記録ID: 8724379
全員に公開
沢登り
東北
本名御神楽山塊。大鍋又沢右俣、中俣
2025年09月22日(月) 〜
2025年09月23日(火)


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 18:12
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,110m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 8:02
距離 6.8km
登り 566m
下り 498m
7:21
81分
大鍋又沢入渓
8:42
9:26
3分
変則三俣
9:29
26分
右俣出合い
9:55
14分
545m二俣、右沢に進む
10:09
116分
ピーク980mダイレクトルンゼ出合い
12:05
6分
955m尾根上
12:11
12:31
29分
ピーク980
13:00
124分
885m下降開始地点
15:04
変則三俣、宿泊地
2日目
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 10:10
距離 6.9km
登り 539m
下り 612m
5:55
2分
宿泊地
5:57
38分
中俣出合い
6:35
117分
535m二俣左沢に進む
8:32
4分
70m滝上
8:36
8:49
111分
740m休憩地点
10:40
83分
1020m尾根上
12:03
12:29
16分
765m休憩地点
12:45
37分
750m下降開始地点
13:22
25分
545m左俣
13:47
14:17
83分
変則三俣
15:40
25分
大鍋又沢脱渓地点
16:05
天候 | 一日目 晴れ時々曇り 二日目 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一日目 アプローチ 駐車地点より林道、踏み跡を歩き支沢が出合う所で入渓 大鍋又沢 沢幅の広いゴルジュ状の沢を進む、滝が数本有るが特に問題なく越える。その後ゴーロから開けた河原になり変則三俣着。左俣、中俣出合い付近にテント設営。 右俣右沢ダイレクトルンゼ テント設営地より少し河原を下ると右俣出合い、ゴーロから簡単なゴルジュを越えて進むと二俣、右沢に進む、滝を一つ越えると左岸から支沢が出合う、更に二つ滝を越えると左岸から支沢が出合う、これが目的のダイレクトルンゼ。 狭い沢の入口から小滝を一つ越えゴーロを登ると10mのスラブ滝、右岸を登る。続いて8mのスラブ滝、右岸を登り上部でで右上するバンドを登り落ち口に上がる。次に7mスラブ滝、右岸を登る。急な狭いゴーロの中に数本小滝を越えると沢が開けルンゼ状のスラブになる、スラブは放射状に広がるが流水の少しある本流のスラブを快適に登りやがてガレ場から藪の急斜面を10分ほど登ると樹林の尾根に出る、藪尾根を5分でピーク980mに出る、灌木帯で有るが展望が良い、ちょっと下った所に地面を露出している所が有りここで休憩。休憩地点から延びる藪尾根を鞍部まで下り左に藪の急斜面を下り右沢本流に降りる。 昨年10月に右沢本流を遡行した時は辺りで流水が無くなり遡行を終了したが今日は流水が有る、後は右沢本流を途中小ゴルジュや滝などを巻き下り変則三俣に戻る。テント設営地をやや下流に変更する。 二日目 中俣左沢 出合いは細く鬱蒼としている、だがちょっと進むと広い河原で開けてくる。やがて真っ直ぐな廊下、次にゴルジュになる、これは左岸高巻き。その先で二俣、左沢に進む、直ぐに左にカーブする深い淵の奥に3mの滝、右岸をヘツル。つづいて狭い淵の奥に3mの滝、これは手前の滝の落ち口から右岸高巻き。落ち口の先は曲がりくねった廊下が続く、両岸迫る中に4〜5mの様々な滝が連続、どれも困難なものは無く快適に登る。突然空が開け目の前に70mのスラブ滝、左岸に細い流れが有る、流れ沿って登り中段で流れを左に渡り湿ったスラブを登る、上段でまた流れを右に渡り落ち口まで登る、高度感はあるが難しい所は無い。直ぐ上の7mの滝を越えると再び沢は狭まる、樋状の滝や滑滝、チョックストーンなど3m〜10mの変化にとんだ滝が楽しめる。最後の滝は5m、6mの細い滝、奥の滝はチムニー状で垂直に近く突っ張りを交えながら落ち口に抜ける。その後岩床の沢になり水量も減ってくる、傾斜が緩くなり右岸の斜面を藪漕ぎ無く登ると1020m樹林の尾根に出る、中俣左沢終了。 下降はこの尾根を下る、展望は無いが途中に御神楽岳が良く見えるポイントが有るので見逃さないように。やがて樹林が無くなり開けた尾根になるここからは中俣の70mの滝や前日登ったp980mダイレクトルンゼなどが見渡せる、750mで岩場になり右のスラブを灌木を頼りに下る、やがて藪沢になり滝を2,3巻き下ると545mで左俣に出合う。後は左俣の河原を変則三俣のテント場まで歩く。 後は荷物をまとめて来た時と逆コースて駐車地点に戻る。 右俣右沢ダイレクトルンゼは私が名付けた、昨年登った右沢本流と共に短いが楽しく感じた。 中俣は左俣に比べて変化に富みグレードも高く感じた、ゴルジュや深い淵を伴う滝を巻いた所も有ったが多数有る滝はほぼ登れた、楽しい沢である。 |
写真
感想
本名御神楽山塊。大鍋又沢を走行する。
昨年10月に大鍋又沢右俣右沢本流と左俣を遡行した、今回は右俣右沢ダイレクトルンゼと中俣左沢を登るべくやって来た。
一日目、昨年同様変則三俣にテントを設営後遡行開始。右俣右沢p980ダイレクトルンゼを登る、このルートはネット上に全く情報が無いが昨年登った時に目星をつけておいた。ルンゼ状の支沢に入り直ぐにスラブ状の滝が連続しこの先に期待したが中間部は急なゴーロと小滝が続きちょっとだるい、しかし上部の開けたルンゼ状のスラブは快適に登る事が出来た、振り向くと下にスラブ、上に御神楽岳が良く見えた。
二日目、中俣左沢を遡行する。こちらは比較的よく登られており記録も散見する、下部のゴルジュや淵を伴う滝は手が出ず高巻き、その後に連続する滝は楽しく登る、中間部の70mスラブ滝は快適に登攀、また滝が連続、すべて巻くことなく登れた、最後のチムニー状の滝はちょっと苦労したが無事クリア、樹林の尾根に上がり中俣終了、楽しい沢だった。
今回登ったダイレクトルンゼのようなルートはこの辺には無数に存在する、それがすべて登る価値があるかどうかは登ってみなければ分からない、今回も登ったら面白そうなルートを何本は見かけた、機会が有ればまたこの地を訪れてみたい。
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