夏から秋へ、快晴の金峰山と奥秩父最高峰を歩く


- GPS
- 07:16
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 967m
- 下り
- 965m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:09
天候 | 終始晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
歩きやすい |
写真
感想
9月に入っても、まだまだ暑い日が続いている。土日は台風一過の快晴ということなので比較的近い奥秩父へ。とはいえ夜中に林道を走らせるのは結構きついものがある。
大弛峠に4:40頃到着。晴れが確約されているだけあって舗装路の駐車場は満車。おそらく前日から車中泊だと思われる。
長野県側の林道に車を停め、軽くストレッチをして出発。気温は12℃と寒い。思わず長袖を羽織る。歩いているうちに暖かくなるので、目指すは夢の庭園でモルゲン金峰山を見るのが目標だ。先々月、槍ヶ岳へ登った際は4:40分が日の出だったので随分と遅くなったものである。大弛峠から出発すると、あたかも山荘に泊まったかのような場所からスタートできるのが魅力の一つだと感じている。
夢の庭園からマジックアワーを撮影し、前国師ヶ岳からモルゲン金峰を撮影する。何度か来ているが良い天気になることが確信している朝は格別だ。こんなにも奥深い山々なのに大弛峠ができたことで、高尾山などよりも登頂が可能になった。とはいえこれには賛否両論ある。
国師ヶ岳では目の前の雲海と富士山、北奥千丈岳を心ゆくまで撮影した。早朝の登山でしか得られない栄養を蓄えた私は、意気揚々と大弛峠へ。今の登山は前菜で、これからメインディッシュである金峰山へむかった。
標高2300を越える奥秩父の原生林はいつ来ても私を癒してくれる。森の力、香りが包んでくれる。
朝日岳まで来ると、眼前に広がる金峰山の横顔、そして南アルプスに中央アルプス。この景色が好きで何度も登ってしまう。朝日岳から鉄山は近い。私が登山を始めた頃は鉄山の登山道はトラロープが張られ、封鎖されていたがいつの間にか登山道も表示され、ピンクテープも整備された。山頂には立派な標識もある。
ここから金峰山まではひと登りあるが、これをクリアしてしまえばアルプスを思わせる大絶景と出会えるのだ。賽の河原からは八ヶ岳、瑞牆山、小川山、浅間山、両神山などキリがない。山頂までは10分程度、アルプスのような眺めを味わいながら登ることのできる奥秩父唯一の登山道だと思う。ここにこの山の人気があると思う。
山頂にはすでにたくさんの人が写真を撮っていました。私もいつもの定番構図、富士山と五丈石を撮影しました。ここから西の稜線を歩いて分岐を北上し金峰山小屋へ。初めてTシャツを買います。金峰山小屋のTシャツ3000円を購入して満足です。
金峰山小屋で塩おにぎりを食べて、山頂への急登を歩きます。夏の雲がじわじわと湧いてきて、八ヶ岳は雲の中にある場所が増えてきました。南アルプスもよく頑張ったと思います。あとは、来た道を歩いて日の入った樹林帯を楽しみながら駐車場へ歩きました。
奥秩父の楽しさを教えてくれた金峰山。何度来ても楽しいな。
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