燕岳 雷鳥ショー
- GPS
- 11:25
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,432m
- 下り
- 1,428m
コースタイム
- 山行
- 10:09
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 11:26
5:15 中房温泉 第1駐車場到着
5:40 第1駐車場出発
5:48 中房温泉 登山口到着
5:52 中房温泉 登山口出発
6:27 第一ベンチ到着
7:03 第二ベンチ到着
7:36 第三ベンチ到着
8:18 富士見ベンチ到着
8:55 合戦小屋到着
9:36 合戦尾根到着
10:21 尾根道(冬道)と夏道の分岐到着
10:48 燕山荘正面到着
11:32 燕山荘正面出発
11:50 いるか岩到着
12:17 雷鳥と遭遇
12:26 燕岳山頂到着
12:40 燕岳山頂出発
13:07 いるか岩到着
13:14 燕山荘正面到着
13:19 燕山荘正面出発
14:10 合戦尾根到着
14:48 合戦小屋到着
14:53 合戦小屋出発
15:12 富士見ベンチ到着
15:33 第三ベンチ到着
15:59 第二ベンチ到着
16:22 第一ベンチ到着
16:48 中房温泉 登山口到着
17:04 中房温泉 第1駐車場到着
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
合戦小屋手前から積雪あり 合戦尾根では積雪歩きとなりアイゼンが必要 尾根道(冬道)と夏道の分岐より上にはほぼ積雪なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
GW前からの予定通り、GW明け最初の週末ということで友人と燕岳に行って来た。
先週の蝶ヶ岳下見で、楽に蝶ヶ岳に登れるようなら蝶ヶ岳に変更しようと思っていたが、夏道に比べて樹林帯のほぼ直登がこたえたため、目的地を燕岳のままとした。
この判断は自然で正しかった。
燕岳と言えども残雪歩きにどれくらいの時間が掛かるか不安があったので、出発時間は早めに設定した。
天気予報では晴れのち曇りだったが、昨夜からどんよりと曇り絶景は望めないかとあきらめかけていたが、駐車場到着時には空が期待ふくらむ状態に変化して来た。
出発してほどなくウィンドブレーカーと長袖シャツを脱いで半袖のTシャツ1枚となるほど暖かい。
下山されて来た方の情報では今朝の燕山荘が外気温は7℃だったそうだ。
麓も暑くて寝苦しかったが、山頂近くでこの温度は驚きだ。
雪がとても少ないとの情報通り、合戦小屋の前は夏と同じ様子で、暑いのにスイカはないの?と冗談を言いたくなる状態。
結局ウィンドブレーカーを着たのは出発時と燕山荘前のベンチで食事をしていた時のみで、標高2.763mの燕岳山頂でも半袖のTシャツ1枚でまったく寒さを感じなかった。
いつも腕が冷たくなって鳥肌が立つ状態で登るのが最良コンディションだが、友人も半袖Tシャツままで気持ち良くそよ風を浴びていた。
合戦小屋から先で雪道歩きとなったが、合戦尾根に出るまでは基本的に夏道に積もった残雪の上を歩くので危険個所や迷う個所もない。
また、雪上には赤い旗が立ててあるので安心して歩くことが出来る。
合戦尾根に出ると本格的な雪道歩きとなるが、斜面の直登ではないので傾斜もさほどきつくなく楽に登れる。
午前中なのでアイゼンの爪は十分に効き、すれ違いであまり踏まれていない部分に避けても踏み抜くことはなかった。
尾根道(冬道)と夏道の分岐では、夏道が通れない様子がはっきりとわかる。
昨年6月下旬に来た時も夏道通行禁止で尾根道を通ったが、霧で夏道を見ることは出来なかった。
夏だけ来ていると気付けないね。
燕山荘に着くとまだ燕岳は霧の中だったが、槍ヶ岳から三俣蓮華、烏帽子岳まで県境の峰々がきれいな残雪模様とともに見ることが出来た。
夏よりも立体感があってすばらしい。
今回一番のサプライズ収穫は、間近で雷鳥を見ることが出来たことだ。
残雪の上に2羽の雷鳥が見えて、思わず「雷鳥さんがいる」と言葉が出た。
周囲に居た5人がそこから5分以上愛くるしい行動にくぎ付けだった。
つがいの雷鳥我々の前を右に行ってハイマツの中に消えたかと思ったらすぐに戻って来て、パタパタと羽ばたきながら岩を登って姿を見せなくなった。
「人の方に向かって来るね」
「雷鳥って飛べるの?」
「飛んでみろよ」
シャッター音も人の勝手な話し声も雷鳥にとっては関係なし。
山頂から下る際に登って来た山ガール2人組に雷鳥が見られたことを話、
メガネ岩の前を下ろうとした時、ホロロロローというような大きな鳴き声とともに30m以上東に飛んでいった。
鳴き声を聞くのも、飛ぶのを見るのも初めてだった。
燕岳で雷鳥を見るのは中学校の学校登山以来で、最近は唐松岳と爺ヶ岳で短い時間見られただけたった。
雷鳥の生態をこんなに一度にかいま見ることが出来るなんて、天の女神はあまり微笑んでくれなかったが、大満足の1日となった。
第1駐車場
駐車率6割程度
出発までに5、6台が到着
一部ぬかるんでいたことと、きちんと枠内に駐車していない車があったため
満車でないにかかわらず第1駐車場を出て第2駐車場に向かう車もありました
合戦小屋以降積雪多くなるため軽アイゼンを装着
燕山荘直下の尾根道と夏道分岐点以降積雪が無いため軽アイゼンを外す
合戦小屋手前にも残雪はあるが、技術の無い我々でもつぼ足で問題無し
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