モロクボ沢・水晶沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 642m
- 下り
- 627m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れのち時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
思ったよりヌメリが少なくラバーソールでもOK。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
着替え
ザック
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
ロープスリング
セルフビレイランヤード
渓流シューズ
トポ
ルート図
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感想
用木沢出合の駐車スペースに車を停めて8:30出発。舗装の林道を進み、左手の橋を渡ってキャンプ場跡地に入る。赤い橋を渡ってモロクボ沢の右岸沿いに進んでショチクボ沢出合を過ぎた辺りで沢に下りた。ゴーロの沢を進むと大滝が見えてきた。今回は水量が少なめなので迫力はないが、幾筋かに分かれて流れ落ちる様子がなかなか優美で涼しげだ。左手のガレルンゼを登ると踏み跡に出て、岩場をよじ登って右へ回り込み落ち口に出た。岩場の下にはケイワタバコが可憐に咲いていた。ケイワタバコは普通のイワタバコよりひと月位早く咲くそうだ。その先は楽しく登れるナメ滝の連続。大きく深い釜が多い。今回はラバーソールでも滑らないように、ヌメリを擦り落とすためのブラシを持ってきたがこれがなかなか役に立った。水際のヌメった足場でも擦ってから踏み込むと吸い付くようにグリップする。最後の堰堤を右から越えると再びゴーロとなり、水晶沢出合に着く。水晶沢に入ると大岩が多くなって良い雰囲気になる。沢のほとりにシロカネソウがいくつも咲いていた。シロカネソウの白い花びらは実はがくで、黄色いマッチ棒のような小さいのが花弁とか。間もなく左からキメ岸沢が4段20mのナメ滝を掛けて出合う。本流は3mナメ滝の少し先に5m滝。この滝は傾斜が強くツルツルなのでとても登れず、左の苔の生えたルンゼから登った。その先の二俣は右俣が10mの滝を掛けて出合っている。偵察のため途中まで登ってみたが、半ばから上は階段状で途中支点が取れなくても登れそうだ。今回は緩いナメで出合う左俣に進む。この先も楽しく登れるナメ滝が現れる。ルートの取り方で難易度をコントロールできるので初心者でもベテランでも楽しめる。1:5の二俣を右へ入って昼食。蕎麦を沢水に晒して食べる。次の1:1の二俣も右。左岸の崩壊地を過ぎると5mほどのZ形の滝。だいぶ水量が減ってきて最奥の二俣はわずかに水の流れる左へ。この先も源頭まで湿ったナメ滝がずっと続いて飽きない。やがて頭上に稜線が見えてくると足元がザラザラの花崗岩砂となり、蟻地獄状態になりそうなので右岸の支尾根に這い上がる。笹やぶの中の薄い踏み跡を10分ほど登ると稜線の鹿柵に突き当たり、左へわずかに回り込むと登山道に出た。ここで沢道具をザックに片付けて北へ進み、小ピークを越えて水晶沢の頭の少し手前の檜が何本も倒れている所が下山に使う雷木沢右岸尾根の入口。右手の鹿柵の切れ目から折り返すように少し戻ると、明瞭な尾根が南に伸びているのでこれを下降する。尾根には薄い踏み跡があり、所々に目印の白いスズランテープがある。上部はほぼ尾根通しに緩く下り、檜の植林になると尾根を外れる箇所も出てくるが、踏み跡を追って下れば問題ない。尾根の末端は脚立で鹿柵を越えた先から大きくジグザグを切って水量の少ない雷木沢に下り着く。対岸の踏み跡を進むと赤い橋のたもとに出た。水晶沢はモロクボ沢本流よりも源頭近くまでナメ滝登りを楽しめて、詰めの藪こぎも短く、下山も雷木沢右岸尾根を使えばストレートに下れて、期待以上に楽しめる沢だった。そのうち右俣も遡行してみたい。
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