【過去ログ】陰陽分水嶺(明智峠⇒桑平峠)


- GPS
- 07:18
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,421m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 7:18
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
陰陽分水嶺2日目は、高梁川源流域を弧を描いて取り囲む新見千屋地区稜線のトレースとした。
ここは、花見山、剣山、三日月山といったガイド本にも掲載される山々が聳える地域であるがそれらを繋ぐ記録はほとんど無い。植林帯とササヤブで構成される山様は、一般的な登山対象となり得ないからであろう。数少ない記録からも大変そうなことが想像できたが、だからこそ歩いてみたくもあった。適度な距離感、無駄なくラウンドできる区間として、明智峠から桑平峠間を繋いだ。心配していた気温もさほど上がらず、長時間のヤブ漕ぎが続いたものの、マダニにまとわりつかれることもなく快適に?歩き続けることができた。7時間の歩行タイムのうち、中間点花見山までで5時間を要していることからもコース状況を察してもらえると思う。
【明智峠⇒茗荷峠】
「新見美しい森」から入山したが、随分昔に廃業状態で、明智峠に至る道も自然に戻りつつある。峠から剣山までは階段が整備されていたが、すっかりササに覆われており、掻き分けながらの登行でスピード上がらず。剣山〜三日月山までは踏まれており普通に進めたが、三日月山から先、北西に降り始めるあたりから茗荷峠までの間は胸までのササ、もしくは灌木漕ぎとなる。
【茗荷峠⇒花見山】
P888三角点への登りは植林帯で比較的歩き易いが、標高850越えたあたりから笹の密度はピークとなる。P876は歩き易い左手の尾根に引き込まれそうになるので注意。P889を過ぎ植林帯に入ると下草は薄くなり快適に歩ける。いぶきの里からの登山道に合流すると花見山への急登が始まる。高々300m少々の登りだが直登のため標高差以上に堪える。
【花見山⇒桑平峠】
これまでと打って変わって緩やかな傾斜のブナ遊歩道で気持ちよく走れる。花見山スキー場から先は主稜線がゲレンデや作業林道に分断されている。特に稜線上のコブは林道も巻いていたり、切り通されているため、分水嶺として忠実に辿るのは難しい。分水嶺に拘らなければ林道を伝い歩く方が格段に楽だろう。
2日間に渡り県境分水嶺を歩いたことで、この界隈の踏破イメージが沸いてきた。願わくばあと2シーズンほしいところである。
詳しくはコチラ ⇒ https://yamap.com/activities/24697430
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する