際過去一キラキラしてるオオヒョウタンボクの実

9/1 11:11

ガレ場が続き足元注意

9/1 11:13

薬師はお隠れになったようです
その代わりと言っちゃあなんですが、あのお方が…

9/1 11:13

分かりますかあのツンツン

9/1 11:21

シーズンお初の青いトリカブトが差し色に
たいへん良い色合いです

9/1 11:22

富山の東部の景色が見えてくるここが最後の乗越のはずや…！

9/1 11:22

最高点分岐まで来たらいよいよ剱完全体

9/1 11:22

富山の東端の方と日本海がうっすらと

9/1 11:23

チングルマはほとんどふさふさ状態でしたがお花にも出会えて嬉しい
ここらからお花の種類が増えます

9/1 11:23

ミヤマダイコンソウだよね

9/1 11:24

そういえばここにウサギギクいたね

9/1 11:24

ミヤマなのタテヤマなの

9/1 11:25

よーやく山頂が目視できました

9/1 11:25

イワツメクサ

9/1 11:27

ネバリノギランのオレンジ色好きだな

9/1 11:28

ふさふさチングルマ
というわけであと少しのここにきてぱたーっと足が止まります

9/1 11:30

池とオシャレ女子さん
てかここの池ってこんな濃い色してたっけ？

9/1 11:30

池がさしずめお醤油のようだわ

9/1 11:35

お醤油池からほどなくして奥大日岳山頂到着です！

9/1 11:36

剱岳山頂付近は岩の殿堂っぷりを遺憾なく発揮しています

9/1 11:35

中大日～大日岳方面
あと少しのように見えて実は少し遠い
山頂に集うみなさんは大日小屋お泊まり組のように見受けられ羨ましいです

9/1 11:44

富山なんで
コンビニますの寿司は驚異の235円
以前は160円とか180円くらいで買えたよね…

9/1 11:59

プロ野球チップスの様子で標高を感じとります
入っていたカードはタイガースの大山選手のスターカードとスワローズのひでひでき選手のカードでした♡

9/1 12:02

綺麗な青い謎虫

9/1 12:15

さて剱岳さんもお隠れになったので室堂へと戻ります

9/1 12:20

12時すぎてるから巻き気味で行きたいのだが

9/1 12:22

モミジカラマツ

9/1 12:23

ミヤマダイモンジソウ

9/1 12:29

そしてこのタイミングでライチョウに出会えました
ぱっと見2羽に見えますが実は＋お子様2羽の全4羽でした

9/1 12:32

トコトコ歩いてかわいい
なんだかんだで立山界隈で個人的ライチョウ率8割ほど
以前、日本に生息しているライチョウの半分近くが富山県にいると聞いたことがあります

9/1 13:42

イワイチョウのお花

9/1 13:43

帰りも長い道のりです
15時には室堂に戻りたいのだけど、地獄の登り返しがあります

9/1 13:45

アオツガちゃん生き残り

9/1 14:00

木道区間ではコバイケイソウやイワイチョウが良い感じに紅葉し始めていて天国なのかな
もう少ししたらこれがチングルマの赤いじゅうたんになります

9/1 14:13

雷鳥沢キャンプ場からの地獄坂
覚悟を決めましょう…

9/1 14:31

っしゃ〜登り切ったぞ〜

9/1 14:43

実は雷鳥荘からも地味に登りがありますが、オヤマリンドウの青に癒されます

9/1 14:57

今度こそ登り切ってミドリガ池
なんとか定刻までに室堂帰還

9/1 15:06

お腹空きすぎてしにそうや

9/1 15:21

一度は隠れた立山の台形もまた登場して非常に素敵な色に
久しくあの稜線を歩けていないな

9/1 15:22

浄土山直下の岩ゴロゴロの登りが辛かった思い出

9/1 15:35

これぞみくりが池的オーラ

9/1 15:42

足元にふとウスユキソウを見つけて静かに喜びます

9/1 15:45

ワレモコウ

9/1 15:46

なんだろうね

9/1 15:48

クロトウヒレン

9/1 15:51

玉殿の湧水前にウメバチソウ

9/1 15:51

ちょうど団体さんが到着したので賑やかに見えますが、概ね静かな室堂平でした

9/1 16:05

帰りのバスの中は毎度爆睡モードでしたが、ちゃんと剱にもご挨拶できましたよ

9/1 16:39

一瞬意識が遠のきましたが、帰りの称名滝にも無事ご挨拶できました

9/1 16:46

美女平手前に来てますずしのご紹介に困惑

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

kozakura2702

この日の富山の最高気温は38℃。
何がなんでも避暑らねばなりません。
というわけで気温をお金で解決すべく立山へ。

始発便に乗れればひさびさに稜線ぐるり一周したかったのですが、前日にweb予約したところ7:40の便からしか確保できませんでした。というわけでいくらか短縮行程になる奥大日岳へとチェンジ。

奥大日は今回で3回目。
初めての奥大日は10年前くらい。まだレコを始める前なので記録にはありませんが、紅葉が見頃で最高でした。2回目は2017年9月中旬で紅葉少し手前でしたが遠くのお山がよく見えてこれまた最高でした。近いところで言うと2023年の今頃だかに称名滝から大日平小屋まで登ってきましたっけ。近年も大日チャンスは何度かあったのですが、なかなかお天気に恵まれず、今回ひさびさに来ることができました。

さて、奥大日往復ってこんなにしんどかったっけ？というのが今回の印象。わたくしもしっかりと年をとってしまったのでしょうか。とはいえ序盤うっかり平地の速度で歩いてしまったのも理由かもしれません。
立山界隈は日帰りするところではないのだわ。のんびりお泊まりで朝昼夕晩の景色を堪能しないともったいないのだわ…。

この日は始発便にこそ乗れはしませんでしたが、駐車場も余裕で停められたし、ケーブルカーもバスもだいぶ余裕がありました。室堂平に降り立ってからも閑散としており、目視できる範囲には誰もいないという状況もありました。大人気の雷鳥沢キャンプ場のテントも少なく広々と使える状態に見えました。嬉しさと同時に高山の夏は終わったのだなと多少しんみりとした気持ちにもなりました。

富山には立山がある。
それだけで富山は優勝なのだわ。