憧れを現実に〜剱岳登頂！！

2025年09月08日(月) 〜 2025年09月09日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.3km
• 登り: 2,326m
• 下り: 2,326m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:21
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:21

10:23 馬場島荘
10:30 馬場島
11:27 松尾平＆標高1000メートル標識
12:13 標高１２００メートル標識
12:57 標高１４００メートル標識
13:25 早月尾根標高1600m標識
14:35 1920.9m三角点
15:14 早月尾根池塘
15:42 丸山
15:44 早月小屋

2日目

• 山行: 8:34
• 休憩: 0:54
• 合計: 9:28

5:28 早月小屋
6:26 標高2600m標識
7:17 標高2800m標識
7:50 カニのハサミ
8:05 8:35 剱岳
8:54 カニのハサミ
8:54 標高2800m標識
9:53 標高2600m標識
10:45 11:09 早月小屋
11:09 丸山
11:29 早月尾根池塘
11:55 1920.9m三角点
12:48 早月尾根標高1600m標識
13:04 標高１４００メートル標識
13:32 標高１２００メートル標識
14:47 馬場島
14:56 馬場島荘

実は〜今回もスマホを落としてしまいました。
ザックの腰ポケットをちゃんとセットしてなかった自分のせいです。
前回に引き続きで、ようやく原因が判明したのでもう無いでしょう。
ちなみに1日目スタートして1時間経っていない頃で、500mほど下って見つけました。
ゆえに往復1000mほど余計に歩いてます…時間にして20分ほどか。

細かい休息は不定期で〜1時間に5分くらいの割合で取ってます。
ゆえに時間DADAには入れてません。

天候

9／8 小雨のち曇り
9／9 快晴のちくもり

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

・北陸新幹線 東京駅ー富山駅・・・￥12560
・富山電鉄 富山駅ー上市駅・・・￥700
・タクシー 上市駅〜馬場島・・・￥10000くらい

　帰りも同様〜

コース状況／危険箇所等

馬場島〜早月小屋までの木の根と岩に注意！〜特に下りは滑りやすい。
上部に行くほど険しい岩場ですが、鎖と足場はしっかりしてます。

ガーミン実測で19.26キロ (スマホ落とし往復距離含む)

その他周辺情報

・馬場島荘〜シャワー￥４００で利用可(１５時まで)
・早月小屋〜モンベルカードでブラックコーヒー１杯無料！
・早月小屋の飲み物は２本で￥１００引き有り

写真

9/8 10:30

まずはこれを見ないと始まらない。

9/8 1:34

こちらも気合い入れて〜

9/8 10:50

最初に現れたヒキガエル(^^;

9/8 10:52

早月尾根の前半は、
杉の巨木だらけ。

9/8 11:38

歩いていて飽きない。

9/8 11:38

看板が吸収されている…。

9/8 11:43

こいつが一番デカいかな？

9/8 11:46

いやいやこっちも負けてない。

9/8 12:04

ここもオオセンチコガネよく見た。

9/8 13:25

200m上昇するごとに表示あり。

9/8 13:45

湿度100％だけどガスが取れてくる。
猫又山か？

9/8 14:00

雨後なので滑らないよう〜

9/8 14:35

山印の三角点

9/8 15:01

ここからが長かった…。

9/8 15:14

池塘(ちとう)という。
アメンボいっぱい。
サンショウウオがいました。

9/8 15:27

9/8 15:35

これが出てくると小屋が近い。

9/8 15:44

早月小屋到着。
かなり疲れました😓

9/8 15:45

伝蔵小屋は開設当時の名前〜
佐伯伝蔵さんが建てた。

9/8 16:14

この日は2人だけ。
個室でした😄

9/8 16:14

六畳は広い。
布団・枕に使い捨てカバーあり。

9/8 16:15

小窓の部屋〜

9/8 16:25

部屋から見た小屋前。

9/8 16:24

部屋から左側にこの展望が！！
雲が取れてる！！！
山の呼吸のおかげ？

9/8 16:37

小窓尾根だって。

9/8 16:59

17時から夕飯〜
唯一の登山者の人と話しながら食べる。
ガスガスの山頂から降りてきた。

9/8 17:36

食後、部屋から夕方の空が見える！

9/8 17:41

9/8 17:44

見ていて飽きない夕空。

9/8 17:47

小窓尾根先に一瞬剱の山頂が見えた😮

9/8 22:21

早月小屋の夜空〜
剱の雲は取れている〜
明日は期待大大大！！

9/9 4:57

朝食〜
これもおいしかったな。

9/9 5:24

では剱岳頂上に行きますか！

9/9 5:25

あと798m登れば着く！

9/9 5:32

雲が無くなってきた。

9/9 5:33

10分くらい登ると下界が見えてくる。

9/9 5:45

樹林帯をしばらく行くと、一気に開ける。

9/9 5:47

室堂が見えた！

9/9 5:49

ほぼ満月
まだ良く見えます。

9/9 5:50

向こう側、雲海が堰き止められてる。

9/9 5:55

2400m

9/9 6:01

9/9 6:01

たまらん！

9/9 6:10

鎖場崩壊地
キューブみたいな岩〜

9/9 6:12

奥大日岳・2611m
左奥は薬師岳〜

9/9 6:13

ムカデじゃないんだから〜

9/9 6:17

大日小屋をスーパーズームで。

9/9 6:18

9/9 6:26

2600地点

9/9 6:27

ここから先が本格的な岩場〜

9/9 6:29

このあたりはチングルマの群生地

9/9 6:57

薬師様〜
地獄谷の火山ガスも確認。

9/9 7:00

富山湾も確認出来る。

9/9 7:12

大猫山・猫又山〜

9/9 7:12

9/9 7:17

2800m

9/9 7:17

ハシゴが見えた！！

9/9 7:24

9/9 7:25

しっかり固定されてるので怖くはないが、
ゆっくり慎重に！！

9/9 7:30

早月小屋が見える！！
あそこから登って2時間。

9/9 7:32

雪が残ってた。

9/9 7:36

さすがに迫力あるね。

9/9 7:39

足元しっかりしてるので問題なし。

9/9 7:49

9/9 7:51

ここもそれほどでない。

9/9 7:58

頂上が見えた！！

9/9 8:03

山頂祠が目の前〜

9/9 8:08

剱岳山頂に立ったど〜！！
山の呼吸・壱ノ型〜千山万水〜を出すぜ！

9/9 8:08

弐の型〜遊山翫水！

9/9 8:08

参の型〜山紫水明！

9/9 8:08

奥義〜眺望絶佳！！
ありがとうございます。

9/9 8:10

眼下に剣澤小屋、立山・室堂が一望。

9/9 8:14

立山の向こうは槍・穂高確認！！

9/9 8:10

五竜〜鹿島槍の稜線。
鹿島槍は猫耳なのでわかりやすい。

9/9 8:12

鹿島槍のズーム！
北峰南峰見えますね。

9/9 8:11

9/9 8:12

室堂のホテルも〜

9/9 8:13

白馬岳もここまでズーム！！
白馬山荘も見えた。

9/9 8:13

左中央に剣山荘確認。
薬師岳の左奥に黒部五郎岳〜
さらに左奥は笠ヶ岳

9/9 8:16

左側からの祠

9/9 8:20

右側からの祠

9/9 8:23

山頂からの猫又山方面

9/9 8:23

今朝の山頂は賑わっていた。

9/9 8:29

早月尾根側は〜
中央に早川小屋が小さく見える！

9/9 8:28

ズームでここまで見える！

9/9 8:28

60倍だとすぐそこ〜
実際は2時間かかる。

9/9 8:41

剱澤小屋良く見える。

9/9 8:42

山は美しい！！

9/9 8:42

そろそろ下りますか〜
別山尾根下りのパーティが見える。

9/9 8:42

くねくねロードが見えます。

9/9 8:54

カニのはさみ〜再び。

9/9 9:08

この新ハシゴを今度は降りる。
ほぼ垂直…。

9/9 9:54

核心部を下りてきました。

9/9 9:40

クジャクチョウが日向ぼっこ。

猫又山周辺は馴染みがないけどいい山ですね。

9/9 9:57

9/9 10:07

登りのときのあの岩。

9/9 10:16

随分、凄い場所を登ってきたんだ。

9/9 10:25

雲が湧いてきました。

9/9 10:34

早月小屋が近づいてきた。
一気にガスが増えた。

9/9 10:56

デポしたリュックを受け取り
Tシャツ・バッチ買う。
モンベルカードでコーヒー1杯サービス
※本来は宿泊者限定なので昨日なんだけど。

9/9 13:56

帰りもやっぱり撮ってしまう。

9/9 13:58

やっぱり撮る。

9/9 14:05

9/9 14:08

三段キノコ

9/9 14:12

何回か出てくるが〜
ぐちゃぐちゃ道にこれは凄く助かる。

9/9 14:14

今回の旅もあと1キロ〜

9/9 14:47

無事に下りてきました。

9/9 14:49

憧れが現実になった日。

9/9 14:56

馬場島荘前でニホンザルが！！

9/9 17:19

北陸新幹線で駅弁食べる。
見れなかった雷鳥〜せめて弁当で！！

撮影機器：

COOLPIX B500 NIKON

S10-KC KYOCERA

感想

snufkin

昨年断念した剱岳登山〜今年やらないと機会がないんじゃないかということで、このタイミングで登ってきました。
遅い夏休み〜連続休暇の一番いい天気の日ということで、8〜9日を狙う。
予報通り、ほぼ雨が上がった10時半からスタート！
早月小屋までは森の中の急登の連続〜度々出てくる杉の巨木が疲れを忘れさせてくれる。
高度を上げていくと、猫又山方面のガスが取れてくる。
水2.5ℓ入ったザックは重く中盤からヘロヘロになったけど、16時前には小屋に到着。
ガスも晴れてきて、小窓尾根や剱の山頂も一瞬見えたりと、明日の天候は期待大だった。
この日の宿泊者は私を入れて2名のみ。彼は昨日ガスガスの中登り、明日は降りるだけとか。
夜中何度か目を覚ましたが、月明かりとカシオペアが明日を期待させた。

翌朝は見事な晴天となる。
アタックザックに必要最小限荷物で5時半出発！
最初は急登だが、目標が見えればキツさもなんのこれしき！！
やがて日差しも射してくると、山々に活気が漲る。
奥大日岳から、室堂方面、薬師岳、黒部五郎、反対側は白馬岳も確認出来た！
ようやく登山者(トレラン)が前から来る。
昨日から登山道で1人も会っていなかったから〜。
2段ハシゴを上がると、核心部の岩場の連続だが、鎖があるので確実に一歩一歩いけば問題ないだろう。
カニのはさみも鎖・足元もしっかりしてるので問題なし。
別山尾根との合流点に来ると、あちら側の登山者がどんどん来る。
すぐに山頂。
10〜20人の登山者で賑わっている。
グループの写真撮ってあげたり撮ってもらったりと忙しい。
360°見えるこの世界にずっといても飽きない。
7月に登った、唐松・五龍・鹿島槍も見える！
唯一、富士山は雲の中だった。
山頂に小動物がいて皆が騒いだのだが〜オコジョかと思ったらネズミだった。
ホントに5cmほどのネズミ〜オコジョでもヤマネでもない。

30分くらい滞在し、下山へ〜
下山は特に全集中で注意力全開で降りる。
岩場のほうが得意のようで、小屋からの往復は5時間かからなかった。
小屋でデポしてたザックを回収し、バッチとTシャツを買って下山。
体力も十分残っているので馬場島までは行ける。
ガスも湧き始めたが、あとは降りるだけ。
疲労も出てきたが、油断しないように滑らないように気をつけて降りる。
〜が、一瞬の油断で前にダイブするように転んだ。
奇跡的にほぼ無傷だったが、岩に突っ込んでいたら致命傷になっていた可能性もある。
重いリュックに体が踏ん張れず持っていかれた〜マジでヤバかった。
多少の滑りは何回かあったのだが…。
とりあえず無事に馬場島に戻れた。

タクシー来るまで、馬場島荘でシャワー(￥400)を浴びて、着替え。
タクシーの運転手が上市駅からの電車の時間に間に合うように飛ばしてくれ、乗り継ぎがスムーズに出来た。

剱に登ったんだな〜俺。


※ちなみに今の剱岳は2998mみたいですね。
ずっと2999mで来てたけど、祠建て替え時に横の岩を削って50cmより下に切ったらしいです。
まあどちらでもいい話ですが〜。