天狗岳
- GPS
- 08:14
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 981m
- 下り
- 977m
コースタイム
天候 | 快晴〜晴れ〜薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回は前泊にて蓼科温泉郷より1時間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは唐沢鉱泉にあり。 西天狗岳〜東天狗岳山頂へのアクセスは大きな石登り連続。 標高2150m越えには残雪がありすべりに注意。 東天狗岳〜天狗の奥庭までは大きな石場の連続。 黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉の前半は沢の連続、残雪ありなので軽アイゼンを使用。 |
その他周辺情報 | 唐沢鉱泉には温泉があり日帰り入浴が可能。 黒百合ヒュッテは休憩メニューが豊富。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
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写真
装備
個人装備 |
グローブ
軽アイゼン
日焼け止め
サングラス
|
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感想
前日のニュウ登頂に引き続き、蓼科温泉郷に泊。ここよりスタート地点の唐沢鉱泉まで車で一時間。最後の道のりはアスファルト舗装がされていません。
唐沢鉱泉に到着。登山者用の無料駐車場には先陣が10台ほど止まってました。
目前に宿があり、日帰り入浴のカンバンが。。帰りに入ることにします。
小さな鉄橋を渡り樹林帯に入ります。天気は快晴ですが、木々が日光を遮り、程よい木漏れ日の中をジグザグと登っていきます。途中倒木もありましたが、比較的登りやすい道のりです。
唐沢鉱泉分岐に到着。ここからは西尾根となり登りが続きます。第一展望をめざしますが、到着手前より残雪が現れます。中には霜柱も。日光の光を浴びてキラキラと光っていました。標高は2400mを超えていますが、寒さは感じません。
第一展望直前よりいきなり視界が開けます。快晴なので南西には中央アルプス、北には北アルプスが山頂に雪を抱き、はっきりと見えます。南には硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳が。東には目指す西天狗岳に加え、根石岳、箕冠山が。前日のガスったニュウとは桁違いな絶景色です。
第二展望までは残雪がだんだんと多くなり軽アイゼンを装着しようかどうかまよいましたが、慎重に登り切り第二展望に到着。目前に西天狗岳が現れました。山頂手前には見た目、結構きつそうな岩がゴロゴロとしています。
岩登りのルートを確認しながら西天狗岳に到着。東天狗岳が東に現れました。空は快晴から高層の薄雲へと変化していますが、360度展望で気分最高です。小休憩し、東天狗岳で昼食をとることにしました。
西天狗から東天狗まで15分程度。東天狗山頂は2組のパーティが昼食を取っていました。景色は第一展望の快晴時より霞がややかかっています。北には天狗の鼻。その向こうにしらびそ荘と黒百合ヒュッテ、さらに向こうには昨日登ったニュウが確認できました。標高がこちらの方が500m以上高いので低く見えます。そして、中山、縞枯山、雨池山、北横岳に蓼科山も確認できる360度展望を堪能しました。
下山は中山峠経由か天狗の奥庭からすりばち池を通るルートがありますが、後者を選択し、黒百合ヒュッテ経由の沢下りにしました。真近に天狗の鼻を見上げましたが、東天狗山頂のそれにはかないません。ここを過ぎると岩のごろごろが多くなり、その連続となります。振り返ると東天狗と西天狗が二つ並んで見えます。
行けども行けども岩の連続にてようやく、天狗の奥庭を過ぎ、すりばち池が迫ってきました。黒百合ヒュッテはその向こう谷にあります。最後は少し急な岩をくだってヒュッテに到着。長い岩場からようやく解放された感じです。
休憩を挟んで谷を渋の湯分岐目指して下ります。谷は沢となっていて、水と岩と残雪がありました。最初は岩を踏み台にしてましたが、膝への負担を下げるのとすべり防止で軽アイゼンを着用しました。残雪は凍っていますが、軽アイゼンの威力はバッチリで、確実にステップすると転倒を気にする必要はありません。
渋の湯分岐からは軽アイゼンを外し、唐沢鉱泉に向かいます。マーキングがないところもありましたが、踏み足を確認して、ミニトラバースを含む樹林帯とミニ沢渡りを繰り返し、ようやくゴール地点の唐沢鉱泉に到着。
唐沢鉱泉前には湯の花のあるきれいな源泉があり、無事下山できたとほっとしました。駐車場の車は2台に減り、支度をしていると途中追い越した同年くらいの2組が下山してきました。疲れを癒すため、唐沢鉱泉に入浴することにしました。
唐沢鉱泉は宿泊もできるようで、数人が団らん部屋でくつろいでいました。浴槽は2つで、ぬるめと熱めがあり、からだを慣らさないと熱めの浴槽には入れませでした。湯船で疲れを癒し帰路へとなります。
天狗岳は標高も2600mと高く、展望も良し、樹林帯、岩場、ヒュッテ、沢下り、軽アイゼン使用と十分楽しめたハイキングとなりました。標高は低いですが、近場鈴鹿7マウンテンでの経験が少しは活かせた山行でした。
こんどは北八ヶ岳連峰の南にある横岳、赤岳、阿弥陀岳も近々登ってみたいと思います。)^o^(
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