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Yamareco

記録ID: 874980
全員に公開
ハイキング
丹沢

予報が5時間ズレていた@二ノ塔〜行者ヶ岳

2016年05月16日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:06
距離
15.3km
登り
1,060m
下り
1,062m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:29
休憩
2:56
合計
6:25
10:28
10:31
1
11:11
11:23
0
11:31
11:46
11
11:57
12:10
4
12:14
12:22
18
12:40
12:44
0
12:44
12:51
15
13:06
13:39
12
13:51
13:54
1
13:55
13:55
23
14:18
14:23
4
14:27
15:07
10
15:17
15:25
51
16:16
16:27
13
16:40
16:42
8
岳ノ台ハングライダー滑走台
16:50
菩提峠ゴール地点
往路は日本武尊の足跡のルートから二ノ塔に進み、帰路は表尾根を下って戻りました。昼食は復路の三ノ塔避難小屋で遅い時間に取りました。一旦菩提峠に戻ってから、オマケで岳ノ台の方に進み、最初のピークの少し先にあるハングライダーのフライト台のところまで往復してきました。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菩提峠駐車場
コース状況/
危険箇所等
雨こそ降っていませんでしたが、雲の中なので、木々の葉にたまった水滴が風に吹かれて雨のように落ちてきて、路面もずっと濡れているために土・岩ともども大変滑りやすくて注意が必要でした。ルートはほとんど困難な箇所のないものですが、一部鎖場の急な登り下り区間があります。
朝7時15分に横浜市内の自宅を出発。いつも混雑する国道1号線の保土ヶ谷の三叉路や保土ヶ谷BP、国道246号の大和トンネル等は時間が早めだったためにスイスイ抜けられましたが、8時を過ぎて座間のあたりから混み始めて、金田陸橋のしばらく手前から渋滞が始まり、それを回避して今泉陸橋から裏道に入りましたが、大失敗でした。裏道も出勤の車であふれていて、結局今回拠点にした菩提峠には10時半近くになって到着しました。天気はずっと曇っていましたが、ヤビツ峠の県道70号を登っていると、どんどんガスってきて視界が悪化します。正午からは晴れとの予報だったので、到着時間が遅くなっても、その分山の上で晴れた時間が多くなるとポジティブに考えていましたが、それがちっとも晴れることなく、終始強風に吹かれて雲の中を歩く羽目になりました。
朝7時15分に横浜市内の自宅を出発。いつも混雑する国道1号線の保土ヶ谷の三叉路や保土ヶ谷BP、国道246号の大和トンネル等は時間が早めだったためにスイスイ抜けられましたが、8時を過ぎて座間のあたりから混み始めて、金田陸橋のしばらく手前から渋滞が始まり、それを回避して今泉陸橋から裏道に入りましたが、大失敗でした。裏道も出勤の車であふれていて、結局今回拠点にした菩提峠には10時半近くになって到着しました。天気はずっと曇っていましたが、ヤビツ峠の県道70号を登っていると、どんどんガスってきて視界が悪化します。正午からは晴れとの予報だったので、到着時間が遅くなっても、その分山の上で晴れた時間が多くなるとポジティブに考えていましたが、それがちっとも晴れることなく、終始強風に吹かれて雲の中を歩く羽目になりました。
菩提峠には10時25分頃到着し、準備してから10時半にようやくスタート。ご覧のように標高700m地点でも既にこんな感じですから、もちろんこれから登るところはもっとひどいでしょう。
菩提峠には10時25分頃到着し、準備してから10時半にようやくスタート。ご覧のように標高700m地点でも既にこんな感じですから、もちろんこれから登るところはもっとひどいでしょう。
往路は駐車場の広場から直接入れる「日本武尊の足跡」ルートを進んでニノ塔尾根と合流し、さらに先で表尾根に合流して西に向かうことにしました。画像は駐車場にある「日本武尊の足跡」への入口です。
往路は駐車場の広場から直接入れる「日本武尊の足跡」ルートを進んでニノ塔尾根と合流し、さらに先で表尾根に合流して西に向かうことにしました。画像は駐車場にある「日本武尊の足跡」への入口です。
このルートは土質が軟らかめではありましたが、濡れていても適度に杉の落ち葉が多くてウニョウニョにはならずに助かりました。しかし、気を抜くともちろんズリッとなりますから慎重に登ります。
このルートは土質が軟らかめではありましたが、濡れていても適度に杉の落ち葉が多くてウニョウニョにはならずに助かりました。しかし、気を抜くともちろんズリッとなりますから慎重に登ります。
途中不思議な分岐があり、画像では奥の左から登ってきて、Y字に分かれたところを右に進んでしばらくしたところです。分岐のすぐ先にまた分岐があって、これは画像の通りすぐに合流していましたが、先に分かれた左の道は、途中から尾根の左右に分かれた格好になって見えなくなり、結局その後もどこへ行くのかは分かりませんでした。ひょっとしたら林業のための専用道かも知れません。
途中不思議な分岐があり、画像では奥の左から登ってきて、Y字に分かれたところを右に進んでしばらくしたところです。分岐のすぐ先にまた分岐があって、これは画像の通りすぐに合流していましたが、先に分かれた左の道は、途中から尾根の左右に分かれた格好になって見えなくなり、結局その後もどこへ行くのかは分かりませんでした。ひょっとしたら林業のための専用道かも知れません。
地図に分岐などなかったので、右側の道で良いのかどうかははっきり分かりませんでしたが、結果として正解でした。道は切れることなく同じような雰囲気でそのまま登っていきました。
地図に分岐などなかったので、右側の道で良いのかどうかははっきり分かりませんでしたが、結果として正解でした。道は切れることなく同じような雰囲気でそのまま登っていきました。
ほどなく「日本武尊の足跡」への分岐に到着。「足跡」へはここからほんの100m足らずですから、もちろん行ってみることにしました。案内の杭には間違いのないように「←二ノ塔」とどなたかがマジックで書き加えてありました。
ほどなく「日本武尊の足跡」への分岐に到着。「足跡」へはここからほんの100m足らずですから、もちろん行ってみることにしました。案内の杭には間違いのないように「←二ノ塔」とどなたかがマジックで書き加えてありました。
ここが「日本武尊の足跡」。手前に立派な鳥居がありました。ヤマトタケルノミコトが東国を征する際に相模の国で色々戦った様子が古事記に残っていますので、この辺に日本武尊ゆかりの地があっても不思議ではないですが、現地には何ら説明看板等が設けられていませんので、どう言ういきさつで日本武尊がここに来て、ここだけその「足跡」が遺跡として残ったのかは良く分かりません。
ここが「日本武尊の足跡」。手前に立派な鳥居がありました。ヤマトタケルノミコトが東国を征する際に相模の国で色々戦った様子が古事記に残っていますので、この辺に日本武尊ゆかりの地があっても不思議ではないですが、現地には何ら説明看板等が設けられていませんので、どう言ういきさつで日本武尊がここに来て、ここだけその「足跡」が遺跡として残ったのかは良く分かりません。
これがその「足跡」でしょうか。大きな岩の上に小さな岩が立てられて縄で結ばれていました。ちなみに、隣りに置いたカメラはペトリFA-1で、1975年に発売されたシャッタースピード優先式TTL-AEカメラです。今回はこれに標準レンズと35mmに2倍のテレコンバーターを持って行きました。
これがその「足跡」でしょうか。大きな岩の上に小さな岩が立てられて縄で結ばれていました。ちなみに、隣りに置いたカメラはペトリFA-1で、1975年に発売されたシャッタースピード優先式TTL-AEカメラです。今回はこれに標準レンズと35mmに2倍のテレコンバーターを持って行きました。
「日本武尊の足跡」を後にして、そのまま進むと二ノ塔尾根からの道と合流。二ノ塔尾根は南の桜沢林道からスタートし、表丹沢林道を横切って真っ直ぐ登りますが、結構距離が長くなって標高差も大きくなるので大変でしょうね。
「日本武尊の足跡」を後にして、そのまま進むと二ノ塔尾根からの道と合流。二ノ塔尾根は南の桜沢林道からスタートし、表丹沢林道を横切って真っ直ぐ登りますが、結構距離が長くなって標高差も大きくなるので大変でしょうね。
二ノ塔まではご覧のように葉なのに上側が黄色ないし赤く色付いて花みたいに見える低木が多く見られました。多くが腰の位置くらいまでの高さですが、一部2mくらいの高さにまで育っているものもありましたが、なんと言う木なのかは画像検索しても分かりませんでした。
二ノ塔まではご覧のように葉なのに上側が黄色ないし赤く色付いて花みたいに見える低木が多く見られました。多くが腰の位置くらいまでの高さですが、一部2mくらいの高さにまで育っているものもありましたが、なんと言う木なのかは画像検索しても分かりませんでした。
二ノ塔尾根と表尾根の分岐。もうこの時点で二ノ塔の山頂になります。帰路はここを左に進んで下る予定です。
二ノ塔尾根と表尾根の分岐。もうこの時点で二ノ塔の山頂になります。帰路はここを左に進んで下る予定です。
二ノ塔の山頂の標柱で記念写真。このルートのピークには、こうして標柱と行き先案内の板が一緒になっているパターンが多く、独立した碑や柱がないのがちょっと寂しいですね。
二ノ塔の山頂の標柱で記念写真。このルートのピークには、こうして標柱と行き先案内の板が一緒になっているパターンが多く、独立した碑や柱がないのがちょっと寂しいですね。
二ノ塔の頂上は広くはないですが少し広場があって、ご覧のようにテーブル兼ベンチが並んでいます。人気の表尾根コースですから、土日祝日はこれでは足りないくらいハイカーがやってくるんでしょうね。この日はここまで誰とも出会いませんでしたが、菩提の駐車場には3台車が止まってましたし、ヤビツ峠にも何台か止まってましたから、こんな天気でもそれなりに山に入っている人がいるのは確かです。
二ノ塔の頂上は広くはないですが少し広場があって、ご覧のようにテーブル兼ベンチが並んでいます。人気の表尾根コースですから、土日祝日はこれでは足りないくらいハイカーがやってくるんでしょうね。この日はここまで誰とも出会いませんでしたが、菩提の駐車場には3台車が止まってましたし、ヤビツ峠にも何台か止まってましたから、こんな天気でもそれなりに山に入っている人がいるのは確かです。
二ノ塔を後にして三ノ塔へ。ガイドマップでは15分の行程で、楽に進めるようです。実際に多くの山では隣りに移る際に結構しっかり下りますが、ここではちょっと下る感じでした。どちらかと言うと起伏の少ない尾根を淡々と進む感じです。
二ノ塔を後にして三ノ塔へ。ガイドマップでは15分の行程で、楽に進めるようです。実際に多くの山では隣りに移る際に結構しっかり下りますが、ここではちょっと下る感じでした。どちらかと言うと起伏の少ない尾根を淡々と進む感じです。
とは言え、やはり三ノ塔が近付くと丹沢名物の無慈悲な階段が続きます。霧に隠れてどこまで続くのか分かりませんので、気が滅入りますが、今のところまだ足は全然疲れていないので、問題なく登ります。
とは言え、やはり三ノ塔が近付くと丹沢名物の無慈悲な階段が続きます。霧に隠れてどこまで続くのか分かりませんので、気が滅入りますが、今のところまだ足は全然疲れていないので、問題なく登ります。
一旦整備された階段が切れて、歩きづらい丸木の階段になります。雨で濡れたこの丸木に足を乗せるとつるんとなることがあるので、その点からも面倒ですよね。きつくない登りでこの階段がある場合、十中八九横に回避するように踏み跡ができていることが多いです。
一旦整備された階段が切れて、歩きづらい丸木の階段になります。雨で濡れたこの丸木に足を乗せるとつるんとなることがあるので、その点からも面倒ですよね。きつくない登りでこの階段がある場合、十中八九横に回避するように踏み跡ができていることが多いです。
途中緩い傾斜の桟道もありましたが、階段はそう長くはなく、あっさりと三ノ塔尾根との分岐に至ります。ここまで来ると頂上は目と鼻の先です。ちなみに三ノ塔尾根は、表丹沢林道のダブルゲート(萩山林道終点)のところから始まりますが、これも距離がかなり長い上に一気に登るルートで大変そうです。
途中緩い傾斜の桟道もありましたが、階段はそう長くはなく、あっさりと三ノ塔尾根との分岐に至ります。ここまで来ると頂上は目と鼻の先です。ちなみに三ノ塔尾根は、表丹沢林道のダブルゲート(萩山林道終点)のところから始まりますが、これも距離がかなり長い上に一気に登るルートで大変そうです。
三ノ塔には12時頃に到着。避難小屋があって、広場に石が埋め込まれていて、木の仕切りのような板も止められている様子は塔ノ岳の縮小版みたいな雰囲気でした。前後左右に木々はなく、晴れていたら間違いなく見晴らしが良いところなのは容易に想像できますが、何しろこの日はこの状態ですからね。なーんにも見えません(^∇^)。
三ノ塔には12時頃に到着。避難小屋があって、広場に石が埋め込まれていて、木の仕切りのような板も止められている様子は塔ノ岳の縮小版みたいな雰囲気でした。前後左右に木々はなく、晴れていたら間違いなく見晴らしが良いところなのは容易に想像できますが、何しろこの日はこの状態ですからね。なーんにも見えません(^∇^)。
三ノ塔の標柱。ここにも独立したポールは立っておらず、ちょっと寂しいですが、丸い円盤状の置物があって、そこに三ノ塔を中心にして東西南北の位置と主要な山等が刻まれていました。
三ノ塔の標柱。ここにも独立したポールは立っておらず、ちょっと寂しいですが、丸い円盤状の置物があって、そこに三ノ塔を中心にして東西南北の位置と主要な山等が刻まれていました。
三ノ塔避難小屋の中。眼鏡が横から吹き付ける霧のせいで細かい水滴で曇りがちでしたが、室内に入ってもそれが取れないので「?」と思ったら、この小屋は隙間が多くて、中まで曇っていた次第です(笑。テーブルももちろん湿っていました。床はこれまで見てきた小屋とは異なり、コンクリートではなくて土のままでしたし、居間のようなものもないので、ここで夜を明かすなら椅子の上で寝ることになりますね。隙間風は多くて寝心地も悪そうです。でも、この日のように外が強風ですと火を焚くことができませんから、とりあえず正午なのでここで昼食でもと思いましたが、まだ腹が減っていないので、帰路でここに寄って昼食を取ることにしました。
三ノ塔避難小屋の中。眼鏡が横から吹き付ける霧のせいで細かい水滴で曇りがちでしたが、室内に入ってもそれが取れないので「?」と思ったら、この小屋は隙間が多くて、中まで曇っていた次第です(笑。テーブルももちろん湿っていました。床はこれまで見てきた小屋とは異なり、コンクリートではなくて土のままでしたし、居間のようなものもないので、ここで夜を明かすなら椅子の上で寝ることになりますね。隙間風は多くて寝心地も悪そうです。でも、この日のように外が強風ですと火を焚くことができませんから、とりあえず正午なのでここで昼食でもと思いましたが、まだ腹が減っていないので、帰路でここに寄って昼食を取ることにしました。
三ノ塔を後にして烏尾山に向かいます。最初は二ノ塔からの登りにもあった桟道が敷かれた平坦な区間が少し続きます。
三ノ塔を後にして烏尾山に向かいます。最初は二ノ塔からの登りにもあった桟道が敷かれた平坦な区間が少し続きます。
桟道も終わり、普通に土の尾根道を進むと、草木の少なくなった区間になります。左が南側になりますが、崖に雲が吹きつけられて白い霧が走るように抜けていきます。
桟道も終わり、普通に土の尾根道を進むと、草木の少なくなった区間になります。左が南側になりますが、崖に雲が吹きつけられて白い霧が走るように抜けていきます。
少しすると可愛らしいファッショナブルなお地蔵さんの立つところに出ます。ぱっと見、ここには分岐はありませんでしたが、バリエーションルートがあって、北に進むことができるようです。
少しすると可愛らしいファッショナブルなお地蔵さんの立つところに出ます。ぱっと見、ここには分岐はありませんでしたが、バリエーションルートがあって、北に進むことができるようです。
お地蔵さんからは下りがキツくなり始めます。途中ツツジらしき赤紫色のきれいな花が咲いた木々がお出迎え。霧で視界が遮られるので、近くにこうしたきれいなものがあると救われますね。
お地蔵さんからは下りがキツくなり始めます。途中ツツジらしき赤紫色のきれいな花が咲いた木々がお出迎え。霧で視界が遮られるので、近くにこうしたきれいなものがあると救われますね。
どんどん下って行くので、復路が大変だろうなと思いましたが、三ノ塔から烏尾山までは鎖場もあって、ちょっと気を引き締めて行かないといけません。ただ、鎖を手に掛けなくても登り下りできるところもあって、そう厳しい訳ではないです。
どんどん下って行くので、復路が大変だろうなと思いましたが、三ノ塔から烏尾山までは鎖場もあって、ちょっと気を引き締めて行かないといけません。ただ、鎖を手に掛けなくても登り下りできるところもあって、そう厳しい訳ではないです。
ヤセ尾根もあります。もうこれ以上崩れないようにしっかり補強された上で、上面には桟道が敷かれていますから、この日のように風の強い日でもそんなに恐ろしくなるようなことはないです。
ヤセ尾根もあります。もうこれ以上崩れないようにしっかり補強された上で、上面には桟道が敷かれていますから、この日のように風の強い日でもそんなに恐ろしくなるようなことはないです。
でも、こんな幅ですから、改めて足元を見つめるとやはり薄気味悪いですよね。何しろ左右は深い崖なんですから。
でも、こんな幅ですから、改めて足元を見つめるとやはり薄気味悪いですよね。何しろ左右は深い崖なんですから。
烏尾山への登りにも鎖場はありますが、ここは岩場ではなく、土の狭い尾根のキツい登りの途中に木が斜めになっていて、これを越えるためのものでした。左右が崖と言うほどではないにしても、斜めになっていて道幅がとても細いので、意外と大変でした。
烏尾山への登りにも鎖場はありますが、ここは岩場ではなく、土の狭い尾根のキツい登りの途中に木が斜めになっていて、これを越えるためのものでした。左右が崖と言うほどではないにしても、斜めになっていて道幅がとても細いので、意外と大変でした。
またしても整備された階段がドーンと出てきました。階段が続くと妙に疲れますが、同じ傾斜でも岩場や土の方が楽に感じるのはなぜでしょうね。間違いなく階段の方が楽なはずなんですがね。
またしても整備された階段がドーンと出てきました。階段が続くと妙に疲れますが、同じ傾斜でも岩場や土の方が楽に感じるのはなぜでしょうね。間違いなく階段の方が楽なはずなんですがね。
烏尾山山頂に到着。12時45分ですから、三ノ塔からおよそ30分での移動になります。ここから戸川林道の新茅山荘の脇に出られるルートが分岐しています。次回それを利用して登ってみても面白そうですね。
烏尾山山頂に到着。12時45分ですから、三ノ塔からおよそ30分での移動になります。ここから戸川林道の新茅山荘の脇に出られるルートが分岐しています。次回それを利用して登ってみても面白そうですね。
やはり烏尾山にも独立した山頂のポールはありませんでしたが、三ノ塔と同じく方位盤の刻まれた置物がありました。バックの小屋は烏尾山荘。この日は営業していませんでしたが、有名どころの山荘以外、平日で営業しているところは少ないですね。
やはり烏尾山にも独立した山頂のポールはありませんでしたが、三ノ塔と同じく方位盤の刻まれた置物がありました。バックの小屋は烏尾山荘。この日は営業していませんでしたが、有名どころの山荘以外、平日で営業しているところは少ないですね。
烏尾山から次は行者ヶ岳に向かいます。まだこの辺は普通の土質の道ですが、粘土質ではなく水溜りでもひどく滑るようにまで軟らかくはなっていませんでした。
烏尾山から次は行者ヶ岳に向かいます。まだこの辺は普通の土質の道ですが、粘土質ではなく水溜りでもひどく滑るようにまで軟らかくはなっていませんでした。
こんな具合に草木が左右で覆って狭くなった区間もありましたが、大半は高い木はほとんどなくて、風の吹きさらしのところが多いです。
こんな具合に草木が左右で覆って狭くなった区間もありましたが、大半は高い木はほとんどなくて、風の吹きさらしのところが多いです。
烏尾山からの下りは左右の草木の間に掘られたようになったくぼんだ土の区間が多くなり、傾斜が多少きつくなるところには階段もあってきつくはないのです。途中、上の方が赤くなる葉の低木が丸っこくたくさん育っている開けたところに出ましたが、晴れている時に見るとまたイメージが異なるんでしょうね。
烏尾山からの下りは左右の草木の間に掘られたようになったくぼんだ土の区間が多くなり、傾斜が多少きつくなるところには階段もあってきつくはないのです。途中、上の方が赤くなる葉の低木が丸っこくたくさん育っている開けたところに出ましたが、晴れている時に見るとまたイメージが異なるんでしょうね。
行者ヶ岳に近付くと路面に石が多くなり、途中からは岩を下る区間も出てきました。ここはチェーンはありませんでしたが、岩に手を着いてバランスを取って下れば全く問題ないです。
行者ヶ岳に近付くと路面に石が多くなり、途中からは岩を下る区間も出てきました。ここはチェーンはありませんでしたが、岩に手を着いてバランスを取って下れば全く問題ないです。
登り区間も岩だらけになってきて、鎖場も多いですが、傾斜そのものはそれなりのレベルですから、慎重に足を掛ける位置を決めて登れば、さほど危険ではないですね。
登り区間も岩だらけになってきて、鎖場も多いですが、傾斜そのものはそれなりのレベルですから、慎重に足を掛ける位置を決めて登れば、さほど危険ではないですね。
岩場を登り切ると行者ヶ岳山頂の標柱がありました。3月にはこれを確認できませんでしたから、異なるピークだったのは間違いないです。そのピークを確認すべく、ここからもう少し先に進んでみることにします。
岩場を登り切ると行者ヶ岳山頂の標柱がありました。3月にはこれを確認できませんでしたから、異なるピークだったのは間違いないです。そのピークを確認すべく、ここからもう少し先に進んでみることにします。
これも行者ヶ岳の頂上に置かれていた碑。このピーク地点は岩の上なので他の頂上のようには広くなっていません。
これも行者ヶ岳の頂上に置かれていた碑。このピーク地点は岩の上なので他の頂上のようには広くなっていません。
行者ヶ岳から先は岩肌の斜面が多いので、必然的に鎖場も多くなります。一旦これを下って再び岩場を登ると、すぐに隣りのピークに到達できます。
行者ヶ岳から先は岩肌の斜面が多いので、必然的に鎖場も多くなります。一旦これを下って再び岩場を登ると、すぐに隣りのピークに到達できます。
ここが隣りのピークで、行者ヶ岳から150m程度の距離でしょうか。岩の山なので、二つの先端のうち、一つが行者ヶ岳と名付けられて、もう一方は名無しになっているようですが、標高自体はまずほとんど同じくらいでしょう。
ここが隣りのピークで、行者ヶ岳から150m程度の距離でしょうか。岩の山なので、二つの先端のうち、一つが行者ヶ岳と名付けられて、もう一方は名無しになっているようですが、標高自体はまずほとんど同じくらいでしょう。
名無しのピークに上がって、南側の斜面を確認しますが、3月に良くこの斜面を雪の中で登ってきたもんだと、今更ながら驚いちゃいますね。すぐ横の方は断崖絶壁みたいな斜面で、ここも45度はあるようなところです。一応登り跡らしきものは見えましたが、ここを使って尾根道に出る人はほとんどいないでしょう。
名無しのピークに上がって、南側の斜面を確認しますが、3月に良くこの斜面を雪の中で登ってきたもんだと、今更ながら驚いちゃいますね。すぐ横の方は断崖絶壁みたいな斜面で、ここも45度はあるようなところです。一応登り跡らしきものは見えましたが、ここを使って尾根道に出る人はほとんどいないでしょう。
一応その先まで進んでみて鎖場を下りますが、やはり今しがた越えた名無しのピークが3月に通ったところだと確信できました。それが確認できたので、今回の目標は全て達成できたことになりまして、Uターンして三ノ塔方面に戻ることにします。
一応その先まで進んでみて鎖場を下りますが、やはり今しがた越えた名無しのピークが3月に通ったところだと確信できました。それが確認できたので、今回の目標は全て達成できたことになりまして、Uターンして三ノ塔方面に戻ることにします。
烏尾山への鞍部のヤセ尾根。まだ左右が45度くらいの傾斜になっているだけマシですが、落ちたら止まることなくずっと転がって行きそうなところです。
烏尾山への鞍部のヤセ尾根。まだ左右が45度くらいの傾斜になっているだけマシですが、落ちたら止まることなくずっと転がって行きそうなところです。
鎖場も意外と登りは楽でした。小笄の直滑降みたいな鎖場と違って、足掛かりも良くて雨に濡れていても問題なかったです。
鎖場も意外と登りは楽でした。小笄の直滑降みたいな鎖場と違って、足掛かりも良くて雨に濡れていても問題なかったです。
烏尾山山頂までの道。階段もそうですが、左右にも崩れないように低い柵と杭が打ってあり、良く整備されています。やはり丹沢では屈指の人気ルートの表尾根ですね。
烏尾山山頂までの道。階段もそうですが、左右にも崩れないように低い柵と杭が打ってあり、良く整備されています。やはり丹沢では屈指の人気ルートの表尾根ですね。
烏尾山からの下りは往路で見た時よりもはっきりと木の根に覆われた狭い尾根のチェーン区間が薄気味悪いところだと分かりますね。足を下ろすところが大変狭く、ここから外れると左右に滑り落ちても不思議じゃないです。途中木の根を上手に跨がなければならないので、ここが一番慎重になりましたね。
烏尾山からの下りは往路で見た時よりもはっきりと木の根に覆われた狭い尾根のチェーン区間が薄気味悪いところだと分かりますね。足を下ろすところが大変狭く、ここから外れると左右に滑り落ちても不思議じゃないです。途中木の根を上手に跨がなければならないので、ここが一番慎重になりましたね。
烏尾山から三ノ塔まではキツめの登りが長くなります。往路で「これだけ下ると帰りが大変だろうな」と思ったのは間違いではなく、さすがに疲れてきてもいるので、進むスピードが落ちてしまいます。路面は適度に石があって、滑ることなく歩けるのは良いです。
烏尾山から三ノ塔まではキツめの登りが長くなります。往路で「これだけ下ると帰りが大変だろうな」と思ったのは間違いではなく、さすがに疲れてきてもいるので、進むスピードが落ちてしまいます。路面は適度に石があって、滑ることなく歩けるのは良いです。
はしごがあった鎖場。このはしごは上まで登らずに途中から横の岩に移動しますが、そこが狭くて危険なので、この鎖はやはり必要ですね。はしごそのものは無駄に長いです(^∇^)。
はしごがあった鎖場。このはしごは上まで登らずに途中から横の岩に移動しますが、そこが狭くて危険なので、この鎖はやはり必要ですね。はしごそのものは無駄に長いです(^∇^)。
長い登りが続き、10歩進んで一休みするようになってきましたが、どうも腹が減って力が入らないのも疲れの原因になってました。とにかく三ノ塔まで進まないと、外ではとても休めないので、何とか頑張って進むことにします。それにしても、疲れた足にこの階段は無慈悲ですね(笑。
長い登りが続き、10歩進んで一休みするようになってきましたが、どうも腹が減って力が入らないのも疲れの原因になってました。とにかく三ノ塔まで進まないと、外ではとても休めないので、何とか頑張って進むことにします。それにしても、疲れた足にこの階段は無慈悲ですね(笑。
ようやく三ノ塔の避難小屋に戻ってきました。2時40分頃ですから、ここを出てから2時間半が経過しています。ガイドマップの所要時間の目安では、三ノ塔〜行者ヶ岳間は55分ですから、何もしなければ往復1時間50分の計算で、先の名無しピークより少し向こう側にまで行ってから戻っているので、そんなに遅れた感じではないかも知れませんね。
ようやく三ノ塔の避難小屋に戻ってきました。2時40分頃ですから、ここを出てから2時間半が経過しています。ガイドマップの所要時間の目安では、三ノ塔〜行者ヶ岳間は55分ですから、何もしなければ往復1時間50分の計算で、先の名無しピークより少し向こう側にまで行ってから戻っているので、そんなに遅れた感じではないかも知れませんね。
避難小屋に入って早速「山頂ラーメン」を調理しました。今回も明星「チャルメラ」で、具材は乾燥ワカメや千切りの干し大根・ニンジン、ガーリックスライスに前日夜に切っておいたネギだけ。これらを一気に突っ込んでごった煮状態ですが、こんないい加減な調理でも、山で食べる即席麺は美味しいですね(^∇^)v
避難小屋に入って早速「山頂ラーメン」を調理しました。今回も明星「チャルメラ」で、具材は乾燥ワカメや千切りの干し大根・ニンジン、ガーリックスライスに前日夜に切っておいたネギだけ。これらを一気に突っ込んでごった煮状態ですが、こんないい加減な調理でも、山で食べる即席麺は美味しいですね(^∇^)v
30分ほど小屋で休んでから二ノ塔方面に戻ります。三ノ塔と二ノ塔の区間は多少登りはありますが、基本的にかなり楽に行けますね。
30分ほど小屋で休んでから二ノ塔方面に戻ります。三ノ塔と二ノ塔の区間は多少登りはありますが、基本的にかなり楽に行けますね。
あっという間に二ノ塔の山頂に戻ってきました。それにしても、3時30分近くになってもまだご覧のようにガスってます。もうゴールが近いので、結局丸1日雲の中で歩き回っていた訳です。
あっという間に二ノ塔の山頂に戻ってきました。それにしても、3時30分近くになってもまだご覧のようにガスってます。もうゴールが近いので、結局丸1日雲の中で歩き回っていた訳です。
帰路はこちらのヤビツ峠方面の表尾根のルートを使います。初めて歩きますが、メジャーなコースなので整備されていることでしょう。
帰路はこちらのヤビツ峠方面の表尾根のルートを使います。初めて歩きますが、メジャーなコースなので整備されていることでしょう。
と思いきや、妙に斜面がゴロタ石だらけで大変歩きづらいところが多かったです。人気があるということは、それだけ大勢の人が歩くことになるので、こうした石や岩が多い斜面は、各自が適当に歩きやすいところを通るようにしていますから、踏み跡があちこちにできていて、結局こちらも歩きやすいところを自分で見付けて進む結果、全体が道のようであり、ただの斜面のようでもある区間になっちゃってます。
と思いきや、妙に斜面がゴロタ石だらけで大変歩きづらいところが多かったです。人気があるということは、それだけ大勢の人が歩くことになるので、こうした石や岩が多い斜面は、各自が適当に歩きやすいところを通るようにしていますから、踏み跡があちこちにできていて、結局こちらも歩きやすいところを自分で見付けて進む結果、全体が道のようであり、ただの斜面のようでもある区間になっちゃってます。
荒れた区間もあれば、画像のように整った区間もあります。全体的にはもちろん整備された感じですが、「日本武尊の足跡」ルートと違ってゴツ石がかなり多い土質です。ヘルメット大の岩が多く、これを除去するためかどうかは分かりませんが、何箇所か大きな布の袋と言うか箱が備えられていて、そこに岩が入れられていました。
荒れた区間もあれば、画像のように整った区間もあります。全体的にはもちろん整備された感じですが、「日本武尊の足跡」ルートと違ってゴツ石がかなり多い土質です。ヘルメット大の岩が多く、これを除去するためかどうかは分かりませんが、何箇所か大きな布の袋と言うか箱が備えられていて、そこに岩が入れられていました。
下の方に下って行くと、見晴らしは良くないのですが、こんな休憩ベンチが2箇所設けられていました。ヤビツ峠からの登りでは、ここまででも結構距離がありますから、このベンチは有効でしょうね。
下の方に下って行くと、見晴らしは良くないのですが、こんな休憩ベンチが2箇所設けられていました。ヤビツ峠からの登りでは、ここまででも結構距離がありますから、このベンチは有効でしょうね。
時折南側の木々の間から遠くが見えますが、この下りではいつの間にか霧が切れていて、ふと見ると、さっきまで雲の中にいて目の前のピークさえ見えないのに遠景など100%無理だった状態から開放されて、大山の頂上が見えるようになっていました。雲がかなり高いところまで押し上げられているんでしょうね。もっと早い時間にそうなってもらいたかったです(;´д`)。
時折南側の木々の間から遠くが見えますが、この下りではいつの間にか霧が切れていて、ふと見ると、さっきまで雲の中にいて目の前のピークさえ見えないのに遠景など100%無理だった状態から開放されて、大山の頂上が見えるようになっていました。雲がかなり高いところまで押し上げられているんでしょうね。もっと早い時間にそうなってもらいたかったです(;´д`)。
長い下りもいよいよ終わり、下に見えた未舗装の林道に出ます。ここをわずかに左に進んでからすぐにまた登山道を右に下るとヤビツ峠方面になります。反対に林道を右にそのまま進むと菩提峠の駐車場に出られます。画像は林道に下りてから逆向きに撮っているので、左右が反対になります。
長い下りもいよいよ終わり、下に見えた未舗装の林道に出ます。ここをわずかに左に進んでからすぐにまた登山道を右に下るとヤビツ峠方面になります。反対に林道を右にそのまま進むと菩提峠の駐車場に出られます。画像は林道に下りてから逆向きに撮っているので、左右が反対になります。
この林道は菩提峠の駐車場から始まり、最終的に二ノ塔の北側まで延びている行き止まりの道ですが、一般車は走れないように菩提峠側に頑丈なゲートで閉ざされています。歩いてみると荒れていない走りやすそうな道でした。この道も一度終点まで歩いて確認してみたいですね。
この林道は菩提峠の駐車場から始まり、最終的に二ノ塔の北側まで延びている行き止まりの道ですが、一般車は走れないように菩提峠側に頑丈なゲートで閉ざされています。歩いてみると荒れていない走りやすそうな道でした。この道も一度終点まで歩いて確認してみたいですね。
菩提峠に戻ってきたのは4時20分頃。まだ右側の表尾根方面には雲が掛かってはいますが、左の南側は青空すら見えてきました。天気予報では11時から2時ころが晴れだったのに、5時間ほどずれて、登山が終わってから晴れ始めやがりました。もう6時半頃まで明るいので、この時間では全然余裕ですから、駐車場から南に延びる岳ノ台の方に進んで手前にあるピークに行ってみることにしました。
菩提峠に戻ってきたのは4時20分頃。まだ右側の表尾根方面には雲が掛かってはいますが、左の南側は青空すら見えてきました。天気予報では11時から2時ころが晴れだったのに、5時間ほどずれて、登山が終わってから晴れ始めやがりました。もう6時半頃まで明るいので、この時間では全然余裕ですから、駐車場から南に延びる岳ノ台の方に進んで手前にあるピークに行ってみることにしました。
ちょっと前に表丹沢林道を歩いた際に、道を挟んで三ノ塔側とは反対側にある手前の山の頂上が面白い形になっていて、それが岳ノ台かと思っていました。その頂上は左右に木々があるものの中央にはなくて、何かT字のものが埋め込まれていまして、どうもハングライダーのフライト台のように見えました。これを確かめに行こうと思い、菩提峠から少し坂道を登って進みました。ほどなく画像のような「ここは標高九百三メートルです」と刻まれた、秦野ライオンズクラブの標柱が立っていましたが、地図ではそんな標高はないようで、実際7百数十メートルの菩提峠からは、せいぜい30メートル程度しか登ってません。とにかく岳ノ台の手前の名無しピークになる訳です。
ちょっと前に表丹沢林道を歩いた際に、道を挟んで三ノ塔側とは反対側にある手前の山の頂上が面白い形になっていて、それが岳ノ台かと思っていました。その頂上は左右に木々があるものの中央にはなくて、何かT字のものが埋め込まれていまして、どうもハングライダーのフライト台のように見えました。これを確かめに行こうと思い、菩提峠から少し坂道を登って進みました。ほどなく画像のような「ここは標高九百三メートルです」と刻まれた、秦野ライオンズクラブの標柱が立っていましたが、地図ではそんな標高はないようで、実際7百数十メートルの菩提峠からは、せいぜい30メートル程度しか登ってません。とにかく岳ノ台の手前の名無しピークになる訳です。
そこからすぐ先にこのフライト台があります。撮影しているのも同じフライト台ですが、一回り小さいものでした。大きい方にも乗って斜めになり始めるところまで前に出ましたが、風もまだ強かったので(ただし向かい風)、写真だけ撮ってさっさと戻りました。でも、あそこから飛び降りるようにして空中に舞うなんて、最初は度胸がいるでしょうね(^∇^)b
そこからすぐ先にこのフライト台があります。撮影しているのも同じフライト台ですが、一回り小さいものでした。大きい方にも乗って斜めになり始めるところまで前に出ましたが、風もまだ強かったので(ただし向かい風)、写真だけ撮ってさっさと戻りました。でも、あそこから飛び降りるようにして空中に舞うなんて、最初は度胸がいるでしょうね(^∇^)b
菩提峠を後にして、名古木方面ではなく宮ヶ瀬方面に北上してから帰ることにしました。途中、すぐ手前にある護摩屋敷の水でトレッキングシューズを大雑把に洗って泥落とししつつ、水も汲んで帰りました。この日はもう5月半ばだけにヒルが出るだろうと思っていましたが、日が出ず風が強くて寒かったせいか、全く出てきませんでしたね。一応、忌避剤を靴とスパッツにスプレーしておきましたが、雲の中の絶えず霧雨的な中での歩きですから、すぐにその効果も消えていたでしょうが、ヒルが活発でなくて良かったです。
菩提峠を後にして、名古木方面ではなく宮ヶ瀬方面に北上してから帰ることにしました。途中、すぐ手前にある護摩屋敷の水でトレッキングシューズを大雑把に洗って泥落とししつつ、水も汲んで帰りました。この日はもう5月半ばだけにヒルが出るだろうと思っていましたが、日が出ず風が強くて寒かったせいか、全く出てきませんでしたね。一応、忌避剤を靴とスパッツにスプレーしておきましたが、雲の中の絶えず霧雨的な中での歩きですから、すぐにその効果も消えていたでしょうが、ヒルが活発でなくて良かったです。
宮ヶ瀬から清川村経由で国道246号+保土ヶ谷BPで帰りましたが、帰宅時間は7時丁度。もう混雑すると思っていた国道246号が午後6時なら空いていることを初めて知りました。あの朝の渋滞はナンだったんだと思いましたが、とにかくヤビツ方面は間違いなく宮ヶ瀬経由が早いことは良く分かりました。しかし、ヤビツの県道70号を抜けて宮ヶ瀬湖に出ると、周囲の山々が日に照らされてきれいに見えること。5時間早くそうなってもらいたかったこの日の登山でした。
宮ヶ瀬から清川村経由で国道246号+保土ヶ谷BPで帰りましたが、帰宅時間は7時丁度。もう混雑すると思っていた国道246号が午後6時なら空いていることを初めて知りました。あの朝の渋滞はナンだったんだと思いましたが、とにかくヤビツ方面は間違いなく宮ヶ瀬経由が早いことは良く分かりました。しかし、ヤビツの県道70号を抜けて宮ヶ瀬湖に出ると、周囲の山々が日に照らされてきれいに見えること。5時間早くそうなってもらいたかったこの日の登山でした。

装備

個人装備
チェスト・ハーネス
備考 長袖の防水ウィンドブレーカーは常時携帯しておくべきでした。

感想

GW中は混雑を避けて、ほとんど出かけませんでしたので、毎週自分に課している登山も、その間は横浜と鎌倉を結ぶ朝夷奈切通周辺の道をくまなくチェックしただけで終わりましたが、今回は2週間ぶりのしっかりとした山歩きになりました。天気予報では朝夕は曇りマークでしたが、正午前後は晴れマークになっていたので、問題なかろうと思って16日(月)朝7時15分頃に横浜を出ました。時間的にまだ通勤の車両は多くはないので、国道246号の途中まではスイスイでしたが、座間辺りから渋滞したので、裏道に入ったのが失敗の元。あの辺りには工業団地等がたくさんあって、通勤も車の人が多いのか、1車線の県道はびっしり埋まり、最終的に菩提峠に到着したのは10時半近くですから、無駄に時間を費やしてしまいました。ヤビツ峠方面には、平日の場合秦野方面からではなく遠回りに見えても宮ヶ瀬方面から下った方が間違いなく早いことを痛感しました。
その菩提峠からの登山ですが、今回のメインの山はまだ歩いたことのない二ノ塔・三ノ塔・烏尾山になります。ヤビツ峠から塔ノ岳方面に延びる「表尾根」のうち、3月に雪の中で行者ヶ岳から塔ノ岳までは歩きましたが、今回はまだ歩いていない最初のピークの二ノ塔と次の三ノ塔を越えて、さらに烏尾山を抜けてそのまま行者ヶ岳の先まで歩きました。なぜ行者ヶ岳の先まで歩いたかと言うと、3月には戸川林道の終点から政次郎尾根を使って行者ヶ岳に出ましたが、本来あの尾根道の最後のところは、眼前の急斜面を避けるように左に巻いて登り、政次郎ノ頭に出るはずのようです。当日は何しろ深い雪が積もっていて道が分からず、先行者の踏み跡のみが頼りで、それに従って進んだ結果、急斜面を巻くことなく最後は45度の傾斜を雪の中で登る羽目になって、間違いなくピーク地点に抜けました。あのピークはGPSロガーでは行者ヶ岳の頂上とほぼ同じ位置になっていましたが、現地には何も表示が出ていなかったので、これが実際はどうなっているのかを、雪のない今きっちり確認しておきたかったので、今回は行者ヶ岳より少し先まで進んでUターンした次第です。結論から言うと、3月に政次郎尾根から抜けたピークは、行者ヶ岳のすぐ隣りの名無しピークで、標高はほとんど同じものでした。この辺りは岩だらけのところで凸凹しているので、二つの尖った部分のうちの一つになる訳です。それにしても、改めて雪のないところで確認したら、よくこんな斜面を雪の中で登ってきたもんだと、上から見るととても降りられそうにない感じで我ながらビックリしました。
表尾根は、先の塔ノ岳より向こうは歩いていませんが、丹沢山に出られるみたいです。その丹沢山には蛭ヶ岳ともども塩水橋からのルートでバッチリ歩きましたので、これで良しとしましょう。
天気は山を下るまで厚い雲に覆われていましたが、帰路の二ノ塔から表尾根を下っている時にそれまで雲の中を歩く感じだったのが、大分雲が上になって真っ白な霧の中から開放されました。でも、晴れたのは午後5時以降で、しかも東側限定でしたから、すっかり予報に翻弄されちゃいました。大室山に登った時のように雨はギリギリ降らなかったのでまだ助かりましたが、もう一度快晴の中歩いておきたいルートです。ちなみに、気温が低かったせいか、心配していたヤマビルは全く出ませんでした(^∇^)v

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 丹沢 [日帰り]
岳ノ台-二ノ塔-三ノ塔(ヤビツ峠から周回ルート)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

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