大人の休日倶楽部パスで行く鬼怒沼山 日本いで湯百名山100座目


- GPS
- 03:57
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 918m
- 下り
- 923m
コースタイム
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
女夫渕駐車場 9:20、12:00、15:00、17:30 加仁湯 9:00、11:20、14:30、16:30 日光市営バス発車時刻 【鬼怒川温泉駅】 7:35、10:15、13:25、15:50 【女夫渕温泉バス停】 7:45、9:50、12:45、15:25 https://www.city.nikko.lg.jp/material/files/group/33/9kinugawaonsenmeotobuchi.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通じて 鬼怒沼(鬼怒沼巡視小屋)までの登山道とその先の縦走路で道の状態が大きく変わる 鬼怒沼までは初心者向け登山道、その先は笹藪漕ぎ経験者向けの登山道となる 但し初心者向けといってもそれなりに歩くので油断大敵(感想を参照して欲しい) 加仁湯〜日光澤温泉 林道歩き 日光澤温泉に登山届箱がある 日光澤温泉登山口〜鬼怒沼(鬼怒沼巡視小屋) よく整備と手入れのされた初心者向け登山道(歩きやすいと云う意味では無い) 日光澤温泉建物をくぐり、すぐに右へ分岐 程なく鬼怒川を橋で渡り川沿いを緩勾配のトレイルでヒナタオソロシの滝展望台分岐(標高1451メートル)へ ヒナタオソロシの滝展望台分岐から標高1840メートル付近まで急登が連続する 最初は九十九折で標高を稼ぎ続いて山体を右手にしてトラバースするように登る トラバース中一部、幅員が少し狭いところがあり、パッと見は危険に見えないが少し注意を要する箇所がある 木の根や岩がゴロゴロしている箇所もあるが、険しい場所には木道の階段が整備されている オロオソロシの滝展望台を越え、携帯電話の通信可能マーク2つ目を越えて鬼怒沼1.5キロ付近から緩勾配の登山道となる 緩勾配区間の所々に泥濘地帯があるが田植えのように足首までハマる場所は少ない 鬼怒沼に近付くにつれ勾配は緩くなり、鬼怒沼へは樹林帯から急に躍り出るように到達する 南北約720メートルの鬼怒沼を縦断して鬼怒沼巡視小屋に辿り着く 鬼怒沼(鬼怒沼巡視小屋)〜鬼怒沼山 初心者向けの登山道では無い 鬼怒沼巡視小屋からは登山道の手入れ状態が一気に悪くなる 鬼怒沼巡視小屋右手を裏へ進む 最初は比較的幅員も広く歩きやすい登山道だが笹原地帯の笹原は刈払されておらず、腰までの笹原を漕がねばならない 笹原が鬱蒼とした所もあるが踏み跡は濃くピンクテープもそれなりある 鬼怒沼山分岐手前で一旦標高を落とすがここに処理されていない倒木があり通りにくい 鬼怒沼山分岐からは縦走路から分岐して鬼怒沼山へ向けて急登で標高差60メートルを一気に稼ぐ この区間にも短いながらも笹薮漕ぎがある 登山道が北から南へ登るようになると程なく鬼怒沼山山頂に到達する 鬼怒沼山山頂は樹林に囲まれ眺望は悪い |
その他周辺情報 | 加仁湯 鬼怒沼山登山者の扱いに慣れているお宿 朝イチのバスで登山に行く場合、宿に荷物や登山へ行かない人を残置して登山可能 登山へ行かない人は 部屋の準備ができるまでは休憩室にて待機可、待機中は無料入浴可能(部屋の準備が出来るまでバスタオル無し→レンタル300円) 一泊二食付き 約14,000円/人 支払いは現金のみ 送迎付き日帰りプラン(要予約) 3500円 登山者用お弁当発注可 http://www.naf.co.jp/kaniyu/ |
写真
鬼怒沼は、標高約2,000メートルで、尾瀬ヶ原よりも約600メートルも高く、日本でも標高の高い高層湿原です。また、鬼怒川の水源といわれております。
この湿原の大きさは東西約410メートル、南北約720メートルでその中に大小約250余りの池塘が点在しています。これは昔ひとつの火口であったものが埋没や隆起によって、今のような多数の沼に分かれたものと考えられ、沼の水は涸れることがないといわれています。
鬼怒沼は、尾瀬とともに日光国立公園の特別保護地区に指定されています。
このすばらしい、私たちみんなの貴重な財産を守るため、湿原内に踏み入らないよう、 また、ゴミは各自で持ち帰るよう、皆様のご協力をお願いします。
感想
大人の休日倶楽部パスの旅 4・5日目
妻を連れ大人の休日倶楽部パスで旅行4日目
鬼怒沼へ行くと「日本いで湯百名山」なるモノが完登になる ついでに鬼怒沼山へも登ってみた
奥日光湯元温泉からレンタカーで昨日開通したばかりの山王林道を走り抜け女夫渕駐車場へ
女夫渕駐車場からは定刻9時20分発の加仁湯送迎バスに乗って奥鬼怒温泉加仁湯へ
バス定刻に10分程度遅れでやってきた中国の団体客を待っての出発
加仁湯温泉でチェックインを済ませ、妻は加仁湯温泉に残置して独りで奥鬼怒山登山へ
鬼怒沼(鬼怒沼巡視小屋)まではよく整備と手入れのされた歩きやすい登山道だったが、鬼怒沼巡視小屋を過ぎると手入れ状態が一気に悪くなり、笹藪漕ぎのある登山道となる
奥鬼怒山山頂は樹林に囲まれており眺望はほぼ無かった
下山時、鬼怒沼を過ぎオロオソロシの滝展望台の上部で送迎バスで同乗だった中国人団体とすれ違った。登山装備も無い上に歩くペースが極めて遅い…おいおい大丈夫か?気にはなったが、声をかけることなくすれ違った
14時前には加仁湯へ下山完了。
プチ遭難騒ぎ
日がとっぷり暮れた18時の夕食直前、ふとロビーへ行くと未だ中国人団体の荷物がロビーに積みあがったまま
中国人達は今朝僕が出発した30分程度後に鬼怒沼を目指して加仁湯を出発したそうだが、まだ帰ってきていない
加仁湯の方へ中国人とすれ違った際の状況を説明、加仁湯の方が捜索に出る際には装備貸与が有れば僕も出動する旨を申し出た
僕らの話を聞いていた同宿のお爺ちゃんが加仁湯からの捜索要請も無ければ(指揮命令系統が確立してない)、どぅ見ても捜索装備も無いのに「捜索に行く」と言って単身で出かけようとして(登山中お爺ちゃん達を追い越したが、そもそも彼らには、そんな脚力も無い) 僕が「暗い山に独り捜索に行くのは危険、ミイラ取りがミイラになる もし行くにしても二人以上」と引き止めたりしている間に、宿が彼らと直接電話連絡がついて、既に林道まで到達しているとのコトが判明、さらにその数分後にスマホのライトを駆使して中国人が無事全員帰着
中国人もお爺ちゃんも遭難予備群なのだが「自分は怖くない→危険じゃない」という発想
なんか色々と考えさせられるひと時が展開した…
大人の休日倶楽部パス旅行5日目
加仁湯9時発の送迎バスに乗って女夫渕駐車場へ行き、レンタカーを回収、宇都宮でレンタカーを返却
「宇都宮みんみん」で餃子を食べ満腹、その後新幹線に乗って東京・金沢経由で神戸へ帰宅した
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