燕岳 安全第一で



- GPS
- 10:21
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,405m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 10:16
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5:10 安曇野穂高発 5:50 中房温泉登山口 <復路> 16:20 中房発 17:10 自宅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 中房温泉 有明荘 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
2025年(令和7年)9月17日(水)
燕岳 安全第一で
燕岳登頂35回目となった。
当初は表銀座で槍ヶ岳を楽しみに計画していた。
天候が思わしくなく大天荘泊、大天井岳への往復山行で出発した。
それが安全第一を考え、燕岳登山に。
17日、今日は日差しもあり上々の山行日和。
同行するはずだったN氏が足の調子が悪く中房まで車を出してくれた。
中房では駐車場確保がままならない状況が続いているとの情報より我が家まで来て同行のS氏と共に送ってくれた。
正に中房は満車状態で登り始めた人が大勢見られた。
登山道でもこれほど多くの登山者を見るのは初めてでもあった。
第一ベンチ、第二そして第三とベンチは埋め尽くされている。
いつも空いている時期にしか登っていないので当たり前なのだろうが燕岳の人気には驚くしかない。
大天井岳まで行くつもりで歩いているのだが、急登で思うように足が運べない。
両足裏は痺れ、行き着くことが可能か不安も出てくる。
時間をかけて合戦小屋へ、そこで一息入れ燕山荘へ登り着く。
雲は多いが稜線に出ると目の前には燕岳が輝くようにそびえる。
表銀座の野口五郎岳、三ッ岳そしてくっきり烏帽子岳のとんがり帽子まで眺められた。
水晶岳辺りから槍ヶ岳方面は黒い雲がどんと乗っかり見られない。
これから行こうとする大天井岳は黒い雲がかかったり取れたりしていた。
安曇野方面は有明山の先に街並みが広がる。
燕山荘前でこの先進むかS氏の煎れたコーヒーをいただき協議。
登り初めから明日はかなりの雨が降るとWindy、山の天気そして気象庁から予報が出て天候不安は大きかった。
今日は天候が安定しているはずが風が強め、そして大天井岳には雲がかかっていたのだ。
さらに大天井から歩いてき若者に話を聞くと稜線はかなりの風が吹いていたとのこと。
足の調子、現在の風、明日は雨それも強めという天気を考えると大天井岳まで行く必要を感じられなくなった。
天候が悪ければ視界も悪いだろうし、なんと言っても安全第一ではないか。
そこで燕岳へ登り帰ることと決めた。
大天荘泊のキャンセルを燕山荘でしていただき燕岳へ身一つで行く。
ザックを背負わない、どうするか悩んでいた大天井岳もすっきり足取りが楽になった。
大天井を断念したことにより燕岳に35回目の登頂を果たすことができた。
燕岳山頂方面からは今まで黒い雲のかかっていた大天井岳が見え始めた。
風も幾分吹いていても気にならない、もしかしたら大天井岳へ行った方が良かったのではないかとも不思議なことによぎるのだ。
それでも明日の天気など考えれば良い判断をしたと思うしかない。
それにしても人気の燕岳。
燕山荘前も人だかりがすごいことになっている。
元気の良い中国の団体がいくつも来ていた。
埼玉から来た女性、石川から何度か燕に来ているという若者達。
松本・塩尻の八人ほどの家族は子供連れで楽しそうに下山していった。
西欧系の夫婦は一歳にも満たない赤ちゃんを二人背負い登ってきていた。
下山のエネルギーに合戦小屋の9月からの特別メニュー「おしるこ」をいただく。
小さなお餅が三つ、大豆たっぷりのボリュームあるものだった。
山には良い甘さが身に染み渡った。
急の大天井泊まりから下山となっていた。
中房から麓へはバスしかないのかなと、急遽下山することになったことをN氏に連絡すると、神様対応、中房まで迎えに来てくれると言うではないか。
正に「ありがた山」、気が利くS氏は燕山荘でN氏へお土産まで用意してくれていた。
計画はどんどん縮小して、燕岳日帰り登山となったが大満足の山行となった。
ふるちゃん
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