【水戸藩士決起の地を訪ねて】筑波山

2016年06月27日(月) [日帰り]

• GPS: 04:13
• 距離: 7.2km
• 登り: 792m
• 下り: 792m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:42
• 休憩: 0:27
• 合計: 4:09

9:08 筑波山神社
10:22 10:24 御幸ヶ原
10:34 10:34 筑波男体山
11:18 11:18 御幸ヶ原
11:38 11:59 筑波山
12:26 12:26 弁慶茶屋跡
12:54 12:56 迎場分岐
13:06 13:06 白雲橋登山口
13:11 13:13 筑波山神社
13:16 13:16 筑波山神社前
13:17 ゴール地点

天候

おおむねはれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往復：和光IC〜谷田部IC 19号408号北上
駐車場：筑波山神社駐車場（500円）近隣の空き地で200円とかもありました

コース状況／危険箇所等

舗装、木道、木段。至れり尽くせり。
ちょっとぬかるみ、滑るところもありました。

コース内は基本的に火気厳禁、クッカー持って行ったが使えず行動食のみ。

その他周辺情報

コンビニは408号沿いにセブンイレブン
駐車場は基本有料、トイレは神社脇にあり、ポストは見当たらなかった

筑波山温泉つくば湯、大人1100円、割高感は否めないがどこもそんな値段
筑波大学近くの大盛りスポットRanRanで晩ごはん、コスパ高し

写真

6/27 9:07

8時半過ぎに登山口到着。登山口というよりは観光地。駐車場だってこの仕様。

6/27 9:08

今週も梅雨が行方不明。鐘撞堂の脇を登って神社へ。

6/27 9:11

ご立派。登山の無事を祈願。

6/27 9:12

狛犬までなんだか愛嬌のあるフォルム。

6/27 9:13

これが有名な？（違）

6/27 9:16

左はケーブルカー、右が登山道。

6/27 9:23

さっそくいい道。

6/27 9:24

逆フォーカス。

6/27 9:27

綺麗に植林された鎮守の森。

6/27 9:36

路肩の寒暖計見たら18度ありました。滝汗。

6/27 9:50

ちょっと待ってたら行き違いが撮れた！

6/27 9:51

とか喜んでいたらすぐ上にこんな撮影的所があってガクーン。

6/27 9:53

ちょっと雲が出てきたのでフィルター入れました。

6/27 10:01

花はほとんどなし。所によりアカショウマ。

6/27 10:02

一旦下って二股杉。

6/27 10:03

岩ゴロゴロ。汗ダラダラ。

6/27 10:05

筑波嶺の峰より落つる男女川。みなのがわってこう書くのを初めて知った。

6/27 10:06

だから、恋ぞ積もりて淵となりぬるか。恋の初動はこんな仄かな流れ。

6/27 10:14

信仰のある森は、たいてい良い森。

6/27 10:14

苔も元気が良い。

6/27 10:19

木段攻撃に苦しむ元山ガールの皆さん。「引っ張ってってー」とやや黄色い声。

6/27 10:26

すこんっと御幸ヶ原。

6/27 10:26

ザ・観光地。

6/27 10:29

ケーブルカーのおかげで軽装な方がたくさんいます。

6/27 10:37

男体山頂にあるのは気象観測施設と。

6/27 10:37

御神体。

6/27 10:38

常陸平野。遠望は利かず。

6/27 10:39

男から見た女。

6/27 10:47

自然研究路へ。こんな看板がいたるところに。

6/27 10:50

展望地から。霞ヶ浦。

6/27 10:52

東京方面。

6/27 10:52

シモツケ。

6/27 10:59

木道は譲り合って。

6/27 10:59

不思議な紋様の浮き出た岩。

6/27 11:10

鳥と苔に囲まれる贅沢な時間。

6/27 11:11

山のアジサイ。

6/27 11:11

たまにきのこ。

6/27 11:13

ここまでほとんど人に会わず。いいトレッキングコース。

6/27 11:27

森を抜けた途端に立ち並ぶ観光臭。

6/27 11:28

青空にトンボの大群。

6/27 11:29

カタクリはすでに終了。

6/27 11:36

1体だけアサギマダラを発見。

6/27 11:37

ゲロゲロ。

6/27 11:41

山頂。

6/27 11:39

こっちがアレみたいです。

6/27 11:49

眼下にロープウェイ。

6/27 11:49

なんか気持ちよさそうね。

6/27 11:51

田んぼが綺麗。

6/27 11:57

山頂に猫。男爵さんだそうです。

6/27 11:58

女から見た男。

6/27 11:58

神社近辺。参道に沿ってできた集落みたい。

6/27 11:59

北側、八溝山地方面。

6/27 11:59

こんなに他の山が見えない山頂も珍しい。

6/27 12:01

同定摽だってこのシンプルさ。

6/27 12:08

森の中の巨人。

6/27 12:15

巨岩多数。

6/27 12:18

まあ言われれば...

6/27 12:18

船？

6/27 12:21

半陰陽らしい。

6/27 12:22

くぐりました。産まれ変わりました。

6/27 12:24

踊り場に無理やりといった感じの社。

6/27 12:27

弁慶は以外とアレな人だったんですね。

6/27 12:39

侵食。

6/27 12:48

新緑。

6/27 12:59

もはや無茶苦茶な曰くの地名。

6/27 13:04

合流点は少し下にあります。

6/27 13:04

万葉集に歌が多いのは歌垣の影響のせいかしら。

6/27 13:06

ラストは気持ちの良い植林地歩き。

6/27 13:10

普通の民家の裏みたいなところに出ます。

6/27 13:16

無事の下山を神社に詣でて。

6/27 13:20

参道の赤いやつ。

6/27 13:20

青いやつ。

6/27 13:21

サクッとハイキング終了。

6/27 13:53

どこにあるのかと思ったら、駐車場のすぐ脇に居ました。藤田小四郎さん。

6/27 13:46

23歳。政局を憂いて蜂起して行軍して処刑されるには若すぎる年齢だ。

6/27 13:53

そんな幕末の志士が、確かにこの地にいたのです。

6/27 16:57

温泉はどこも千円越え。露天から筑波山が見えるということでここにしたが、見えるといえば見えるくらいな角度。2時間ほどお昼寝。

6/27 17:21

すっかり青空は消えてしまったが、振り返って筑波山全景。

6/27 18:05

筑波大学の腹ペコステーションRanRanにてBIG丼とんかつ唐揚げ790円。2合のご飯の上に野菜炒め、麻婆豆腐、卵焼き、もやしナムルと超豪華。食べてる間も次々とお客が来て、ご飯炊き上がり待ちになっていました。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

PENTAX K-50 ペンタックス

感想

otkme

今から148年前の天治元年、幕末の動乱期に起こった挙兵蜂起「天狗党の乱」。その本拠地となったのは水戸藩士達の心の拠り所、筑波山であった。
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日曜に仕事を終えて帰ったのが翌日の未明。梅雨の晴れ間も月曜までとの天気予報、とりあえず3時間ほど仮眠をして6時過ぎにのんびりと出発。

案の定の青空、こんな日に家にいたらどうせ後悔するだけ、近場でサクッとということで筑波山。片道2時間もかからずに登山口につけるのは確かにお手軽。

標高が低いので仕方がないが暑さとの戦い。稜線には月曜だというのに人が沢山、それでも自然研究路は人も少なく、のんびりと森の中をトレッキング。山頂の景色を少し楽しんで、お昼過ぎには下山。
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筑波山神社の参道脇には天狗党の実質の指揮者であった藤田小四郎の像が祀ってある。23歳の若さで国を憂い、仲間を募り決起するも、友の裏切りや藩内のいざこざに巻き込まれ、西上を決意。

筑波山から群馬を抜け、長野から岐阜に入り、雪深い峠越えを経て福井まで行軍するも幕府軍に捕縛され、逆賊として処刑されたという。
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彼等が命をかけてまで護ろうとした国は、またしても諸外国との関係を考えるべき局面に立たされている。そしてまたしても内部の勢力争いで、醜く小競りあっている。

「参議院選に行こう！」と書かれたうちわを持ってコンビニに入ってきた大学生たちをぼんやりと眺めながらコーヒーを買って、帰路についた。

参考文献「義烈千秋／天狗党西へ」伊藤潤（著）

コメント

HAL011

あの有名な
さざれ石でヤられました。そこにあったかー。

otkme

どうやら
HAL001

全国至るところでさざれている模様です。

take-4

天狗党
明治維新の先駆けは憂国の水戸藩士だった。
水戸藩が幕末におおいに影響を与えた事はあまり知られていないですよね。
尊王攘夷って言葉も小四郎の父で西郷が薫陶を受けた藤田東湖の言葉だし…
あの芹沢鴨だって……

ってヤマレコで幕末の話で熱くなってしまった

しかし良い天気で何より！どんなもんじゃい。

otkme

元治元年
take-4さん

池田屋騒動、禁門の変、そして天狗党の決起。いろいろと騒がしかった年でしたが、その5年後には大政奉還。

死んでいった志士、生き残った老兵。歴史が動く時って様々な思いが交錯するんだろうなあとか考えながら、常陸平野の風に吹かれてきました。

次回は歴史トークと焼き鳥ナイト開催で。