記録ID: 8676954
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ケ岳「桜平駐車場(中)から、初の硫黄岳は真っ白、横岳には爆風のため辿り着けず🥲」
2025年09月14日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:45
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 998m
- 下り
- 998m
コースタイム
天候 | ▪️山行時の天候 登山開始時「桜平駐車場(中)6:30」は、気温19℃風なし、雲多めで今にも降り出しそうな空。 7:00頃に、夏沢鉱泉過ぎたあたりから、ぽつりぽつりと弱い雨が降ってきたので暑いけど撥水の薄いアウターを着る。雨はすぐに止んだけど、オーレン小屋を過ぎて上空は強風が吹き荒れている音が聞こえてくる。こりゃ樹林帯抜けたら大変だな😓 稜線出て、風が避けられる場所でレインと手袋着用して硫黄岳へ。硫黄岳山頂は風速10m/s程度でしたが、硫黄岳山荘経由で横岳に向かったところ、硫黄岳山荘出前で、東からの風が15m/s程に強まり、瞬間的には20m/s近いのか、同行者さんが飛ばされそうな状態に。 ▪️ChatGPTの予報 6:00 桜平(標高2,350m)出発 気温17~18℃、湿度90%近く。LCLは207mと極端に低く、谷筋では濃霧の可能性。風は西寄り2~3m/sと弱め。CAPEは63 J/kgと小さく、早朝は安定。歩き出しは涼しく、霧に包まれると視界が制限される。 7:30 夏沢鉱泉~オーレン小屋 気温18℃、湿度85%前後。日射が届くと蒸し暑さが出るが、樹林帯のため直射は弱め。tconは45℃と高く、潜在的な不安定性はあり。風は林内では感じにくく、体感はほぼ無風。 9:00 硫黄岳山頂(2,760m) 気温16~17℃、湿度70%台。西風4~5m/sで体感は快適。CAPEは600 J/kg程度まで上昇し、大気は徐々に不安定化。cclは3,313mと高く、午前中は雲の発達は限定的。展望良好で、遠く北アルプスや浅間山まで望める可能性。 11:00 横岳稜線(2,800m前後) 気温17~18℃、湿度75%前後。西風5m/s前後。12:00予測ではLCL176m、CAPEは824 J/kgに上昇。積雲が形成されやすくなり、稜線ではガスがかかり始める。視界は数百m単位で変動。岩稜通過は注意。 12:30~13:00 三叉峰~横岳主峰 気温18℃前後、湿度80~85%。上昇気流が活発化し、雲が厚みを増す。視界は安定せず、ガスが断続的に流れる。風は6m/s程度。日差しが遮られると涼しいが、晴れ間では蒸し暑さが戻る。行動に集中力が必要。 14:30 赤岳山頂(2,899m) 気温16~17℃、湿度85%以上。西寄りの風6~7m/s。CAPEは1,109 J/kgに達し、cclは3,318mと稜線高度に接近。山頂周辺はガスに包まれる時間が長く、雷雲やにわか雨の可能性。視界は50~200mまで落ちることも。長居は危険で、登頂後は速やかに下山が望ましい。 16:00 行者小屋~下山開始 気温19~20℃。湿度は90%近く、蒸し暑い。午後は局地的な雷雨リスクが顕著。Meteogramでも午後の降水シグナルが出ており、特に15時以降は要注意。雨具をすぐ出せるように準備必須。 ⸻ まとめ(天候総括・詳細版) 〈午前(6~10時)〉 比較的安定。CAPEは600 J/kg以下で、積雲の発達は限定的。視界良好で展望が期待できる。登攀に適した時間帯。 〈昼前後(10~13時)〉 CAPEは800 J/kg台へ上昇、LCLは200m前後と低く、ガスがかかりやすくなる。稜線では視界が不安定になり、雲の流れも速い。 〈午後(13~16時)〉 CAPEは1,100 J/kg超、cclは3,300m前後で赤岳の稜線に重なる。雷雲発生リスクが増大し、にわか雨や落雷の可能性。赤岳山頂は雲に包まれる時間が長く、視界は悪化。安全のため、赤岳は正午前後に踏んで下山開始が理想。 〈リスク要因〉 午後の雷雨・雷鳴リスク、視界不良、風速増加(西風6~7m/s)。行動が遅れるほど危険度が増す。 ▪️ヤマテン予報 赤岳山頂「9:00、風速13m/s、気温13℃、くもりか霧時々晴れ」 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
同行者さんに乗せていただき、自宅を2:30に出発。 特に渋滞等もなく、中央自動車道「諏訪南IC」で降りて、ファミマで朝食購入。6:00頃に桜平駐車場に到着して、もう一人の同行者さんと合流 〈復路〉 桜平駐車場を12:30頃出発。途中諏訪湖近くのお蕎麦屋さん「田毎庵」と、「片倉館千人風呂」に立ち寄ってから、帰路へ。初めて2025年7月27日開通した「諏訪湖SIC」を利用😊 三連休中日の影響か、いつもの小仏トンネルの渋滞が激しく、自宅には21:00頃到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈桜平駐車場(中)~オーレン小屋〉 登山開始後しばらくは、コンクリートロード。 〈オーレン小屋~赤岩の頭〉 オーレン小屋前を通り抜けて「夏沢だけかんばキャンプ場をすぎると、ようやく登山道らしくなる。稜線手前でハイマツ帯となり、稜線の分岐からすぐに赤岩の頭に到着。天気良かったらいい眺めなんだろうな🥲 〈赤岩の頭~硫黄岳山頂〉 赤岩の頭から稜線の分岐まで戻ってから、硫黄岳山頂へ向かう。山頂手前で少し右側が切れ落ちている岩場あり。浮石だらけなので、バランスを崩さないように注意。硫黄岳の山頂は広く、ここも天気良かったらいい眺めなんだろうな🥲 〈硫黄岳山頂~硫黄岳山荘〉 ガスで視界が不明瞭。ケルンが多くあるので、それを頼りに進む。ケルンのありがたさを実感😆風避けにもなるし、もちろんルートの目印にもなる「山の灯台」ですね。 硫黄岳山荘手前約500mで、強風のためここまでとしました🥲 〈硫黄岳山頂~夏沢峠~オーレン小屋〉 硫黄岳山頂から夏沢峠まで、爆裂火口沿いを進む。霧で見えなかったけど、右側が切れ落ちている様子なので、視界不良の時は、特に要注意。浮石も多数あるので注意が必要。ここも、天気良かったら迫力があっていい眺めなんだろうな🥲 |
その他周辺情報 | ▪️ 田毎庵 https://tagotoan.suwa-sobasyou.com/?page_id=630 美味しいお蕎麦屋さんでした。 ▪️片倉館千人風呂 http://www.katakurakan.or.jp/index.php 昭和の初期に建造された天然温泉。大理石造りの浴槽は100人が一度に入浴できるほどの広い浴槽。深さ1.1mの底には玉砂利が敷き詰められていて、立つと心地よい刺激が感じられる。 |
予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着上(mont-bell プラズマ1000 ダウンジャケット )
雨具上(MILLET ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット)
雨具下(MILLET ティフォン 50000 ストレッチ パンツ)
帽子
ベースレイヤー上(mont-bell ジオライン クールメッシュ VネックTシャツ)
ベースレイヤー下(mont-bell ジオライン クールメッシュトランクス)
ザック(オスプレイ28リットル)
バーナー
カップ
昼ご飯(カップ麺)
行動食いろいろ
非常食2食分
飲料水(ポカリ500ml2本・水2リットル)
笛・ハサミ・小型ナイフ
ヘッドランプ(PETZL IKO CORE E104BA00 500ルーメン)
ヘッドランプ予備バッテリー(PETZL コア E99ACA)
予備ヘッドランプ
ファーストエイドキット
衛生用品(簡易トイレキットなど)
日焼け止め
保険証
スマホ(iPhone 14 Pro Max)
スマホ充電器
Apple Watch
タオル
座布団
ストック(ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンFLZ)
ココヘリ
温泉セット(車に置いてく)
|
---|
感想
初めての八ケ岳(天狗)の時もそうでしたが、今回も風の影響により登頂を断念。眺望も無く、迫力の爆裂火口も拝めず終了でした。
今まで、直接その存在意義について感じたことなかったけど、今回の山行で強風・ガスガスの中歩いてみると、その大切さを実感したな。ケルンって偉大だ🙂↕️
今回の山行日は、眺望が期待できず、雨も予想されていましたが、思ったより登る人が多い印象でしたね。こんな天候でも多くの登山者とすれ違いました。小屋予約すると天候悪くても行っちゃうのかな。ツアー客らしい団体さんも多かったな。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:68人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する