鶏頭山(1,445.1m)
- GPS
- 28:01
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,003m
- 下り
- 1,004m
コースタイム
12日 7:20 鶏頭避難小屋 → 8:20 ニセ鶏頭 → 9:10 鶏頭山 → 10:20 避難小屋
11:00 避難小屋 → 12:35 岳駐車場
天候 | 11日午前…曇 12日…曇、風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今の時期、ニセ鶏頭の岩場はアイゼンが必要です。 ニセ鶏頭のハシゴ、岩を巻くところ等、注意してください。 岳駐車場のトイレは、閉鎖されていました。 少し前の「道の駅はやちね」(売店なし、休憩スペースとトイレ)でトイレを済ませたほうがいいと思います。 |
感想
とてもとても、大変で、ヘロヘロだったので、写真を撮るゆとりもなく…
ということで、写真はありません。
後々のために、GPSのトラックを残したかったので、ルートのみ。
会の冬山入門講座の仕上げ、1泊2日の修了山行です。
少しですが歩荷訓練をして、アイゼンピッケルの練習もして、臨みました。
ただ、何が大変って…歩荷が大変!!!
思い起こせば、この春、残雪の見返り峠〜八幡平陵雲荘という、山頂は経由しなかったので、ほとんどアップダウンのない短い区間で、16kgくらいを背負いましたが、なんとかたどりついた感じでした。
今回は、怖くて量りませんでした(何キロになったか知ったら、背負えなさそう)。
でも、たぶんやっぱり16kgくらいだろうと思います。
共同装備もマットを少し運んだのですが、途中で疲れきり、マットどころか自分の荷物を振り分けてもらい、なんとか小屋にたどりついたありさまです。
予定では、午後から鶏頭ピークを、途中アイゼン・ピッケルを使いながら目指すはずでしたが、ヘタレの受講生(私です)に鶏頭ピークを踏ませたい、とのスタッフの思いで、翌日予定していたビーコン訓練をこの日に変え、雪山でのレスキューとしてツェルトとスリングや細引き、カラビナ等を使っての搬送の講習を行い、鶏頭には翌日に向かうことに。
スタッフは小屋、新人受講生はテン泊の通例で、食事のあとは小屋横に張ったテントで休みました。夜中じゅう、風の音がすごかったのですが、木に囲まれ、小屋横でもあったため、風も感じず、-26℃対応のシュラフにぬくぬくと包まって、快適にぐっすり寝ました。
さあ、鶏頭山へ!という翌日、何をするにもモタモタ、スタート直後から昨日の疲れが抜けず(ほとんどの荷物は小屋にデポし、空荷だったのですが)、のろのろの自分。岩場直前でアイゼンに履き替えるときも、オーバーグローブをつけたままアイゼンを履くのが何と面倒でおまけにのろいことか。終始こんな調子で、よく、講習スタッフは根気強く見守ってくれました(最後には手も出してもらいましたが…)。
あぶない岩場は、ベルトをつけてロープを持ってもらい(時には引っ張ってもらい)、何とかクリア。
それでも、やっと頂上に着き、あたりの景色を見回し(それまで足元しか見ていない余裕のなさ!)、帰りには鶏頭山からニセ鶏頭までの冬景色を楽しみました。雪と氷の世界は、まだ始まったばかりの季節ですが、格別に美しいと思いました。
サポートなしで、しっかりと自分の力で冬山と向かえるようになりたいと、切に思いました!
冬山トレーニングお疲れ様でした。
今日、高速道路の花巻辺りから早池峰山を見上げていましたが山頂辺りは真っ白で、もう冬山の装いでした。
鶏頭山からの冬景色綺麗だったでしょうね。
一緒に行った人の話だと、10月か11月くらいの感じなんだそうです。早池峰もあまり雪がないとか。
12日の雪景色も、11日夜半の暴風とちょっと降った雪のおかげ?尾根でラッセルすることもなく…。
でも、頂上から見渡す標高の高いところの木々は枝が真っ白で、短い海老の尻尾がついていたり、綺麗でした
いつか、力が付いたら、早池峰→中岳→鶏頭の雪山縦走をやってみたいと思いました…思っただけですが
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