大日ヶ岳(タニウツギ咲くダイナランドルート)


- GPS
- 04:57
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 775m
- 下り
- 775m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 4:58
天候 | 晴れ 山頂付近は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前半は砂利道で日陰なし。後半は林の中で虫多し。帰路は往路を戻る。危険箇所なし。 この日の歩数24,114歩 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
大日ヶ岳へ。
ここのところ、冬にダイナランドに日帰りスキーに行っている。今年2月に、共に滑りに行った友人と、次は夏に登山だねと言っていた。その計画を実行。
ルートは、スキー場が夏にどのような景色になっているのかを知りたかったので、ダイナランドルートにて。
高鷲ICから近い。車窓からも、スキーの時に見た景色の筈だが、見る景色が違う。本当にここ通ったのかな?という感じ。
8時過ぎ、ダイナランドスキー場の駐車場に着。先客2台。
準備して、8:25出発。
舗装道を少し歩くと、登山道の案内板あり。
スキー場のレストランが廃墟に見える。現在使われていないのと、外が所々錆びているのとで、死んでいるような感じ。冬はあんなに賑わっていて、混んでいたのに、全く違う。建物は利用されていない時は、ある意味死んでいるから、そう見えるのも当然か。
「βライナー」リフトの乗り口から、登る。リフトも、スキー客や係員がいて、「生きて」いたのに。今は、リフトの椅子も外されて、機能停止。
左手には、タンポポのお花畑が広がる。斜面になっているので、目に元気な色が飛び込んでくる。
大きな石もある砂利道を行く。一歩踏み込んでも、何%かは、ズリっと戻ってくるような感じ。圧雪車用の道なのか、一直線に斜面を上っている。斜度は何度あるのかな。
天気良い。青い空、濃い緑の木々、所々に桃色の花。色鮮やか。
日射は強く、汗をかくものの、風があり、汗も引いて気持ち良い。
カジカガエルの鳴く声が合唱のように聞こえる。田舎に来た感がある。
日射を遮るものは無く、単調な道を行くと、ようやくリフト(一つ目)の降り口に出る。
たまらず、ここで休憩。風が下から上がってきて、気持ち良い。また、眺望もとても良い。
ひるがの高原や鷲ヶ岳スキー場も見える。このリフトは、「岐阜県の山」には、「旧リフト」と書かれていたが、現在は使われていないのか?景色があまりにも違うのと、持ってこようと思っていたスキー場のマップを忘れたのとで、帰宅後に確認することにする。
【帰宅後に確認】
一つ目のリフトが「αライナー」で、二つ目のリフトが「βライナー」で、共に現役では??
再開し、眺望の良い箇所で写真を撮る。ここは、スキーの時の記憶がおぼろげにある。
その後、再び急な坂を登る。一部は、舗装されている。あまりに急坂で、舗装されていないと圧雪車が登れない??
二つ目のリフトの降り口は、一つ目と異なり、前が広場のようになっている。この降り口でも少し休憩。ガイドブックによると、まだ半分くらい。斜度がキツいからか、頂上が遠く感じる。
いかにもスキー場の広いバーンらしい坂を登り、少し行くと、右手には今までの砂利道、左手には木で組んだ階段、という分岐に出る。よく分からなかった(「岐阜県の山」にも載っていなかった)が、木で組んだ階段の方は、方角的には大日ヶ岳山頂なので、こちらを選択する。林の中の階段を登り切ると、「←大日ヶ岳山頂」の看板有り。「ダイナランドスキー場→」もあったが、その登り口は分からなかった。
木々に囲まれる中を、湿った土を踏みながら歩く。木の根が張り出したところを超えながら。ようやく、山登りらしくなってきた。
この林に入った辺りから、小さな羽虫が頭の上を飛び始める。ヤマレコの先行者の記録を読んで、麓で虫除けスプレーはしてきたが、あまり効果が無いような感じで、足を進めるにつれ、数が増え、顔や首筋にもまとわりつくようになってくる。
また、天候も少し悪くなってきた。雲が増え、青空がだんだん見えなくなってくる。レインウェアは持って来ているものの、今にも降りそうになるくらいは想定していなかったので、降らないように祈りながら、先に進む。
スキー場の砂利道に比べれば山道は格段に歩き易いが、虫が鬱陶しいので、手で払いながら、ガシガシと山頂へ歩を進める。
前大日は、超えてみて、まだ山頂ではないのが分かって、「これが前大日だったんだ」というような感じ。
虫と天気のせいで、山歩きを楽しむという感じではなく、早く山頂へという思いで歩き、ようやく登頂。
意外にも、山頂の小さな広場には、数組のパーティー(主に二人連れ)がいた。ひるがの高原ルートで登ってきたのかな。
笹藪を切り開いたような広場なので、眺望は笹越しになる。少し周って写真を撮るが、曇天の為、白山も御嶽も少ししか見えない。
虫がブンブンする中で食事をする気になれなかったので、下山開始。往路を戻る。
羽虫はずっとついてきて、耳とか額とか痒くなる。虫の被害からは逃れることができない。
天気はなんとか持ちそうだが、相変わらず、雲が立ちこめている。
帰りは、行きに山道に入った所の右手分岐を検証する為、途中、左に下りる階段を行く。道の整備は行きの道と同様だが、草の茂り方が、人はあまり通っていない感じだった。抜けると、高鷲スノーパークのレストランに出る。ダイナランドのレストランより劣化していない感じ。
この辺りから日が出て来る。山頂付近(より広く山道に入った辺りから)はずっと曇りだったが、砂利道の部分はずっと太陽が出ていたのかもしれない。
リフトの上の方で昼食。下から上がってくる風が気持ち良い。眺望も、行きと同じく、大変良い。しかし、食べている間に、風で汗が引き、かなり寒くなった。
再出発は、防寒着を1枚脱いで。
時間も早いし、道も分かっているので、気持ちは楽。
しかし、下りの砂利道は、更にキツい。気を付けて歩いていても、スリップして、尻餅をつきそうになる。
行きと同じく暑いが、風が吹くので、汗が引き、気持ち良い。
唯一違ったのが、行きには大合唱だったカジカガエルの鳴き声が全く聞こえなかったこと。午前中にしか鳴かないのか?
13:20頃、駐車場着。後行の登山客の車が数台あった。
温泉は、帰り道の途中にある「湯の平温泉」へ。外観より、中の露天風呂は綺麗に造ってあり、外に人工の水路から流れ落ちる水が見える(人工の滝のようなもの)。また、綺麗な花が咲いていた。泉質は、ぬるっとしていて、気持ち良い。
砂利道と羽虫には悩まされたが、眺望も楽しめ、温泉も良く、良い登山でした。
〔後日談〕
翌日以降、羽虫に刺された数ヶ所がかなり腫れた。耳の裏側や額や指先など。正に、耳無し芳一状態。虫除けスプレーは効果あったことが、逆に分かった。
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