【足尾山塊】小中川ヒライデ沢〜前袈裟丸山〜後袈裟丸山〜群界尾根

2016年05月22日(日) [日帰り]

• GPS: 11:21
• 距離: 22.7km
• 登り: 1,597m
• 下り: 1,594m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:31
• 休憩: 0:50
• 合計: 11:21

距離 22.7km 登り 1,597m 下り 1,594m

7:30 スタート地点
8:03 8:05 大滝
10:18 10:30 折場橋
12:47 12:57 袈裟丸山避難小屋
13:54 14:06 前袈裟丸山
14:22 14:23 八反張
14:42 14:48 後袈裟丸山
16:15 16:16 八重樺原
16:49 16:55 林道
18:13 大滝
18:51 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R122〜小中橋〜追付橋先まで
※ 本来、小中橋から折場登山口まで入りたかったが、落石のため追付橋先〜大滝が通行止めだった。折場登山口へは沢入から入るのが一般的なよう。

コース状況／危険箇所等

林道歩きは、アスファルト舗装のため、歩きやすい。夕方から猿が出没するので注意。ヒライデ沢は特に難しいところはない。登山道は、八反張（前袈裟丸山と後袈裟丸山のコル）の両側が崩れており鎖場となっているが、鎖を支えている支柱も抜けかかっているので、通過には細心の注意が必要。群界尾根は特に悪いところはない。

ファイル

098.JPG

袈裟丸山マップ
（更新時刻：2016/05/24 19:43）

写真

5/22 7:31

国道122号線の小中橋から入ると、追付橋先で落石のため通行止めになる。大した下調べもしなかったので、他にルートがあることに気づかずここから入山した。

5/22 7:37

アスファルトの単調な林道を行く。時折、小中川の川床が見下ろせる。

5/22 8:03

唯一のトンネル。大滝トンネル。

5/22 8:05

トンネルを抜けると…、大滝遊歩道の入口であった。数台の駐車スペースとトイレがあった。
通行止めはここで解除されていた。

5/22 8:05

滝の説明文。落差が消されていた。透かして見ると「96m」となっていた。消しているということは…。怪しい！行ってみることに。

5/22 8:09

橋を渡り、遊歩道を数分行くと階段状のつり橋が現れる。

5/22 8:10

橋の途中から、大滝を見ることができるが…。
どう見ても、落差96mなんてない。どうもハッタリだったみたい（笑）
滝は3段になっており、一番下が大きく30mくらい。2段目は5m、3段目は7〜8mといったところか。

5/22 8:35

林道に戻り、テクテク行くと道が二又にわかれている。左は群界尾根。せっかくなので帰りはそちらを廻って下山することにする。

5/22 9:19

ヒライデ沢が見えてきた。ピークは小丸山（？）

5/22 9:36

林道は花真っ盛り。アカヤシオかな…

5/22 9:10

5/22 9:30

5/22 10:18

林道を歩くこと7Kmちょっと。ようやく入渓地点の折場橋に到着。ヒライデ沢は折場橋で二俣に分かれており、左の堰堤がある沢が本流である。

5/22 10:19

まずは堰堤三連発！左から容易に巻ける。

5/22 10:24

堰堤を抜けるとすぐに連瀑帯になる。一つ目は3m滝。

5/22 10:35

続いて同じく3m滝。

5/22 10:37

続いて2段5m滝。水は冷たいが、積極的に攻める！

5/22 10:39

小滝3発を抜けると、沢は一旦開ける。

5/22 10:41

再びミニゴルジュ。入り口はトロ状。

5/22 10:42

幅広2m。

5/22 10:43

5m滝。瀑心は冷たそうなので左壁から。

5/22 10:45

小振りな滝ばかりだが、飽きさせない。

5/22 10:46

右から枝沢が滝を掛ける。たっぷりシャワーを浴びながら水線をたどる。

5/22 10:49

4m滝。

5/22 10:49

その上の滝の落ち口から俯瞰。

5/22 10:51

ミニゴルジュを過ぎると沢は一気に開ける。

5/22 10:53

沢床はナメを有するようなる。

5/22 10:55

5/22 10:57

5/22 10:59

沢の中の大岩。

5/22 11:01

アカヤシオとシロヤシオのコラボレーション。

5/22 11:03

5/22 11:05

小滝ながらも、まだまだ滝は続く。

5/22 11:07

5/22 11:16

5/22 11:25

二俣。ここは右にルートを取る。

5/22 11:42

すぐさま、2m滝が現れる。容易。

5/22 11:44

渓相はゴーロとなってきた。

5/22 11:51

大岩の乗越。

5/22 11:53

時折見せるナメ滝。

5/22 11:57

水量は相変わらずだけど、稜線がだいぶ低くなってきた。もうすぐツメの雰囲気。

5/22 12:16

5/22 12:27

地形図を見ながら、最後のツメの窪を探す。

5/22 12:34

小窪を僅かにつめ、尾根に上がると、明瞭な獣道が現れる。
それを拾いながら、登山道目指して進むと、藪漕ぎ無しで登山道に出る。

5/22 12:52

黄色い人工物が見えたら、それを目指すと、袈裟丸山避難小屋のある広場に出る。
写真奥がヒライデ沢源頭。

5/22 13:00

この辺りは、白樺の自生地で新緑が美しい。

5/22 13:15

この看板から、入山口を間違えたことに気がついた。

5/22 13:23

石楠花が姿を現す。

5/22 13:32

樹林の切れ間から、北側の山々。
最奥は日光白根、その手前左が皇海山、ギザギザしているのが鋸岳。その右のノペーッとしているのが庚申山。

5/22 13:40

来た道を振り返ると、小丸山。

5/22 13:50

今度は南側。最奥は赤城山。その手前の低くなったあたりが、根利峠？二つ目の尾根が郡界尾根で、地形的には根利峠につづいている。

5/22 13:52

急登を登り、前袈裟丸山到着。

5/22 14:08

手前から、後袈裟丸山、奥袈裟丸山、鋸岳、皇海山、…。

5/22 14:16

石楠花。前袈裟丸山山頂から主稜線は石楠花の宝庫だ！

5/22 14:23

八反張。前袈裟丸山方面を振り返る。
両側が切れ落ちている上、鎖を支えてる支柱もグラグラでかなりビビる。

5/22 14:42

小一時間で後袈裟丸山到着。八反張からは結構な登り返しだった。

5/22 14:42

袈裟丸山周辺ガイド図。こいつがあれば次からは大丈夫！？

5/22 15:41

相変わらず、ヤシオが咲き乱れている。

5/22 16:04

見開けから前袈裟丸山、八反張、後袈裟丸山を振り返る。

5/22 16:26

足尾山塊の最南端（？）到着。地図を見ると、まだ登山道は続いているようだけど、実際はここまでのよう。道は左の沢へと降りていく。

5/22 16:35

尾根から離れてすぐの大岩。階段がはしご状になっている。

5/22 16:49

尾根からの下りは、意外と急坂で膝にくる。わずかで舗装された綺麗な林道に出る。
あとは、消化試合でホンの6km少々で車まで戻れた（笑）。今日も残業スレスレでした…。

撮影機器：

iPhone 6s Plus Apple

装備

個人装備

Tシャツ ザック 行動食 地図（地形図） ヘッドランプ GPS 携帯 ロープ ヘルメット カラビナ 渓流シューズ

感想

pmon

今日は楽勝！と思いきや、まさかの林道通行止めでハードな山行となってしまいました。まぁ、そのお影で足尾山塊最南端を満喫できましたけどね…。
次回は入山口を間違えず、無駄に時間をかけず、袈裟丸山全山縦走でもやってみますかな。