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Yamareco

記録ID: 916720
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沢登り
奥多摩・高尾

奥多摩 倉沢谷本谷 深い釜の美渓で泳ぐ!

2016年07月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
yamamossan その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:40
距離
10.4km
登り
699m
下り
706m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:31
休憩
0:05
合計
5:36
9:28
2
15:04
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥多摩から日原林道を進み、倉沢橋を渡ってすぐに右折し、林道倉沢線に入った所に2〜3台の駐車スペースが有ります。駐車の際には転回余地を残して駐車しましょう。

さらに奥に2〜3台程の駐車スペースが有りますが、キャニオニングツアーのバンが入って来るので、ここも転回余地を残しましょう。

さらに奥へも進入でき駐車スペースもチョコチョコ有りますが、4駆の車高の高い車でないと腹を擦る可能性があります。

車でのアプローチでは時間に寄って駐車スペースが空いていない場合が有ります。予備計画で水根沢谷等への転進も視野に入れておくと良いかと思います。

バスでのアプローチなら駐車場問題は回避できます。倉沢BS下車、徒歩5分程度で入渓できます。
コース状況/
危険箇所等
滝の名称に関して個人的に使っている名称で記載していますので、ガイド本等との記載とは異なる事が有ります。

入渓点は従来、駐車スペースからカーブミラー2個目でガードレールを跨ぎ、沢へ降りていました。部分部分でやや悪くゴミが散乱して気分の良いルートではありません。

キャニオニングツアーで使用している踏み跡が、ミラー4個目の先の切り通しに有り、この踏み跡を辿れば安全に最初の核心滝手前に降りられます。

深い釜の2段5m滝は、2015年シーズンまでは水流左側に残置ピトンとスリングが有り、ピトンに足を掛けて左側から越える事が出来ました。今回の遡行時にはスリング、残置ピトン共に確認できなかったので右から越えました。巻く場合は左岸から容易に巻けます。

林道倉沢線が並走しているので脱渓はどこでも可能ですが、石積み橋のトンネルの先から林道に上がる踏み跡があります。個人的には少し先の倉沢鍾乳洞の橋の跡、右岸の階段からが楽に林道に戻れてお勧めです。
入渓後最初の核心、深い釜の小滝。左岸沿いに泳いで水流右から取り付きます。
2016年07月10日 09:54撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 9:54
入渓後最初の核心、深い釜の小滝。左岸沿いに泳いで水流右から取り付きます。
今まで嫁さんは登れませんでしたが、今回はナンと一発クリア!
2016年07月10日 09:55撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 9:55
今まで嫁さんは登れませんでしたが、今回はナンと一発クリア!
深い釜の小滝を見下ろし。登れなくても右岸から簡単に巻けます。
2016年07月10日 10:01撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 10:01
深い釜の小滝を見下ろし。登れなくても右岸から簡単に巻けます。
天気が良くて最高の沢日和です。
2016年07月10日 10:03撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 10:03
天気が良くて最高の沢日和です。
この沢は深い釜が多く、ずぶ濡れになります。乾く暇無しです。
2016年07月10日 10:04撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 10:04
この沢は深い釜が多く、ずぶ濡れになります。乾く暇無しです。
次の核心、深い釜の2段5m滝。泳いで滝の左側に取り付き、水線ギリ上のスタンスに立ち上がります。残置ピトンにスリングのお助けアリの筈が…。
2016年07月10日 10:07撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 10:07
次の核心、深い釜の2段5m滝。泳いで滝の左側に取り付き、水線ギリ上のスタンスに立ち上がります。残置ピトンにスリングのお助けアリの筈が…。
残置ピトンが無くなってるので右からトライ!落ち口がスメア勝負で微妙でしたが何とか登れました。
2016年07月10日 10:08撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 10:08
残置ピトンが無くなってるので右からトライ!落ち口がスメア勝負で微妙でしたが何とか登れました。
嫁さんを確保する為ピトンで支点を作りました。セルフにはイージーデイジーを使用。ケチなのでもちろん使用後のピトンは回収〜。
2016年07月10日 10:28撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 10:28
嫁さんを確保する為ピトンで支点を作りました。セルフにはイージーデイジーを使用。ケチなのでもちろん使用後のピトンは回収〜。
下段を登る嫁さん。
2016年07月10日 10:31撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 10:31
下段を登る嫁さん。
上段はフリーで越えられました。
2016年07月10日 10:37撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 10:37
上段はフリーで越えられました。
大曲の斜滝はザブザブ取り付いて流芯を越えます。
2016年07月10日 10:39撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 10:39
大曲の斜滝はザブザブ取り付いて流芯を越えます。
大曲の斜滝を見下ろし。
2016年07月10日 10:42撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 10:42
大曲の斜滝を見下ろし。
泳ぎたくなる渓相ですが水は冷たく、調子に乗って浸かりまくると寒すぎて後悔します。
2016年07月10日 10:57撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 10:57
泳ぎたくなる渓相ですが水は冷たく、調子に乗って浸かりまくると寒すぎて後悔します。
山の緑とのコントラストも素晴らしい。
2016年07月10日 11:06撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 11:06
山の緑とのコントラストも素晴らしい。
滝と釜が交互に現れます。
2016年07月10日 11:08撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 11:08
滝と釜が交互に現れます。
ゴロゴロ岩の滝。岩から岩へ渡って超えます。
2016年07月10日 11:14撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 11:14
ゴロゴロ岩の滝。岩から岩へ渡って超えます。
大岩に挟まれた深い釜のCS滝。泳いで右の大岩から越えます。
2016年07月10日 11:19撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 11:19
大岩に挟まれた深い釜のCS滝。泳いで右の大岩から越えます。
おとなしい感じの流れになる場所も有り、色んな表情が楽しめます。
2016年07月10日 11:27撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 11:27
おとなしい感じの流れになる場所も有り、色んな表情が楽しめます。
ある程度を越えるサイズの滝は、大体が釜とセットになっています。
2016年07月10日 11:33撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 11:33
ある程度を越えるサイズの滝は、大体が釜とセットになっています。
この滝は右から水流際を越えるのが容易。
2016年07月10日 11:35撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 11:35
この滝は右から水流際を越えるのが容易。
ザブザブ〜。もう何回浸かったか憶えて無いほどザブザブ〜。
2016年07月10日 11:40撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 11:40
ザブザブ〜。もう何回浸かったか憶えて無いほどザブザブ〜。
3mくの字滝。釜も深いし左岸に残置ハーケンとスリングが見えてヘツりたくなりますが、滝に近づくと立てる水深になり水流の中を登れます。
2016年07月10日 11:54撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 11:54
3mくの字滝。釜も深いし左岸に残置ハーケンとスリングが見えてヘツりたくなりますが、滝に近づくと立てる水深になり水流の中を登れます。
3mくの字滝。突っ張ってみたりして越えます。
2016年07月10日 11:54撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 11:54
3mくの字滝。突っ張ってみたりして越えます。
3mくの字滝、見下ろし写真がカッコイイ滝です。
2016年07月10日 11:58撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 11:58
3mくの字滝、見下ろし写真がカッコイイ滝です。
3mくの字滝の先は暫く平凡な感じになります。
2016年07月10日 12:26撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 12:26
3mくの字滝の先は暫く平凡な感じになります。
標高587m辺りで流れ込む支流に掛かる橋。
2016年07月10日 12:32撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 12:32
標高587m辺りで流れ込む支流に掛かる橋。
何か祀られていても不思議でない存在感の大岩。
2016年07月10日 12:47撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 12:47
何か祀られていても不思議でない存在感の大岩。
この滝は釜を左からザブザブ行って水流を越えます。
2016年07月10日 12:54撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 12:54
この滝は釜を左からザブザブ行って水流を越えます。
大釜のまんじゅう岩滝。釜は巨大で全く背が立ちません。左岸沿いに釜を泳ぎ、右の凹角状から登りました。
2016年07月10日 12:56撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 12:56
大釜のまんじゅう岩滝。釜は巨大で全く背が立ちません。左岸沿いに釜を泳ぎ、右の凹角状から登りました。
ここも核心、臭い水ボルダーの3m滝。泳いで右の水線ギリ上に立ち、スメアを効かせて登ります。
2016年07月10日 13:02撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 13:02
ここも核心、臭い水ボルダーの3m滝。泳いで右の水線ギリ上に立ち、スメアを効かせて登ります。
嫁さんは寸が足らないのでホールドに届かない!確保です。
2016年07月10日 13:09撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 13:09
嫁さんは寸が足らないのでホールドに届かない!確保です。
潜る滝。素直に潜ります。
2016年07月10日 13:25撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 13:25
潜る滝。素直に潜ります。
潜る滝を見下ろし。
2016年07月10日 13:26撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 13:26
潜る滝を見下ろし。
左岸大岩6m滝。大岩の基部を巻き気味に越えるのが容易ですが、右水流際を登りました。
2016年07月10日 13:30撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 13:30
左岸大岩6m滝。大岩の基部を巻き気味に越えるのが容易ですが、右水流際を登りました。
嫁さんを確保中。お助け6.5mm15m大活躍です。
2016年07月10日 13:39撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 13:39
嫁さんを確保中。お助け6.5mm15m大活躍です。
そろそろ最後の方、6m2段連瀑。
2016年07月10日 13:46撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 13:46
そろそろ最後の方、6m2段連瀑。
1段目。冷たいけど容易。
2016年07月10日 13:47撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 13:47
1段目。冷たいけど容易。
2段目も容易ですが、例に寄って釜が有るのでさらに冷たいです。
2016年07月10日 13:50撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 13:50
2段目も容易ですが、例に寄って釜が有るのでさらに冷たいです。
石積み橋のトンネル手前の滝。色々見てみたけど、やっぱり登れないので右から巻き気味に越えました。
2016年07月10日 13:52撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 13:52
石積み橋のトンネル手前の滝。色々見てみたけど、やっぱり登れないので右から巻き気味に越えました。
石積み橋のトンネル。潜れ〜。
2016年07月10日 14:00撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 14:00
石積み橋のトンネル。潜れ〜。
水の流れるトンネル。冒険心が刺激されます。
2016年07月10日 14:01撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 14:01
水の流れるトンネル。冒険心が刺激されます。
その先の右岸大岩を回り込んだところに倉沢鍾乳洞の橋の跡。階段があるので楽に林道に戻れます。
2016年07月10日 14:11撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
7/10 14:11
その先の右岸大岩を回り込んだところに倉沢鍾乳洞の橋の跡。階段があるので楽に林道に戻れます。
帰りに入渓点を検証。今まで駐車スペースからカーブミラー2個目で降りていたけど、ミラー4個目の先の切り通しに楽な踏み跡があり、最初の核心滝手前に降りられることを発見しました。
2016年07月10日 15:00撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 15:00
帰りに入渓点を検証。今まで駐車スペースからカーブミラー2個目で降りていたけど、ミラー4個目の先の切り通しに楽な踏み跡があり、最初の核心滝手前に降りられることを発見しました。
御岳のマウンガで中古山道具の買い取り代金を受け取り帰宅しました。お疲れ様でした〜。
2016年07月10日 16:12撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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7/10 16:12
御岳のマウンガで中古山道具の買い取り代金を受け取り帰宅しました。お疲れ様でした〜。

感想

天気も良くて沢日和の日曜。御岳のマウンガで中古山道具の買取査定をお願いして、待ちの時間で倉沢谷本谷へ。

毎シーズン入渓する定番の泳ぎ沢だけど、今回は天候に恵まれて美しい渓相を楽しむ事が出来ました。少し遅めにスタートした方が陽光が差し込んで良いのかも?

今日は暖かいと調子に乗って水に浸かりすぎたので、後半はやはりのカッパ着用でした。それでも日光で暖まりつつ遡行できたので、今まで寒い思いしかない倉沢谷ではラッキーだったと思います。

沢からの帰りにマウンガに寄って買い取り代金を受け取り、財布も少しだけ暖かくなりました。

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