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ヤマレコ

記録ID: 90312 全員に公開 沢登り丹沢

水無川水系 ヒゴの沢〜烏尾尾根

日程 2010年12月10日(金) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候晴れのち曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
戸川林道/表丹沢林道終点
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

11:00戸沢臨時派出所閉所式参列11:35=
戸川林道/表丹沢林道終点11:53-
表丹沢林道/上倉見橋12:06-
ヒゴの沢入渓-
12:207m滝(F1)-
堰堤まで戻り右岸植林帯高巻き-
12:44沢へ戻る-
12:48標高650m二俣-
左俣へ
14:12標高840m三俣-
14:27標高930m三俣-
中央3段凹角8m滝へ-
14:57表尾根/烏尾山・三ノ塔中間コル-
烏尾山15:07-
烏尾尾根下降-
16:04戸川林道/新茅山荘前駐車スペース-
16:11表丹沢林道終点
コース状況/
危険箇所等
■ヒゴの沢

  遡行グレード:1級(※F1-7m直登の場合は1級上)

  ヒゴの沢は水無川水系において比較的マイナーな沢で
  多くの堰堤があり敬遠されがちだが、中流部の滝群は
  飽きることがない意外とよい沢である。

  |鷦屮好據璽垢録軍山荘前(烏尾尾根登山口)に20台程度置ける。
   ここから6〜7分下流に戻れば表丹沢林道終点ゲート。
   入渓は戸川林道から入っても10個くらい堰堤が続くばかりなので
   表丹沢林道を登り、林道が横切る上倉見橋からの方がよい。

  ⊂總匕橋から左側の作業径路を使えば2番目の堰堤まで高巻ける。

  I弦600mで右から水流は細いが3段構成の15m滝が落ちている。
   特に上段は少しハングしている。
   すぐにF1-7mが堂々と落ちている。今回は流木が滝に立てかけ
   られていた。
   流芯左壁にはペツルが2個あり登るルートを示している。
   この直登は見た目よりもやや難しく元+くらいある。
   スリングでアブミを作りながら登る方がよい。
   終了点は滝の上部にある。
   リード力のあるメンバーがいなければ、先ほどの堰堤近くまで戻り
   右岸(左側)の植林帯から高巻く。
   伐採した倒木が多く、急なトラバースの高巻きで、F1上部の堰堤まで
   一緒に高巻ける。

  ど弦650mで小釜を持った1m滝を前衛に二俣となる。
   右俣は4、4、2m滝が連続しているが本流は左俣で6m滝が落ちている。
   この滝は流芯左壁を登れる。卦-。途中にペツルが1個。

  イ海海ら数mの小滝が11ほど連続していて飽きさせない。
   4mトイ状(卦-)、1.5m、4m、4m壁状(卦-)、1.5m、
   3mトイ状(教+)、2.5m逆Y字、1.5m、2段3m、2段4m、
   1m×2といった様相でどれも難しくはない。

  Δ海両緡は7個の堰堤が連続している。
   どれも梯子や杭がないため、右岸か左岸を見繕って高巻く。

  標高840m三俣は中央の3段8m滝に進む。滝は容易に直登可。

  標高930m三俣は一見二俣に見えるが、中央の凹角滝が本流。
   凹角滝は3段構成で直登可。1段目は卦-、2段目は苔状で卦-、
   3段目は教蕁

  最後の二俣はおそらくどちらも行けるが、今回は右沢へ進む。
   最後は笹薮のやや被った土状の踏み跡を追えば、表尾根に飛び出す。
   烏尾山と三ノ塔の中間部コルあたり。
過去天気図(気象庁) 2010年12月の天気図 [pdf]

写真

戸川林道/表丹沢林道終点ゲート
ここから上倉見橋まで表丹沢林道を使う
2010年12月10日 11:51撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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戸川林道/表丹沢林道終点ゲート
ここから上倉見橋まで表丹沢林道を使う
上倉見橋からヒゴの沢へ
2010年12月10日 12:05撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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上倉見橋からヒゴの沢へ
右から3段15m滝の支流が入っている
2010年12月10日 12:13撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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右から3段15m滝の支流が入っている
ヒゴの沢最大の核心部
F1-7m滝
直登は左壁だが見た目以上に難しい(元+)
2010年12月10日 12:23撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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ヒゴの沢最大の核心部
F1-7m滝
直登は左壁だが見た目以上に難しい(元+)
F1の高巻きは堰堤近くまで戻り、右岸の植林帯を上がるが急な植林帯のトラバースだ
2010年12月10日 12:33撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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F1の高巻きは堰堤近くまで戻り、右岸の植林帯を上がるが急な植林帯のトラバースだ
標高650m二俣
前衛の釜を持つ1m滝と左俣の6m滝
2010年12月10日 12:47撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高650m二俣
前衛の釜を持つ1m滝と左俣の6m滝
標高650m二俣の左俣に架かる6m滝
2010年12月10日 12:53撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高650m二俣の左俣に架かる6m滝
ここからしばらくは数mのどれも登れる滝が連続する
2010年12月10日 12:58撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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ここからしばらくは数mのどれも登れる滝が連続する
滝群が終わると堰堤が連続する
2010年12月10日 13:28撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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滝群が終わると堰堤が連続する
右岸のザレ場
2010年12月10日 13:58撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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右岸のザレ場
標高930m三俣
一見二俣に見えるが本流は中央の凹角滝だ
2010年12月10日 14:25撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高930m三俣
一見二俣に見えるが本流は中央の凹角滝だ
中央の凹角滝は3段構成
2010年12月10日 14:30撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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中央の凹角滝は3段構成
中段の苔滝
2010年12月10日 14:31撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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中段の苔滝
もう詰めの様相
2010年12月10日 14:36撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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もう詰めの様相
最奥の二俣状は右へ入ってみる
2010年12月10日 14:51撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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最奥の二俣状は右へ入ってみる
土状の獣道を笹を掻き分けながら登る
2010年12月10日 14:52撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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土状の獣道を笹を掻き分けながら登る
表尾根に出た
2010年12月10日 14:56撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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表尾根に出た
先日の初冠雪のせいであろう。
登山道はぬかれんでいる。
2010年12月10日 15:03撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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先日の初冠雪のせいであろう。
登山道はぬかれんでいる。
烏尾山からの展望
2010年12月10日 15:08撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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烏尾山からの展望
三ノ塔北面にはまだ雪が
2010年12月10日 15:09撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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三ノ塔北面にはまだ雪が
秦野盆地方面
2010年12月10日 15:10撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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秦野盆地方面
夕陽が差し込む
2010年12月10日 15:10撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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夕陽が差し込む
烏尾尾根を下る
2010年12月10日 15:12撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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烏尾尾根を下る
烏尾尾根の最後は岩混じりであまりよろしくない
2010年12月10日 15:58撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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烏尾尾根の最後は岩混じりであまりよろしくない
新茅山荘前に下りる
2010年12月10日 16:03撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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新茅山荘前に下りる

感想/記録
by kamog

秦野警察署 戸沢臨時派出所の閉所式に民間救助隊として参列した。
11:00開式し11:30前に終了。
今年秦野警察管轄での山岳事故は13件あり残念ながら6年ぶりに
死亡者を出してしまった(病死)。
今までの高齢者層に加え、今年は40以下の女性による事故が
4件と急増。山ガールブームが一過性の現象でなければ
今後この層に対する登山教育啓蒙に力を入れねばなるまい。

さて昼から時間ができてしまったので
会に計画書を急遽提出して3年ぶりにヒゴの沢へ入ることにした。
前回は仲間4人と入渓し核心部のF1を難儀しながらも直登した。
今回はF1の巻きを探る目的であったため
F1を眺めた後、最初の堰堤近くまで戻り右岸を高巻く。
植林帯の急なトラバースはあまりよくはなかった。

また前回遡行図を完璧に取っていなかったので
完成版を作ることも目的。
こちらは完璧に取れた。

上倉見橋から標高750mまではF1以外比較的容易に登れる
滝が連続しており『丹沢の谷110』ほど酷評気味の印象ではない。
なかなかおもしろく遡行できる。
この滝群が終わってからは堰堤が7個ほど出てくる。
前半は滝群、中盤は堰堤群である意味明確に区分されよいのではないかな。

あとのポイントは標高930mの三俣であろう。
左沢と右沢は明確で二俣に見えるが
中央の凹角滝が実は本流。
藪の少ないこの時期ではそう苦労もなく直登できた。

最後の笹薮漕ぎを踏み跡通しに登れば表尾根にひょっこり飛び出す。
烏尾山荘からの眺めはいかにも初冬の夕暮れで美しかった。
昨日遅くまで鹿児島に行っていたので噂にしか知らなかったが
丹沢初冠雪の名残か、三ノ塔北面谷上にまだ積雪が若干残っているのが見える。
本格的な冬到来。
訪問者数:1902人
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この記録へのコメント

登録日: 2005/11/15
投稿数: 537
2010/12/25 23:36
 遭難事故
2010/12/23〜24単独女性が同沢で滑落して救助要請する事故が発生した模様です。
遭難場所の通報では「本谷〜新茅ノ沢間」との見方で警察も捜索に苦労されたようでした。
こちら(民間救助隊)も待機指示が出たため午前中家で待機していました。
結局ヘリで救助されたとのことでした。

人のことは言えませんが、ソロの沢登りは確実なクライミング能力(できればフリーで5.10以上はレッドポイントできる)、ソロにおけるロープワーク技術、読図力と現場の弱点をオンサイトできる知見、経験、精神力、そしてそれでも万が一に際しての準備とバックアップ環境が必要です。
いろいろな方が山行記録を発表していますが、人ができたのだから自分も・・・と安易に思わず、自分の力と経験がどれほどのものか熟考していただきたいと思います。

山は相対性でなく「絶対性」なものです。
未熟さや油断を許してはくれません。

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