姫神山をナイトハイク！朝日の岩手山と「影姫」を撮るプロジェクト！

2016年05月13日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.2km
• 登り: 612m
• 下り: 610m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:10
• 休憩: 1:20
• 合計: 4:30

2:30 一本杉園地キャンプ場
3:40 5:00 姫神山
7:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

一本杉登山口駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

登山道は滑りやすいので慎重に歩きましょう

写真

5/13 2:18

登山前に星の写真を1枚、試験的に撮って本番は山頂で！と思って登ったが、、、

5/13 2:25

暗闇の1本杉登山口

5/13 2:28

やっぱり最初はびびる

5/13 2:38

看板はあるものの自分のヘッデンの灯りでは確認がとれない

5/13 3:18

なんと空が青くなってしまった

5/13 3:48

まるで海原に浮かぶ島のよう、名付けて「岩手島」

5/13 3:54

山頂の岩のシルエットがカッコイイ、姫神山登った事がある人ならわかりますよね、あの場所です

5/13 4:05

うっすら明るくなってきた東の空

5/13 4:17

日の出始まりました

5/13 4:19

5/13 4:19

5/13 4:22

あっ岩手山撮らないと！急いで反対側へ

5/13 4:34

ほんのり焼けたかな、、、、秋田駒ヶ岳と岩手山

5/13 4:35

こちらは岩手山と八幡平、、ん？八幡平はもう少し右か

5/13 4:36

広角で1枚

5/13 4:46

遊び始まりました(笑)

5/13 4:50

かっこつけて1枚

5/13 4:52

飽きてきてカメラ撮る(笑)

5/13 4:53

あー！ライブビューで液晶に映った日の出撮れば良かった、、、面白い写真になったのに、悔やまれる

5/13 4:54

だいぶ日が昇りました、霞みがかった素晴らしい光景

5/13 4:55

こちらは早池峰山

5/13 5:11

ついに現れました影姫神山こと「影姫」これ見たかった！

5/13 5:11

朝霧でしょうか、雄大な光景ですね

5/13 5:15

空が少し青くなってきました、そろそろ下山します

5/13 5:18

広がる前の新芽でしょうか

5/13 5:29

新しい命の誕生、綺麗な若い葉

5/13 5:44

夜には荒れ狂っていた8合目

5/13 5:45

姫神山に太陽の光が差し込む

5/13 6:09

キンバイ

5/13 6:11

光が透き通った若葉

5/13 6:24

姫神山のオオカメノキって高い所に咲いてるから撮るの難しい

5/13 6:25

長々と続く階段と登山道

5/13 6:26

スミレの花

5/13 6:27

ヒトリシズカなのにたくさん咲いてる(笑)

5/13 6:28

これイカンリンソウですよね？色が白いの初めて見た

5/13 6:30

モミジイチゴ

5/13 6:43

一本杉！

5/13 6:44

苔が好き

5/13 6:45

見上げると千手観音

5/13 6:46

エンレイソウ

5/13 6:47

ぜんまいかと思っていたけどこごみかな？

5/13 6:48

エンレイソウの花をズームで

5/13 6:49

可愛いキノコ

5/13 6:49

若葉っていいよね

5/13 6:51

なんだか原始の森のよう

5/13 6:55

モミジイチゴ

5/13 6:57

5/13 6:58

登り始めは真っ暗だった登山口

5/13 7:02

登山口にはまだ桜が咲いていた、岩手山とコラボ

5/13 7:09

スクエアでキリトリ

5/13 7:10

この時期に綺麗な桜

5/13 7:10

八重桜をバックに

5/13 8:34

上坊牧野(うわぼうぼくや)の一本桜、ここにたどり着くのに酷い目にあった、感想で

5/13 8:44

お気に入りの展望台より

5/13 8:54

姫神山と岩手山のコラボです

5/13 9:41

これ小岩井の一本桜、現在こんなです

5/13 9:45

これが有名な構図の小岩井一本桜

5/13 9:48

菜の花が綺麗でした

5/13 9:49

どこまでも続く黄色い絨毯

5/13 9:53

5/13 9:55

こりゃ凄い

5/13 9:58

ここ一番すきな場所だったなぁ、代表写真にしようかな

5/13 9:58

奥も白い花が咲いてるんですよ~

5/13 10:00

最後に菜の花の丘と岩手山のコラボ

感想

ponsuke

こんにちは！久しぶりに山に登ってきました、今回登ったのは姫神山（ひめかみさん）です。姫神山と言えば、やはり山頂の眺望の良さが売りでしょう。その山容は独立峰で形の整った三角のTHE「山」！の形をしています。

姫神山の名前の由来は？
征夷大将軍であった坂上田村麻呂が東征の時に、立烏帽子神女（たてえぼしひめ）を山頂に祀ったのが始まりとされています。立烏帽子神女とは田村麻呂の守護となった姫神とされています。神様仏様の神様の事ですね。岩手山、早池峰、姫神山で北奥の三霊山と言われています。

今回この姫神山を選んだ理由は前日にボルダリングをするのであまりハードな山歩きにならない所、登るなら見たことがない景色を撮ってみたい、できれば遠くない日帰りの山、岩手山を撮りたい、日の出を撮りたい。この条件を満たしたのが姫神山の山頂でした(笑)

日の出が4時30分頃なので山に登る時間を逆算していき、2時30分に登山開始、自宅出発が11時となりました、12日の午後から久しぶりのボルダリングで腕、背中の筋肉が張ってしまい力が入らない状態、ボルダリングビギナーなので足を使うことが少なく下半身の疲労はさほど無い、夜の食事を終え出発まで1時間ほど仮眠し出発。

途中休憩を取りながら登山口に到着したのは深夜の2時、車の中でカバネリを見たので誰もいない暗い駐車場が普段より少し怖く感じた、支度をしてとりあえず星空が綺麗だったので適当に1枚撮ってみた、星空にはまってしまうと登山時間が無くなってしまうので山頂で撮る事を理由に早々に出発、このとき2時30分。

風が強く、星がぶれて流れている、、、困った
今回の登山口はメジャーな一本杉登山口、以前登った事があるコースなのでナイトハイクするのにはこのコース以外選択肢が無かった。できるだけリスクは少ない方が良い。

夜の登山道はやはりビビる
途中一本杉も見えたが、登山道からはヘッデンの明かりは届かなく写真は諦めた、ナイトハイクは2度目だが姫神山は時々カエルの声と撮りの鳴き声が聞こえる位でとても平和だ、以前山形の大朝日岳にナイトハイクした時は獣の臭いやら唸り声が聞こえて生きた心地がしなかった。黙々と歩いていくと汗が噴き出て周囲の状況よりも体の疲れが優先され緊張感はまったくなくなる、人間とは不思議なものだ。

八合目に到着したころには夜空に広がる満点の星空は見なくなっていた、山頂で星空をと思っていたが考えが甘かった、写真でもわかるとおり風が強くなってきた、山頂方面に耳を向けると笹薮がこすれ合う音や岩の間を風がすり抜ける「ゴーゴー、ビュービュー」という音が山頂へ向かう気持ちを萎えさせた。

山頂の少し手前の岩場に着くと一気に視界が開ける場所がある。岩手山と街の明かりが幻想的な光景を見せてくれた、日が昇る青い時間、そこには海の中に浮かぶ離島のような岩手山の姿が。

雲が出てしまうことを不安に思ったいたが空には雲一つ無く視界に広がる大海原に秋田駒ヶ岳、岩手山、八幡平の島々が浮かぶ。暗闇の星空と夜景は撮れなかったがなんとも美しい姿を見せてくれた岩手山、感動である。

山頂へ向かうとすでに東の空がオレンジにマジックアワーを堪能する、南東に目を向けると早池峰山も朝日が昇るのを今か今かと待ちわびているように見えた。
しばらく山頂の強風に耐えながら、写真の撮る方向をあっちにいったっりこっちにいったり山頂をうろうろする(笑)そうこうしているうちに朝日が顔を出す、雲一つない空に綺麗なまん丸い日が昇る、ゆっくりゆっくり顔を出す、朝日が昇る時間に山頂にいる特権、特等席でサンライズショーを観るわけです。

ある程度日の出写真を撮ったら反対サイドの岩手山歩行に三脚持って奪取、ほんのりオレンジがかった岩手山をロックオン、思っていたより岩手山は焼けなった、、、少し残念に思うが美しい光景には変わりないので良しとしよう！
朝日が昇ったときに見れる姫神山の影「影姫」も見る事ができた。
日の出写真を一通り撮り終えたので自分撮りをして遊ぶ、太陽をいろいろと見立てて撮ったのですが微妙に太陽の位置がずれて惜しい写真がつづく、ソロの登山の辛い所「自撮」ヤマレコ見てるとソロで綺麗に自撮りしている人がいるが尊敬に値する。

時間を見ると5時になろうとしていた、山頂に1時間15分いたことになる。強風に体も寒くなり朝食も山頂で食べる予定だったが諦めて下る事にした、下りは明るくなっており花の写真やら野鳥撮影に挑戦したり、苔と睨めっこしたりしながらゆっくり下山、ソロの男性とご夫婦で登ってきた2組の方達のすれ違った、こんな早い時間に登っている人がいる事にびっくり、確かに日中の暑い時間帯に登るより体の負担も少ないし、なにより空気が澄んでいて良いかもしれない、人と会うことが少ない点も良いですね。

登山口に戻ると広場には桜がまだ咲いていました、岩手山を背景に桜と岩手山のコラボが実現、なんだかお腹いっぱいになった姫神山、このあと駐車場で朝食をたらふく食べて身の方も満杯に(笑)、しばし休憩をとって岩手山撮影ドライブです。

岩手山ドライブ初めに向かったのは上坊牧野(うわぼうぼくや)の一本桜、ここにはまだ行ったことがなく上坊牧野を上坊牧場と覚えていた為、ナビに上坊牧場と入力して出発、高宮ファームが目的地に設定されていた。目的地に着くと桜らしき物がまったくない、調べ直したところ近くにある事が判明、高宮ファームからナビが示した道は農道で轍の真ん中は草が生えて高くなっており、サイドは小枝が出ている。この道を行かないと見れないと思いむりやり進む、アップダウンもひどく轍が低い所は轍を外し走らせる、再度は小枝が車に当たる、、、正直戻りたいがバックで戻るのも無理なので前進あるのみ、帰ったら綺麗にしてあげることを車と約束し進んだ。ふと前方を見てみると結構なスピードで車が走っている、こんな轍をあのスピードはないだろうと不思議がいっぱい、やっと桜の見える道路に出るところまで来た、先ほどの謎が解明された、なんと桜の見える道路は舗装されていたのです、、、むりやり進んだ農道は走る必要がなかったのである、、、ナビを怒りたかったが距離を優先させたら間違いは無い、、、悔しい思いでいっぱいだったが上坊牧野(うわぼうぼくや)の一本桜が見えるとその思いも吹き飛んだ、そこには素晴らしい光景が広がっていた。

桜ベースにしても良かったのだがすでにちらほら葉が出てきていたのでベースを岩手山にして撮ってみた。この桜は角度によっては不格好な桜になってしまう、写真の角度がベストかと個人的には思う。

上坊牧野(うわぼうぼくや)の一本桜を見た後に私が岩手山を撮るポイントで好きな展望台へ、ここは安比に抜ける道路の途中にある展望台なのですが岩手山の裾の広がりが雄大でスケールの大きさを感じさせてくれる場所になります。写真としては山頂が見えないキリトリの方がスケールの大きさを出せたかなとは思うが今回は山頂部も入れた構図にしてみた。

この後は逆さ岩手山の見れるポイントに移動したのだが強風の為水面が揺れてしまい映り込みは期待できなく諦めた、その後小岩井へ、小岩井と言えば小岩井の一本桜が有名で毎年満開の時期がゴールデンウィークと重なる事もあり大人気の撮影スポットである。今回は緑の葉だけになった一本桜を撮ってきた、これはこれで絵になるろ思う。
その後は自宅に帰ろうと思ったが小岩井の牧場では菜の花が満開で道路脇から永遠と続く菜の花畑は小岩井を訪れた人を笑顔に変える、これはあえて道路沿いに植えてる？とは思うのだが、菜の花の密集度が他の菜の花畑のそれとは明らかに違う、よほど土の栄養が豊富なのだろう。

まさに黄色い絨毯、菜の花の臭いに満たされたその場所は、蜂でなくても吸い寄せられる。今回の山行は体に少しきつかったが色々な岩手山を堪能でき大変充実した1日となった、お昼には自宅に着いたわけですがちょっと昼寝のつもりが夜まで起きる事がなかったという(笑)よほど疲れていたらしい。

ブログでも紹介しています、写真もこちらの方が綺麗に見れると思います
http://mylifeblog.outdoorinfo2016.com/

コメント

BlueSky_54

(￣0￣)/ オォー!!
はじめまして^^

凄い！

桜、菜の花好きにはたまりませんね
また、バックの岩手山が良いですねー

それ以外の写真も良い感じですね

ＥＯＳ？担いでご苦労様でした。

ponsuke

Re: (￣0￣)/ オォー!!
初めまして〜
はい、一眼2台とレンズ4本、三脚担いで登ってきました(笑)
運良く雲一つない天気で最高でした！

菜の花は凄かったです、今まで見てきた菜の花畑のイメージが一掃されました
まぁ今までちゃんと咲きそろった畑を見てこなかったのかもしれませんが、、、

BOKUTYANN

NHKのハイビジョン画像より綺麗だ（●＾o＾●）
ponsukeさん　こんばんは

姫神山の花レコは地元のmitugasiwaさんのレコで良く目にしていますが
展望も優れていて、素晴らしい山ですね
ナイトハイクは怖すぎるけど・・・

海原に浮かぶ「岩手島」の画像を始め
桜や、菜の花と絡めた山景色がス・テ・キ♡♡過ぎますヨ！
NHKの自然を写したハイビジョン画像はいつも美しいと感動してますが
このレコにある画像を見てると、それにも勝る感動が湧きあがります
重い撮影機材を、担ぎ上げるに相応しい写真達
改めてponsukeさんのフアン倶楽部に入会します(無料会員で）

ponsuke

Re: NHKのハイビジョン画像より綺麗だ（●＾o＾●）
BOKUTYANNさん褒め殺しですね(笑)
ありがとうございます！
姫神山からの眺望は独立峰で山頂に遮るものがないので360度すべての景色が堪能できます、1124mでここまで見晴らしが良い山はなかなかないのでは？
山頂までも1時間30分ほどで登れて道迷いの心配もほぼ無いので安心して登れます。
東北に来ることがあればぜひ登って見て下さい！