菩提山・明神山


- GPS
- 05:44
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 680m
- 下り
- 678m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 5:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◇駐車地 MapCode:242 164 723*20 他に、岩崎神社登山口 観光駐車場 MapCode:78 750 792*55 竹中半兵衛陣屋跡 MapCode:78 750 851*54 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇菩提山は案内標識が完備され道迷いの心配はない ただし、それなりの急登で丸太階段が多い ◇菩提山から明神山へ行く場合、林道明神線を歩けば問題ない 一方、林道途中から直接「さかさ杉」や明神山山頂へ行く場合、 不明瞭な所もあるが尾根を外さず登れば心配ない |
写真
感想
秋晴れの下、岐阜県垂井町の菩提山から明神山へ。駐車地から白山神社を経て丸太階段の急登に挑むと、少し汗ばむものの秋風が心地よい。最初の展望は岩崎神社への分岐の所。電線が邪魔にはなるが南宮山のほか藤原岳など鈴鹿北部の山が見渡せていいね。菩提山の山頂も東から南側が大きく開けているので金華山や百々ヶ峰、大垣市街などの広がりが一望。山頂は竹中半兵衛の城跡で、ちょうど発掘作業が行われており、畝状竪堀や切岸などの説明板も「なるほど!」と唸らされます。
明神山へは途中まで林道歩き。尾根道に入るとやや道が不明瞭だけど、そこは山慣れしていれば問題なし。途中立ち寄った「さかさ杉」は、垂井町指定の天然記念物。ヤマトタケルが杖を逆さに突き、それが根付いたと伝わる伝説の杉で、樹齢約800年。幹が4本に分かれた堂々たる姿は金剛山の夫婦杉などにも劣らず、「なるほど御神木!」と感心しました。歴史と神話が同居する不思議な空間です。
明神山の山頂は展望がなく残念。下って展望台近くで作業中のおじさんに遭遇。「ここも熊が出るでね」と言い、熊スプレーを持っているそうだ。私の鈴よりずっと実戦的で、思わず「熊さん、ご遠慮ください」と心で祈りました。
この日すれ違った登山者は、唯一菩提山の中腹で出会った女性だけ。初めての山に少し不安そうでしたが、笑顔で「人に会えてよかった」と言ってくれました。
高山とは違ってまさにリラックスハイク。景色を眺めながらゆったり気分で昼食をとり、菩提山に戻っておやつ付きのコーヒータイムで一息つく。穏やかな秋風を浴びながら、「山は高さだけじゃない、物語と出会いがスパイスだな」と思った一日でした。
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