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Yamareco

記録ID: 913383
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

鳥取県智頭町 絶景の篭山(かごやま)〜7月の生き物がたくさん

2016年07月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:20
距離
7.3km
登り
479m
下り
466m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:59
休憩
0:21
合計
3:20
9:38
26
スタート地点(駐車場)
10:04
10:05
20
上り分岐(クリの木)
10:25
10:26
36
稜線合流点(頂上まで1,560m)
11:02
11:02
8
中田&惣地コース分岐
11:10
11:12
12
無線塔(電波反射板)
11:24
11:37
15
11:52
11:52
23
中田&惣地コース分岐
12:15
12:15
10
稜線合流点(頂上まで1,560m)
12:25
12:29
10
699.3m三角点
12:39
12:39
19
上り分岐(クリの木)
12:58
ゴール地点(駐車場)
篭山(かごやま)の絶景と7月の自然を楽しむコース
歩行距離7km、歩行時間3時間、歩行数13,700歩
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 JR智頭(ちず)駅南から西に延びている県道6号線を1.3kmほど進むと、坂原集落に「アフリカの田んぼ<写真01>」と書かれた案内板が見えます。ここを右折(北上)し、道なりに進むと、防獣ゲートが出てきます。ゲートは開けたら必ず閉めましょう。さらに先に進むと、やがてアスファルト道が途絶えて砂利道となります。多少掘れていますが、普通乗用車でも通れます。砂利道を少し進んだところに、自動車が数台駐車できる所<写真03>があり、そのすぐ横が登山口<写真04>となっています。
コース状況/
危険箇所等
 登り始めは、道幅が広く、フラットな地面の砂利道(作業道)で、とても歩きやすいです。ところが、数分歩くと、道が粘土質となり、磨いたかのようにツルツルなうえに苔が生えていてとても滑りやすくなります。雨上がりで濡れていたので、下りでは注意していたのですが、2回も転倒してしまい、泥だらけになりました(*_*;。団体山行では避けたいコースだと思いますが、毎年9月には「篭山ふれあいトレッキング大会」が開催されています。
 クリの木のある標高650mの分岐<写真06>からはササを中心とした背丈の低い草木ばかりとなります。たまに足元が見えなくなるので、蛇(2匹逃げて無事でした)を踏まないように気を付けて景色を楽しみながら、傾斜が緩やかなジグザグ道を体力的な負担もあまりなく進むことができます。ただし、雨後の山行は植物についた露でズボンや靴がびしょ濡れになります。
 稜線上の道は写真や動画でも紹介しているように、常に山道や景色が見えているほど、快適な登山を楽しむことができます。足元が見えないことも何度かありましたが、危険なほどではありません。
 稜線合流点<写真07>から標高699.3m三角点<写真36>を経てクリの木のある標高650mの分岐<写真06>までの道のほうが緩やかで足元も見えやすいので、このコースを下りで利用したのは正解でした。
その他周辺情報  智頭(ちず)町は江戸時代、鳥取藩が鳥取から畿内へ抜ける智頭往来の宿場として栄えました。そうした宿場町の名残ある建造物などが今でもたくさん見られます。半日、あるいは一泊、智頭町を見てまわるのもいいものです。
 なお、智頭町は民宿ならぬ民泊ができます。大人一泊二食付きで6,800円、小学生以下4,000円。詳細はhttp://cms.sanin.jp/photolib/chizu/10373.pdf
01アフリカの田んぼ!?
JR智頭駅から県道6号線を西に1.3kmほど進んだ所に、「篭山(かごやま)トレッキングコース」の案内板がありました。そして、その下には謎の「アフリカの田んぼ」という文字が…どうもここの田んぼでケニアなどの児童養護施設に贈る米を作っているようです。この案内板を右折(北上)します。
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01アフリカの田んぼ!?
JR智頭駅から県道6号線を西に1.3kmほど進んだ所に、「篭山(かごやま)トレッキングコース」の案内板がありました。そして、その下には謎の「アフリカの田んぼ」という文字が…どうもここの田んぼでケニアなどの児童養護施設に贈る米を作っているようです。この案内板を右折(北上)します。
02ウツボグサ
シソ科の多年草で花穂の下から順に咲いていきます。砂利が敷かれた駐車スペースの端にたくさん生えており、咲き始めでした。
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02ウツボグサ
シソ科の多年草で花穂の下から順に咲いていきます。砂利が敷かれた駐車スペースの端にたくさん生えており、咲き始めでした。
03篭山登山口から駐車場
自動車を数台停められるスペースのすぐ西に「篭山(かごやま)トレッキングコース」と書かれた案内板と登山口があります。
03篭山登山口から駐車場
自動車を数台停められるスペースのすぐ西に「篭山(かごやま)トレッキングコース」と書かれた案内板と登山口があります。
04坂原・中田ルート入口
登山道入口には「頂上まで3,430m 癒しを求めて頑張って♡」という掲示と「坂原・中田ルート」と記された道標がありました。最初は砂利道でしたが、数分でツルツルに磨かれたような粘土に苔が生えた道になりました。雨上がりで濡れて非常に滑りやすかったので、なるべく端の草が生えていたり石が転がっていたりするところを歩きました。
04坂原・中田ルート入口
登山道入口には「頂上まで3,430m 癒しを求めて頑張って♡」という掲示と「坂原・中田ルート」と記された道標がありました。最初は砂利道でしたが、数分でツルツルに磨かれたような粘土に苔が生えた道になりました。雨上がりで濡れて非常に滑りやすかったので、なるべく端の草が生えていたり石が転がっていたりするところを歩きました。
05シーボルトミミズ
日本最大のミミズの一つです。体長は30cm以上ありました。西日本の山ではよく見かけます。
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05シーボルトミミズ
日本最大のミミズの一つです。体長は30cm以上ありました。西日本の山ではよく見かけます。
06標高650m登り分岐と
 クリの木
「頂上まで2,590m ちょっとひと休み♡」という掲示が立っていました。上りと下りで異なるコースを進むことにし、左折して北方向を目指しました。草が茂ったジグザグの細道は足元が見えないことも何度かあり、蛇を2匹踏みそうになりました。滑りやすそうな黒土の直登になると両サイドはクマザサに変わり、足元が見えるようになりました。
06標高650m登り分岐と
 クリの木
「頂上まで2,590m ちょっとひと休み♡」という掲示が立っていました。上りと下りで異なるコースを進むことにし、左折して北方向を目指しました。草が茂ったジグザグの細道は足元が見えないことも何度かあり、蛇を2匹踏みそうになりました。滑りやすそうな黒土の直登になると両サイドはクマザサに変わり、足元が見えるようになりました。
07頂上まで1,560m地点
分岐<写真06>から稜線(合流点)に出てくると絶景が広がり、360度パノラマ展望を楽しみながら歩くことができます。ササは胸までありましたが、足元は見えました。たまにカワラナデシコやホタルブクロの花を見ながら歩いていると、ススキのようなイネ科の植物が増えてきました。
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07頂上まで1,560m地点
分岐<写真06>から稜線(合流点)に出てくると絶景が広がり、360度パノラマ展望を楽しみながら歩くことができます。ササは胸までありましたが、足元は見えました。たまにカワラナデシコやホタルブクロの花を見ながら歩いていると、ススキのようなイネ科の植物が増えてきました。
08コナスビ
サクラソウ科の多年草で、直径1cm程の小さな花を咲かせます。果実はナスには全く似ていません。地面にへばりつくように生えているので踏みそうになりました。
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08コナスビ
サクラソウ科の多年草で、直径1cm程の小さな花を咲かせます。果実はナスには全く似ていません。地面にへばりつくように生えているので踏みそうになりました。
09オカトラノオ
サクラソウ科の多年草で、花穂が垂れ下がります。よく似たノジトラノオはもっと葉が細く、茎に毛がたくさん生えています。稜線上ではこの花がもっともたくさん見られました。写真上部中央はキタヒメヒラタアブだろうと思います。
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09オカトラノオ
サクラソウ科の多年草で、花穂が垂れ下がります。よく似たノジトラノオはもっと葉が細く、茎に毛がたくさん生えています。稜線上ではこの花がもっともたくさん見られました。写真上部中央はキタヒメヒラタアブだろうと思います。
10ピーク868mの登り
ここから、無名のピークがたくさん出てきます。しかも、どのピークも景観を楽しむことができます。どこを見ても鮮やかな緑色がきれいです。この撮影地点のある小ピークから歩きながら動画を撮っています。
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10ピーク868mの登り
ここから、無名のピークがたくさん出てきます。しかも、どのピークも景観を楽しむことができます。どこを見ても鮮やかな緑色がきれいです。この撮影地点のある小ピークから歩きながら動画を撮っています。
11ピーク868m北尾根
篭山一帯はどの尾根も低い草木しか生えておらず、山の形がはっきりとし、読図がしやすいです。
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11ピーク868m北尾根
篭山一帯はどの尾根も低い草木しか生えておらず、山の形がはっきりとし、読図がしやすいです。
12ホタルブクロ
キキョウ科の多年草で、西日本では白い花が多いそうです。萼と萼の間の副萼片が反り返っていることで、よく似たヤマホタルブクロと区別できます。数は比較的少なかったので、これからが見頃でしょうか。
12ホタルブクロ
キキョウ科の多年草で、西日本では白い花が多いそうです。萼と萼の間の副萼片が反り返っていることで、よく似たヤマホタルブクロと区別できます。数は比較的少なかったので、これからが見頃でしょうか。
13カワラナデシコ
ナデシコ科の多年草で河原だけではなく、このような山地にも生えます。稜線上で何度も見かけました。
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13カワラナデシコ
ナデシコ科の多年草で河原だけではなく、このような山地にも生えます。稜線上で何度も見かけました。
14ノアザミ
アザミの仲間ではもっとも早く春から咲いています。終わった花も多かったのですが、残った花には必ずと言っていいほど蝶などが来ていました。ここを過ぎるとササが腰まで伸びており、足元が見えないこともたびたびありました。
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14ノアザミ
アザミの仲間ではもっとも早く春から咲いています。終わった花も多かったのですが、残った花には必ずと言っていいほど蝶などが来ていました。ここを過ぎるとササが腰まで伸びており、足元が見えないこともたびたびありました。
15ヘリグロチャバネセセリ♂
セセリチョウ科に属し、山地で見られます。前翅表側の縁のほうの黒っぽい部分が幅広で、その内側の黒っぽい模様が細く小さいことから判断しました。スジグロチャバネセセリとよく似ています。ノアザミの蜜を吸っていました。復路でこの西側の尾根を南下しながら動画を撮りました。
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15ヘリグロチャバネセセリ♂
セセリチョウ科に属し、山地で見られます。前翅表側の縁のほうの黒っぽい部分が幅広で、その内側の黒っぽい模様が細く小さいことから判断しました。スジグロチャバネセセリとよく似ています。ノアザミの蜜を吸っていました。復路でこの西側の尾根を南下しながら動画を撮りました。
16ヤマジノホトトギス
ユリ科の多年草で、花柱には斑点がありません。よく似たヤマホトトギスは花弁が下を向くほど反り返ります。見つけられたのは2株だけでした。
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16ヤマジノホトトギス
ユリ科の多年草で、花柱には斑点がありません。よく似たヤマホトトギスは花弁が下を向くほど反り返ります。見つけられたのは2株だけでした。
17ヒョウモンエダシャク
シャクガ科に属し、幼虫はツツジ科の植物を食べます。 アセビの毒素をためこむことで天敵に食べられないようにしているそうです。蛾にしてはなかなかきれいです。
17ヒョウモンエダシャク
シャクガ科に属し、幼虫はツツジ科の植物を食べます。 アセビの毒素をためこむことで天敵に食べられないようにしているそうです。蛾にしてはなかなかきれいです。
18篭山中田&惣地コース分岐
やっと頂上まで640m地点まで来ました。ここを左折(南下)すると、惣地(そうち)コースとなります。ヤブコギの可能性が高いので下りで利用するのもやめましたが、この時期は中田コースもたいして変わらないかもしれません。
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18篭山中田&惣地コース分岐
やっと頂上まで640m地点まで来ました。ここを左折(南下)すると、惣地(そうち)コースとなります。ヤブコギの可能性が高いので下りで利用するのもやめましたが、この時期は中田コースもたいして変わらないかもしれません。
19コキマダラセセリ♂
後翅の白い斑紋があまりはっきりしないのでオスだろうと思います。セセリチョウ科の蝶は黒いつぶらな瞳がキュートです。正面顔はウサギのようでさらにキュートです。
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19コキマダラセセリ♂
後翅の白い斑紋があまりはっきりしないのでオスだろうと思います。セセリチョウ科の蝶は黒いつぶらな瞳がキュートです。正面顔はウサギのようでさらにキュートです。
20無線塔(電波反射板)
この無線塔が設置されている所も小ピークとなっており、休憩し景観を楽しむことができます。頂上まであと400mです。
20無線塔(電波反射板)
この無線塔が設置されている所も小ピークとなっており、休憩し景観を楽しむことができます。頂上まであと400mです。
21ヤマウラギンヒョウモン♀
ウラギンヒョウモンは厳密には3種類あり、動画に映っていた前翅の縁の角度からヤマウラギンヒョウモンだろうと判断しました。8月には一度姿を消し(夏眠している?)ようで、9月頃再び活動します。幼虫の食草はスミレ類ですが、成虫はノアザミが好物のようです。この周辺にノアザミがたくさん咲いていました。
21ヤマウラギンヒョウモン♀
ウラギンヒョウモンは厳密には3種類あり、動画に映っていた前翅の縁の角度からヤマウラギンヒョウモンだろうと判断しました。8月には一度姿を消し(夏眠している?)ようで、9月頃再び活動します。幼虫の食草はスミレ類ですが、成虫はノアザミが好物のようです。この周辺にノアザミがたくさん咲いていました。
22ヤマウラギンヒョウモン♀
後翅裏面の模様が白っぽく見えるので、ウラギンヒョウモンであることがすぐに判別できます。ヒョウモンチョウは裏側を見た方が区別しやすいです。滑りやすそうな黒土からクマザサの間を抜ける道に入ります。
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22ヤマウラギンヒョウモン♀
後翅裏面の模様が白っぽく見えるので、ウラギンヒョウモンであることがすぐに判別できます。ヒョウモンチョウは裏側を見た方が区別しやすいです。滑りやすそうな黒土からクマザサの間を抜ける道に入ります。
23篭山頂上
標高905.5mの篭山(かごやま)ピークです。三角点もあります。頂上からはパノラマ展望を楽しむことができるので動画も撮りました。
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23篭山頂上
標高905.5mの篭山(かごやま)ピークです。三角点もあります。頂上からはパノラマ展望を楽しむことができるので動画も撮りました。
24頂上から東景観
先ほど登ってきた東尾根や無線塔が見えます。無線塔の奥の方には牛臥(うしぶせ)山、さらにその奥には東山や沖ノ山なども見えます。
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24頂上から東景観
先ほど登ってきた東尾根や無線塔が見えます。無線塔の奥の方には牛臥(うしぶせ)山、さらにその奥には東山や沖ノ山なども見えます。
25頂上から北東景観
手前に見えている尾根は鳥取市と智頭町の境界尾根です。その後方には洗足山(せんぞくさん)、さらにその右後方には扇ノ山が見えます。
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25頂上から北東景観
手前に見えている尾根は鳥取市と智頭町の境界尾根です。その後方には洗足山(せんぞくさん)、さらにその右後方には扇ノ山が見えます。
26頂上から北景観
北方向には鳥取市用瀬(もちがせ)町が展望できます。同町内の愛宕山、三角山、洗足山と連なる山々は用瀬アルプスと呼ばれています。
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26頂上から北景観
北方向には鳥取市用瀬(もちがせ)町が展望できます。同町内の愛宕山、三角山、洗足山と連なる山々は用瀬アルプスと呼ばれています。
27頂上から西景観
手前には篭山の西尾根が見えます。向こう側に水平に広がっている稜線は岡山県(津山市)と鳥取県(智頭町)の境です。
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27頂上から西景観
手前には篭山の西尾根が見えます。向こう側に水平に広がっている稜線は岡山県(津山市)と鳥取県(智頭町)の境です。
28頂上から南西景観
手前の頂上が尖った山は桜尾山です。その向こうの尖った山は広戸仙(ひろとせん)です。ここからしばらく来た道を引き返します。
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28頂上から南西景観
手前の頂上が尖った山は桜尾山です。その向こうの尖った山は広戸仙(ひろとせん)です。ここからしばらく来た道を引き返します。
29那岐山&滝山&広戸仙
篭山頂上からよりも近くはっきり見えました。奥の方には岡山県と兵庫県と鳥取県の境にある那岐山(なぎさん)、滝山、広戸仙が見えます。手前右には桜尾山が見えます。動画にも撮ってみました。
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29那岐山&滝山&広戸仙
篭山頂上からよりも近くはっきり見えました。奥の方には岡山県と兵庫県と鳥取県の境にある那岐山(なぎさん)、滝山、広戸仙が見えます。手前右には桜尾山が見えます。動画にも撮ってみました。
30キアゲハ
オスは開けた山頂部で占有行動をとります。前翅表側の付け根が黒くなっているので、ナミアゲハと見分けることができます。動画の最後に映っているのはこの周辺です。
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30キアゲハ
オスは開けた山頂部で占有行動をとります。前翅表側の付け根が黒くなっているので、ナミアゲハと見分けることができます。動画の最後に映っているのはこの周辺です。
31稜線から北東景観
すぐ北東にある小ピークも緑色がきれいです。稜線上、どこを歩いてもパノラマ展望が広がります。
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31稜線から北東景観
すぐ北東にある小ピークも緑色がきれいです。稜線上、どこを歩いてもパノラマ展望が広がります。
32ツマグロヒョウモン♂
後翅表側の縁が黒くなっているので、他のヒョウモンチョウと見分けられます。メスは前翅表側の端が黒いのでオスとメスの区別がつきやすいです。うちの庭ではパンジーやアリアケスミレの周辺ですくすくと育っています。
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32ツマグロヒョウモン♂
後翅表側の縁が黒くなっているので、他のヒョウモンチョウと見分けられます。メスは前翅表側の端が黒いのでオスとメスの区別がつきやすいです。うちの庭ではパンジーやアリアケスミレの周辺ですくすくと育っています。
33稜線から北北東景観
手前の尖った山は三角(みすみ)山です。頂上には猿田彦を祀った本殿があり、用瀬(もちがせ)の集落が一望でき、現在も多くの方が参詣しています。その後方には鳥取放牧場風力発電所が見えます。稜線合流点<写真07>から西に直進し、クマザサの間の細道を進みました。
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33稜線から北北東景観
手前の尖った山は三角(みすみ)山です。頂上には猿田彦を祀った本殿があり、用瀬(もちがせ)の集落が一望でき、現在も多くの方が参詣しています。その後方には鳥取放牧場風力発電所が見えます。稜線合流点<写真07>から西に直進し、クマザサの間の細道を進みました。
34シオカラトンボ♀
シオカラトンボとは、成熟して水色になったオスにつけられた名前で、茶色いメスは俗にムギワラトンボと呼ばれています。オスも未成熟な間は、メスと同じような体色をしています。ここを過ぎると草が茂って足元が見えにくくなりました。
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34シオカラトンボ♀
シオカラトンボとは、成熟して水色になったオスにつけられた名前で、茶色いメスは俗にムギワラトンボと呼ばれています。オスも未成熟な間は、メスと同じような体色をしています。ここを過ぎると草が茂って足元が見えにくくなりました。
35ヤマツツジ
通常は6月頃に花期を終えますが、7月になってもまだ頑張って咲き続けていました。
35ヤマツツジ
通常は6月頃に花期を終えますが、7月になってもまだ頑張って咲き続けていました。
36標高699.3m三角点
点名「市之瀬」です。草に隠れているので、注意して見ないと見落としてしまいます。
36標高699.3m三角点
点名「市之瀬」です。草に隠れているので、注意して見ないと見落としてしまいます。
37智頭町景観
三角点<写真36>の頂上から智頭町が一望できます。牛臥(うしぶせ)山や千代(せんだい)川、千代川の高い位置に架かる智頭高架橋などが見えます。ここを過ぎると短い草の細道で、腰まで草が伸びたところを過ぎると、クリの木のある標高650m登り分岐<写真06>に出ました。往路では濡れていた粘土の道は少し乾いていましたが、まだ滑るので端を通りました。もう大丈夫だろうと思い、少し中央寄りに出ると、案の定、滑って泥だらけになりました。
 
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37智頭町景観
三角点<写真36>の頂上から智頭町が一望できます。牛臥(うしぶせ)山や千代(せんだい)川、千代川の高い位置に架かる智頭高架橋などが見えます。ここを過ぎると短い草の細道で、腰まで草が伸びたところを過ぎると、クリの木のある標高650m登り分岐<写真06>に出ました。往路では濡れていた粘土の道は少し乾いていましたが、まだ滑るので端を通りました。もう大丈夫だろうと思い、少し中央寄りに出ると、案の定、滑って泥だらけになりました。
 

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー 地形図 コンパス ファスナー付クリアーファイル 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 こんなに景観を楽しめる山は久しぶりです。およそ2時間ほど稜線を歩くのが楽しいと感じました。三つの県(兵庫県、岡山県、鳥取県)の境近くにあるので、それぞれの県の代表的な山を眺望できます。もっと澄んでいれば、大山(だいせん)、氷ノ山、後山などそれぞれの県を代表する最高峰もはっきりと見えるポジションにあります。秋晴れの日に訪れると最高のロケーションとなりうるでしょう。もちろん、今回の夏山も写真で紹介しているように、魅力的な山容でした。毎年9月下旬には50名ほどの人が集まり、この山でトレッキング大会が実施されるようです。
 7月にしては思ったよりも花が咲いていました。また蝶も多数飛んでおり、なぜかノアザミがどの蝶からも好かれているのが印象的でした。
 暑い日に日影の少ないかつ、沢もないこのコースを歩くので、2人合わせてスポーツドリンク2リットルとお茶1リットルを持っていきました。傾斜が緩やかなところばかりで、体力的にはそんなに消耗していなかったのですが、やはり30度を超える暑さは脱水症状を引き起こす要因となりますので、こまめに水分&ミネラル補給をしました。特に年齢を重ねるごとに体のセンサーが鈍感となり、症状が出たときは一大事となっていることもありますので、注意が必要です。帰宅時には思った以上に疲れていました。
 歩いていると、バッタやキリギリスの幼虫がたくさん逃げていきました。幼い蛇も踏みかけました。足元が見えないところでは植物もたくさん踏んだことでしょう。山の皆さんごめんなさい。皆さんの成長と子孫繁栄をお祈りします。またいつかお邪魔しに行きたいと思いますので、よろしくお願いします。



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