黒斑山（車坂峠から湯の平周回コース）

2016年06月18日(土) [日帰り]

• GPS: 08:01
• 距離: 10.9km
• 登り: 921m
• 下り: 901m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:53
• 休憩: 2:04
• 合計: 7:57

9:32 高峰高原ビジターセンター
9:33 9:33 車坂峠
9:47 9:47 車坂山
10:05 10:05 開けたガレ場
10:42 10:42 槍ヶ鞘
10:56 11:05 トーミの頭
11:26 11:32 黒斑山
12:03 12:55 蛇骨岳
13:18 13:26 仙人岳
14:05 14:06 Jバンド
14:36 14:36 賽の河原分岐
14:51 14:53 湯ノ平分岐
14:57 15:37 浅間火山館
15:40 15:40 湯ノ平分岐
16:30 16:35 トーミの頭
16:43 16:43 槍ヶ鞘
17:03 17:03 開けたガレ場
17:19 17:20 車坂山
17:29 車坂峠

9:28 高峰高原ビジターセンター
9:30 車坂峠
9:47 車坂山
10:05 開けたガレ場
10:42 槍ヶ鞘
10:56 トーミの頭
11:32 黒斑山
12:03 蛇骨岳
13:25 仙人岳
14:04 Jバンド
14:36 賽の河原分岐
14:57 浅間火山館
15:40 湯ノ平分岐

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越道佐久インターから車坂峠まで20キロ強。
車坂峠の駐車場が満車の場合には、少し下ったアサマ2000パークスキー場の方に停める。

コース状況／危険箇所等

利用者が多いコースなので、よく整備されている。前掛山へは現在登山禁止。
湯の平口分岐点を火山館コース方向に少し下った先に立派な火山館（当日は管理人が駐在していた）が建っており、自由に休憩所として使える。きれいなバイオトイレが利用できるほか、飲料水も蛇口から取得できるので、大変利用価値が高い。
Jバンド（鋸岳）〜賽の河原間と、トーミの頭〜湯の平間（草すべり）は、いずれもかなりの急傾斜であり、特に前者はガレた細い道を通るので注意が必要。後者の傾斜は大変厳しいが、足場が安定したジグ道が続くので、登りで使う場合には見た目よりも安心して通行できる。逆に下りは相当神経を使うものと思われる。
草すべりの上部は高山植物が多く、花が目当ての向きには、草すべりを登りで使うことを勧めたい。
トイレは登山口と火山館に設置されている。
携帯電話（au）は、稜線上でつながる場所が多い。
入山の際には、必ず最新の噴火警戒規制情報を調べて、通行可能なルートを確認しておきたい。
http://www.city.komoro.lg.jp/news/2014022400920/

その他周辺情報

車坂峠に高峰高原ホテルがあり、800円で日帰り入浴ができる（タオル付き、午後6時まで）。窓のすぐ外にコマクサが生えているのを眺めながら汗を流せる。

写真

6/18 9:30

車坂峠から登山開始

6/18 9:33

登山口から早くも高山植物に出会えた。

6/18 9:38

6/18 9:39

6/18 9:50

目指す外輪山はまだかなり遠く見える。

6/18 9:51

6/18 10:04

一輪だけ咲いていたこの花は、個人的に初お目見え。形状はミヤマオダマキを想起させる。

6/18 10:05

5月に登った篭ノ登山方面の山並み

6/18 10:07

6/18 10:10

6/18 10:15

6/18 10:26

6/18 10:39

頑丈そうな避難シェルター

6/18 10:43

最初の浅間山展望スポットの竜ノ鞘

6/18 10:45

とにかく裾野が大きい。下部は意外に緑が濃い。

6/18 10:45

トーミの頭〜黒斑山方面の眺め

6/18 10:45

右手に牙山

6/18 10:50

ローソク岩を入れて。

6/18 10:50

ルート上の所々切れ落ちた箇所から下を見ると、すごい高度感が。

6/18 10:52

車坂峠からの2コースが合流する分岐点。表コースの方が若干所要時間は長いが、明るくて展望は良い。

6/18 10:57

6/18 10:58

6/18 10:59

6/18 11:06

岩を積み上げたようなトーミの頭

6/18 11:06

北から反時計回りにぐるっと。蛇骨岳〜鋸岳の稜線を望む。

6/18 11:06

本日の最高点となる黒斑山が近づいてきた。

6/18 11:06

6/18 11:06

6/18 11:06

6/18 11:06

6/18 11:06

6/18 11:06

6/18 11:07

6/18 11:07

6/18 11:07

湯の平を見下ろす。草すべりの登山道がくっきり見える。

6/18 11:26

黒斑山に到着。東半分のみ開けている。

6/18 11:31

優美な浅間山の山容

6/18 11:31

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6/18 11:31

6/18 11:31

6/18 11:31

6/18 11:33

浅間山を少しアップで。本峰は奥に見える小高い場所か。

6/18 11:35

6/18 11:57

6/18 12:13

すごい高度感に足がすくむ。

6/18 12:13

この先の湯の平周回コースを俯瞰する。

6/18 12:15

展望は全方位の蛇骨岳。ここまでは多くの登山者が訪れる。

6/18 12:17

西の嬬恋村方面を見下ろす。

6/18 12:17

6/18 12:17

6/18 13:04

6/18 13:09

6/18 13:09

黒斑山方面を振り返る。

6/18 13:18

地形図上に山名の記載がない仙人岳。ここも展望は全方位。

6/18 13:23

浅間山がだいぶ近づいてきた感じ。ここから反時計回りにぐるっと。

6/18 13:23

ここから見ると、どうやって下に下りるのかまだ想像がつかない。

6/18 13:23

6/18 13:23

6/18 13:23

6/18 13:23

6/18 13:24

6/18 13:24

6/18 13:24

黒斑山からこの稜線をずっと歩いてきた。

6/18 13:24

6/18 13:24

6/18 13:24

6/18 13:35

山腹に刻まれた登山道がはっきり見える。

6/18 13:46

一つ先のピークから望む眼前に迫りくる浅間山

6/18 13:46

6/18 13:46

6/18 13:46

6/18 13:46

6/18 13:46

6/18 13:54

浅間山に最接近の構図。

6/18 13:54

この岩場につけられた道を下る。

6/18 13:58

Jバンド標識

6/18 14:04

鞍部ははるか下に見える。

6/18 14:04

怪獣のように連なる岸壁の直下を下っていく。

6/18 14:12

6/18 14:18

下りきった鞍部から見上げる浅間山

6/18 14:19

草すべり分岐へは平坦な道を進んでいく。

6/18 14:19

見上げると黒斑山から続く稜線が遥か高く見える。

6/18 14:19

ついさっき下ってきたJバンド。アルペン的な雰囲気が漂う一幕。

6/18 14:20

6/18 14:32

6/18 14:33

しばらく進むとこんな森の中に突入する。

6/18 14:35

前掛山への分岐点。ここから先は登山規制中。

6/18 14:47

火山館方面に向かうと、草原状の非常に明るい森となる。

6/18 14:48

6/18 14:51

草すべりの分岐点。火山館は程近いので、ぜひ立ち寄りたい。

6/18 14:51

分岐点の案内板

6/18 14:52

表裏で記載内容が異なる。

6/18 14:54

分岐点付近からトーミの頭方面の稜線を見上げる。うんざりするほど高く見える。

6/18 14:58

6/18 15:06

立派な火山館で一休み。

6/18 15:36

6/18 16:11

草すべり上部のお花畑は一見の価値あり。

6/18 16:13

6/18 16:33

急登の末に誰もいないトーミの頭に再び立つ。

6/18 16:33

今日は積雲が湧かず、天気は終始安定していた。最後に東から時計回りにぐるっと。

6/18 16:33

6/18 16:33

6/18 16:33

6/18 16:33

6/18 16:33

6/18 16:33

6/18 16:33

6/18 16:33

6/18 16:33

6/18 16:33

6/18 16:33

6/18 16:33

遥か下の湯の平を見下ろす。

6/18 16:42

これで浅間山も見納め。

感想

Kitara

終始安定した梅雨の晴れ間が広がるとのこの上ない絶好の天気予報に接して、5月の篭ノ登山登山の際に話をした登山客から、6月の黒斑山は花が多くて素晴らしいと教えてもらったのにあやかって、現在の実質的な浅間山山頂となる黒斑山へ。
下界は蒸し暑い真夏日でも、標高2000m前後の高原で感じるからっとした暑さはまことに爽やかで気持ちいい。
梅雨の貴重な晴れの休日とあって、朝早くから多くの登山客に出合ったが、蛇骨岳より先に向かう人は比較的少なく、見るからに険しい湯の平への急な下りと登り返しに挑むのは少数派のようだ。
湯の平には想像以上に木々が多く、荒涼とした活火山の懐にも長い時間をかけて豊かな森が再生していく過程に身を置いた気がして、思わずちょっと感激した。
お目当ての高山植物は、予想以上に多く咲き誇っており、特に草すべり上部の急峻なお花畑は見事であった。
丸一日かけてじっくり浅間山外輪山を堪能し、トーミの頭から最後に望む柔らかな西陽に照らされた浅間山の大きな山体を前に、近い日に噴火警戒規制が緩んで前掛山まで登れる日が来ることを願いつつ下山し、充実した山旅を終えた。