記録ID: 8659433
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沢登り
尾瀬・奥利根
片品川水系 大薙沢
2025年09月06日(土) [日帰り]
kamog
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 769m
- 下り
- 768m
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標高グラフを拡大| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・国道401号のほぼ終点。尾瀬沼への一大登山口で高速バス、沼田や上毛高原へのバスも来ている。 ・第一駐車場は二十数台、奥の第二駐車場も広い。一日（暦日）￥1,000。 第一駐車場正面の料金所に支払う。管理人さん不在時はワイパーに挟まれた 車台番号書かれた紙に現金を備え付けのクリップで投函箱に入れる。 ・チップトイレあり。￥100。 ・登山計画書は事前に群馬県警HPから提出した。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■大薙沢（おおなぎさわ） 利根川支流片品川の根羽沢支流の以前からの人気沢。 標高1390m二俣から、左俣は1570〜1630m区間にきれいなナメと簾状の連瀑 が見事で核心部となり、右俣は前半と1520mから長さ500m近い白ナメが見事。 詰めると燕巣山と四郎岳間の登山道に出るが、登山道を大清水へ戻るのは大変 なので、この沢を遡行する場合、一般的には左俣を遡行し、大きな滝がない 右俣を下降する方が多い。 �‖臉郷綉抃禿鎹Δ�らゲートを避け根羽沢右岸の未舗装林道を30〜40分程度で 物見橋を渡る。 橋には古いが銘板が埋め込まれていて橋名は読み取れる。 橋を渡ると広い草の平地になっている。 蛇篭状石垣護岸の左隅から石階段を使って大薙沢へ入る。 ��入渓するとすぐにL（長さ）20mナメと流木堰堤状1m小滝。 そして第一の核心である釜を持った4×6m滝が現れる。 今回は右凹状から登り出し、上部の一見倒木を左へ乗り越して、すぐ上の木で 後続者をビレイする。 そこから滝上に斜めに下りることもできるが、万が一落ちれば落ち口上なので 一応懸垂下降してもらう。 ��1300mで深めの釜を持った1.5×7m滝。上を見上げると根羽沢金山で使われた 軌道橋が今も架かっていた。 釜の左側を膝くらい浸かってから細かい凹みを使ってへつる。（�卦蕁� 1325mで沢が東から南、さらに南西へと右曲する辺りはナメが続いている。 ��1390m二俣は水量比1：1で右俣は北西向き、左俣は南西向きだが 気を付けていないと看過することもありそうなので注意。 左俣に進むと2段2×5m小滝、2条2m小滝と続く。 2×5m小滝の右岸には対岸から見ると八岐大蛇（やまたのおろち）状の 根曲がり樹木があった。 ��1505m二俣の左沢には4m滝を筆頭に、10m滝、さらに上には4段以上の 15m滝がドンドンと流れ落ちていて、水量比も1：1の目立つ二俣だ。 右沢へ進むと5×20mナメ滝となり上部を見ても滝が続いているので いよいよ核心部となる予感だ。右側から巻く。 少しで出てくる下部すだれ状、上部（下からは見えない）斜瀑状の10×20m滝 も右側の崩落ガレから草付きを巻く。 ��少しで結構立派な逆くの字状15×25m滝が堂々と流れを落としている。 やや岩混じりの右側草付きを巻いて越す。 そして2条8mの黒茶滝。右側ガレから中間部に張り込んだ倒木を乗り越して 登る。根や細木にランニングを取り、いよいよ滝の落ち口へ向かいトラバース を図る。約4mほどのトラバース中はランニングを取れず、沢床に下りる箇所が 細かくここが最大の核心部であろう。 落ち口横に細いが古い白の細引きが架かった細めの木に後続のための振られ止め を取って、ゴボウ用の長スリングを設置した。（�卦蕁棔� なおビレイポイントはないので、ボディブレイスビレイで後続をフォローした。 �Г修海�ら大きな滝はなく、平穏な渓相と細くなったナメとなって1760mで ガレゴーロの押し出しになった二俣。稜線上のコルへは右沢だが、倒木や流木が 多そうに見えたので、右側（左岸側）の尾根にトラバースして乗り、それほど 苦も無く稜線の登山道に出た。 西進して1891mピークを乗り越え四郎峠へ。 �┿溶再修脇遒隆歉造慍爾蠅訶仍各仔�口に古く看過しやすい標識とピンクテープが ある。 反対側（北側）大薙沢右俣への下降点にもピンクテープがあり、薄い踏み跡が あるので使わせてもらった。 少し下れば踏み跡は右へトラバースしている。そのうち踏み跡も不明瞭になって きたので、下へガレザレを下り水も出てきて沢形となる。ガレ下降なので 時折下りにくい箇所もあるが適当に下りると1685m二俣状の右沢は長い赤茶 スラブ滝となっているのが見える。 水量比1：2の1640m二俣状から少し下ると左側（右岸側）は大きな崩壊地。 さらに下れば1600m辺りから白いナメが約500m近く続いて素晴らしい。 ラバーシューズでもフリクションはよく利く。 1520mの3段10×15m滝でいったんこのナメも終わる。この滝も隅をクライム ダウン可能。 そこからはゴーロ帯とナメが交互に現れ、沢が右に曲がるとわずかで 1390m二俣に戻ってくる。 ��二俣からは往路を同じような行程で戻る。 最後の4×6m滝は行きにも使った左岸側から木で懸垂下降し物見橋へ。 遡行グレード 1級上〜2級下 ＠マウントファーム登山学校 http://www.mt-farm.info/ |
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落ち口へのトラバースが人によっては悪い。
また4mほど振られ止めのランニングが取れない。
また4mほど振られ止めのランニングが取れない。
感想
沢登り講習で尾瀬玄関口の大薙沢へ。
この沢は18年振りだったが以前の断片化された記憶が記録とともに
しっかり繋がった。
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