白駒池からにゅうと稲子岳周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 634m
- 下り
- 617m
コースタイム
天候 | 曇り時々強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1日500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白駒池周辺は観光客も多く整備されているが、一般登山道は大きな石が連なり歩きにくい所が多い。 稲子岳へは登山道はなく薄い踏み跡と目印が頼り。マイナールート好きな人向けです。 |
写真
感想
稲子岳は北八ッの中でも登り残した山。
最近はこのレアな山にも登る人が増えてきているらしく、ネットでの記録も見かけるようになった。
また、コマクサも咲くということで、出かけてみた。
コースは、にゅうから稲子岳へ、そして中山を経由して周回するもの。
白駒池駐車場に車を置き出発。白駒池までは整備されすぎた道だが、にゅうへの登山道に入ると途端に悪くなった。
にゅうは八ヶ岳主稜線から外れた岩峰だが、その面白い名前から登る人もけっこう多い。自分も3回目。
ところが案内板には「にう」「ニウ」「ニュー」「にゅう」など色々あってどれが本当の呼び方かわからない。漢字では「乳」説が有力と聞いた(何かの本で見た)記憶がある。
にゅうの山頂からは、曇りがちではあるが富士山などが見え感激。風が強く寒いので早々と退散し中山峠方面に向かう。
100mほど行くと目印があり、そこを左に折れてヤブ気味の薄い踏み跡を辿る。ちょっとヤブっぽい道を小さくアップダウンを繰り返し、一番高い思われる場所に「稲子岳」の手書き標識があった。ところがそこから少し行った開けた場所にも手書きのプレートが置かれており、このあたり全体が山頂だろうと解釈。花々もあるので写真に収め先に進むと柵が設置されたザレ場に出た。その柵の向こうにはコマクサが群生していた。花も丁度見ごろで思わずバンザイ。
ところがこの頃から風がますます強くなり、立っているのもやっとの状態に。写真を撮るのも容易ではなく、寝転んで風がちょっと弱くなった瞬間を狙って何とか数枚撮影した。
コマクサを堪能して下山。分かりにくい踏み跡を辿り、中山峠に続く一般登山道に出たが、中山峠へはものすごい急登が待っていた。
中山峠に出てしまうと後は緩やかな道。その先の見晴台で昼食を摂り先に進む。中山山頂は樹林の中で何もないのでそのまま通過し、中山展望台へ。ここからは御嶽山や北岳などを望むことができた。
そこから高見石への下りは思いのほか長かった。大きな石がゴロゴロする登山道では足を痛めないようにゆっくり目に下り1時間かかって高見石へ。
高見石で再び展望を楽しんでから駐車場に戻った。
稲子岳・・ヤブ好きの自分としては充分満足できた。
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