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Yamareco

記録ID: 8688969
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

すずらん昆虫館前より牛奥雁ヶ腹摺山・黒岳・白谷ノ丸・湯ノ沢を経てやまと天目山温泉へ

2025年09月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:36
距離
14.5km
登り
943m
下り
1,331m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:02
休憩
0:35
合計
5:37
距離 14.5km 登り 943m 下り 1,331m
9:19
9:20
36
9:56
14
10:10
10:23
13
10:36
10:37
17
10:54
10:55
30
11:25
11:27
18
11:50
11:53
25
12:18
12:32
40
13:12
66
8:41 すずらん昆虫館前
9:19 日川林道横断地点
9:56 パノラマ岩
10:10 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
10:36 賽ノ河原
10:54 川胡桃沢ノ頭
11:24 黒岳
11:45 黒岳の広葉樹林
11:53 白谷ノ丸
11:54 白谷小丸
12:18 湯ノ沢峠
13:12 湯ノ沢峠登山口
14:18 やまと天目山温泉
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
・全般に良く整備された道で危険箇所はありませんでした。
・湯ノ沢峠から沢沿いに山道を下りるコースも迷う箇所や危険箇所はありませんでした。ただ舗道歩きが長いです。
「すずらん昆虫館前」バス停すぐの登山口。既に標高1380m。涼しい!
2025年09月06日 08:40撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 8:40
「すずらん昆虫館前」バス停すぐの登山口。既に標高1380m。涼しい!
先週大汗かいて見に来たマルバダケブキが10分で!
2025年09月06日 08:52撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 8:52
先週大汗かいて見に来たマルバダケブキが10分で!
林道など人工的な道が続く。
2025年09月06日 09:09撮影 by  SH-M26, SHARP
9/6 9:09
林道など人工的な道が続く。
鹿柵で囲われた脇を進む。
2025年09月06日 09:10撮影 by  SH-M26, SHARP
9/6 9:10
鹿柵で囲われた脇を進む。
とにかく人工的な道が進む。
2025年09月06日 09:14撮影 by  SH-M26, SHARP
9/6 9:14
とにかく人工的な道が進む。
ツリガネニンジン?
2025年09月06日 09:17撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 9:17
ツリガネニンジン?
上日川ダムが見える。
2025年09月06日 09:26撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 9:26
上日川ダムが見える。
無惨な山毛欅。鹿?熊?
2025年09月06日 09:39撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 9:39
無惨な山毛欅。鹿?熊?
人工の道の後は自然林の楽しい尾根道が続く。「パノラマ岩」からは絶景。
2025年09月06日 09:58撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 9:58
人工の道の後は自然林の楽しい尾根道が続く。「パノラマ岩」からは絶景。
ただ麓を見ると立ち枯れが目立つ。
2025年09月06日 09:59撮影 by  SH-M26, SHARP
9/6 9:59
ただ麓を見ると立ち枯れが目立つ。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山が見えてきた。
2025年09月06日 10:02撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 10:02
牛奥ノ雁ヶ腹摺山が見えてきた。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂。道標に黒岳方面があるものの…
2025年09月06日 10:11撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 10:11
牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂。道標に黒岳方面があるものの…
牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂より富士山。
2025年09月06日 10:11撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 10:11
牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂より富士山。
道標が差す方に踏み跡があるものの、どうも違う。
2025年09月06日 10:18撮影 by  SH-M26, SHARP
9/6 10:18
道標が差す方に踏み跡があるものの、どうも違う。
実際は来た道を少し戻ってから南へ下るようだ。振り返って撮影。左側が来し方。
2025年09月06日 10:23撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 10:23
実際は来た道を少し戻ってから南へ下るようだ。振り返って撮影。左側が来し方。
2025年09月06日 10:29撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 10:29
川胡桃沢ノ頭。
2025年09月06日 10:52撮影 by  SH-M26, SHARP
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川胡桃沢ノ頭。
美しい草原だ。
2025年09月06日 10:54撮影 by  SH-M26, SHARP
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美しい草原だ。
2025年09月06日 11:02撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 11:02
次の山が見える。
2025年09月06日 11:05撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 11:05
次の山が見える。
苔が美しい。
2025年09月06日 11:10撮影 by  SH-M26, SHARP
9/6 11:10
苔が美しい。
キオン?時期的に菊の仲間かな。
2025年09月06日 11:21撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 11:21
キオン?時期的に菊の仲間かな。
小金沢山。
2025年09月06日 11:24撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 11:24
小金沢山。
黒岳。展望無し。
2025年09月06日 11:26撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 11:26
黒岳。展望無し。
白谷ノ丸山頂。
2025年09月06日 11:49撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 11:49
白谷ノ丸山頂。
白谷ノ丸山頂からの眺め。
白谷ノ丸山頂からの眺め。
見事な展望。
2025年09月06日 11:50撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 11:50
見事な展望。
猛禽類が数羽。
2025年09月06日 11:59撮影 by  SH-M26, SHARP
9/6 11:59
猛禽類が数羽。
湯ノ沢峠で下りる。水場はほんの少し。
2025年09月06日 12:32撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 12:32
湯ノ沢峠で下りる。水場はほんの少し。
テープで道は丁寧に示されている。ただ道は沢の真ん中も通る。
2025年09月06日 12:33撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 12:33
テープで道は丁寧に示されている。ただ道は沢の真ん中も通る。
午後の陽射しが沢に当たる。
2025年09月06日 12:36撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 12:36
午後の陽射しが沢に当たる。
大和村はもう無い。山で消滅した自治体名を見ると切なくなる。
2025年09月06日 12:48撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 12:48
大和村はもう無い。山で消滅した自治体名を見ると切なくなる。
2025年09月06日 12:58撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 12:58
2025年09月06日 12:59撮影 by  SH-M26, SHARP
9/6 12:59
2025年09月06日 13:27撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 13:27
2025年09月06日 13:33撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 13:33
長い舗装道を歩いて龍王神社。
2025年09月06日 13:58撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 13:58
長い舗装道を歩いて龍王神社。
神社の由来が途中で仏教の話になって再び神社の話に。これも神仏習合か。
2025年09月06日 14:01撮影 by  SH-M26, SHARP
9/6 14:01
神社の由来が途中で仏教の話になって再び神社の話に。これも神仏習合か。
営業熱心なようだ。
2025年09月06日 14:04撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 14:04
営業熱心なようだ。
甲斐大和駅駅前で打ち上げ。自家製の御新香盛り合わせが絶品。
2025年09月06日 15:54撮影 by  SH-M26, SHARP
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9/6 15:54
甲斐大和駅駅前で打ち上げ。自家製の御新香盛り合わせが絶品。
撮影機器:

感想

酷暑が続く中、どうやって登山を続けるかの試行錯誤の第二弾は、標高の高いバス停を選んだ。ちなみに第一弾は「バス停からすぐ行ける沢遊び」だったが、渇水の為に失敗している。

上日川峠など大菩薩嶺周辺は人が多過ぎるので、すずらん昆虫館から牛奥ノ雁ヶ腹摺山に登る事にした。8:10発の甲斐大和駅発のバスに座る為、一本前の中央線に乗って駅を出たらすぐに行き先をバス会社の職員に聞かれた。終点の上日川峠へは直通の臨時バスを出すようで、定刻までに3本が出た。結局途中下車組は定刻まで待った。ちなみに運賃支払は現金のみで、それも出来るだけ釣り銭の無いよう言われた。

延々と坂道を縫って着いた登山口の涼しさは想像以上だった。今日はここから600m登るだけで良い。駅で百名を越えた登山客は数名に減っていた。

登山道は最初ダートの林道で、その後は植生保護の為か鹿柵で排除された脇に無理矢理付けられた道を歩く事になる。ただ鹿柵のネットは登山道にも敷かれていて、台風直後の泥濘の滑り止めにはなった。

当初の涼しさの恩恵も忘れて人工的な道に文句を言っていると、いつしか道は尾根筋を辿る自然の道になった。これが栂主体の美しい森で、岩も交じえた緩急ある尾根道でとても気持ち良かった。

岩場が目立ってきたところが「パノラマ岩」とやらで(他に良い名は無かったのか)、突然見晴しが得られる。ただ往路の車窓でも思ったのだが、広葉樹の立ち枯れが酷い。

岩のピークを越えると枯れ木が立ち並ぶ独特の風景で、見晴しは更に良くなった。そこで下りてきた方に南アルプスから金峰山まで山座同定して頂いた。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂に到着。ここからは黒岳・湯ノ沢峠へ向かうが、見晴しの良い山頂からは二つの尾根が南へ伸びている。片方は木が茂っており、山頂の道標はそちらを指している。薄いが踏み跡もある。もう片方は草原が続いており、来た方向に少し戻る事になる。道標も来た方向を指している。前者を下りてみたが、どうも一般登山道ではない。東尾根を辿るマイナールートらしい。横着をせずにコンパスを出せば良いのだが、未だに初歩的な失敗をしてしまう。

爽やかな草原と林を楽しみながら湯ノ沢峠へ着いた。汗をかいたので天目山温泉に寄りたいが、ここからは車道を下りるルート、焼山沢沿いのルート、稜線をまだ歩いてハマイバ丸の先から下りるルートがある。焼山沢沿いは荒れていると守屋地図で警告されている。しかも雨台風の翌日だ。稜線沿いはここから4時間かかる。歩けなくもないが16時半に温泉を出る終バスにぎりぎりで、風呂に入れない上に駅までの歩きが追加される。

危険なら峠に戻って林道を選ぶ事にして、慎重に焼山沢を下りたところ、これが正解だった。水量は大して増えていない。水場のパイプからは細々としか出ていない。確かに道は何度も渡渉し、時に沢の真ん中を歩くが、苦労するところは全くなかった。テープはふんだんに貼られており、踏み跡も濃い。沢沿いなので涼しさは折り紙付きだ。沢は砂が多いようで、滑らかな砂地に流れる水が陽に輝いて美しい。湯ノ沢峠には何台も車があったが、あの人達はこの楽しさを知らないだろうとほくそ笑んだ。ただその代償に、一時間の長い車道歩きが待っていた。

今回はトレーニングよりは避暑目的の山行だったが、その目的は充分に果たせた。思い出を糧に当面の酷暑は凌げるだろう。長い下山でも膝は無事だった。今年は雁ヶ腹摺山、笹子雁ヶ腹摺山、そして今回の牛奥ノ雁ヶ腹摺山を歩いた。どうせなら今年中に日影雁ヶ腹摺山にも行こうか。


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コメント

お疲れ様!

最後の漬け物盛り合わせが
やばい!心持ってかれる!

暑さも今日までらしいので
初秋を感じられるのももうすぐ
ですなあ
2025/9/18 17:31
プロフィール画像
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小金沢連嶺縦走(石丸峠〜小金沢山〜牛の奥雁が腹摺山〜黒岳〜湯の沢峠)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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