瑞牆山周遊【初めての奥秩父】
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 912m
- 下り
- 927m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り。山頂では雲が多かった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
13:00 新宿駅発 中央本線特急あずさで韮崎駅まで移動 韮崎駅から山梨峡北バスで瑞牆山荘まで移動。瑞牆山荘に前泊。 【復路】 瑞牆山荘から山梨峡北バスで韮崎駅まで移動 16:53 韮崎駅発 中央本線特急あずさで新宿駅まで移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の状況は場所によって大きく異なるが、すべて赤いリボンの目印がついており、道に迷うことはなかった。分岐点には必ず標識がある。 ・平坦な場所では登山道がしっかり整備され、歩きやすい。 ・急登部分には鎖場・ロープ場がある。鎖は頑丈にできていた。鎖・ロープがなくとも十分に登れる所もあった。 ・南側斜面の急登部分では、岩の上を歩く所が多かった。足の踏み場を自分で考える必要がある。 ・北側斜面は踏み跡がしっかりしており、道に迷うことはない。木の根が張り出している場所が多い。不動滝〜みずがき山自然公園の間はよく整備されていて歩きやすい。 ・北側斜面では小さな沢を何度か徒渉する。道に沢水があふれている場所もあった。 |
その他周辺情報 | ・瑞牆山荘より手前には温泉街(増富温泉)がある。 ・瑞牆山荘では飲食物(ペットボトル飲料、菓子パン、スナック菓子類)が販売されている。 ・瑞牆山荘前には自動販売機あり。 ・みずがき山自然公園の管理棟でも飲食物(ペットボトル飲料、おにぎり、そば、パン類、アイス)が販売されている。 |
写真
装備
個人装備 |
山歩きに適した衣服
登山用の靴
リュックサック
雨具(傘はダメ。 カッパを推奨)
二日目の昼食(おやつ)
水分
地図 (柿崎が用意)
タオル
帽子
上着(長袖シャツ)
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共同装備 |
アーミーナイフ
ライター
ヘッドライト
コンロ
コンパス
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感想
念願の瑞牆山に登ってきた。初めての奥秩父の山に登った。
東京に移住した時から、奥秩父の山に登りたかった。しかし、奥秩父の山は標高が軒並み2,000mを超えており、鈍足の私には簡単に登れなさそうに思えた。そのため、東京近郊の山々でトレーニングしてから挑戦することにしていた。この三年間の山行の目標のひとつが奥秩父だった。
今回は職場の同僚O氏とS氏といっしょに登った。二人は本格的な登山はこれが初めてというが、私よりもはるかに健脚だった。二人とも私よりも歩くのが早い。急登部分や大きな段差のある所では二人にサポートしてもらった。二人のサポートがなければ、登頂できなかっただろう。二人のサポートに感謝。
今回の山行では、涼しげな若葉の森が気持ちよかった。ライト・グリーンの中にヤマツツジのアクセントが効いていた。瑞牆山荘周辺では広葉樹が中心だが、標高が高い山頂周辺では植生がほとんど針葉樹へと変わる。登っていく中で落葉広葉樹から針葉樹への植生変化を体感した。もう少し標高が高ければ、森林限界まで達したのだろう。
印象的だったのは、瑞牆山の花崗岩である。花崗岩なだけに、沢がとてもきれいだった。風化した花崗岩の表面はすこしザラザラしていて、脚をのせてもあまり滑らない。岩がちの登山道だったが、意外と歩きやすかった。
瑞牆山は「甲府岩体」と呼ばれる中新世の花崗岩からできている。この岩体は秩父帯、四万十帯、伊豆弧の堆積物を貫いている。このことは、この岩体が形成された時にはすでに伊豆弧が本州に衝突していたことを意味するらしい。伊豆弧の衝突という大地のロマンとダイナミズムを噛み締めながら山に登った。
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