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Yamareco

記録ID: 927564
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

会津駒ヶ岳・大津岐峠・大杉岳・御池

2016年07月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:11
距離
17.1km
登り
1,591m
下り
992m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
0:47
合計
7:00
7:11
7:11
56
8:07
8:16
13
8:29
8:34
14
8:48
8:48
73
10:01
10:01
53
10:54
11:03
45
11:48
11:48
34
12:28
12:28
5
12:49
ゴール地点
5:45駐車場-6:08登山口-8:07駒の小屋-8:29会津駒ケ岳山頂-9:57キリンテへの分岐-10:54電発避難小屋-11:48大杉岳-12:31御池バス停
天候 晴れ
終日ほぼ無風のため大変蒸し暑い
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
・テニスコート前の駐車場を利用。到着時(5:25頃)の気温19℃、出発時(14時頃)の気温30℃。トイレは利用可能できれい。駐車スペースには余裕があった。
・御池から駒ケ岳登山口まではバス利用。本数が少ないので事前に時間を確認のこと。
コース状況/
危険箇所等
駒ヶ岳登山口バス停-登山口:林道から逸れると近道の山道があるが結構急。ウォームアップとしては十分すぎるくらい。
登山口-駒の小屋-会津駒ヶ岳:登山者多く、ルートは大変明瞭。危険個所は見られない。駒の小屋から山頂までは木道が張り巡らされているが、この日は湿っていて登りも下りも大変難儀した。特に下りは要注意。

駒の小屋-大津岐峠:登山者はほとんど見かけない。標高1900m付近をを行ったり来たりで高度の変化はほとんどない。高山植物多数。

大津岐峠-電発避難小屋-大杉岳:難路。踏み跡はしっかりしているが所々で登山道脇の草などが登山道を覆っていて見づらい。やぶこぎに近いところもある。電発避難小屋は休憩適地。電発避難小屋から大杉岳の区間はこの日が特別かもしれないが、泥濘の藪こぎで始末に負えなかった。標高差が少ないのがせめてもの救い。

大杉岳-御池:普通の登山道で藪こぎも泥濘もない。登山口から少し車道を歩いて御池のバス停に達する。
登山口の木の階段
2016年07月30日 06:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
7/30 6:08
登山口の木の階段
飛んで駒の小屋手前
2016年07月30日 07:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/30 7:59
飛んで駒の小屋手前
あいにくのガスだが涼しい
2016年07月30日 08:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/30 8:01
あいにくのガスだが涼しい
2016年07月30日 08:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/30 8:01
山頂方向への分岐
2016年07月30日 08:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/30 8:07
山頂方向への分岐
駒の大池
2016年07月30日 08:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4
7/30 8:16
駒の大池
会津駒ケ岳山頂。ガスで何も見えず。
2016年07月30日 08:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
7/30 8:30
会津駒ケ岳山頂。ガスで何も見えず。
駒の小屋
2016年07月30日 08:47撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/30 8:47
駒の小屋
縦走路へ
2016年07月30日 08:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/30 8:57
縦走路へ
花2
2016年07月30日 09:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/30 9:01
花2
花3
この花はあちこちで咲いていた。
2016年07月30日 09:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/30 9:01
花3
この花はあちこちで咲いていた。
縦走路が見えた
2016年07月30日 09:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/30 9:31
縦走路が見えた
気持の良い草原
2016年07月30日 09:41撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/30 9:41
気持の良い草原
昼寝でもしたい
2016年07月30日 09:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/30 9:42
昼寝でもしたい
休憩適地
2016年07月30日 09:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/30 9:46
休憩適地
キリンテ方面への分岐
2016年07月30日 09:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/30 9:57
キリンテ方面への分岐
これでも登山道
2016年07月30日 10:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/30 10:45
これでも登山道
電発避難小屋
2016年07月30日 10:54撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/30 10:54
電発避難小屋
大杉岳。樹木多く視界なし。
2016年07月30日 11:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/30 11:48
大杉岳。樹木多く視界なし。
御池側の登山口
2016年07月30日 12:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/30 12:24
御池側の登山口
御池到着
2016年07月30日 12:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/30 12:30
御池到着
バス停
2016年07月30日 12:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/30 12:31
バス停

感想

テニスコート前の駐車場には5時30分頃に到着。日の出の早い7月のため当然あたりは既に明るい。登山口近くにも駐車スペースがあることは知っているが、今回は御池まで歩いてバスで戻ってくるためむしろ下の駐車場のほうが帰りに無駄に登らなくて済む。準備中にクルマが数台入ってくるが、上がもう一杯だったということだろう。5:45に駐車場出発。数分国道を歩いた後に林道に入る。登山地図などを見ると林道から近道があるようで今回それを利用した。が、この道案外傾斜がきつくて朝一の運動としてはけっこうきつかった。25分ほどで登山口に到着。ここからは登り返しもなくただただ登るだけ。天気は一応晴れているが風が全く止んでいて蒸し暑くてたまらない。汗だくになって登る。7月後半の週末なので登山者の姿は多いが、適度にばらけているので数珠つなぎのような状態にはならないが、それにしても暑い。休憩を1回取っただけで駒の小屋前のベンチに到着。樹林帯歩きをしていて天気がよく分からなかったが、山頂付近はガスに覆われていて眺望はほとんど得られなかった。そして相変わらずの無風状態。下から上がってくる人はみな自分を含め皆汗だくである。ベンチで小休止後に山頂へ向かう。ここから先は木道になっているがこの木道がかなり厄介。湿っていて滑りやすいことこの上ない。登りでもかなり気を遣わないとツルっと滑る。下りが思いやられたし、実際に下りは何度かスリップした。そんな厄介な木道をどうにかこなして無事会津駒ヶ岳の山頂に到着。ガスが出ていてお隣の燧ケ岳すら全く見えない。景色は見えないし先は長いのでさっさと山頂を後にする。駒の小屋まで戻り今度は右方向に折れて御池への縦走路に入る。こちらには誰も人が全然いないだろうと予想していたが、歩き始めて数名とすれ違う。後で分かったことだが、キリンテからのルートもあるのでそこから登ってきたのかもしれない。最初のうちはガスで先が良く見えなかったが時折晴れて見渡せるようになると、ほとんど高低差のないことに気付く。南アルプスの縦走路などと比べると大違い。キリンテへの分岐までは比較的良い道。お花畑もあるし、距離は少し長いけど高低差はほとんどないので楽に歩ける。が、そこから先はかなり厳しかった。まず登山道が草や笹に覆われている箇所が多い。踏み跡はあるのでロストするようなことはなかったが、かき分けて歩くのでペースは上がらない。時折ガスが晴れて梅雨明け後の夏空が広がると標高2000メートルとはいえ暑くてたまらない。下草にたっぷり露がついているところがあってそこを何度も突っ切ったら靴の中に水が浸水してきた。今日は標高差が少ないが距離が長いのでローカットのトレッキングシューズを履いてきたのだが、ゴアテックスの入っていないもののため、水にはからきし弱かったのだ。雨は一滴も降ってはいないけど靴のなかがびしょ濡れという稀有な状態で歩き続ける。藪が多いので休憩できる箇所も限られるが、電発避難小屋付近は唯一休めるところだった。ここで水分と栄養を補給して歩行再開。だがここから大杉岳までが最も困難な区間だった。この日が特別だったのかもしれないが、藪こぎの上に登山道が田んぼ状態になっている箇所が多数あった。ローカットでしかもゴアが入っていないからあっという間に今度は泥水が靴の中に浸水。しかも田んぼは延々続くので泥水の浸水も何度も。さすがに泣きが入るが先に進むしかない。もう靴の中は豪雨の中を歩いた時と変わらない状況だった。空は晴れているのに、、、。木立が生い茂り見通しが効かない大杉岳を過ぎるとようやくまともな登山道があらわれて藪こぎと泥濘から解放された。正直この区間はもう二度と歩く気がしない。大杉岳からは一気に400メートルほど下って車道にぶつかる。そこから少し歩いてゴールの御池に到着。行動時間としては7時間以下で大して長くはないが、藪や泥に悩まされたおかげで大変長く感じた。御池のバス停にはありがたいことに登山者の靴を洗うスペースがあって田植えの後のようになったシューズを洗うことができた。次にローカットを買うときは絶対にゴアテックスにする。バス停で30分ほど待って13:10のバスに乗車、駐車場には13:40頃に戻る。後片付けをして14時頃に出発、30分もするとあたりが真っ暗になってきて大粒の雨が落ちてきた。早めに下りてこられて良かった。藪・泥・豪雨を1日で体験できるまたとない機会だったかもしれないが。

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