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Yamareco

記録ID: 86395
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積雪期ピークハント/縦走
丹沢

丹沢早戸大滝(大滝新道〜蛭ヶ岳〜市原新道)

2008年03月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:20
距離
11.6km
登り
1,243m
下り
1,228m

コースタイム

魚止橋6:40頃-伝道7:00-雷平8:00-早戸大滝8:10-不動ノ峰水場付近10:40-蛭ヶ岳12:10-12:50頃-雷滝13:50-雷平14:10-伝道-魚止橋
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2008年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥屋から早戸川国際マス釣場の看板を目印に林道(舗装路)を進みます。道は狭くなくて魚止橋までは難なく行けたように記憶しています。
コース状況/
危険箇所等
当時「丹沢写真館」という丹沢のたくさんのバリエーションルートを解説したHPを参考にしました。
今でも参考になりますのでそちらをご覧下さい。

「当時は」という但し書きがあるという前提で覚えていることを少々・・・

・魚止橋の近くに車を駐めることができます。そこから先は道が荒れていますが、最初のヘアピン辺りのスペースにも車が駐まっていました。
・そのヘアピンから伝道までは本格的な4駆でないと行けません。かなり荒れていました。

・早戸大滝周辺の道はかなり急峻でした。
・大滝新道への取付を間違えないように気をつけましょう。丸い皿が目印になっていました。
・取付から急登で、深くありませんでしたが雪が積もっていて辛かった記憶があります。

・不動ノ峰の丹沢山よりにある休憩所・水場近くの平らな箇所についた登山道に合流します。

・蛭ヶ岳からの市原新道は山荘の北側(裏側)からなだらかな斜面を選んで降りていく感じです。道標らしいものがあったと思います。
・基本的には地図と辺りの傾斜を見比べて歩き易い所を歩くだけです。緩急織り交ぜた下りでした。
・植林脇のフェンスに沿って急な下りがありました。そこを降りると雷滝の上部にでます。

・普段バリエーションや沢登りもしない自分でも歩けたルートなので、難易度が高い訳ではないですが
充分下調べをして地図は昭文社だけではなくて1/25000を持っていきましょう。

・5月〜10月まではヤマビルに注意
魚止橋から伝道まで荒れた林道を歩く。写真の先で終点だが、ここで登山道に取付く。
2008年03月23日 14:45撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 14:45
魚止橋から伝道まで荒れた林道を歩く。写真の先で終点だが、ここで登山道に取付く。
看板があったりと登山口らしい雰囲気があった。
2008年03月23日 06:58撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 6:58
看板があったりと登山口らしい雰囲気があった。
先ほどの終点の先は沢になっている。その沢を高巻きする様に登山道がついている。歩き易い道。
2008年03月23日 06:58撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 6:58
先ほどの終点の先は沢になっている。その沢を高巻きする様に登山道がついている。歩き易い道。
造林小屋。
2008年03月23日 07:12撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 7:12
造林小屋。
沢に降りる。渡渉や巻き道など、詳しく覚えていないが目印などもあってさほど苦労せずに歩けた記憶あり。
2008年03月23日 07:36撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 7:36
沢に降りる。渡渉や巻き道など、詳しく覚えていないが目印などもあってさほど苦労せずに歩けた記憶あり。
雷平から大滝に至る沢を間違えないように。こんな所を通る、程度の参考に。
2008年03月23日 07:50撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 7:50
雷平から大滝に至る沢を間違えないように。こんな所を通る、程度の参考に。
踏み跡、リボンもある。
2008年03月23日 08:04撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:04
踏み跡、リボンもある。
早戸大滝には案外とあっさり行けた。道は左側の崖を巻くようについている。
2008年03月23日 08:12撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:12
早戸大滝には案外とあっさり行けた。道は左側の崖を巻くようについている。
少し進んで近づいた。一枚岩が滝に覆い被さり全景が見えないようになっている。
2008年03月23日 08:20撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:20
少し進んで近づいた。一枚岩が滝に覆い被さり全景が見えないようになっている。
滝の左側に道が付いていて、滝の下部に降りるにはやや荒れたトラバース道を歩く。
2008年03月23日 08:22撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:22
滝の左側に道が付いていて、滝の下部に降りるにはやや荒れたトラバース道を歩く。
滝の下部の右側のガレ場に登ってみる。何とか岩の裏側を見たい・・・
2008年03月23日 08:22撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:22
滝の下部の右側のガレ場に登ってみる。何とか岩の裏側を見たい・・・
この岩の裏に仏が掘ってあるとの話があり、誰か確認するためにロープで下りてみたとか。
2008年03月23日 08:26撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:26
この岩の裏に仏が掘ってあるとの話があり、誰か確認するためにロープで下りてみたとか。
これ以上は無理(><)
2008年03月23日 08:29撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:29
これ以上は無理(><)
崖の左側の登山道から写す。
2008年03月23日 08:30撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:30
崖の左側の登山道から写す。
上から岩の裏側を覗こうとする(笑)
2008年03月23日 08:38撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:38
上から岩の裏側を覗こうとする(笑)
滝の落ち口にも降り立てる。
2008年03月23日 08:39撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:39
滝の落ち口にも降り立てる。
大滝新道取付の目印の皿。
2008年03月23日 08:42撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:42
大滝新道取付の目印の皿。
大滝新道の取付はいきなりの急登、そこから見た風景。
2008年03月23日 08:43撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 8:43
大滝新道の取付はいきなりの急登、そこから見た風景。
雪は深くないが、この前までの急登はトレースもなく辛かった。
2008年03月23日 10:00撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 10:00
雪は深くないが、この前までの急登はトレースもなく辛かった。
いよいよ稜線に近づく。
2008年03月23日 10:30撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 10:30
いよいよ稜線に近づく。
なだらかで誰の足跡もない。登山道に合流する地点。
2008年03月23日 10:31撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 10:31
なだらかで誰の足跡もない。登山道に合流する地点。
丹沢山方面。
2008年03月23日 10:31撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 10:31
丹沢山方面。
休憩小屋。
2008年03月23日 10:40撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 10:40
休憩小屋。
鬼ヶ岩とマイストックと富士山。
2008年03月23日 11:38撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 11:38
鬼ヶ岩とマイストックと富士山。
鬼ヶ岩からの下り。積雪期でも特に危険はない。
2008年03月23日 11:39撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 11:39
鬼ヶ岩からの下り。積雪期でも特に危険はない。
蛭ヶ岳山頂まであと少し!
2008年03月23日 11:39撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 11:39
蛭ヶ岳山頂まであと少し!
蛭ヶ岳山頂。季節は春の一歩手前という時期。お日様燦々で雪も溶けている。
2008年03月23日 12:49撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 12:49
蛭ヶ岳山頂。季節は春の一歩手前という時期。お日様燦々で雪も溶けている。
山頂から市原新道を降りる。新道、と言っても道がある訳ではない。こんなブナ林を歩く。
2008年03月23日 13:02撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 13:02
山頂から市原新道を降りる。新道、と言っても道がある訳ではない。こんなブナ林を歩く。
恐らく登ってきた大滝新道方面を写したもの。
2008年03月23日 13:19撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 13:19
恐らく登ってきた大滝新道方面を写したもの。
このブナ林が終わると植林があり、鹿除けの柵に沿って急な下りがある。
2008年03月23日 13:19撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 13:19
このブナ林が終わると植林があり、鹿除けの柵に沿って急な下りがある。
沢に降り立つ。雷滝の上流。
2008年03月23日 13:46撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 13:46
沢に降り立つ。雷滝の上流。
雷滝上部。
2008年03月23日 13:47撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 13:47
雷滝上部。
雷滝全景。
2008年03月23日 13:52撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 13:52
雷滝全景。
雷滝から一回沢を巻く。そのあたりは道が複雑になっていたと思う。こんなロープや目印があった。
2008年03月23日 13:58撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 13:58
雷滝から一回沢を巻く。そのあたりは道が複雑になっていたと思う。こんなロープや目印があった。
雷平。来た道を戻り魚止橋に向かう。
2008年03月23日 14:14撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/23 14:14
雷平。来た道を戻り魚止橋に向かう。
撮影機器:

感想

早戸大滝の存在を知り行ってみたくなったものの、滝を見る為だけに車を長く運転するのももったいない。
やはりピークに登ってこその山屋だ!と思ったかどうか知らないが蛭ヶ岳に登るルートを組み合わせての滝見物となった。

調べているうちに「丹沢写真館」という素晴らしいHPに出会った。この中で紹介されていた大滝新道を登りに市原新道を下りにするルートを選んだ。
詳しい解説があり大変参考になったが、実地では自分の感覚が最も大事であることを知ったのはこの山行。

魚止橋の駐車スペースには車が駐まっていたし、伝道にも車が入っていた。雷平あたりでも大滝でも人に出会った。結構人気があるんだなと思った。
大滝新道の取付でも最初、男2人組と一緒になった。道間違えしているらしき二人に「こっちが登山道だよ〜」と声を掛けた記憶がある。
その後はこちらが先行したので、彼らにトレースを付けてあげたことになる。
彼らとは帰りの雷平で再び会った。沢の向こう岸だったので手を振り合って別れた。

早戸大滝は大滝と言うほどの高さはなく、一枚岩が滝を隠すようになっていて見るからに美しい滝、とは言えないと思う。
その岩の裏側に仏様が彫ってあるとの話と丹沢の深い箇所にあるという点では面白い滝、だとは思う。
滝の左側を巻き道を登り大滝新道に取り付くのだが、この取付がいきなり一直線の急登。這いつくばって登った記憶がある。
途中から雪が積もっていてトレース無き尾根を喘ぎながら登った。

不動ノ峰近くの稜線に着いた時には本当にホッとした。初めての丹沢バリエーションが半分成功したことで嬉しかった。
しかしここから蛭ヶ岳山頂までの一般登山道に苦労した(笑)
山頂小屋の裏から下山開始。雪が積もった斜面を「勝手に」下る。ブナ林を過ぎると植林となる。
この植林の柵に沿って急な下りがあったが、「丹沢写真館」ではジグザグの作業道を歩くルートが紹介されている。
そのルートだと雷滝の下に出てしまうようなので雷滝に寄りたい人は柵沿いに真っ直ぐ降りるルートがいい。

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