上ホロカメットク山(撤退)・三段山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 518m
- 下り
- 518m
コースタイム
天候 | 曇り(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
時々「スポーツクライミングジム十勝」に行っては遊ばせてもらっているが、そこでヨガ教室が開催された。
半年限定開催、月に一回のサイクルで今月が最後の教室となった。
私は先月が最初でなんだか良くできなかったので先月は二日連続で通ったが、もう最後となってしまった。ちょっと残念である。
私はヨガをやると、とにかく筋肉のこわばりがよく取れるので教室終了後はすごく眠くなる。
まっすぐ所属山岳会の月例会山行に行くつもりだったのだが、今月も眠気に襲われハンドルを握るだけでまぶたが下がってくる。
ジムから上富良野への直行を諦めて仮眠を自宅でとって深夜0時半に出発。それでも眠くて休み休み車を転がしていくと着いたのが朝の6時半である。
上ホロカメットク山で開催された12月例会山行はD尾根・OP尾根・北西稜にパーティが分かれての集中登山。
私は正月にピリカヌプリを狙っているので、細尾根踏破訓練を兼ねてOP尾根パーティに入れてもらう。
凌雲閣の駐車場に到着してとにかく慌てて準備をしていたのだが、最後に車の鍵を抜き取ろうとしたらエンジンキーの鍵穴に差してあるはずの鍵がない。
無意識に抜いたらしく、あらゆるポケットをまさぐったが無い。
遅刻した上に更に鍵を探すための時間を食わせるわけにもいかず、そんな事情は黙って歩き出した。
心配事を心にため込んでもやもやした中、新調のスノーシューの歩行訓練も兼ねているのだが心が弾まない。
安政火口からパーティはアイゼン・ピッケルに切り替える。
リーダーは、積雪期の利尻岳を狙っていることもあって、急斜面でのスノーシューの効きを試すために稜線まで登っていったが、私はすぐにアイゼンピッケルに切り替えた。
稜線直下だけが雪が吹き溜まっていて後は雪も少なくガケ尾根は問題なく進む。
ガケ尾根の横の弱い沢型を見る限り雪は昨年より少ない。
稜線はガスで視界全くなし。歩くにも特に問題なし。なんとなく三段山頂上に着き、OP尾根に向かって進む。
先行者のトレースがあったが途中で消えてしまった。
更に明瞭な尾根が見つからずコンパスを確認するものの、足下がもろくて危険だと判断した。
堅いクラスとしたバーンの上に新雪が乗っていて、足を踏み入れると薄い層ながら亀裂がパリパリと入って崩れ落ちるのである。
一瞬だけガスが切れて上ホロカメットク山に連なる尾根が見えたのだが、あっという間に視界から消えた。当たりをつけてその付近に行ってもやはりルートが分からない。
登ったり下がったりトラバースしたり、しばし斜面をさまようことになったがリーダーからこれアタックを中止して撤退の判断が下された。この判断は私も全く正しかったと思う。
後は三段山頂上に戻って元来たルートを引き返すだけである。
スキーのデポ地点で履き替えなどをしていたら、D尾根パーティも降りてきて合流した。
D尾根パーティも上富良野岳の手前で撤退してきたとのこと。
3時過ぎに下山して凌雲閣で落ち合った北西稜パーティ(ミックスクライミング)もガスに巻かれて大変苦戦したらしい。
さて、帰って車の鍵の一件を話すと大騒ぎになってしまった。小一時間探すとfumfumさんが見つけてくれて一件落着したが、なんかすごい貸しを所属山岳会に作ってしまった。
そろそろボケも始まったし隠居・引退かな?(苦笑)
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