ヌタハラ谷遡行
- GPS
- 09:56
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,423m
- 下り
- 1,424m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夫婦の滝の一段目、二段目の巻きでそれぞれザイルを出す。 一段目は右岸の岩壁で1ピッチ、微妙なのは出足のみ。 二段目は左岸の岩壁から灌木帯に入り、微尾根に乗って一本微沢を跨いで落ち口方面へ行くと踏み跡にでる。最初で2ピッチ出す。 |
写真
感想
三連休は二泊三日で黒蔵谷の予定だったが日曜の天気が雨という最悪の展開で日帰り沢へ。
台高の秀渓と名高いヌタハラ谷へ。去年台風で流れて以来のリベンジ。
閣下のアルファロメオで新名神を快走し、道の駅でお馴染みの小?宴会を開催して沈。
翌朝起きてみると天気はよさそうだ。
微妙に底をすりながら入渓点まで。準備していると後ろからもう1パーティやってきた。さすが人気沢。
最初は入口のゴルジュを横目に右岸の踏み跡を歩き適当に入渓。
すぐに釜持ちの滝が迎えてくれる。早速入水の儀。気持ちいいー!
この滝は適当に右岸のチムニーから登る。
続いて二段の滝。一段目は簡単に直登し、二段目は右岸から軽く巻く。
その後もいくつか簾状だったり美しい滝が続くがどれも問題なく登れる。
倒木を利用して登るものもあった。
ゴルジュ地形が終わると開けた河原となるが、左岸が大崩壊して土砂や倒木が流出している。
2010年のトポにはないのでここ数年の出来事なのだろう。
崩壊地を見送ると30mの滝が迎えてくれる。どうやら夫婦滝のようだ。
沢ぼんでは左岸となっているが、右岸の岩壁を一段目上がって滝身近くを登るのが楽そうだ。
I村さんがロープを引いていく。出足のちょっと立っているところがムーブ大きめ、テラスの上からはなんも。ただし、落石は注意。
滝上に一段降りるところは少し慎重に降りる。
2mくらいの小滝を越えるとどどーんっと50mの滝が現れる。夫婦滝の二段目だ。
こんな大きな滝は久しぶり。女性的な滝で迫力と美しさを兼ね備えている。
ひとしきり堪能して巻きに取りかかる。
ちょっと戻った左岸のガレを少し登ると岩壁にぶち当たる。
灌木混じりの岩壁をロープを出して登る。
30m2ピッチで微尾根上に出るので、そこから踏跡を辿って微沢跨ぎつつトラバース気味に登っていくとよりしっかりした杣道に出るので、それを利用して滝上へ。
沢身戻るところは木掴みながらいけば問題ない。
何だかんだで時間はかかったが、ベターなルート取りができたと思う。
その後もいくつか滝が出てくる。巻きでも直登でもいけるが登ったほうが楽しい。
ちょっとした段差も岩盤質でいい渓相が続く。
そんなこんなで進んでいくとこれまた大きな不動の滝が迎えてくれる。
水量はそこそこだが美しい直瀑。
しかも、二段目は裏側に入ることができる。
沢上谷ほどではないがなかなかいい眺め。上から降り注ぐ滝の飛沫を全身で味わう。
巻きは左岸から大きく巻く。わりかししっかりとした踏み跡をだった。
その後、大きな二股などを確認したりしながら歩いていくとV字の綺麗なナメを経てコウセ滝、ネコ滝と続く。
コウセ谷は適当に登り、ネコ滝は左岸から巻く。なにがネコなのかわからなかった。2個の滝がなまった説が一番それっぽい。
そして最後の大きな滝であるアザミ滝。水量は少ないが高さは十分。最後の行水をする。
この滝の巻きは右岸からだが、入っているルンゼ地形を大分上部まで詰めてから、右手の尾根をのっこす形。上の6mの滝まで一緒に巻いてしまったようだ。
本当は桧塚と桧塚奥峰の間のコルに詰め上がる沢を詰めるつもりだったが、本谷を詰めてします。
しかし、源頭部の草原帯はとても綺麗。ここにきて天気も回復し最高だ。
思い思いに歩いて稜線から少し上がって桧塚奥峰。
なかなか立派な看板があった。みかんゼリーを食べたりして記念撮影して下山開始。
下山路はデポ旗などもしっかりあるが、1200付近から稜線を離れるので注意。
そんなこんなで車まで戻り、温泉スメールに寄って再び新名神を快走して下山。
お疲れ様でした。
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