記録ID: 8644504
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
幌尻岳 ㊗️日本百名山完登
2025年09月04日(木) 〜
2025年09月06日(土)


- GPS
- 15:37
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 1,941m
- 下り
- 1,945m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:25
距離 10.3km
登り 673m
下り 207m
2日目
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:32
距離 7.9km
登り 1,129m
下り 1,130m
11:39
天候 | 1日目 晴れ☀ 2日目 くもり☁時々晴れ☀️ 3日目 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
飛行機
千歳空港からレンタカーで移動しとよぬか山荘へ移動して前泊。 9/4(木)朝8時発の第2便のシャトルバスで第2ゲート登山口へ。 9/6(土)の帰りは第2ゲートを朝9時半に出発する第1便に乗りました。 NH78 千歳19:30-->羽田21:05着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北電取水設備から幌尻山荘までは糠平川を遡上します。渡渉を20回くらい繰り返しますが、普通の登山道のちょっとした沢の渡渉とは違います。膝くらいまで浸かる渡渉ですので渡渉ポイントの見極めや水中の足運び、強い水流に対応するバランス感覚等が必要になると思います。 初日は水量が多めだったようで腿くらいまでは浸かりました。帰りは水量が少し落ち着いたようで渡渉しやすかったです。その時々によって難易度が変わると思います。 幌尻山荘から山頂までは、よく整備された普通の登山道です。稜線に出るまで我慢の急登ですが、稜線に出ると素晴らしい景色が待っています。エゾシマリスやナキウサギも待っています😊 |
その他周辺情報 | <とよぬか山荘および幌尻山荘> https://www.town.biratori.hokkaido.jp/kankojoho/miru_shiru/shizen/1102.html とよぬか山荘はもともと学校だった建物を改装したようです。2段ベッドが並んだ宿泊室が2部屋あるようです。(ベッドの数からする定員は24人くらい?)お風呂が利用でき、夕食はジンギスカン、朝食はおにぎり(1人4個)です。売店もあり、酒類やTシャツ・タオル等のグッズ、スナック類がありました。水道の水は飲用可、お手洗いは綺麗な洋式水洗。 幌尻山荘の1人分はマット1枚分のスペースです。自分のマットを持っていきましたが結果的には不要でした。またシュラフではなくシュラフカバーだけで寝ましたが朝方はちょっと寒かったのでダウンジャケットを着て凌ぎました。この時期はシュラフの方が良いでしょう。毛布やシュラフのレンタルもやっているので最悪は有料で借りればOK。荷物の軽量化が出来ます。寝床には寝具・着替え・貴重品・食料のみ持ち込み可。それ以外は軒下の倉庫へ保管。ちなみに倉庫に置くザックの方に食料を入れていたせいでネズミによりザックに穴を開けられた人がいるそうですので、荷物の分別はしっかりとやりましょう。飲食は外(小屋前のスペース)で。バイオトイレ協力金1人1日1000円。ビール・ソフトドリンク、カップラーメンや棒ラーメン、Tシャツなどの販売あり。水場は小屋前のシンクに沢から引いた水が来ています。煮沸やフィルター推奨です。 <びらとり温泉ゆから> http://www.biratori-onsen.com/ 日帰り温泉とレストランが併設された施設。温泉は500円とうれしい価格。レストランはびらとり和牛(?)を使ったステーキ類が人気のようです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
マット
シェラフカバー
携帯トイレ
沢靴
沢靴下
沢スパッツ
ハーネス
カラビナ1枚
|
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感想
幌尻岳にて百名山完登しました!
丹沢山に登ったのが2013年1月。それまで丹沢ばかり登っていた私にとって日本百名山というのは丹沢”以外”の山を知るきっかけとなりました。初心者でも登れるようなところから登り初め、車中泊して遠征もするようになりました。45座目の火打・妙高のテント泊をやった後、膝痛が始まりました。その後もだましだまし登っていましたが54座目の雨飾山の下山時に限界が来てしまい病院行き。その後リハビリや筋力トレーニングを重ねながら登山を続け、67座目の奥穂高岳でアルプス岩稜デビューできるほどに回復しました。80座を過ぎると遠方(北海道や屋久島)やアプローチが大変な山が残り時間がかかりましたが、なんとか12年かけて完登となりました。(途中コロナ禍もありましたね)
99座目の剱岳源次郎尾根と、この100座目の幌尻岳はこの12年の集大成といえる2座だったと思います。膝のリハビリ/トレーニングなどフィジカル面の指導をしてくださった理学療法士の横田先生や、岩稜・雪山・沢登りと技術的な面で私を鍛えて(?)いただいた川崎たくへいガイド、そしてこれまでの数々の山行にお付き合いいただいた(あまり多くはない)山友の皆さんに大大大感謝です。
これで思い残すことなく登山を卒業する・・・なんてことはできずに次の山の予定を入れています。今後ともよろしくお願いいたします。またどこかの山でお会いしましょう。
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