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記録ID: 88694
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ハイキング
東海

伊勢・朝熊ヶ岳 朝熊山なの?それとも朝熊ヶ岳なの?

2010年11月27日(土) [日帰り]
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satobo その他1人
GPS
05:06
距離
15.6km
登り
678m
下り
684m

コースタイム

9:50近鉄朝熊駅…10:05登山口…11:00朝熊峠11:05…11:20八大竜王社(朝熊山山頂)11:40…11:50奥の院12:00…12:10山上公苑展望台12:25…12:30金剛證寺12:40…13:05朝熊峠…14:00楠部分岐…14:25おかげ横丁14:40…15:05近鉄五十鈴川駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
【往路】近鉄朝熊駅(上本町から朝熊駅まで特急利用で約2時間。快速急行でも2時間40分くらいで到着するので時間に余裕があれば、特急を利用しなくても大丈夫。朝熊駅は無人駅で、特急は止まりません。特急を乗れば、手前の宇治山田、伊勢市、五十鈴川駅で乗り換えです。)
【復路】近鉄五十鈴川駅 (特急は止まります。この駅から直通で大阪方面行は1時間に2本程度ですが、ここから各駅に乗り、伊勢市、宇治山田駅で特急、快速急行に乗り換えると乗れる電車は増えます。)
   ※おかげ横丁のあたりより五十鈴川駅や宇治山田駅までのバスがありますが、(『神宮会館前』『内宮前』)歩いても五十鈴川駅まで30分程度。
コース状況/
危険箇所等
・朝熊岳道は全体的によく整備されています。ガレが多い場所がありますが、全体に緩やかな登りが続く歩きにくいほどではありません。
・朝熊峠〜朝熊ヶ岳〜山上広苑〜金剛證寺〜宇治岳道の途中までは舗装路で車も通る時があります。
・宇治岳道に並行してあるスカイラインは、歩行者も原付自転車も通行できません。
・楠部分岐より楠部登山道を利用すると、少し早く下山できますが、道標が小さく見落としやすいので、この道を利用する方は注意。
・駐車場は各登山口、金剛證寺周辺、山上展望台と多いです。またトイレも各駐車場の他、朝熊ヶ岳山頂にもありました。
・『飲食店』は宇治岳道の終点内宮にある『おかげ横丁』を筆頭に、朝熊山山上広苑に茶屋が1軒、他は宇治山田駅周辺に多い。
・登山ポストとは特にありません。車で来られる方が多いようです。
・朝熊ヶ岳周辺は伊勢神宮があるので、旅館・ホテルは多数あります。山中には見あたりませんでした。
・温泉は榊原温泉が近くにあります。
・マイカーで山頂近くまで登れますが、山歩きを楽しむのなら朝熊岳道の登山口に車を止め、山頂までピストンするのがベストでしょう。宇治岳道も伊勢神宮周辺の駐車場に停めることができますが、山頂まで遠く、不向きと言えます。また観光地なので休日は駐車場が満車であることが多く、また少々高いみたいです。
朝熊駅は無人駅。その駅前に朝熊山のハイキングの案内図がありました。
2010年11月27日 09:33撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/27 9:33
朝熊駅は無人駅。その駅前に朝熊山のハイキングの案内図がありました。
分岐ごとにこのような道標が整備され迷うことはありません。
2010年11月27日 09:35撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/27 9:35
分岐ごとにこのような道標が整備され迷うことはありません。
登山口前の分岐の道標。右側を行きます。
2010年11月27日 09:42撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/27 9:42
登山口前の分岐の道標。右側を行きます。
朝熊登山口の駐車場にあった案内板。ここにはトイレもあります。
2010年11月27日 09:46撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/27 9:46
朝熊登山口の駐車場にあった案内板。ここにはトイレもあります。
ここから登ります。一応左側の道を行くようですが、右側の道もつながってるようです。
2010年11月27日 09:46撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/27 9:46
ここから登ります。一応左側の道を行くようですが、右側の道もつながってるようです。
朝熊登山道は全体的に良く整備されていました。地元のひとが『毎日登山』されているようです。
2010年11月27日 09:50撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/27 9:50
朝熊登山道は全体的に良く整備されていました。地元のひとが『毎日登山』されているようです。
『〇丁目』という町石が朝熊峠の二十二町石まで続いています。これを数えながら登るのも楽しい。
2010年11月27日 09:57撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/27 9:57
『〇丁目』という町石が朝熊峠の二十二町石まで続いています。これを数えながら登るのも楽しい。
いつのまにか階段道に変わっていました。
2010年11月27日 09:58撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/27 9:58
いつのまにか階段道に変わっていました。
少しガレが出てきましたが、これも歩きにくいというほどではありません。
2010年11月27日 15:31撮影 by  CA002, KDDI-CA
11/27 15:31
少しガレが出てきましたが、これも歩きにくいというほどではありません。
突然展望が開ける場所がありました。ただ手前の林がそれをかくすようになっていました。
2010年11月27日 15:32撮影 by  CA002, KDDI-CA
11/27 15:32
突然展望が開ける場所がありました。ただ手前の林がそれをかくすようになっていました。
これはケーブル軌道跡。昭和37年まであったそうで、上の方にはトンネル跡もありました。今は危険ということで通行禁止になっていました。
2010年11月27日 15:31撮影 by  CA002, KDDI-CA
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11/27 15:31
これはケーブル軌道跡。昭和37年まであったそうで、上の方にはトンネル跡もありました。今は危険ということで通行禁止になっていました。
これは朝熊峠からの展望。ベンチもあり眺望もいいのですが、後は舗装路です。
2010年11月27日 10:44撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/27 10:44
これは朝熊峠からの展望。ベンチもあり眺望もいいのですが、後は舗装路です。
朝熊峠から朝熊ヶ岳そして朝熊山広苑までは舗装路で車もたまに通ります。
2010年11月27日 15:29撮影 by  CA002, KDDI-CA
11/27 15:29
朝熊峠から朝熊ヶ岳そして朝熊山広苑までは舗装路で車もたまに通ります。
まず、朝熊ヶ岳山頂に向かいます。
2010年11月27日 15:30撮影 by  CA002, KDDI-CA
11/27 15:30
まず、朝熊ヶ岳山頂に向かいます。
朝熊ヶ岳山頂(八大竜王社)にあった立派な山名碑です。
2010年11月27日 11:00撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/27 11:00
朝熊ヶ岳山頂(八大竜王社)にあった立派な山名碑です。
朝熊ヶ岳山頂は広く、八大竜王社の建物がありましたが、誰もいませんでした。この建物の左側にさっきの舗装路に戻る近道がありました。
2010年11月27日 15:30撮影 by  CA002, KDDI-CA
11/27 15:30
朝熊ヶ岳山頂は広く、八大竜王社の建物がありましたが、誰もいませんでした。この建物の左側にさっきの舗装路に戻る近道がありました。
山上広苑までの間にあった奥の院の入口、中に入ると大きな卒塔婆が並んでいました。
2010年11月27日 15:27撮影 by  CA002, KDDI-CA
11/27 15:27
山上広苑までの間にあった奥の院の入口、中に入ると大きな卒塔婆が並んでいました。
朝熊山山頂。レストハウスがあったそうですが今は営業していないみたいです。すぐ横に茶屋があり、『伊勢うどん』を食べました。
by  CA002, KDDI-CA
朝熊山山頂。レストハウスがあったそうですが今は営業していないみたいです。すぐ横に茶屋があり、『伊勢うどん』を食べました。
朝熊山山頂からの展望です。条件が良ければ富士山や中央アルプス、御岳まで見えるそうですが、この日は見えませんでした。
2010年11月27日 11:01撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/27 11:01
朝熊山山頂からの展望です。条件が良ければ富士山や中央アルプス、御岳まで見えるそうですが、この日は見えませんでした。
さっきのところから少し左にカメラをうつしました。伊勢湾と浮かぶ多くの島々が一望です。今日はこれで満足です。
2010年11月27日 11:01撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/27 11:01
さっきのところから少し左にカメラをうつしました。伊勢湾と浮かぶ多くの島々が一望です。今日はこれで満足です。
『朝熊山』から『朝熊ヶ岳』山頂を見ました。
by  CA002, KDDI-CA
『朝熊山』から『朝熊ヶ岳』山頂を見ました。
金剛證寺を出て歩道橋を渡ると、こんな道をあるいてさっきの朝熊峠に戻ります。
2010年11月27日 12:25撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/27 12:25
金剛證寺を出て歩道橋を渡ると、こんな道をあるいてさっきの朝熊峠に戻ります。
峠手前の立て看板。内宮登山道というのが宇治岳道のようです。
2010年11月27日 12:25撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/27 12:25
峠手前の立て看板。内宮登山道というのが宇治岳道のようです。
宇治岳道の雰囲気。道標はあまりありません。道端に小さな地蔵が並んでいました。歩く人はまばらでした。
2010年11月27日 12:58撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/27 12:58
宇治岳道の雰囲気。道標はあまりありません。道端に小さな地蔵が並んでいました。歩く人はまばらでした。

感想

久しぶりの山歩き。しばらくマラソンの練習に集中していたので、11月の山はのんびり歩けるところがいい、ということで伊勢の『朝熊山』を選んだ。バス便の心配がなく、電車の駅から登れる…というのが理由のひとつだった。
ただ『伊勢』。大阪から特急を利用しなければ行けないくらいの遠距離。でも、いろいろと調べていくうち、特急と快速急行では30分強しか違わないのがわかった。特急利用だと運賃1870円と宇治山田までの特急料金が1280円で合計3090円、回奥急行だと運賃のみの1870円。これ、「快速急行で行けばいいじゃん。」ということになる。どうせのんびり山歩き…浮いた分はほとんど帰ってからの食費になるのだが…。

朝熊駅は無人駅。駅の前に大きな案内板があり、登山口まではところどころに道標が整備され、迷うことはない。程なく駐車場とトイレ、休憩所がある朝熊岳道の登山口に着く。いよいよ山道、コンクリートの道から始まり、階段道、ガレ道と変化していくが、ほとんど緩やかな登りで、そんなにきつくはない。地元の人が『毎日登山』をされているらしく。結構賑やかだった。

途中、写真入りの説明板もあり、ひとつひとつ読みながら登っていく。「ケーブルあったんだ。」「登山バス通っていたのか。」と結構詳しく書いてあるのでおもしろい。途中景色が開けるところにはベンチもあり、休憩をするのにはいい。廃墟と化したケーブル跡の道には半ば朽ちかけいた小さなトンネルが遠くに見えた。また町石もあり、それを数えながら登るのも楽しい。
「おつかれさま…もうすぐ峠。」と上から降りてこられたハイカーが教えてくれたところが、朝熊峠。ここからの展望もいいが横切るように道路があり、たまに車が通るのは少し興ざめした感じだが…。ここにもベンチがある。


とりあえず最高点の八大竜王社に行こう。舗装路の左に取り、少し登っていくと、「八大竜王社まで400m」という標記がある道標に出合う、それに従い左折して、まま舗装路を登っていくと、大きな電波塔の建物が二つ見え、その奥が広場になっていて、右手に『朝熊岳山頂』と書かれた大きな石碑が建っていた。ここからの展望ももよく、当初、展望台で食べる昼食をここで摂ることにした。少し風が強く、寒かったが。
そこに立つ社の左側に細い山道がある。そこを下っていくとさっきの舗装路に出る。そこからわずかで経塚群や奥の院のある場所だ。今日は奥の院の方に入っていったが巨大な卒塔婆が並べてあり、その異様な光景に少しびっくりした。

そして展望台。ここにも『朝熊山山頂(標高500m)』とかかれた大きな木の山名板があり、「朝熊ヶ岳が正しいの?朝熊山なの?」とtuyoponnに聞くと「さっきの山が朝熊ヶ岳、こっちは別の山で朝熊山。」ともっともらしいことをいっていた。自分は同じ山のそれぞれ一部しか思えないが…。残念ながら今はレストハウスは休業中らしく、横の茶屋で名物の『伊勢うどん』を食べた。関西人の自分たちにはうどんにこってりした醤油がかかってあるだけのものに見えたが…。ここからは富士山や中央アルプスが見えるらしいがよくわからなかった。

下山路は宇治岳道を選ぶ。金剛證寺の中を通り、旧参詣道を歩き、歩道橋を超えると道路の横に道があり、さっきの朝熊峠に戻ることができる。朝熊岳道を下らずに直進すると、やがて道はコンクリートの踏み固められた道に変わり、その奥にやたら犬の多い一軒家を通過し、徐々に山道へとつながっている、『山道』といってもスカイラインと並行して作られているため、車の音がずっと聞こえている。また展望も少ない、単調な道が続く。アップダウンも最初に2か所あるだけ。当然「これやったらトレイルランできるな。」とまた走ることを考えていたが…。

道標らしい道標も少ないが、道端に続く地蔵がその代わりになる。ただ分岐も少なく直進すればいいため、迷うことはない。途中スカイラインを渡る橋があれば、正しいルートだ。ただ、楠部道を下るのには、その標識が小さく注意が必要になる。広場っぽいところに出たところの1本の木にかまぼこの板くらいの板が貼り付けてあっただけだから。

自分たちはみちなりに進み、伊勢神宮内宮近くの『おかげ横丁』の方へ下った。どちらのコースをとっても、こちらのほうが少し遠回りになるくらいで、たいした違いはないと思う。バス便もあるが、おかげ横丁の終点から1.6k、のんびりと五十鈴川駅まで歩くことにした。


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