豆腐持参の大山で富士見


- GPS
- 03:40
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 494m
- 下り
- 479m
コースタイム
天候 | 曇りのち一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
紅葉時、曇天の日曜日、午前7時40分着で残り3台分が空いていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「滑りやすいので注意」という掲示が数カ所にありますが、コースはよく整備されています。危険箇所はありません。 この日は地面が乾いていたこともあり、とても歩きやすく感じました。鎖場が1カ所ありますが、ほとんど不要です。 国道246号の名古木からヤビツ峠に向かう途中に「デイリーヤマザキ」があり、豆腐とおにぎり、お茶を調達しました。 登山ポストは公衆トイレの前にあります。 |
写真
感想
APECの余波で友人との秩父行きを延期。曇天と黄砂を口実に早起きの日の出見物も取りやめて、午前6時すぎに出発した。
大山と言えば豆腐。山頂で温めて食べる趣向を思いつき、椀やポン酢、生姜をザックに詰め込んで車に乗り、豆腐はコンビニで買った。
いずれ日の出を見に登るときのルートはイタツミ尾根がいい。この機会に昼間の様子も見ておきたいと思い、ヤビツ峠から登ることに。
7時40分、ヤビツ峠に着くと駐車スペースは残り3台。途中の坂道を先を譲ってくれた湘南ナンバーのご家族ともどもぎりぎりセーフだった。
この登山口のトイレには「チップ50円」の掲示がある。採光にやや難があるようにも思うが、瀟洒なデザインと清潔さには好感が持てる。
バス停横の階段から登山道に入る。紅葉はすでに稜線から下りていて、海抜761mの峠周辺では色とりどりの落葉を見ることができた。
あでやかな紅葉の樹林で何度も立ち止まり、時にしゃがみ込んでの観察も交えながら、ゆっくり登る。落葉の絨毯のおかげで道は滑りにくい。
手を使うこともないまま唯一の鎖場を過ぎ、登山口から1時間近くの尾根で後ろを振り返ると、諦めていた富士山が静かに聳えている。
クマザサの坂の先、表参道との合流点の手前では、丹沢の表尾根、塔ノ岳、箱根の遥か先に富士山と続くグラデーションに魅了された。
山頂からの眺望は曇天の影響で、やはり、いまひとつの感が否めない。それでも、眼下に雲がたなびく景観は山歩きならではの特典だ。
阿夫利神社奥の院に寄ってから、風が強い山頂を避けて北東側に少し下り、ベンチにザックを置いた。いよいよ湯豆腐の支度にとりかかる。
コンビニで買った1丁100円あまりの豆腐だが、寒い大山山頂で食べる味は格別で、思わず「南禅寺の門前よりもうまい」と言葉が漏れた。
当初は、見晴台、下社、表参道、イタツミ尾根経由でヤビツ峠に戻るつもりだったが、湯豆腐を堪能してプログラム終了の気分になった。
結局、ショートカットのピストンで絶景を味わいながら下山した。表参道を行き来する人たちには、20mほどの寄り道を是非お勧めしたい。
もう少し汗を流してもいいかと思い直して、帰宅後に5km走ったまではいいが、今度は疲れて食後にヤマレコを書けないまま寝てしまった。
(1週間遅れで、次の山行後にアップした次第です)
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