【初/リーダー】丹沢一美渓の「小川谷廊下」

2016年07月30日(土) [日帰り]

• GPS: 09:28
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,350m
• 下り: 1,338m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:00
• 休憩: 1:26
• 合計: 9:26

6:47 小川谷出合(白井平)
7:42 7:43 小川谷廊下
7:47 7:50 中ノ沢
8:39 8:42 ワナバ沢（罠場沢）
9:23 9:45 ヒエ畑沢
12:34 12:58 デッチ沢
15:05 15:38 西丹沢県民の森駐車場
16:11 16:11 小川谷出合(白井平)
16:13 ゴール地点

ハーケンやカム、ナッツなどのプロテクションの使い方などを練習をしていたため、だいぶのんびりと登っています。

天候

天候：晴れ
気温：登山口20℃　沢20℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

▼駐車場
玄倉林道と仲ノ沢林道を分ける分岐の先のカーブした道に3台ほど止められます。
そこから入渓点までは舗装路。
≪カーナビで設定するなら以下参照≫
【名称】丹沢湖玄倉大橋付近
【住所】神奈川県足柄上郡山北町玄倉
【電話】0465-78-34151
【案内】丹沢湖玄倉大橋付近から20分ほど奥になります。
【料金】無料
【注意】立間大橋から先は7月1日から9月末まで車両進入禁止

コース状況／危険箇所等

▼登山ポスト
特にありません。

▼クマ情報
先月熊による被害が発生しております。
クマ鈴を持参しましょう。

▼電波
接続率ドコモ　1.3%

▼コース状況
・丹沢には珍しい顕著なゴルジュ帯を持つため、雨などで急に増水するらしい。
　事前に遡行日数日前より天気を確認しときましょう。
・沢は遡行図と地形図を読みながら進めば迷う可能性は低い。
・高巻きでは、少し嫌らしいトラバースなどもある。
　初心者がいる場合、少しでも危ないと思ったら積極的にロープを出しましょう。
・下山の小川谷経路は少し荒れ気味。細いトラバースや崩落ヶ所の通過、ロープ場等
　がある。道も分かり辛いので地形図を持参しましょう。

その他周辺情報

▼温泉
口コミで人気の「信玄館」がオススメです。
【住所】神奈川県足柄上郡山北町中川577-6
【電話】0465-78-3811
【料金】1,000円
【時間】11:00〜14:00 / 15:00〜17:00
【ＨＰ】http://www.shingenkan.co.jp/
【備考】駐車場から25分

写真

穴の平橋まで行かず、手前の「西丹沢県民の森」の看板先から沢に降りました。

すぐに渡渉があったので準備し、入渓！

堰堤を梯子で越えます。

沢の水はまだまだ冷たく、
泳ぐ気は起きません。

日差しが、透明な空気をほんのりグリーンに染める。

濃溝の滝もいいが、こっちの方が僕は好きです。

F2 5mCSは濡れたくないので左岸より登りました。

2m・5mの2段滝は左岸より快適に登れます。

小川谷はフェルトよりラバーの方が登りやすいです。

木漏れ日が美しい渓内

水線を突破するも巻くも自由に選べて快適です。

直登すべく、ずぶ濡れになって果敢に攻める仲間。

ゴルジュ帯を持つため、雨などで急に増水するらしい。
遡行日数日前より天気を確認しときましょう。

残置を使うが登れず。
悔しい！

釜のある美渓が続きます。

ひょんぐりの滝は、滝の裏側を通れます。

人が多く入る沢からか、水は綺麗だが魚影はありません。

小川谷名物、大岩で休憩

フィックスロープが張ってあります。

いつまでもつのか、ちょい不安ながらゴボウで登ります。

つい数週間前にいたヒルは現われませんでしたが、
他のパーティでは被害にあったようです。

トラバースの良い練習になります。

人気の沢と聞いていましたが、遡行時間も早かったので

他パーティに出くわさず快適

石棚のゴルジュを抜けると

石棚の大滝が現れます。
二段目以降は右岸より高巻きます。

トップからロープを垂らし、仲間が挑戦するも敗退。

最後の8m滝では、「お前が行け」という仲間の視線を感じ、トップをはります。

ゴルジュハンマーの使い心地、ハーケンの打ち方、ナッツやカムデバイスの設置など教わったことを試してみます。

崩落した古代遺跡のような
堰堤をくぐると、

広く明るい沢に出ます。

東沢と出合うと遡行終了になります。

装備

備考

▼2万5000分ノ１地形図
中川

感想

iamclimber

今週末は、山岳会同期の新人同士で小川谷廊下へ。

初めてのリーダー、そして先週山岳会で軽い事故があったのもあり、絶対に怪我はできないというプレッシャーを感じ、日々遡行図や天気図を睨めっこした一週間となった。

仲間内では1番登れるのが自分だったため、
滝が現れると、当然のように「お前が行け」という視線…。
水量、苔、脆い岩など不確定要素が多い沢登りにおいて
トップをはって登っていくことは精神的に削られる…。

先輩方がいない同期だけでの沢登りは、それはそれで勉強になった1日であった。