奥秩父主脈を道の駅みとみから周回。木賊山→破風山→雁坂嶺

2025年09月16日(火) [日帰り]

• GPS: 13:39
• 距離: 19.9km
• 登り: 1,787m
• 下り: 1,790m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:10
• 休憩: 1:30
• 合計: 13:40

距離 19.9km 登り 1,763m 下り 1,771m

2:39 道の駅みとみ
2:47 西沢渓谷入口バス停
3:02 3:03 ねとりインフォメーション
3:08 近丸新道登山口
3:20 3:22 徳ちゃん新道登山口
5:31 徳ちゃん新道分岐
7:32 7:33 戸渡尾根分岐
7:38 8:02 木賊山
8:06 戸渡尾根分岐
8:11 木賊山まき道分岐
8:58 9:07 破風山避難小屋
9:51 10:08 破風山
10:31 10:37 東破風山
11:41 11:52 雁坂嶺
12:24 12:35 雁坂峠
13:26 13:27 井戸ノ沢出合
14:43 沓切沢出合
15:10 沓切沢橋
15:43 15:48 雁坂トンネル有料道路料金所駐車場
16:05 16:07 雁坂峠登山道入口
16:19 道の駅みとみ

天候

晴れでほぼ無風(湿度高い)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅みとみの駐車場は、舗装部分は一般用で、登山者用の駐車場は、すぐ隣の未舗装の駐車場に停めるように書き込みがありました。
普通車85台、自販機、各種売店、食堂あり
営業時間…9:00~17:30
定休日…火曜日(7月2週~11月2週は定休日なし)
https://michinoeki-mitomi.com/

コース状況／危険箇所等

★道の駅みとみ~徳ちゃん新道入口★
最初は車道歩くので、車に気を付けながら歩きます。
平坦で歩きやすい道が続きます

★徳ちゃん新道入口~木賊山★
やや急な斜面と平坦な道とが交互に出てきます。
序盤の粘土質の道は、かなり滑りやすいので、足元には細心の注意を払って歩く必要があります。

★木賊山~破風山避難小屋★
シャクナゲのトンネルの中を下りていきますが、風通しが悪くてほとんど人も歩かないので、クモの巣にかなり引っ掛かります

★破風山避難小屋~西破風山★
そこそこの急斜面を登っていきますが、岩場も若干あるので、足元には十分注意して歩く必要があります。

★西破風山~雁坂峠★
比較的歩きやすい道が続きます。倒木で登山道が塞がれている箇所がありますが、下をくぐれるので、特に問題なく通過できます

★雁坂峠~沓切沢橋★
そこそこの急斜面を下りていきます。
渡渉は3回あり、最初の井戸ノ沢と2回目の峠沢の渡渉で水が補給できます。
足元が非常に滑りやすいので、足元には十分注意して歩く必要があります。

★沓切沢橋~道の駅みとみ★
普通の車道歩きになります。
途中、山側から落ちてきたと思われる落石がたくさんある箇所があったので、上部に注意しながら歩いた方がいいと思います

その他周辺情報

今回は、下山後そのまま帰宅しました

写真

9/16 2:40

道の駅みとみに駐車していきます。
登山者は、すぐ隣の未舗装部分に停めるように書いてありました

9/16 2:45

横断歩道を渡って西沢渓谷方面に進みます

9/16 2:50

登山届け用のポストはありましたが、用紙はないので、自分で用意するかネットで届け出をします。

9/16 3:02

この左の看板は、以前来た時は無かったなぁー。
ここを登っていくと、多少ショートカットできますが、大雨の後の沢ルートは、どの程度荒れているか行ってみないと分からないので、今回はパス

9/16 3:04

お賽銭を入れて、安全祈願をしていきます

9/16 3:21

西沢山荘手前の徳ちゃん新道入口から稜線を目指します

9/16 3:26

割とマメに目印があります😊

9/16 3:32

序盤は、濡れた粘土質の斜面を登りますが、これがかなり滑りやすい😱
至る所にスリップした痕跡があって、特に下りは雪がなくても、チェーンスパイクか軽アイゼンが欲しいくらいでした😱

9/16 3:46

超スリッピーな粘土質の斜面を抜けると、チェーン歩きやすい斜面😊

9/16 4:17

サングラス🕶️の忘れ物

9/16 4:25

スゴイ巨木だけど、ボキッと見事に折れている。
自然の力は凄まじい

9/16 4:45

三角点かと思ったら、違った😅

9/16 5:17

シャクナゲのトンネル

9/16 5:28

沢ルートとの合流点に到着。こっちから登ってきました

9/16 5:28

沢ルートは、こっち

9/16 5:28

稜線はこちら。歩きやすい登山道が続きます

9/16 5:38

引き続き、シャクナゲのトンネル

9/16 5:41

なんか思いっきり、通せんぼされてます

9/16 5:42

仕方がないので、ピンクテープに沿って迂回します

9/16 5:44

再び通せんぼ。この先は、浸食がすすんで、崩落していました。

9/16 5:44

なので、再び迂回します

9/16 5:52

そこそこの急斜面

9/16 6:17

燕岳の合戦尾根みたいに、足元の花崗岩が掘れて階段状になっています😊

9/16 6:18

登山道が侵食されて、かなり掘れているので、倒木も余裕でクリアできます😊

9/16 6:23

木々の向こうには稜線

9/16 6:39

ジグザグに登っていきます

9/16 6:48

マーキングを外さないように進みます

9/16 6:52

おっ⁉️あれはどこの山だろう⁉️

9/16 6:53

AR山ナビを起動。だいぶ右にずれています。
見えている三角の山は、黒金山でした😊

9/16 6:54

西沢渓谷から黒金山へも行ってみたい😊

9/16 6:59

うすーーーく富士山🗻

9/16 7:04

画面中央は、大菩薩嶺の辺り
今日、会社の後輩があそこに行ってるはずだけど…
まだ登山口かなぁー⁉️

9/16 7:04

今度はちょっと左にずれています

9/16 7:11

あれは前に行った国師ヶ岳とか北奥千丈岳辺りかなぁー⁉️

9/16 7:12

AR山ナビを起動
やっぱりそうでした。でも右にずれています😅

9/16 7:14

稜線に出る手前で、急に開けました

9/16 7:14

左の三角の黒金山から国師ヶ岳の稜線も歩いてみたいなぁー😊

9/16 7:14

足元にはスタートした道の駅みとみと、広瀬ダム湖

9/16 7:14

真ん中の木の左が大菩薩嶺で、右が富士山

9/16 7:15

今度は左にずれました

9/16 7:15

金峰山がギリギリで見えています

9/16 7:17

だいぶもやがかかっています。湿度も高いし、この様子だと雲が湧いてくるのも早そう😱

9/16 7:19

絶景の後の試練😱
木の上をうまく渡れば、汚れずに済みます

9/16 7:31

稜線に出ました😊

9/16 7:31

取り敢えず、こちらに進んで、木戝山の山頂に行きます

9/16 7:35

鶏冠尾根は、バリルート

9/16 7:38

木戝山山頂に到着

9/16 7:38

木戝山山頂は、眺望が全くないので、大概の人はこの先の甲武信ヶ岳まで行きますが、甲武信ヶ岳には一度行っているのと、今回は赤線を繋ぐのが主たる目的なので、ここで破風山方面に行きます

9/16 7:38

こちらが甲武信ヶ岳方面

9/16 7:38

こちらが破風山方面

9/16 7:39

割と立派な三等三角点

9/16 8:10

甲武信ヶ岳方面と破風山方面との分岐に来ました

9/16 8:10

前回は、ここから巻道経由で甲武信ヶ岳方面に戻りました

9/16 8:10

ここから先の破風山方面は、未踏の地なので、どんな所なのかちょっとワクワク😊

9/16 8:18

足元はこんな感じが続きます

9/16 8:22

シャクナゲの中を進みます

9/16 8:26

突然開けて、目の前には破風山

9/16 8:26

富士山は見えますが、大菩薩嶺方面はガスってきました

9/16 8:26

振り返ると木賊山

9/16 8:26

湿度が高いので晴れてますが、モヤがかかっています

9/16 8:28

ザレザレしていて、足元が滑りやすい😱

9/16 8:29

なので右に迂回します

9/16 8:29

こっちの方が断然歩きやすい😊

9/16 8:34

再びシャクナゲのトンネル

9/16 8:36

風が通らないので、蒸し暑い🥵

9/16 8:41

縞枯れ現象で立ち枯れている木がいっぱい

9/16 8:53

天気が良くて一見穏やかに見えますが、湿度がマックス高くて風もなくつ、直射日光が突き刺さるので、暑くて死にそうです🥵🥵🥵

9/16 8:56

避難小屋まで来ました

9/16 8:57

水場まで20分てことは、甲武信小屋から荒川源流までと同じくらいなので、かなり下まで下ります😱

9/16 8:57

こちらに下りて行けば水場があるらしいですが、かなり下まで下りないといけないので、やめておきます😅

9/16 8:58

小屋の前には、テーブルがいくつかあります

9/16 8:58

小屋の入り口

9/16 8:59

中には、薪ストーブがありました

9/16 8:59

小屋の中は、凄くキレイです‼️

9/16 8:59

いざという時用の薪

9/16 8:59

気温は18℃くらい

9/16 8:59

埼玉県が管理しているのかなぁー⁉️

9/16 9:04

こちらから下りてきました

9/16 9:29

今までとは打って変わっての岩場が続きます

9/16 9:30

まあまあの急斜面

9/16 9:31

振り返ると歩いてきた稜線

9/16 9:32

遠くの稜線は、長野県と埼玉県の県境

9/16 9:32

ちょっとだけ左にずれています

9/16 9:38

空はもうすっかり秋の空

9/16 9:38

足元には、先程までいた避難小屋が見えます

9/16 9:49

道中ここまで誰とも会っていないので、こういう標識を見ると、ちょっとだけホッとします😊

9/16 9:49

破風山の山頂かと思ったら、ピークはまだ先でした😅

9/16 9:51

西破風山に到着

9/16 9:51

足元には三角点

9/16 9:52

休憩用のベンチがありました。
あまりにも蒸し暑くて、大汗を掻いたので、水の消費が半端ない🥵
この調子だと、笠取山まで行くのは、ちょっと厳しいかも🥵

9/16 10:12

凄い勢いでガスが湧いてきてます

9/16 10:19

結構段差が大きい岩場

9/16 10:31

東破風山に到着
暑さでだいぶペースダウンしました🥵

9/16 10:32

こちらは『東破不山』の表記

9/16 10:32

風通しが悪いから、蒸し暑くて死にそうです🥵
ペースが全然上がらないのと、水も残り少なくなってきたので、笠取山は諦めて、雁坂峠から道の駅みとみに下山することにしました😭

9/16 10:40

相変わらず蒸し暑いですが、足元は平和な状態が続きます

9/16 10:48

目の前には雁坂嶺

9/16 10:50

あの岩は、人が二人右横を向いているように見えます😊

9/16 11:03

足には優しい超穏やかな登山道が続きます😊

9/16 11:15

と思ったら、たくさんの倒木が登山道を塞いでいました😱

9/16 11:18

あの谷間まで下りるのかぁー😱
遠いなぁー😱

9/16 11:24

緩い登りが続きます

9/16 11:41

雁坂嶺に到着

9/16 11:41

こちらは山梨県の標柱
『〜嶺』っていう山は、穏やかな山が多いような気がする😊

9/16 11:41

水が残りわずかで、雁坂小屋で水が補給できるとは思いますが、下りる方とは逆方向なので、雁坂峠から沢に出るまで我慢我慢🥵

9/16 11:41

誰もいないので、テーブルも貸し切り😊

9/16 11:46

こちらには三等三角点

9/16 11:53

歩いてきた稜線

9/16 12:00

峠に向かって下りていたら、看板がありました

9/16 12:10

もう少し湿度が低ければ、気持ちよく歩ける場所です😊

9/16 12:19

景色はいいんだけど、とにかく湿度が高くて蒸し暑い🥵

9/16 12:23

てことで、雁坂峠に到着

9/16 12:23

日本三大峠らしい

9/16 12:24

秩父往還の説明書き

9/16 12:24

すぐ横には碑

9/16 12:25

周辺案内図

9/16 12:40

この急斜面をジグザグに下りていきます

9/16 12:54

おっ、下に見えるのは沢床か⁉️

9/16 12:58

と思ったら、ただ単に山肌が崩れているだけでした😅

9/16 13:02

こんな感じの所を下っていきます。風が少しあって、しかもずっと木陰で日差しが遮られるので、稜線よりも遥かに涼しくて快適‼️😊

9/16 13:14

井戸の沢に出ました。
ここで空になったペットボトルに水を満タンにしていきます。
ノドが乾きすぎて、沢の水をがぶ飲みしたら、水っ腹になってしまいました😅

9/16 13:20

よく見たら、岩にも『井戸ノ沢』と書いてありました

9/16 13:23

ここで渡渉して下りていきますが、足元が非常に滑りやすいので、自信がなければ、渡渉した後一旦上に登り、山肌を下りても問題なく下りれます😊

9/16 13:23

渡ったらトラバース気味に進みます

9/16 13:51

沢の水を補給できない場合、マイボトルのお湯を水代わりに飲むしかないので、ずっと我慢してましたが、水もたんまり補給できたので、登山道から沢に少し下りてランチタイム🪔
山で食べるラーメンて、なんでこんなに美味いのだろうって言うくらい、超うまい‼️

9/16 14:14

山の斜面から、水が湧き出ていました

9/16 14:20

この虎ロープは、あまり当てになりません😭

9/16 14:22

こちらも、ないよりはマシなレベル
濡れているので、足元には細心の注意を払って下ります

9/16 14:27

この先の渡渉箇所の説明

9/16 14:30

ここが渡渉箇所

9/16 14:30

何ヶ所か渡渉できそうな場所があります

9/16 14:32

自分は無難に、石の上を渡りました

9/16 14:33

少し先にも、渡渉箇所の説明書きがありました

9/16 14:34

さっき渡渉した場所のすぐ下流にも、渡渉する為に置いたと思われる倒木がありました

9/16 14:42

雁坂峠まで2時間らしい

9/16 14:42

2度目の渡渉。
ここは問題なく渡れます😊

9/16 14:43

二つの沢の合流点を上から見たところ
中々綺麗な渓相です😊

9/16 14:54

三度目の渡渉

9/16 14:56

落ち葉の所は、非常に滑りやすくて危険なので、自分は虎ロープのすぐ上流側を渡りました

9/16 15:07

岩がまるで包丁で切った豆腐みたいな形をしています

9/16 15:08

案内板もありました

9/16 15:08

車道に出ました

9/16 15:11

ここから先は、地獄の舗装路歩きです😱

9/16 15:12

なんか落石の量が凄いんだけど…😱

9/16 15:12

あの上から落ちてきたみたい

9/16 15:45

有料道路のすぐ横に来ました

9/16 15:45

料金所のパーキングはあのゲートの向こう側

9/16 15:45

道の駅はこちら

9/16 15:49

今日歩いた稜線が見えます

9/16 15:49

見えていたのは雁坂嶺
なので、だいぶ左にずれています

9/16 15:49

稜線まで、結構遠い

9/16 16:00

道の駅は右に行くようになっているけど、地図には載っていないし、ヤマレコの地図にも載っていない
ホントかなぁー⁉️と疑いつつもハッキリと踏み痕があるので行ってみます

9/16 16:03

古い案内板の先は…

9/16 16:03

こんな感じ

9/16 16:05

下りていくとガイドマップがありました

9/16 16:05

結構立派な看板

9/16 16:05

一応道にはなっているけど…本当に大丈夫なんだろうか⁉️
まぁー行ってダメだったら戻ればいいか

9/16 16:06

一応古いけど案内板もあるし

9/16 16:07

柵の左側が行けそうです

9/16 16:10

柵沿いに下りてきました

9/16 16:10

登山道入り口の案内板があります

9/16 16:10

あとはこちらに進んで、橋を渡っていきます

9/16 16:14

道路に出ると、道の駅はすぐそこ

9/16 16:14

ここにも登山道入り口の案内板

9/16 16:16

道の駅みとみに戻ってきました。見えているのは甲武信ヶ岳かなぁー⁉️

9/16 16:18

無事に駐車場に戻ってきました😊

撮影機器：

iPhone 14 Pro Max Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック

感想

BNR32GTR

奥多摩から金峰山へと赤線を繋ぎたいと思い立ち、前回は大弛峠から甲武信ヶ岳を越えて木賊山まで歩いたので、今回はその続きを歩いて笠取山まで赤線を伸ばそうと計画。
本当は陽が長い7月のうちに行きたかったのですが、天気が悪かったり予定が入ったりでここまでずれ込んでしまいました😭

9月の半ばとは言え、まだまだ真夏と変わらない陽気が続いているので、朝早いうちに稜線に出てしまえば、標高2000mを超える稜線ならさほど暑くないだろうと、夜中のうちに出発。
予定より40分遅れで出発したものの、稜線に出たときには、逆に10分ほど貯金ができていて、結構いいペースで歩けたのですが、陽が高くなるにつれて気温も上昇し、ペースもダウン😱

特にこの日は、前日に雨が降ったばかりのようで、湿度がものすごく高くて、まるでサウナ室の中にいるような感じ
おまけに直射日光を浴びて、風もほとんど無風状態😱

900㎖のペットボトル2本分持ってきた水も、どんどん無くなっていきました
笠取山直下の水干で水の補給をするつもりでいましたが、たぶんそこまで水が持たないだろうと予定を変更して、雁坂峠から下山することにしました😭

他にラーメンを食べるように600㎖のお湯もありましたが、途中の沢で水が補給できるかどうかが分からなかったため、昼飯はそこまで我慢😭
沢で水が補給できたタイミングで、少し遅いですがランチタイム🍜

途中で下山を始めて時間には余裕があったので、登山道から外れて沢に下りて、ラーメンをすすりながらのんびり過ごしました😊

予想外の蒸し暑さで、途中で下山になりましたが、静かな山行を楽しむことができました😊